2009年04月05日
バイエルン大敗! 魔術サッカー?
昨夜、ヴォルフスブルクはバイエルンに対して記録的な5-1の勝利を収め、とうとうブンデスリーガの首位に立ちました。テレビや動画を見なかったので、中身はよくわかりません。 その試合について、Kicker online の短い記事をながめてみました。ドイツ語を解読できませんが、単語をいくつかひろってみたかぎりでは、ごくかんたんな時系列試合経過だけの感じ。でも、いくつか興味を惹かれる語がありました。 http://www.kicker.de/news/fussball/bundesliga/spieltag/spielpaarungsbericht/object/863640 Zauberfußball。この、一行目に出てくるオーバーな表現は印象的ですね。「魔の蹴球」? 頻繁に使う語でもなさそうですけど、ほんとうのところはわかりません。モーツァルトの魔笛、Die Zauberflöte を連想しますが、ドイツ人筆者の方はどうなんでしょう。同じような意味があるツァウバーだったら… 魔笛という邦題は、まがまがしさも想起しそうな字面ですね。でもリブレットを読めば楽しいお話で、魔笛よりも「おとぎの笛」とか、せいぜい「魔法の笛」くらいにしておくと、実態に近い線だったかなという気もします。英語圏では The Magic Flute。この方が悪鬼などのイメージから遠そうな感じも。とはいえ、とうに馴染みきった「魔笛」を今さら変更するのには反対ですけど。 モーツァルトたちは童話風の骨子に、ある種の真実や風刺も盛り込んで、受け取り様がいっぱいある(と思える)劇に仕立てました。それについては様々な見方があって、それだけでもおもしろいですね。 フィガロやコジもいいけれど、自分としては魔笛こそモーツァルトの中でもっとも好みですが、みなさまはいかがですか。夜の女王はデセイかグルベローバがいいかな。最近はどんな歌い手が好評なんでしょうか? おっと。 さて、Kicker online の表現も、恐ろしい魔術よりは魅力的な魔法といった意を多く含んでいるのかもなと感じてしまいます。記事の題に出てくる、グラフィチが演じたらしい記憶に残る個人技と、大勝したヴォルフスブルクのプレーぶり、その両方を合わせて魔法に見立てた表現なのかな、と。 ま、試合を見ていないので、これはいっそう不確かな推測です。 ちなみに、ドイツのキッカーは長い歴史があるサッカー新聞で、存続し続けている専門紙の中では最古の部類に数えられるのではないでしょうか。これは、前回触れた非公式の世界初国際試合、1899年のドイツ対イングランドで、地元チームの監督を務めたヴァルター・ベンゼマンが中心になり、第一次大戦後に創刊したといいます。 ベンゼマンの知己だったウィリー・マイスルは、第二次大戦が終わってからキッカーに寄稿し始めたといいますが、戦争前にも書いていたのではないかという気もします…
● Live-Ticker を見てみよう ブンデスリーガご提供の Live-Ticker にはかなり細かいデータも表示されますので、その数字や図の一部を引用して、この試合の様子を想像してみましょうか。 http://ticker.bundesliga.de/ticker/dfl_fb_mbl/html_php/ticker_de_269498.html まず詳細な速報経過が記されています。これが本来の眼目でしょうが、でも自分には意味を取るのが難しいので、その部分は素通りします。この試合のかんたんな日本語による経過は、別途下記などで。 http://www.nikkansports.com/soccer/world/score/2009/ger/ger-1300392.html 次の数値は、Live-Tickerの「Statistiken」に出てくる最初の3項目を写したものです。この、5分きざみでのボール支配率推移は、なんとなく試合の状況を想像しやすくしてくれますね。ボールは、その時間帯に得点があったことを示します。 バイエルンの方がボールを持ち、しかし攻めに工夫が不足していたか。最後はバイエルンが諦め気味だったようですね。 シュート、「Torschüsse」のところでは、ちょっと意味を断定できない部分がありました。その図を引用します。
まず総シュート数が上にあり、ゴール枠の外の着色部分にカーソルを置くと、外れた数が出てきます。その数を減じると枠内シュート数。下には枠内シュートを防いだ数が、2、5と、文字で書いてあります。アイゲントアは自殺点ですね。それをきちんと項目として表示してあるのが几帳面。今回は双方0。 そこまではいいですが、バイエルン側には枠内にも着色部分があります。カーソルを持っていけば数が現れます。
得点になったシュートはボールで表されていますので、枠内着色はそれとは別ですね。なんでしょう? とりあえず、ゴールの枠に防がれたものかなとか考えておき、棚上げです。 ● 一対一
左が地上戦、中は空中戦、右が合計です。これはドイツらしい統計だと感じます。それについては下記でも触れました。 強い ドイツは、何故 / 日本はなぜ… http://www.plus-blog.sportsnavi.com/ports/article/269 Kicker online の短文にも、最初の方で Zweikämpfe という語が出てきます。一般的に意識されているんでしょうね。 どうやらヴォルフスブルク側が、最初の段階から積極的にボール争奪を挑んでいったみたいに読めますが、正解はどうでしょうか。だいたいこうした意味だとすると、ヴォルフスブルクはやや対人マーク風に相手へ接近する守備をして、早めにタックルしようとしていたようです。 総数を見ると、バイエルンはそこそこ逃れることができていて、また、全体としては優っています。しかし Kicker online は、ヴォルフスブルクの集中を切らさない守備を賞賛しているみたいでもあります。 選手個々の一対一の結果は、Spielervergleich という項目で、ほかの細かい数値とともにを確かめられます。チームごとに選手名が並び、その名前をクリックすると下記のようになります。
一対一での勝利数から始まり、ボール・コンタクト、シュート、パスの回数などがありますね。パスについては Spieleraktionen und Passwege という別項に図示されるものが見やすいと思います。そうした見方ができない一対一とボール・コンタクト数を、めんどうですが前回の配置図に書き込んでみます。分数が一対一、次がコンタクト数、ヴォルフスブルクは黒文字、バイエルンは黄色です。
Live-Ticker の数値は幾日かで消えてしまい、また次の節が表示されます。でも、別のページで過去の節を見ることができるようになりました。 http://www.bundesliga.de/de/liga/matches/2008/index.php 上記で節を選び、その中から目的の試合の Spielbericht をクリックすると、試合の概要記事に飛びます。その上部にあるメニューの Analyse で、Live-Ticker に出ていた数値のほとんど全部を見渡せます。肝心の詳細経過はないようですが、どうせドイツ語なので… こちらの方が大きめで見やすいですね。以前は少し異なる内容で、フィールドを11×11の区画に分けての、どこからパスが出たかのデータなどがあり、もっと詳しく想像することも可能でした。あまり人気がなかったんでしょうか。あれは、謎のホッフェンハイムを想像するときに、けっこう役立ちました。 ● かたより Analyse では Live-Ticker にない Spielschwerpunkt Offensive が表示されます。攻撃時のかたより具合とでもいえばいいのでしょうか。その図を引用します。
ヴォルフスブルクは向かって右に攻め、バイエルンは左向き、そう見たかたちで左右中央と3区分し、どの部分で何回攻撃プレーがあってそれが何パーセントにあたるか、ですね。 ヴォルフスブルクは右からの攻めが少なめです。バイエルンは、ラーム、ゼ・ロベルト、リベリの左に攻撃がかたより、中央から攻め込むことが少ない。これは通常どおりと思えます。 一方で Kicker online には、バイエルンから見て右側で、かなりの攻防が展開されたように思える語がありました。ヴォルフスブルクが優勢だったみたいです。バイエルン側の攻撃の軸、左トリオの方に展開させないようとする意図だったかも。ヴォルフスブルクは特に左側特化のチームという印象を受けませんでしたし。 ● パス パスのチーム総数は、Analyse と Live-Ticker で異なります。Live-Ticker がミスしたパスを表示しているのに対し、Analyse では成功数と総数です。そして、両者で数が合わないようでもあります。これも引用してみましょう。Analyse の中でも合っていない気がします。 Live-Ticker
Analyse
自陣、相手陣と分けてくれているのがいいですね。基準はパスを出した地点だろうと思います。Analyse には双方のパス試行総数を相対比率で表示してくれていますが、この割合はボール支配率とほぼ一致しますね。同系統のつなぎを演じたのか。 こうした各種指標があれば、あとはもう少しつっこんだ試合評を参照することで、かなり内容を想像しやすくなりそうです。 これは、試合映像も著作権ビジネス化してしまおうという流れにあって、後代に試合内容の実際を伝達していく主要な手段ともなるでしょう。それも、かなり公正な。そして試合をながめたあとの反芻にも有効です。日本でももっと公表されるといいんですが。 それにしても、スポーツ映像の「再販ビジネス」みたいなものは、短い年数で切れないものでしょうか。興行としては何度も何度も商売にしたいでしょうが、ある程度は報道的要素ありとも見て、短めの年数で権利フリーになれば喜ばしい。 ● ぜいたく さらに各選手の走行距離なども欲しいですね。それから、チームの速度も。 Kicker online には、後半にバイエルンが攻勢に出て、ヴォルフスブルクはいっそう注意深く守りつつも大胆な逆襲を成功させたようなことが書いてあるみたいです。その巧みさは数値化できそうにありませんが、プレー・スピードの表示は、うまい基準を設ければ可能でしょう。 実際、下記で言及したパニーニのサンプル・レポートには、チームの速度も出ていましたね。あの試合のアルゼンチンは遅い。 リケルメ・アルゼンチンの分析数値... http://www.plus-blog.sportsnavi.com/ports/article/364 ● 長くなりすぎました このブログ自体、体験していない過去や遠方のサッカーを想像することから始まっていることもあり、もっとこの試合の内容を詳細に再構成したいと考えていました。しかしそんな試みの可能性に興味を持つ人はまずいない。 それに、Zauberfußball という語がどうも気になりますね。どなたかのご解説を期待するとともに、ヴォルフスブルク対バイエルンの再放送を待つことにして切り上げます。 安直こそが一番。魔笛のレコードを聴いて舞台を思い浮かべるなんて、何年か後には絶滅する慣習なのかもしれませんね…
posted by ports |23:30 |
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当然、見てません。
コメント投稿者ID :
1.バイエルンに持たせよう → 保持率35%
2.ベタ引きは しない。ペナ手前でライン設定。
ゾーンブロック形成。 → オフサイド10
→バイエルン 日本代表のように 回すだけ。
ペリコ 低い。
1対1は 五分五分。
→動き出し 動きの質で 勝負?
05CLチェルシーバルサ
チェルシーのやり方。
攻撃スペース大きい。
3.2,3本のパスで縦に早く。
「ダイレクトプレー」で 攻めきる。 → シュート数10
4.攻守に切り替え時 大きな動き大きな展開。
パスしたら 走る。
→ペリコ高い。
posted by 杉本 | 2009-04-07 20:36
バイエルン大敗! 魔術サッカー?
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若いブレーノのプレーに問題がありました。隠れがちなところでは、ファン・ボメルの他人まかせぶりなども…
ヴォルフスブルクが、バイエルンに持たせておこうと、相手にパスをくれてやるシーンはありませんでした。ものは言い様で、単純説明は単純試合消費につながりますね。一年三百六十五日。
posted by コリバノフ | 2009-04-08 00:00
バイエルン大敗! 魔術サッカー?
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こんばんは
バイエルンTVで、この試合を観戦しましたが、バイエルンの攻撃は単調でラストパスが雑ですね。
縦に急ぎ過ぎというか最終的なラストパスが繋がらない事が殆どで、バイエルンがポゼッション65%も保持してたようには見えない位落ち着きがない。
ヴォルフスブルクは攻守の切り替えが早く2TOPの個人技が強力ですね!
2点目のジェコの得点は、スローを見るとオフサイド臭いです。
3点目のジェコの得点は、ジェコの見事なトラップから冷静に流し込んだ得点はお見事!
ジェコへパスを出した選手も上手かったですねジョズエ?
走りながらあのトラップはかなり難易度が高くあのトラップ技術には観たことが無かった選手だけにビックリです!
グラフィチもかなり能力が高いですね! ブラジル代表に呼ぶべきです!
長身で、パワーだけじゃなくスピードもそこそこあるし5点目のヒールシュートのセンスにはビックリです!
まだ決まってませんが、来シーズンのCL出場できれば楽しみなチームですね!
走行距離は若干ヴォルフスブルクの方が走っていた様に見えましたが実際はわからないですね?無駄走りでバイエルン?
バイエルンに好き勝手に仕事させないようなプレーがファウル数にも出てますね。
2TOPがケガでもしないと大久保は先発出場できないのでは…?
バイエルンのサッカーは壺にハマれば得点力はあるのかもしれませんが、カウンターに弱そうな気がします。
posted by WS | 2009-04-10 01:45
返.バイエルン大敗! 魔術サッカー?
コメント投稿者ID :
WS さんへ
おはようございます、ありがとうございます。
今のバイエルンのセンタリング・サッカーは多様性に乏しいですね。あまり意外性を望めない感じなので、時間が必要だとされるクリンスマン監督の指導にも、そうそう期待できないのではないかと思えてきます。
> ジェコへパスを出した選手
あれはミシモビッチですね。ボスニア・ヘルツェゴビナ・ライン。
このときのバイエルンの守り方は、まるでラームの応対が遅れたようでもありますが、問題はファン・ボメルではないでしょうか。もしファン・ボメルが、右タッチ近くでパスを受けたミシモビッチに寄せていかず、パス&ゴーで中央に走り抜けようとするジェコをマークし、並走して戻っていたら? 鈍足で置き去りか…、いや。とりあえずは真っ当にくっつけると仮定して、そうなればミシモビッチはすぐにパスを送れず、すぐにラームがそのミシモビッチを抑えに向かえたのでは、と。
バイエルンは、とにかくトニが走行距離を稼がない印象ですね。一方のヴォルフスブルクはセンターバックが抑制気味。でもバイエルン側もこの試合では同じようなので、中盤の運動量次第という感じです。仰るように、ヴォルフスブルクの総量が少々上回ったかなと思いました。
> 大久保は先発出場できないのでは…?
原則は途中からでしょうね。それでも、マガト監督はわりと選手を使い分けるタイプなので…
> カウンターに弱そうな
そうですね。もしかすると、けっこう何にでも公平に弱いのかも。まあ、この試合のバイエルンもよくなかったとはいえ、バルセロナ戦の消極的態度よりはまだましでしたね。それなりに守りで奮闘して、試合になってました。それで結局5失点なんですけどね。
posted by コリバノフ | 2009-04-10 09:00
バイエルン大敗! 魔術サッカー?
コメント投稿者ID :
こんにちは
ファンボメルのチェックは甘かったですね、ファンボメルはこういう選手なのかなと思ったんですが、バルサ戦はみんながファンボメル状態でしたね(^_^;)
ブンデスのサイトの画像を引用されていますが、著作権についてよくわからないんですが、特に問題はないのでしょうか?
UEFAのサイトは日本語版があることもあり無断転載禁止に気づきましたが、他の海外サイトはわからないので、個人的にもサイトのデータの画像をそのまま引用したいと思っているんですが、どうなんでしょうか?
posted by WS | 2009-04-11 16:12
返.バイエルン大敗! 魔術サッカー?
コメント投稿者ID :
WS さんへ
おはようございます。
> バルサ戦はみんながファンボメル状態
笑! ひとりでも困難になる場合があるのに…。
画像は微妙なところですね。実際のところ、これがあのページ自体を紹介する意味合いで、そして出所も明示し趣旨歪曲もしておらず、そうしたことから、特に著作権者や著作者から異議を主張されることもないと思います。
しかし形式的には異議もあり得るでしょう。その際は、この記事があれを批評・報道する類いなのか、画像引用は正当かなどが争点になるでしょう。「公表された著作物は、引用して利用することができる」というのに該当するのか、しないのかとかですね。
著作権解釈には難しい面が多く、不審な点もあります。法規などの文言自体よりも、その精神と実害有無が大きな問題であることを認識して、あるべき著作権益を損なうまいと判断し得る試行錯誤は、どんどんやってみた方がいいでしょう。やつしの伝統なども持っている日本人は特に。
権益の性格も考えたいですね。「長生きしないと思える作品」の著者などが五十年を七十年に延ばす運動とかをしていますが、その手のことは著作人格権的なものとは別でしょう。金儲け、「既得権」囲い込み的に増長する著作財産権は、適切に制限した方が…
いろいろな試みをし、解釈を広げていくべきと思いますよ。法解釈は変化します。
posted by コリバノフ | 2009-04-12 09:59
バイエルン大敗! 魔術サッカー?
コメント投稿者ID :
こんばんは、どうもありがとうございます。
サイトの画像を引用してエントリーしてみたんですが、特に問題がなければ作成が楽になるので、良いんですがどう思われますか?
URLは下記です。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/madrid/article/133
posted by WS | 2009-04-13 00:39
返.バイエルン大敗! 魔術サッカー?
コメント投稿者ID :
WS さんへ
おはようございます。それは、必然性なく単に転載しただけだとみなされるかもしれませんね。引用の慣習に収まってないかも。著作権者などがいちいちチェックするかどうかは疑問ですが、それは別ですね。
ユナイテッド対ポルトはわりと楽しい試合でした。今週は、アウェーでも勝ち抜けを決めそうな感じがしますが、どうなりますか…
posted by コリバノフ | 2009-04-13 06:38
バイエルン大敗! 魔術サッカー?
コメント投稿者ID :
こんばんは。
>必然性なく単に転載しただけだとみなされるかもしれませんね。引用の慣習に収まってないかも。
ですね(+_+) 念の為にエントリーを削除しました。
やり直して再エントリーしました。
どうもありがとうございました。
posted by WS | 2009-04-14 01:25
返.バイエルン大敗! 魔術サッカー?
コメント投稿者ID :
WS さんへ
おはようございます、ありがとうございます。ほんとだ、変わってますね。なんか責任感じちゃいますけど、まあ…。
いろいろ考えながらやっていれば、こういう線だろうというのが生まれてきそうです。適度なトライがいいのでしょう。どのくらいが適切か、それはやはり難しいところですけどね。
posted by コリバノフ | 2009-04-14 09:15
バイエルン大敗! 魔術サッカー?
コメント投稿者ID :
こんばんは。
>なんか責任感じちゃいますけど
いえいえ的確な返信ありがとうございます。
適度なトライで、マイペースにやっていきます(^_^;)
これからもご教授よろしくお願いします。
posted by WS | 2009-04-15 01:34
返.バイエルン大敗! 魔術サッカー?
コメント投稿者ID :
WS さんへ
おはようございます。ありがとうございます。素人判断にすぎませんので、納得いくまでしらべてくださいね。
posted by コリバノフ | 2009-04-15 08:54
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この、5分きざみでのボール支配率推移は、なんとなく試合の状況を想像しやすくしてくれますね。ボールは、その時間帯に得点があったことを示します。
バイエルンの方がボールを持ち、しかし攻めに工夫が不足していたか。最後はバイエルンが諦め気味だったようですね。
シュート、「Torschüsse」のところでは、ちょっと意味を断定できない部分がありました。その図を引用します。
まず総シュート数が上にあり、ゴール枠の外の着色部分にカーソルを置くと、外れた数が出てきます。その数を減じると枠内シュート数。下には枠内シュートを防いだ数が、2、5と、文字で書いてあります。アイゲントアは自殺点ですね。それをきちんと項目として表示してあるのが几帳面。今回は双方0。
そこまではいいですが、バイエルン側には枠内にも着色部分があります。カーソルを持っていけば数が現れます。
得点になったシュートはボールで表されていますので、枠内着色はそれとは別ですね。なんでしょう? とりあえず、ゴールの枠に防がれたものかなとか考えておき、棚上げです。
● 一対一
左が地上戦、中は空中戦、右が合計です。これはドイツらしい統計だと感じます。それについては下記でも触れました。
強い ドイツは、何故 / 日本はなぜ…
一対一での勝利数から始まり、ボール・コンタクト、シュート、パスの回数などがありますね。パスについては Spieleraktionen und Passwege という別項に図示されるものが見やすいと思います。そうした見方ができない一対一とボール・コンタクト数を、めんどうですが前回の配置図に書き込んでみます。分数が一対一、次がコンタクト数、ヴォルフスブルクは黒文字、バイエルンは黄色です。
Live-Ticker の数値は幾日かで消えてしまい、また次の節が表示されます。でも、別のページで過去の節を見ることができるようになりました。
ヴォルフスブルクは向かって右に攻め、バイエルンは左向き、そう見たかたちで左右中央と3区分し、どの部分で何回攻撃プレーがあってそれが何パーセントにあたるか、ですね。
ヴォルフスブルクは右からの攻めが少なめです。バイエルンは、ラーム、ゼ・ロベルト、リベリの左に攻撃がかたより、中央から攻め込むことが少ない。これは通常どおりと思えます。
一方で Kicker online には、バイエルンから見て右側で、かなりの攻防が展開されたように思える語がありました。ヴォルフスブルクが優勢だったみたいです。バイエルン側の攻撃の軸、左トリオの方に展開させないようとする意図だったかも。ヴォルフスブルクは特に左側特化のチームという印象を受けませんでしたし。
● パス
パスのチーム総数は、Analyse と Live-Ticker で異なります。Live-Ticker がミスしたパスを表示しているのに対し、Analyse では成功数と総数です。そして、両者で数が合わないようでもあります。これも引用してみましょう。Analyse の中でも合っていない気がします。
Live-Ticker
Analyse
自陣、相手陣と分けてくれているのがいいですね。基準はパスを出した地点だろうと思います。Analyse には双方のパス試行総数を相対比率で表示してくれていますが、この割合はボール支配率とほぼ一致しますね。同系統のつなぎを演じたのか。
こうした各種指標があれば、あとはもう少しつっこんだ試合評を参照することで、かなり内容を想像しやすくなりそうです。
これは、試合映像も著作権ビジネス化してしまおうという流れにあって、後代に試合内容の実際を伝達していく主要な手段ともなるでしょう。それも、かなり公正な。そして試合をながめたあとの反芻にも有効です。日本でももっと公表されるといいんですが。
それにしても、スポーツ映像の「再販ビジネス」みたいなものは、短い年数で切れないものでしょうか。興行としては何度も何度も商売にしたいでしょうが、ある程度は報道的要素ありとも見て、短めの年数で権利フリーになれば喜ばしい。
● ぜいたく
さらに各選手の走行距離なども欲しいですね。それから、チームの速度も。
Kicker online には、後半にバイエルンが攻勢に出て、ヴォルフスブルクはいっそう注意深く守りつつも大胆な逆襲を成功させたようなことが書いてあるみたいです。その巧みさは数値化できそうにありませんが、プレー・スピードの表示は、うまい基準を設ければ可能でしょう。
実際、下記で言及したパニーニのサンプル・レポートには、チームの速度も出ていましたね。あの試合のアルゼンチンは遅い。
リケルメ・アルゼンチンの分析数値...

