2007年05月28日
短期決戦に大切なモノ。
黒田が初回からピンチを作る中、球の勢いとキレでコントロールの悪さを上手くカバーした。 投球で抑えたと言うよりは、「黒田」と言うカンバンが西武の打者のバットを出させ易くし、荒れ球が有効に聞いた場面も多く見られたと思う。 これも交流戦の醍醐味と言えるかもしれない。 新井のバットがお目覚めの傾向にある。 ライトオーバー(か?)のツーベースは打球が良く伸びた結果だろう。 2回のチャンスメイクとなる安打も上手くタイミングを取れていたように思う。 緒方・喜田と倒れた後に倉がよく打った。 今日はラッキーだと思うには十分だったが、続く黒田の安打に前田が三塁回って転倒してしまい、タッチアウトはご愛嬌と思えば問題無い。 黒田の嫌う怠慢プレイではなかったが、3回にカブレラに逆転ツーランを浴びれば前田も思うところがあっただろう。 お互い選手としての格も近い。 言葉ではなく行動で会話すれば良い関係だろう。 栗原のバットが好調にある。 パリーグの投手に栗原のデータが少ないのだろう。 黒田が浴びたツーランもカブレラにとってはモロにホームランが打てるコースだった。 カブレラはローボールヒッターなのだから。 しかもアウトローは上手く腕が伸びてジャストミートポイントだ。 広い球場なら球威に圧されてスタンドインまで行かなかったろうが、市民球場では無理だ。 栗原の好調を支えるのは相手のデータの無さだろう。 彼自身成長途中の選手であるから、日々進化する。 去年のデータは役に立たないし、下手したら1週間前のものでも駄目かもしれない。 成長過程を見ていない捕手にはもはや理解のしようも無い進化だろう。 3回の打席では、外の変化球を軽打で1-2塁間を上手く狙える等想定外だと言わんばかりの反応だった細川。 今日はランナーが1塁にいても、変化球はもっと外に外してくるだろう。 それかインコースに落として来たり、外でストライクを取る前にインハイで起こすなど、工夫を凝らして来るに違いない。 7回から登板した横山・梅津共に良く投げたが、梅津の8回先頭を四球と言うのは戴けない。 一発が怖いのは仕方が無いが、ちょっともったいなかった。 相手にいけるかも?と思わせてしまう。 結果的に抑えてくれたが、梅津の成長にまだ伸び代があるなと思わせるところだった。 それでも抑えてしまえる事は素晴らしいが、彼にはセットアッパー以上に将来的にはストッパーも期待が出来るような気がする。 高津のようなストッパーに成長して欲しと思う。 永川はまぁ、結果的に抑えてくれたのは十分評価できるのだけど、先頭打者を四球とはまたハラハラさせてくれるものである。 しかし真っ直ぐの走りとフォークの落ち方に好転が見られたように思う。 あとはコントロールだが、こちらも若干ではあるが好転が見られた。 ゆっくりではあるが、セーブを上げている結果が彼を良い方向へ導くかもしれない。 彼に足りないものはメンタル面だろうから、強い心で自信を持って投げ込む事が出来れば、永川の球を痛打出来る打者はそうはいないだろう。 癖でも見破られない限りは簡単には失点しないと思う。 倉のバットに結果が出た。 これもデータの少ない交流戦の賜物だろう。 セリーグの球団はシーズン序盤好調な倉の打撃スタイルの変化に付いて行けなかったが、次第に対応して倉のリード面での悩みも重なって、倉のバットは湿ってしまった。 パリーグは倉の打撃スタイルの変化にまだ対応しきれないんだろう。 倉のバットに密かに期待を寄せてみるのも面白い。 そして短期決戦で大切なモノは、実は倉であり石原であると私は思う。 リードに必要なものは、経験から来る知識とデータに加えて、捕手の野球選手としての感性だと私は思う。 昨年巨人の交流戦惨敗の原因は阿部だろう。 データの少ないパリーグの打者との対戦は、捕手の感性によるリードが求められる。 そう言った意味ではロッテの里崎などはワールドベースボールの時等、短期決戦の相手にも非凡なリードを見せる。 これは交流戦でも同じだろうし、相手の攻撃を封じる事が出来れば勢いを殺す事にもなり、非常に有利に戦える道理である。 ロッテは打者も積極的で、どうせ相手のデータも無いんだから来た球を打とう程度にしか考えていないのか?と思えるほどファーストストライクを打って出て来る。 ロッテの野球は見ていてなかなか面白い。 倉と石原のリードはどうか? 昨日7回にカブレラから三振を獲ったのは偶然だろうか? 倉は梅津に四球でも良いからアウトコースに変化球を投げるように指示したらしい。 倉の頭には、カブレラはローボールヒッターであり、通常ボール球のアウトローまでがカブレラのストライクゾーンだと3回の被弾の時に確認したのだろう。 黒田や横山のスライダーでは、アウトコースにスライダーを流しても手が届いてしまう程度にしか曲がらないが、梅津のスライダーなら空振りが取れる算段で望んだんじゃないだろうか? 結果上手い事空振り三振だった訳だが、これが経験と感性のリードだろう。 希望を言えば一発食らう前に気付いて欲しいところだが、黒田の投げた真っ直ぐも決して悪くなかった事を考えれば仕方が無い事だ。 あと3戦ある西武線で、カブレラの攻略が上手く行くならお釣りが来る代償だろう。 倉と石原にはデータの少ない状況でのリードが求められる訳だが、これは他球団も同じ事である。 「捕手の感性」 これが交流戦を戦う上での重要なファクターになると私は考える。 今日も西武と戦う訳だが、昨日の経験と感性で上手く投手をリードして欲しい。
posted by poteto |09:15 |
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2007-05-30 22:59 | 続きを読む
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Re:短期決戦に大切なモノ。
感性ということで言えば、カブレラに大竹・石原のバッテリーは何も感じなかったのだろうか。大竹がストライクを取りに言った球が甘くなり2ラン、その後何も考えずに投げてGGにも。次の打席は2アウトから警戒?して簡単に四球。そしてGGの2塁打でホームイン。してやられましたね。
しかし、涌井スピードがなかったですね。140でてませんよね。これこそどうしたのでしょう。緩急はつけてましたがうてないものなのでしょうか。
posted by kei | 2007-05-28 19:34


