プロ野球浪漫派宣言

【2016ドラフト中間振り返り(前篇)】清宮のプロ志望で注目。各球団1位入札志向。育成志向のソフトバンク。

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さて、清宮選手の動向がプロ志望であることが、明らかになりました。 2017ドラフトの最大のポイントが明確になったことで、各球団のドラフト動向もはっきりしてくるでしょう。

そこで、ちょっと早いですが昨年のドラフトを振り返って、1位選手の評価とともに、各球団の1位入札の志向を考察してみます。 選手の評価は、9月22日時点の成績を基に、投手は投球回数と防御率。野手は塁打数を基本に評価します。 尚、まだ1年しか経っていないので、選手の評価は「ポジティブ(活躍済み又は活躍する強い兆候が見える)」と「ニュートラル(まだまだこれから)」の2段階にしておきたいと思います。 大卒でも東浜のように4年目にブレイクと言う例もありますので。


<2016年ドラフトの前評判>


さて、2016年のドラフトは「大学生投手が豊作」という前評判でした。 田中投手が目玉。 対抗馬が佐々木投手。 玄人好みとして柳投手。 という感じでしょうか。
丁度、今年に例えるなら
田中=清宮 佐々木=中村 柳=安田

のような位置づけですね。

また、大谷や藤浪・鈴木誠也など優秀な世代と同じ世代の選手が大学卒業を迎えるという年でもありました。 これは2010年と酷似しています。 2010年も、マー君やマエケン、坂本ら所謂、「ハンカチ世代」と同じ世代の選手が大学卒業を迎えるという年で、「大学生投手が豊作」という前評判でした。 ただ、2010年は全12球団が大学生投手に入札しましたが、大学生投手に入札した7球団とそれ以外の5球団に2016年は対応が分かれました。
大学生投手に入札した7球団はさらに、田中派5球団、柳派2球団に分かれました。

<大学生の抽選には強いソフトバンク>


田中投手を当てたのはソフトバンクでした。 田中投手については、記事 『【ドラフト1位候補のリスク評価】田中正義投手を1位指名するリスクは何か』で取り上げたように制球・故障のリスクがあるので”即戦力投手”としては難しかったですね。 投球回数はゼロです。 評価「ニュートラル(まだまだこれから)」。 まあ、ソフトバンク自体はどちらかというと、”即戦力投手”が欲しいと言うよりは、将来のエースとしてのスケール感を買ったのでしょう。 なぜなら、それまで3年連続高校生投手を入札してきて、ドラフトで即戦力投手を欲しがる志向は見えないですからね。 統一ドラフト後、1回目から高校生への入札が9回中6回と12球団で一番多い(楽天、ヤクルトと同順位)ですしね。 ただ、ポスティングは認めない球団です。 王会長が指名を明言したらしいですが、実際に清宮を入札するかどうかは「微妙」ですね。 ソフトバンクはメジャーへの対抗心が強いので、早期のメジャー行を認めるかどうか。

<中日は柳投手>


柳投手を当てたのは中日でした。 柳投手は大学の先輩の野村(広島)と同じタイプという前評判でしたが、与四死球率は野村よりかなり悪く2を大きく超えていたので、”即戦力投手”として活躍する可能性は低いタイプですね。 投球回数50回1/3。防御率4.47。 ただ、東浜(SB)のように体を鍛えてブレイクする例もあるので今後に期待です。 評価「ニュートラル(まだまだこれから)」。 去年は大学生を入札した中日ですが、高校生への1回目からの入札は、多い方です。 統一ドラフト後は、9回中4回で12球団中5番目です。 競合も恐れないほうです。5球団競合1回、3球団競合2回。

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