2008年12月26日
中村俊輔 充分なのに足りない? なんだろう
実によく動く。それなのに、どこか物足りない感覚が残ったりも… プレーに深みが増した印象を受ける中村俊輔選手。走るスピードが遅いなとか、もっと体格がよければとか、無い物ねだりは今さら不要かとは思います。 が、動きはどうなのか。この点は、判断や習慣づけ、そのほかで、延々と発展させる可能性があるという気がします。ここに、ちょっと欠けているものを感じたものですが、しかし、中村選手は、ボールなしで非常によく動いている…
11月25日のチャンピオンズ・リーグ第5節、セルティックはオールボーに乗り込んでAaBと対戦し、逆転負け。途中まではビジター側のセルティックが地元チームを圧倒気味で、しかし、自ら崩れていく感じで敗れました。 この試合に最後まで出場した中村俊輔選手は、双方を通じて最も長い走行距離、12,724m を記録。二番目がセルティックのスコット・ブラウンの 12,007m。それに次ぐのがAaBのヨハンソンで、11,988m となっています。 ゴールキーパーを除外したチームの総距離は、セルティックが 112,141m、AaBは 113,790m でした。セルティックでは、ブラウン、中村両選手が、たいてい最長距離を争っているみたいです。 前回取りあげた10月21日のユナイテッド対セルティックで、62分に交代で退いた中村選手。そのときの距離は 8,107m でチーム内の第9位。しかし、以前記したように、ハーフタイム時点では、ブラウンに次ぐ第2位の 6,122m でした。 とにかく運動量は多い。充分であろう総量ですね。 このユナイテッド戦では、中村選手にさほどの攻撃機会がありませんでした。こう動いていればなといった、具体的シーンを想起する試合ではなかったような。 ところが試合終盤、中村選手と交代して登場したハートリーのミスに、なにか、中村選手に欠ける点を見たような気がしました。ビディッチからルーニーへのロング・パスをカットして、セルティックがユナイテッド陣に進出します。マローニー、ブラウンから、右翼に展開。ゴール前へのクロスは無理と感じただろうウィルソンは、ボールを受けようとするマローニーを見つけました。 ゴール・エリア近くのシェリダンなどは、ポジションを取り直そうと動きます。
フレッチャーとビディッチ、そして朴智星に詰め寄られ、マローニーはゴールに背を向けます。そしてブラウンが内に入って来るのにあわせて、短めのパスを戻しました。
ここまで、ユナイテッドのアンデルソンは、あまり周囲を見まわさず、ボールの流れだけに注目してたたずんでいた感じです。フレッチャーなどと較べると、まだまだ見えていない選手といった印象。 そのアンデルソンの背中側に、セルティックのハートリーが走り込んできていました。テレビだと、唐突に現れたイメージ。日ごろは、意外なほど周囲を把握できてないなというプレーを見せたりもするブラウンですが、この場面ではハートリーの移動を見渡せる体勢でした。 ブラウンがダイレクトで、ハートリーの走り込む場所にボールを流す。
ハートリーはシュートもできそうでしたが、コースが狭くてドリブルを選択。ドリブルというよりは、勢いに任せてトラップが大きくなってしまった感じで縦に抜けます。ボールには一度しか触れていなかったような。 それをビディッチとエバンズが挟み、スライディングしたエバンズがクリアしました。 中村選手も、走り込むシーンをさまざまに見せてくれはします。たとえば、相手選手に「中村はダイバーだ」とか非難されたらしいプレーでは、後方からペナルティ・エリア内に突進して、シュートを狙っていました。 それでも、こういった動きのプレー機会を、中村選手は逃している気がしてならなくて。実地に観戦しないと、明確な指摘を今一つしづらいですが… が、しかし、最近の試合をテレビで見るにつけ、中村選手はよくわかっていて、あえて動きを選択した結果がこういうプレーぶりになっているようだなと、勝手に解釈するようになりました。 けががちではあれ、現在の中村選手はゲームを的確に読んでプレーを組み立てており、試合自体の流れもコントロールしかけている感じです。あと何年、この調子でプレーできるのか、さらなる飛躍はあるのか…
posted by ports |07:00 |
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中村俊輔 充分なのに足りない? なんだろう
ドリブルが足りない。右サイドで切り返すときだけでしょ。真ん中にいるときはほとんどやらない。DFは怖がってない。メッシみたいなスピードがないとしても、やらなさ過ぎ。シルバとかシャビとかはスピードはそんなにないが、ときに強引に突っかける。俊輔はトップ下が一番好きって割にはやらない。矛盾している。トップ下は司令塔のポジションではないんだから。セカンドトップ。確かに走ってはいるけど、ボール持った時はいつもサイドから斜めにパスやクロスってのが多い。セルティックは俊輔のキープ力とパスに頼ってるのは事実だが、2列目の選手はドリブルがないとね。代表の試合だとさらにやらないんだよね。サイドでさえやらない。松井も。この2人をサイドハーフにおいてもしょうがない。アジアでは簡単にポゼッションできるからいいけど、欧州に勝とうとするなら、やはり突破力が必要。俊輔が2列目で次のW杯もやるなら、そこをクリアしないと。パスを回しているうちにプレスに引っかかって、守る時間が長くなるサッカーを2010年もする確立は高い。
posted by 小川石川佐々木杉本 | 2008-12-26 13:24
返.中村俊輔 充分なのに足りない? なんだろう
ありがとうございます。ドリブルで抜こうとするシーンは、ほとんどありませんね。
二件、同じコメントをいただいていたので、一つをカットしておきます。
posted by コリバノフ | 2008-12-27 23:31

ビディッチからルーニーへのロング・パスをカットして、セルティックがユナイテッド陣に進出します。マローニー、ブラウンから、右翼に展開。ゴール前へのクロスは無理と感じただろうウィルソンは、ボールを受けようとするマローニーを見つけました。
ゴール・エリア近くのシェリダンなどは、ポジションを取り直そうと動きます。
フレッチャーとビディッチ、そして朴智星に詰め寄られ、マローニーはゴールに背を向けます。そしてブラウンが内に入って来るのにあわせて、短めのパスを戻しました。
ここまで、ユナイテッドのアンデルソンは、あまり周囲を見まわさず、ボールの流れだけに注目してたたずんでいた感じです。フレッチャーなどと較べると、まだまだ見えていない選手といった印象。
そのアンデルソンの背中側に、セルティックのハートリーが走り込んできていました。テレビだと、唐突に現れたイメージ。日ごろは、意外なほど周囲を把握できてないなというプレーを見せたりもするブラウンですが、この場面ではハートリーの移動を見渡せる体勢でした。
ブラウンがダイレクトで、ハートリーの走り込む場所にボールを流す。
ハートリーはシュートもできそうでしたが、コースが狭くてドリブルを選択。ドリブルというよりは、勢いに任せてトラップが大きくなってしまった感じで縦に抜けます。ボールには一度しか触れていなかったような。
それをビディッチとエバンズが挟み、スライディングしたエバンズがクリアしました。
中村選手も、走り込むシーンをさまざまに見せてくれはします。たとえば、相手選手に「中村はダイバーだ」とか非難されたらしいプレーでは、後方からペナルティ・エリア内に突進して、シュートを狙っていました。
それでも、こういった動きのプレー機会を、中村選手は逃している気がしてならなくて。実地に観戦しないと、明確な指摘を今一つしづらいですが…
が、しかし、最近の試合をテレビで見るにつけ、中村選手はよくわかっていて、あえて動きを選択した結果がこういうプレーぶりになっているようだなと、勝手に解釈するようになりました。
けががちではあれ、現在の中村選手はゲームを的確に読んでプレーを組み立てており、試合自体の流れもコントロールしかけている感じです。あと何年、この調子でプレーできるのか、さらなる飛躍はあるのか…

