2007年08月12日
NPBスラッガープロジェクション
久々にSTATSもの。 MLBに進出しようとする打者がいると毎度話題になるのが、その打者が通用するかどうか? 通用するか?の主な部分はパワーの点になるかと思います。 今シーズンからポスティングによりMLBでプレーしている岩村。 正直個人的には入札するチームがあるのかどうか疑問でした。 岩村と言う選手についてはWBCで見た程度の知識しかなかったのですが、彼のNPBでのSTATSからその結論を導いていました。 イチローや松井を初め日本から何人かのスラッガーがMLBに挑戦してきてますが、彼等に共通することはいずれも日本ほどの数字をマークできていないということです。 特にホームランは顕著で打席辺りのホームラン数で比較すると一番減りが少ない井口で日本時代の56%ほど。 松井や城島で52~53%ですので、ほぼ半分ほど確率が落ちると考えてよさそうです。 あまり落ちを示さないのは安打数。 打率は若干落ちる傾向にあるようですが、四球率がやはり落ちてしまう関係で打数が増え、結果的に安打数の総数は変わらないということになるようです。 ちなみに松井は日本時代とほぼ同じ。 イチローは10~20%増えていますが、ホームラン率の減少が著しく日本時代の37%が現在までの通算の成績です。 城島と井口は若干減ってますが数%程度。 以上から考えますと安打数自体はさほど移籍により影響されることはなく、イチローのように長打をある程度捨てて臨めば安打数は増やすことができると言えるかもしれません。 このようにパーツで見ていくと個人差が多少でてきますが、トータルで見た場合、ほぼ同じ傾向が現れます。 ここではOPSで考えますが、殆どの選手が2割前後日本時代より減少しています。 ※日本時代の成績は通算ではありません。 日本での最終シーズンがベストの選手ばかりでしたので、それを基準に2~4シーズンピックアップしました。 あまりに大きく成績を下げてるシーズンは数字に含めていません。 そこで岩村に話題を戻しますが、岩村の場合最終3年間がピークと考えられ、その期間のOPSが.947でした。 これの2割減と考えますと.758。 この数字自体はMLBでもレギュラーレベルではありますし、その意味では通用するとは言えるのですが、このレベルの選手を日本から連れてくるメリットに疑問を感じ、先に書いた結論となりました。 当初は1越えの高い数字をマークしていた岩村ですが、現在は.770となっています。 参考にした日本人選手の数字を以下に上げておきます。 イチロー 990→813(82.1%) 松井 1095→863(78.8%) 井口 971→770(79.2%) 城島 991→764(77.0%) これにパークファクターなんかを加えていけば、かなり信用できる数字になってくると思います。 また各選手のNPB時代のOPSは、日本での最終年を含めた2年以上連続で、このレベルをマークしているということを付け加えて置きます。
posted by rahmian |08:50 |
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