女子テニスも熱い

キャサリン・ベリスで思い出すメラニー・ウダンの活躍を振り返る

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この記事はキャサリン・ベリスが活躍したら書いてやろうと思っていた記事なのだが、キャサリン・ベリスは17歳で全米予選を突破し3回戦のケルバー戦まで辿り着くという活躍を見せたことは皆さんご存知だと思うが、かつて同じ17歳(おまけに身長も168と同じ) メラニー・ウダンという選手が全米でそれ以上の活躍をしたということを知っているだろうか。(実はWOWOWの全米オープンで2009年のハイライトに出てくるウダンとシャラポワ戦を見てふと思い出したのが本当の理由だったりします)

 2009年当時17歳のメラニー・ウダンのハイライトは当然全米オープンになるわけのなのだがその前にウィンブルドンにも触れておきたい。


 この年のウィンブルドンの予選突破したウダンは本戦でも4回戦まで進出し3回戦でヤンコビッチをフルセットの末に勝利するアップセットを起こした。当然自国である全米オープンに対する期待が高まったのは言うまでもない。


 そして2009年全米オープンになる。ウダンのドローはノーシードだから当然きついものになり1回戦からパブリチェンコバとの対戦になった。パブリチェンコバに対してあっさりストレート勝利するとなんと2回戦は前年北京五輪で金メダリストになったデメンティエワとの対戦。しかしこれを第1セットをとられながらもフルセットでアップセットを起こしたウダンの快進撃はここから始まる。


 なんと3回戦がシャラポワという本当にとんでもないドローであるが、ウダンはこれもデメンティエワ戦同様に第1セットととられながらもフルセットに持ち込みまたもアップセットを起こしてしまうというもはや説明不可能な圧巻のパフォーマンスの凄さでまたも勝利してしまう。

 この快進撃は4回戦でも止まらずキャリアハイ3位を誇るペトロワに対してもまたも同じように第1セットを落としながらもフルセットでアップセットを起こすというもはや全米が彼女を後押ししているのは間違いなかった。

 快進撃は準々決勝のウォズニアッキ戦で止まるわけだが当然ウダンの未来は現在のキャサリン・ベリス以上に10代でトップ10を達成してグランドスラムでもベスト8常連になるのではと期待は高まっていたのだろうと思う。しかし彼女はこれ以上の輝きを放つことは現在に至るまでただの一度もない。

 ウダンがかなりパワーテニスに依存していた為(ざっくりいうと168なのにココ・ヴァンダウェイみたいなテニスをする)あっと言う間に対策されてしまい(WTAツアー勝利は2012年までかかることになる)2010年以降さっぱりと勝てなくなってしまった。キャリアハイは31位


 そして168しかないウダンがパワーテニスをしていたことがかなり体に負担をかけていて当然怪我による離脱(横紋筋融解症(要するにラケットを振れなくなる)だったり心臓病の手術など)がとどめとなってしまったわけだが(当然ウダンはエナンに憧れていており彼女が引退を早めるきっかけとなったセレナに対抗するためにオーバーパワーを身につけてしまったのをウダンもそれに習ってしまったのが全てと言ってしまえば身も蓋もないが)それでも現在まだ24歳なので年齢的にもまだまだチャンスはあるのだが無事ツアー復帰を果たしたけれど現在ITFで苦戦をしていてなかなかトップ200ですら切れそうになく今年の全米予選でも2戦目で敗退してしまった。

このウダンの状態を見るに当然キャサリン・ベリスに対する評価は来年以降もじっくりと見極めようと思う。

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