2008年04月06日

12人の指名打者 第2弾

『12人の指名打者-野球小説傑作選』(文芸文集)の短編の1つ、
「ザ・ルーキー」を読了。

微に入り細に穿(うが)った情景描写が圧巻。
1打席だけに27ページもの紙幅を用しているが、無駄がない。

人生初めてのチャンスを得た、35歳のルーキー(メジャーデビュー)。
しかも、今後の野球人生を占う、絶好のサヨナラの打席が巡ってきた。
これまでの辛労や今後の将来から湧きあがってくる揺れる心境であったり、
それによる、バットに握り、汗をかき方などの身体の変化など、
スポーツならではの面白味、高揚感が楽しめる物語です。

これを読めば、今後、
数秒から数分で終わる1打席を、今よりも細かく見るに違いない。

posted by raku |14:12 | BOOK | コメント(0) | トラックバック(0)
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