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わからないことづくめの3日間、接戦を取る気はあったのか?

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 もはや憤りと言っていいような感情が渦巻く甲子園での3連敗。        打撃陣の情けなさに加え、首脳陣の投手起用がいよいよよくわからなくなってきた。       これを読んでいただいている方々にお聞きしたいいくつかの出来事を用意した。   もし「こういう発想のもとだっただろう」という意見をお持ちの方はいただけるとありがたい限りです。       1試合目は完全な力負け、後ろの信頼度の差をまざまざを見せつけられた。  井納が坂本に完全につかまり、砂田が打たれ、案の情三上も打たれる。要所要所で効果的に得点を許し大敗、コメントのつけようがない。      2試合目、先発の石田が6回1失点、中継ぎ陣もなんとか踏ん張ったが、援護なく延長12回サヨナラ負け。阪神投手陣に一試合で20三振も献上する高校野球のような貧打を阪神にたっぷり見せつけてやった。       そしてこの試合のターニングポイントはやはりここだろう。      ・2試合目、12回裏田中健二郎から三嶋へのスイッチ       このシーン個人的にはいくつかの疑問がある。  まずはなぜ11回に田中、12回に山崎ではなかったのか?  11回は先頭左の6番鳥谷から、残る代打も左の福留とスイッチの西岡。仮に塁に出してもその後俊介と森越という打順。左右をやたら気にするのになぜかここでセオリー崩して山崎を先に持ってきた。山崎は11回をちゃんと抑えたため特にないが問題はそのあとの12回だ。        ここまで見てきたラミレス監督采配なら、12回は三嶋で俊介森越を打ち取り、糸井に回れば左の田中をぶつけるというパターンがまず想像できる。    

 しかし今回はこのパターンをやめ、12回頭から田中だった。       中継ぎを余計に使いたくなかったのかはわからないが、右だろうが田中を起用した。私としては「この回はもう田中に任せた」という意思表示だと思っていた。       期待通り俊介と森越を打ち取った田中、しかし糸井にはツーベースを浴びる。  しかしここまで二つアウト取っている、あと一つ落ち着いて取りに行こう。今日は大山も中谷も左の石田相手にノーヒット、そのあとも当たっていない。気負いがあるはずだから緩急を使えば十二分に打ち取れる可能性があると思った。       私はそう思っていたのだ。       そしたらまさかの大山敬遠、まあここまではフォースアウトをとれるよう守りやすくする意図が見えるから良しとしよう。しかし問題は次の展開だった。    田中が三嶋と交代、ん?よくわかんねえな、なんで今更左右に合わせてきたんだ?しかも二軍から上がって最初の登板がこの強烈なシーンってまともにピッチングできるわけないだろう。    その通り、まともなピッチングにはならなかったのだ。  中谷への2球目がワイルドピッチになり2,3塁の大ピンチ、ここでまたもや敬遠で満塁策。寄りにもよって先日2000本安打を達成したばかりの鳥谷が打席へ。いろいろごちゃごちゃやった挙句結局ここで右対左になってしまったのだ。       甲子園のボルテージは最高潮、こういう時に何か起きるものだ。       セカンド定位置よりやや左か、十分守備範囲に見えた打球。  三嶋も打球を見送ったときには「何とか凌いだ」と思っただろう。  しかしセカンド柴田はぎりぎり飛びこみなお捕球できず、打球はセンターへ・・・       柴田は鳥谷の引っ張りを意識していたんだろうか、若干1,2塁間寄りのイメージの守備をしていただろう、それが完全に裏目に出てしまった。結局左打者と勝負することになった結果生まれたタイムリー、しかしあれは取ってやって欲しかった・・・       三嶋も投げてるボール自体はそこまで悪いようには見えなかったが、あの場面でワイルドピッチをしてしまうとどれだけ苦しくなるかやはり身に染みる結果となってしまった。    ワイルドピッチが悪い流れを引き寄せる・・・ああ二年前のようだ・・・      ・3試合目、8回裏エスコバー回跨ぎ        8回表、柴田のプロ初ホームランで阪神桑原をようやく叩き見事勝ち越した。この虎の子の1点を守り抜いて何とか一つ勝とう。    となるのが普通のチームなのだろうが、ここでラミレス監督が切ったカードはエスコバーの回跨ぎだった。    ここで私が最初に考えたのは、パットンは昨日2つ投げてるから今日は休みなんだな。致し方ないんだなとおもった。現にエスコバーも7回はきちんとパワーピッチで抑えていたため、8回に期待したくなる気持ちもわからなくはなかった。      エスコバーのピッチングの生命線は外へのストレート。カウントを悪くしても外にストレートを投げ切ってきたからこそ何とかここまでそれなりに抑えてきた。       しかし回を跨いだこの日、先頭の俊介にはこの外のストレートがことごとく外れてしまった。嫌な流れの四球、そして次の福留にはこの外のストレートを完全に狙われていた。初球を逆方向に叩かれヒット。あっさりノーアウト1,2塁のピンチを作ってしまった。     ここで投手交代、誰が出てくるんだ・・・?と思っていたらまさかのコールだった。       ピッチャーエスコバーに変わりまして、パットン。       へー、パットン用意してたんだ。なんで回の頭から行かなかったんだよ。  しかもランナー背負った状態の結果がよくないことはわかっているはずだろう。    この後の展開はまさに昨日のリプレイ、変わったパットンがワイルドピッチでノーアウト2.3塁の大ピンチ。大山は何とか前進守備のセカンドライナーでアウト。続く代打中谷は敬遠で満塁策に出た。       バッターは森越。大山の打席もそうだが、森越の打席にも違和感があった。ことごとく外のスライダーを見逃すのだ。コースは悪くない、ストライクを取ってもらえてもおかしくないようなコースに投げ込んでいるにも関わらず見逃す。見逃され続けてるにも関わらず多投させる戸柱。        確かにコントロールは比較的アバウトかもしれないが、この場面スライダーがばれていると考えてもよかったのではないか?森越には悪いがそこまで打撃に期待値が高い選手ではないのは明白、大山にしてもルーキーの選手がここまで自信をもって見逃している。何かおかしい、バレていないにしろ多投する球ではないという判断を戸柱にはしてほしかった。右対右でチェンジアップが使いにくかった事情はあるとはいえ、森越に押し出し四球を与えた後の坂本にもスライダーを完全にみられており、とても軸にすべき球ではなかっただろう。       この8回の選手起用は1点を守りに行くというものではなかったことが残念、あわよくばエスコバーで2イニング0でいけたらという甘えた采配と断じざるを得ないだろう。そんな半端な采配で抑えられるほどベイスターズの中継ぎは優秀ではない。ただでさえ疲労がたまっているこの時期に、いたずらに登板数を増やしたうえに負けに引き込む行為だったと思う。      そして最後に、眉唾物の情報から立てたあくまで仮設だが、今回の三上と三嶋の要所での登板はラミレス監督なりのフロントへの抗議だったのではないかというものだ。  三上が最後に伊藤に投げた球はど真ん中140kmのストレート。プロなら打てないわけがない球。  困ったときにあんな球しか投げられない投手を1軍においてどこで使うんだよ。  というラミレス監督の心の声が聞こえてくるような、そんなシーンだった。       そもそもこれだけ中継ぎが疲弊しているのに一軍の枠を一つ空けたままにしている。目立った成績がなくとも、誰かしら挙げておくべきだろう。  来期はどんな体制で臨むかわからないが、このままでは4位に落ちる可能性が高い。結果は受け止めるしかないが、来期に向けて好材料を何か残してほしい。       そして今回はベンチワークや中継ぎ陣に言及するばかりだったが、打撃陣もなかなか深刻と言わざるを得ないだろう。ロペスと宮崎の状態が一向に戻らない、特にロペスは今シーズンワーストの状態といえるだろう。高めのストレートでファール、最後は低めに落として三振という形であっさり打ち取られまくっている。    点を取ったら投手が炎上、好投すれば打線が打てぬ。チーム状態最悪のまま、9連勝で一気にM5とした広島へ乗り込む。      3度目の奇跡を起こせるのか、今シーズン最大の正念場を乗り越えて見せてくれ。

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この記事へのコメントコメント一覧

わからないことづくめの3日間、接戦を取る気はあったのか?

コメントありがとうございます。

個人的に2試合目と3試合目それぞれに負けを確信したシーンがありました。

3試合目は三上が登板したとき

2試合目は12回裏に中谷に敬遠をしたときです。
満塁で選球眼のよい鳥谷、四球も許され無い場面で三嶋にどんな勝負ができたでしょうか。

2アウトは取っていたんだから、三振も取れる可能性のある中谷と勝負させてやりたかった、そう思います。

「わからないことづくめの3日間、接戦を取る気はあったのか?」へのコメント

コメント失礼します。

賛成とかではなく、こういう意図だったんだろうという意見です。

・二試合目の田中→三嶋
12回は俊介、森越、糸井。ここは、3人目の糸井をキーと考えて、頭からタナケン。むしろ、糸井までをタナケンと考えてたと思います。
3人で終わらせられない場合なら、あとの大山と中谷を三嶋とハナから考えてたと思います。
まあ自分は継投より、三嶋のコントロール考えたら、二死二、三塁で中谷敬遠の鳥谷勝負は失敗だと思ってます。

・3試合目のエスコバー回跨ぎ
前日のパットンのように、エスコバーには2イニングを抑えて欲しかったと思います。
だけども、2イニング目の状態を見たらエスコバー続投より、前日の疲れがあるパットンをここで選択したんだろうと思います。

自分は継投について反対でもなく賛成でもないですが、二試合目の最後の敬遠策は反対でした。

3試合目のパットンについては、最低限の仕事しましたが、球審があそこを取らない以上は深追いしなければ、もっといい仕事できたかもとは思います。

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