プロ野球浪漫派宣言

【1975年ドラフト】超豊作ドラフトの勝ち組は広島か、巨人か。~阪神2位指名を拒否した男「甲子園優勝を目指す」~

このエントリーをはてなブックマークに追加

<1位・2位に入団拒否された阪神>


甲子園大会が始まりましたが、優勝候補の秀岳館が順当に初戦を突破しました。 秀岳館の鍛冶舎監督といえば、ドラフトファンの間では”阪神2位指名を拒否した男”として、知られていますが、果たして甲子園制覇なるでしょうか。 この年のドラフトでは、阪神は2位の鍛冶舎だけでなく、1位の選手にも入団拒否されています。 当時は今と違って、入団拒否は珍しくありませんでしたが、それでも1位・2位の入団拒否はダメージが大きかったでしょう。 まあ、5位で入団した深沢が、後にロッテで15勝しているので収穫ゼロと言うわけではありませんが・・・。

<前人未到の大記録「本塁打・盗塁・犠打」のトリプルスリー>


その鍛冶舎監督が阪神2位指名を拒否した1975年のドラフトは超豊作ドラフトとして有名です。 3年連続シーズン最多安打を記録した田尾や、日本球界30年振りのトリプルスリーを達成した簑田などもこの年のドラフト指名です。 簑田は本塁打・盗塁・犠打のトリプルスリーも達成して、これは長い日本プロ野球史で唯一の前人未到の大記録でもあります。

<”偽コージ”の愛称>


さて、そんな豊作ドラフトですが、一番の勝ち組と言うと巨人か、広島だろうと思います。

巨人は、 篠塚利夫、中畑清、山本功児を指名。 今みたいに「即戦力投手・俊足野手」なんかではなく、ちゃんと強打者を指名していますね。 スラッガー3人です。 中畑清、山本功児は後にプロ野球の監督になっています。 山本功児は一部カープファンからは”偽コージ”の愛称で親しまれました。

<投手中心の広島>


それに対して広島は投手中心。 北別府学、山根和夫、長内孝、小林誠二。 黄金期の先発3本柱のうち、2人を指名しています。 長内も主力打者として活躍していますし、小林誠二はクローザでした。 山根は制球難で2年ほど殆ど活躍できませんでしたが、カープでフォームを改造して球種をマスターして3年目から大活躍しました。 ただ、こうやって見ると、山根和夫、長内孝、小林誠二はトレードで他球団に移籍していますね。 小林誠二はレンタル移籍という話もありますが。 山根も西武ですし、このあたり根本繋がりで、広島と西武にはパイプがあったのかもしれません。 また、制球難の素材型の大社の投手を指名するという山根の指名は、今にも通ずるものがあるかもしれません。

当時は今と違い、巨人は強打者中心、広島は投手中心だったんですね。



1ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
懐かしのドラフト
タグ:

【お知らせ】
Yahoo! JAPAN IDで記事にコメントできるようになりました

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

この記事にはまだコメントがありません

こんな記事も読みたい

レギュラーシーズン:17/08/10、対東京ヤクルトスワローズ【夢をもう一度、Re:Get the flag!】

ラミレス采配的中! そして今永に勝たせてもらったのだから【たぬきなの? ハムスターなの? どっちでもないのがスターマン☆】

強豪 横浜DN学園に東京燕高校 無念の惜敗【プロ野球燕通信】

8/8~8/10 対巨人戦(東京D)ダイジェスト~勝ち越せなかったのか,「辛うじて三タテ敗戦阻止」と考えるべきか…?~【愛媛の虎党の呟き】

課題凝縮の敗戦【トラコ好きの虎男】

8月10日(木)巨人戦@東京ドーム 悔しいカード負け越し・・【不惑を過ぎて惑うおっさんのブログ】

青柳投手、Gキラーになれ!!【妻を虎党にさせる-おっさんのブログ】

8月9日(水)巨人戦@東京ドーム 失意のどん底からの!!【不惑を過ぎて惑うおっさんのブログ】

ブロガープロフィール

profile-iconravens

元南海ファン
関東在住

プロ野球人気が廃れることを憂いています。
  • 昨日のページビュー:46165
  • 累計のページビュー:2488686

(08月22日現在)

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. 2008年ドラフトを評価。現行制度の始まりは究極の下剋上 ~ ”不作”の年に狙うべき選手が解る。その法則とは。
  2. 2004年ドラフトを評価。源流がここにある ~ 金子取消騒動、日ハムBOS、阪神スカウト劣化、巨人裏取引etc
  3. 2005年大社ドラフトを評価。盟主が自由枠廃止派を鎮圧 ~ 究極のハンデ戦は意外な結末
  4. 【12球団どこに入団しても一緒?】柳田悠岐はどこの球団でも開花しただろうか?
  5. 【ちょっと早いドラフト採点】 阪神だけがゼロである。歪なドラフト戦略
  6. 【ドラフトで読み解く】広島カープは日本ハムの10年遅れ?or阪神同様「プチ黄金期」?
  7. 2005年高校生ドラフトを評価。盟主が悲願の高校生目玉と大社目玉の両獲り ~ しかし、一番活躍したのは育成選手という皮肉な結果
  8. 審判は仙台育英の走塁を注意すべきだった<+大阪桐蔭の敗因考察>
  9. 阪神がFA選手に嫌われる理由
  10. 【人的補償の選び方】阪神の鶴岡選択が”正解”だった理由

月別アーカイブ

2017
08
07
05
2016
12
11
10
09
08
07
06
05
04
2015
07
06
05
2014
12
11

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年08月22日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss