2007年10月02日

ヤンキース打線VSクリーブランド投手陣

ベタなお題ですが、これがこのシリーズのポイントになるのは間違いありません。

ヤンキース打線のキーは誰が考えてもA-RODですが、言うまでもなく彼一人が凄いわけではありません。
RCで見ますとA-ROD以下ポサダ、ジーター、アブレイユが100以上、また松井とカノーも99点台ですのでほぼ100と言ってもいいでしょう。
この6人の合計が674.3。

つまり07シーズンのヤンキースの得点のほぼ7割がこの6人からクリエイトされたこととなり、A-RODだけ抑えても、ヤンキース打線を抑えたことにはなりません。

しかしながら一つだけ弱点があります。
それはアブレイユ。

シーズン中、アブレイユが打たないとヤンキースは勝てない…という話が何度か出てきました。
これは勿論全てのゲームというわけではありませんけど、相手側から見てヤンキース打線を抑える有効な手段であることは言えそうです。

その理由の一つは、A-RODのシチュエーション別のSTATSにありました。
大体のシチュエーションで満遍なく打っているA-RODは、あんまりその方面の弱点がないんですけど、なぜだか1アウト或いは2アウトランナーなしの場面では殆ど打てていません。

AVG.258
OBP.350
SLG.417

これがそのシチュエーションでの成績。
打数も120ありますので、何らかの理由があると考えた方がよいかもしれません。
相手側としてはなるべくA-RODをそのシチュエーションで打席に立たせるのが有効であると言えるでしょう。

A-RODの前を打つ二人の打者、ジーターとアブレイユ。
この内、出塁という意味で若干弱点を持っているのはアブレイユです。
ジーターは大抵のケースでほぼ力通りの働きをしていますが、アブレイユは今季は無駄が多いようです。
出塁率.369はそこそこのレベルとは言えメジャーでレギュラーとなってからは最低の数字。

現在MLB全体のOBPは.336。
チーム別のOBPでアブレイユがこの平均を下回っているチームは6チームあり、その6チームとのヤンキースの対戦成績は22勝22敗と5分。
(この44試合にはアブレイユが出場しなかった試合は含めていません。)
またアブレイユがあまり四球を奪えなかったチーム(四球率が平均以下)としては7チームあり、その戦績は18勝21敗と負け越し。

今季アブレイユは内角低めをかなり攻められていました。
それをアブレイユが見逃し、ストライクとコールされるケースが目立っていたように思います。
もしクリーブランドが同じような攻めをしてくるとするとかなり苦しくなりそう。

となると必然的に、A-RODが1アウト或いは2アウトでランナー無しで打席に立つケースが多くなり、ヤンキースの得点能力が下がります。
つまりアブレイユを押さえ切れれば、A-RODの得点能力も下がり、相手にとっては一石二鳥になるわけです。

それと言い換えるとアブレイユが出塁することが、A-RODのプレッシャーを和らげると言う事も言えるかもしれませんね
これはバタフライ効果よりも関連性は高いと自負します…って大した自負ではありませんなw

ちなみにクリーブランドに対するアブレイユの相性はめちゃくちゃ良いんですけどねw

AVG.440
OBP.483
SLG.520

クリーブランド投手陣対アブレイユ…これはかなりの注目だと考えます。


posted by rahmian |10:06 | ブロンクスボンバーズ | コメント(2) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:ヤンキース打線VSクリーブランド投手陣

相変わらず鋭いところを付いてきますね。
さすが。

得点ポイントはAロッドの後ろということになりそうですが、1-3番の出塁率も大きく左右してきますね。
シーズン中では1-3番の相性によってはポサダを5番に据えていましたが、今回はデータ通りジーター、アブレイユが当たっているのでパックマン松井が5番になるでしょう。
1-5番で得点するか2-6番で得点するかの違いですが、ここはトーリ采配に期待しましょう。

短期決戦の打線組み替えは怖いですが。

posted by SZ | 2007-10-02 12:17

Re:ヤンキース打線VSクリーブランド投手陣

>SZさん

いえいえとんでもないですw
バタフライ効果より若干可能性高いだけですからw

でも今季のヤンクスはわかりやすくて、アブレイユが存分にボールを選べる試合って強いイメージがあります。
逆にアブレイユが主審の判定に首をひねり始めると黄色信号w

今シリーズはこんな展開にならないよう願いたいもんです。

posted by らー管理人 | 2007-10-02 14:21

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