プロ野球浪漫派宣言

巨人の選手層が薄い原因。ドラフトで指標・数値に頼り過ぎてはいけない。

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マスコミは清武時代を美化して、”清武の乱”以降、巨人が悪化していると報じていますが、本当にそうでしょうか。

『清武時代に指名された投手が少ない現状』


清武元GMが編成を担っていたのは、2004年~2011年のドラフトまでです。 この間のドラフトで指名された選手は、 高校生なら、23歳~31歳。 大学生なら、27歳~35歳。 一軍の主力戦力として活躍して欲しい年代です。
ところが、現在、主戦力として活躍している投手は殆どいません。 先発投手では宮國(2010年D2位)が9試合に先発。今村(2011年D2位)が1試合に先発で合計10試合に先発したのみです。 リリーフでも先発投手のマイコラス(25試合に先発)より多く登板した投手5人の中に、清武時代にドラフト指名された選手はいません。 日本人最高は西村投手の登板数42試合で、彼は清武時代以前の2003年のドラフト指名になります。 清武時代のドラフトで指名された選手の最高は田原投手(2011年D7位)の登板数24試合です。

『清武時代に指名された主な投手』


清武時代に○○枠、或いはドラフト1位で指名された投手を振り返ってみると、

野間口 三木 福田 辻内 金刃 村田 澤村 松本
と8年間で8人います。 活躍した選手が居ない訳ではありませんが、「活躍期間が短いなあ」というのが印象ですね。 それ以上に問題を起こした選手も複数含まれています。

『指標に頼り過ぎ?』


清武時代と言うと、ドラフト候補の選手評価に数値指標を取り入れた時期でもありました。 曖昧な選考基準を明確にするという意味では意義があったでしょう。 ただ、活躍が長続きしない・問題を起こした選手が複数出ている、という現実。 球速とかツールの指標数値だけに目を奪われて、人間力を軽視していたのでは、と推察されます。 スカウティングを成功させる秘訣は、性格や努力する姿勢など数値化できない人間力を評価する為、選手を長期間観察することにあると言われています。
例えば日本ハムはダルビッシュの内面を確認するためにU18世界大会で海外まで観察に行っています。 練習を怠けるという噂もありました。実際、高校で観察しているときは、チームから離れて一人で練習している事も多々あったようです。 また、ドラフト前に喫煙が週刊誌で報じられて、その件が心配だったかもしれません。

野球で成功する人はエネルギーが溢れているので、多少の”やんちゃ”をする人は少なくない。 しかし、それを避けて、品行方正な選手ばかり獲得していては、対象者が狭まるし、大人しいチームになってしまいますからね。 問題は、その”やんちゃ”が継続的に努力する資質などプロ野球選手として成功する為の資質を阻害するものか、或いは野球人としての道を踏み外してしまうほどのものか、それを観察に行ったようです。 高校という単独チームの中では観察できない判断材料を表す行動が、選抜チームの中では見れたようです。 そう言えば、日本ハムは元高校教師とか、高校野球の監督とかをスカウトに起用していますね。 大谷を口説いた大渕スカウトは元高校教師でした。それ以外にも複数採用していますね。

巨人も数値化できない人間力を評価する術を研究した方が良いかもしれません。 マスコミは清武時代を美化して、”清武の乱”以降、巨人が悪化していると強調し過ぎのように思います。 勿論、清武時代に良い点も多々あると思います。 しかし、清武時代にも反省すべき材料はあり、そこから教訓をくみ取って次に活かすサイクルが必要でしょう。

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巨人のGMに期待したいこと
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