2009年06月25日
スペイン対アメリカ! 美国 堂々の勝利
双方ややコンディションが悪いかなという気はしましたが、互いのがんばりで好ゲームに。スペインはイニエスタやシルバを欠いていますが、ほぼベストのメンバーを出してきました。リエラを左ウィングに置き、右は空き気味。そのスペースにセスク・ファブレガスやセルヒオ・ラモス、ビジャなどが随時移動していくかまえです。 アメリカは横並びの中盤4人の前で、2トップの非常にうまい動きにより、かたちをつくります。 スペイン対トルコ 変則4-4-2で回転 http://www.plus-blog.sportsnavi.com/ports/article/391 スペインは上記の試合と似た感じもありながら、中盤の回転はさほどでもありませんでした。シャビ・アロンソがいい動きでバランスをとりますが、後方からフォローしようという姿勢がトルコ戦よりも強い、あまり入れ替わらない。シャビとセスク・ファブレガスに前を任せることになっていたのかもしれません。これが、アメリカの守りを少し楽にさせたでしょうね。 しかし、今一つながらもスペインは積極的でした。試合を落ち着かせようという態度はあるものの、まずはポゼッション守備ではなく、とにかくゴールを奪おうとする気概を感じました。結局無得点に終わりますが、それは結果。ま、そうした臨み方は、やや縦に急ぐことにもつながり、中盤で翻弄しておいてから仕上げにかかるというシーンを少なめにしてしまったかもしれません。でもチャンスはつくれていました。意気込みはよかったけれど、からだや頭が微妙にいうことを聞かない感じ。
スペイン以上に、アメリカの早めの裏狙いは目につきました。ボールを受けてもミスをしたり、パスが合わなかったり、オフサイドとかもありました。しかし繰り返し続けました。 アメリカはごく普通のゾーン・ディフェンスから、早めにマークに向かうし、一対一を挑んでいきます。
守備ラインをつくっている、きれいな待ち受け状態などよりも、その並びを崩していく判断にこそ注目したいもの。 積極的なアメリカは、自分たちのボールになると、明確な裏狙いに向けて想像力のあるポジショニングを見せます。攻守にわたって位置取りのよさが印象的でした。守り一辺倒になった終盤においても、隙あらば攻めに出ようという態度もよかった。 この、ケーシーが左に抜け出たところも、本来はオフサイドではないですね。
アメリカは「フィジカル」に優れていたとかいわれちゃうかもしれませんが、この試合は意思疎通の合致ぶりが際立っていました。スペインだって悪くないのですが、アメリカの方が次の次、そのあととかについて、チーム内共通の見方で想像できているかのようでした。 重要な三つのB、Brains、Ball Control、Body-Balance。今回のアメリカは「フィジカル」もさることながら、堂々たる「Brains」の勝利かな。
posted by ports |10:00 |
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スペイン対アメリカ! 美国 堂々の勝利
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アメリカが10人しかいませんが・・・。
左サイドバック?は誰がやっていたのでしょうか・・・。
posted by とおりすがり | 2009-06-25 10:24
返.スペイン対アメリカ! 美国 堂々の勝利
コメント投稿者ID :
とおりすがり さんへ
どうもありがとうございます。ベストなタイミングでコメントいただけてよかった。コピー漏れに気づいてませんでした。
posted by コリバノフ | 2009-06-25 10:30
スペイン対アメリカ! 美国 堂々の勝利
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大昔に世界最強といわれたイングランドを本大会で破ったこともあったんでしたっけ?
posted by アメリカは | 2009-06-25 11:09
スペイン対アメリカ! 美国 堂々の勝利
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美国って中国や韓国でよく聞く言い方ですね
あまり聞き慣れないので?と思いましたが
アメリカの何が美しいのだろうか
posted by あ | 2009-06-25 15:06
スペイン対アメリカ! 美国 堂々の勝利
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美国は「アメリカ」の音からですね。メリケン粉のメリケンと一緒で、音からすると「メ」が強く聞こえますから。
同じ音の字のうちあえて「美」なのは友誼的なものでしょうけど。
見事に勝ったようですね。縦に早い一方で、カウンターながら人数もかけていて、守備側と同数で攻めてますね。一度ペナルティエリア付近からサイドに出してラストパス、という形を何度もやっていたのである程度決め事だったのでしょう。日本だと横パス出した時点で叩かれそうですが(笑)
posted by ym | 2009-06-25 17:34
スペイン対アメリカ! 美国 堂々の勝利
コメント投稿者ID :
相変らず、デルボスケは要らない無理はしないね。
本大会は、この名将がどんなスーパーなチームを作るのか楽しみ。
posted by かた | 2009-06-25 19:37
返.スペイン対アメリカ! 美国 堂々の勝利
コメント投稿者ID :
アメリカは さんへ
ありがとうございます。ブラジル・ワールドカップのことでしょうか。下記で引用した話からすると、他国では、最強と思ってはいない人がかなりいたようです。
アメリカに負けるのは予想外だったかもしれませんけど…
◆ 嫌なイングランド
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/ports/article/128
ym さんへ
ありがとうございます。美国のご説明もいただき、重ねて御礼申しあげます。
> 守備側と同数で攻めて
逆から見て、今の一般様式だと、攻撃側と同数で守ることになっても隊形を保つ、あるいは、受け渡し原則に忠実とでもいった面もありそうですね。ま、それはニュアンスにすぎないとしても、そうした考え方が大きく影響する状況もあり得ますし…
動きながらボールをもらおう、スペースにパスをしようという傾向が、スペインよりもアメリカの方に目立つ感じでした。なかなか賢明なんではないでしょうか。
かた さんへ
ありがとうございます。ワールドカップに向けてという姿勢なんですね、きっと。維持や調整にとどまらない、さらなる向上はあるんでしょうか。
posted by コリバノフ | 2009-06-26 06:58
美国のB
コメント投稿者ID :
ー大変です!先生! スペインが 負けました。
ー「世界を驚かす・・・」は 米に先を越されたな。
ー大番狂わせですね。
「フィジカル」とか
「アスリート・サッカー」とか
「スペインは 攻め急いだ」とか 言われてますよ。
ある新聞は こうです。
「4-4で 守って・・ミスを突いてゴールした・・
我慢に次ぐ我慢で・・なりふり構わぬハードワークの勝利」
ーそれは・・見ていない。
ーえ?みんな 試合を見て・・・?
ー「試合そのもの」を 見ていないからだ。
posted by 杉本 | 2009-06-26 21:59
米のB 1
コメント投稿者ID :
ー米の1点目だが 君は どう思う?
ーラモスが インターセプト狙って「ミス」したのが
始まりですし・・・アルティドアは 背にしたカプデビラを
「ガシッと ブロックして」入れ違い ゴールです。
やっぱ 「フィジカル」強いです。
ー君も「相手のミス」と「フィジカル」か・・。
では スペインのDFラインは?
ー右から ラモス、プジョル、ピケ、カプデビラ です。
ー米は その並びを 「意図的」に崩したんだ。
まず、ラモスが インターセプト狙って 上がるも
米に こぼれる。
ラモスが 上がって「空いたスペース①」へ FWが 流れて
パスを 受ける。
CB(プジョル)が つり出される。
アルティドアは 右へ 開く。
FWをフォローしたMFに ボランチ(アロンソ)がつり出される。
スペース ← ← CB CB 左SB
① ← ← FW → アルティドア
MF ボランチ ← ←
↑
右SB(ラモス)
↓
ーFW~MF~FWと 繋いで・・
ーあ・・中央にスペース②が できた。
CB CB 左SB
FW アルティドール
スペース
②
ボランチ
MF
ーFW~MF MFが スペース②で 受ける。
ー今度は もう一人のCB(ピケ)が つり出されました。
ああ・・また スペース③が できた。
CB スペース ← ← 左SB
③ ← ← アルティドア
CB(ピケ)
FW →パス MF
ボランチ
posted by 杉本 | 2009-06-26 22:09
米のB 2
コメント投稿者ID :
ー連動して アルティドアが ピケの空けたスペース③」へ・・
あ・・そうか! 先の先まで 「読んで」動いているんですね。
MF~アルティドア と渡り カプデビラと 入れ違い ゴール。
入れ違う事が できなくても どっちみち ゴールだな。
右から 一人 フリーで 上がってきている。
アルティドア
CB 左SB(カプデビラ)
↑
FW CB 米の右SB?
MF
ボランチ
米は 上手い「位置取り」からの「動き」で
「スペース」を 作り出したんだ。
これは 「2トップの意図的な動き」=「左右に開く」
と「タッチで 直列」を利用したプレーだ。
ースペインのDF3人とボランチを 左半分に つり出し・・
つまり 守備ラインを 「意図的に」崩してます。
ーしかも 見事な「交響」だろ。
ー互いに 味方の「意図」が わかってます。
ーどうだ? これでも 米は・・・
「フィジカル」か?
「アスリート・サッカー」か?
「ハード・ワーク」か?
posted by 杉本 | 2009-06-26 22:17
Bの美
コメント投稿者ID :
> ある新聞は こうです。
> 「4-4で 守って・・ミスを突いてゴールした・・
> 我慢に次ぐ我慢で・・なりふり構わぬハードワークの勝利」
単なる流行語の羅列。リンピォとルードを固定観念でとらえた、プロレス風枠組みのスポーツ新聞根性?
シュートを「弾」とか書いてんじゃないのかな…
posted by コリバノフ | 2009-06-27 17:04
「タッチで 直列」
コメント投稿者ID :
ー先生、「タッチで 直列」って 何ですか?
ー下記 参照。
SB CB → → CB
→ → FW
ボール
SB
MF①
SB CB スペース CB
MF② パス FW
SB
ーSBを 前に つり出し FWの空けたスペースへ
MFが 入ってゆく・・・
「位置交換」ですね。
ータッチ際で なくても いいし 3人でも いい。
ーあ、これ? どこかで 見た事が・・・?
4月のジェノアーユーベ戦 ジェノアの3点目と 同じです。
ーユーロ2000 ポルトガルーイングランド
イングランドの2点目も この型だ。
オーエンが タッチに流れて CBを つり出し
ベッカムが 空いたスペースへ・・ クロスを
マクマナマナ・・・♪マナマナ・・♪マナマナ♪・・・
マンが ゴールだ。
ー「マナマナ」は・・Dave Pell singersで ヒットしましたね。
ーDFラインの「横並び」を 「縦並び」に させて
崩してゆくプレーだ。
posted by 杉本 | 2009-06-27 22:05
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アメリカは横並びの中盤4人の前で、2トップの非常にうまい動きにより、かたちをつくります。
スペイン対トルコ 変則4-4-2で回転
ボールを受けてもミスをしたり、パスが合わなかったり、オフサイドとかもありました。しかし繰り返し続けました。
アメリカはごく普通のゾーン・ディフェンスから、早めにマークに向かうし、一対一を挑んでいきます。
守備ラインをつくっている、きれいな待ち受け状態などよりも、その並びを崩していく判断にこそ注目したいもの。
積極的なアメリカは、自分たちのボールになると、明確な裏狙いに向けて想像力のあるポジショニングを見せます。攻守にわたって位置取りのよさが印象的でした。守り一辺倒になった終盤においても、隙あらば攻めに出ようという態度もよかった。
この、ケーシーが左に抜け出たところも、本来はオフサイドではないですね。
アメリカは「フィジカル」に優れていたとかいわれちゃうかもしれませんが、この試合は意思疎通の合致ぶりが際立っていました。スペインだって悪くないのですが、アメリカの方が次の次、そのあととかについて、チーム内共通の見方で想像できているかのようでした。
重要な三つのB、Brains、Ball Control、Body-Balance。今回のアメリカは「フィジカル」もさることながら、堂々たる「Brains」の勝利かな。


