2008年07月23日

投手分析番外編①

まとめる前にこれに触れねばなりません。
と言いますか、一人でやっている悲しさで、この情報を全く知りませんでした。。。

http://www.hardballtimes.com/main/article/batted-balls-and-dips/

上の記事は、2001年にボロス・マックラケンが発表したDIPSに対し、いくつか疑問が提示され、それをソリューションしている記事です。
まずトム・ティペットにより、ナックルボーラーや左投手のアジャスト分を加味したDIPS2が完成されます。
これは2003年。
※多分ESPNはこれを使っている。

さらに、ミッチェル・リッチマンにより、わしが感じたような疑問・・・つまり三振を多く奪える投手、そしてこれはわしが気がつかなかった部分ですが、フライボールを多く打たれる投手にとってDIPSが有利なのではないかと言う疑問が提示されています。

それに対しマックラケンは全面的に認めた上で、”これを私か誰かが理論だてることができればDIPS3となるであろう”と話しています。
・・・これが2004年。

そして上のTHTの記事は2005年になるわけですが、プロトタイプが発表されています。
そのプロトタイプの話に行く前にいくつか問題点に記事が触れていますので、それについて少々。

まず打球の種類を確定する際、主観が排除できないと言う部分。
次にそもそものDIPSの位置づけについて。
マックラケンが発表した当時は、投手の真の実力という表現がなされていますが、ここでは”そのシーズンにおける”とやや後退しています。
つまりそのままプロジェクションとして使えないという意味で将来を予測するものではないと結論付けられています。

三番目の問題点はGB/FBレートが高い投手は、UER・・・つまり失点と得点の差の部分が大きくなる傾向があること。
つまり将来のDIPSはこの部分を説明しなければならないと示唆しつつ、プロトタイプを以下のように発表しています。

DIPS ERA:
(-0.041*IF+0.05*GB+0.251*OF+0.224*LD+0.316*BB-0.12*SO+0.43*HBP)/IP*9

DIPS RA:
(-0.038*IF+0.076*GB+0.256*OF+0.217*LD+0.332*BB-0.129*SO+0.532*HBP)/IP*9

この記事を書いたDavid Gassko氏は、、将来を予測するパワーは以前のDIPSや或いはFIPなどよりも優れていそうだと書いています。
またDIPS RAを使うことが望ましいとサジェスチョンしている他、いくつか解説を加えていますが、それについてはまた次回・・・IFやHRにも特別触れていますね。

次回のエントリーに載せられるかどうか不明ですが、XERAとの比較も番外編シリーズで書いてみたいと思っています。

なんだか、なにかの小○みたいにこのシリーズ切れが悪いですがご勘弁w

posted by rahmian |00:19 | STATS | コメント(0) | トラックバック(0)
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