2008年11月26日

ゼニト vs ユーベ。 ベストメンバー同士の好勝負

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 この試合、どのくらいパスがまわったのか?


 左がゼニトで右がユベントス。ゼニトの方は737回パスを試みて、570回、味方につないだようです。ユベントスは、392のうち223が成功したとのこと。
 グラフは、成功したパスの多い順で、UEFAの形式を真似しました。が、ゴールキーパーは最後に持っていきました。

 チーム全体で見ると、ユベントスのパス成功率は57%で、先日のインテル戦の58.7%と同じくらい。かたやゼニトは77%が成功。
 内訳として、ショート、ミドル、ロングの三区分をしているようです。何メートルで区切ったのか、その説明は読んでいませんので、内容不明ですが…

(パス試行回数区分)

1.ゼニト
 - ショート	 179
 - ミドル	 	 442
 - ロング		 118
 - 合計		 737

2.ユベントス
 - ショート	 119
 - ミドル	 	 196
 - ロング		    77
 - 合計		 392


 ユベントスは、トーナメント戦進出が決まっているのに、メンバーを落とさずに臨みましたね。このことが、当然ながら試合をおもしろくしました。正統伝承を受け継ぐ誇りか、インテル戦に続いての敗北は好ましくないだけか、単に、最終節でもないのに手は抜けないということか。
 アマウリを控えにまわしたものの、カモラネージを先発させ、デル・ピエロも含んだ顔ぶれ。ベスト・メンバー規定がなくとも、きっちり範を示すかまえでした。
 惜しいのは、雪と雨で、芝がかなり湿っていること。

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 UEFA日本語ページの「時系列で追う試合展開」などは下記。

 http://jp.uefa.com/competitions/ucl/fixturesresults/round=15276/match=302767/report=mbm.html

 冒頭のパス数の結果と、67%:33%というボール支配率を見ると、ゼニト圧勝かとも思えますが、要所を抑えるユベントスのディフェンスは強固。ペナルティ・エリア内の攻防でもオフサイド・トラップを利用して、ゼニトの得点を阻止します。カモラネージが加わった攻撃も、鋭さに多様性が加味されて、充分に勝機がありました。
 シュート数や、そのうちの枠内数なども拮抗。フィールド・プレーヤーの走行距離総量も、ほぼ同じ。

 ユベントスは、最終ラインを極端に上げようとはせず、あらかじめ予定していたのか、ゼニト選手たちのユベントス陣への侵入を許容して、スペースを消す方向で守っていました。守って引き分け狙いではなく、つねにゴールをうかがう姿勢でしたね。インテル戦よりも、ユベントスの多彩さが出ていました。
 しかし、ゼニトが圧倒する時間の方が長かった。ゼニトには、やはりシュート、あるいはその一つ前のところで、主に技巧の問題と運のなさがつきまといました。でも、たしか、ゴールの枠にぶつけたシュートは、2:1でユベントスの勝ちだったと思います。

 そして結果はスコアレスの引き分け。ゼニトはリーグ戦を五位で終えており、来季チャンピオンズ・リーグ出場は無理。ここで勝って、レアルとの最終節に望みをつなぎたいところでしたが、これで、ほぼ、望みは絶たれたでしょうね。
 残念だったのは、ゼニトの唯一の選手交代が、アルシャフィンからファイズリンというものだったこと。なにか理由があったんでしょうけどね。初めて見たファイズリンも、だめな選手ではありませんでしたが。

 この試合だけ、ほかに先行して終了したので、レアルはポジティブな気持ちでBATE戦に入っていけそうです…


posted by ports |09:00 | コメント(6) | トラックバック(0)
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ゼニト vs ユーベ。 ベストメンバー同士の好勝負

コメント投稿者ID :

後半からしばらく観ることができました。
確かに、面白い試合でした。

お互いにつぶしにいく位置が似ていたのか、
中盤がかなり拮抗していた印象でした。

わりとフリーだったゼニトのCBから、
前線に何度かいいスルーパスが出てましたね。
あれを守りきったユベントスの守備陣は強固だな、と感じました。

アルシャフィン、結構いい場面作ってた気がしたので、交代は残念でした。

posted by タカ | 2008-11-27 12:27

返.ゼニト vs ユーベ。 ベストメンバー同士の好勝負

コメント投稿者ID :

タカ さんへ

得点できないからおもしろいという実例でしょうか。アルシャフィンを下げたのは、やはり「?」ですね。事情があるんでしょうが。29日はお出かけになるのでしょうか。なにか興味を惹くことがあるかもしれませんね。
ありがとうございました。

posted by コリバノフ | 2008-11-28 07:12

ゼニト vs ユーベ。 ベストメンバー同士の好勝負

コメント投稿者ID :

もしかしたら、アルシャフィンの移籍後(すでに監督も認めているようで)を考え、
別の選手をできるだけ試そうとしているのかもですね。

僕がいますんでいる国のリーグは、あまり強くなく、にもかかわらずサポーターが恐ろしいという評判なので観にいけてないですね、残念ながら。
時間があるとき、せめて一度くらいは行ってみたいものです。

posted by タカ | 2008-11-30 09:41

返.ゼニト vs ユーベ。 ベストメンバー同士の好勝負

コメント投稿者ID :

タカ さんへ

> アルシャフィンの移籍後

なるほど、ですね。ただ、この試合は勝たなければいけなかったので、なにかほかにもあったかもしれませんね。
サポーターが恐ろしい…。サラエボですか、プロジェクトかなにかで。いや、失礼しました、特に詮索する気はありませんが、旧ユーゴスラビアあたりの実情なら、なんであれ、コメントいただけるとうれしいです。またお願い申しあげます。

posted by コリバノフ | 2008-11-30 10:50

ゼニト vs ユーベ。 ベストメンバー同士の好勝負

コメント投稿者ID :

アルシャヴィンはユーロ後移籍するという前提でダニーを獲得しました。
どうも交渉でこじれたようで、ストライカーを削ってまでこの二人を併用する羽目になってしまったようですね。

UEFAを制したベストメンバーだとDFに守備は劣るがゲームメイクのできるシロコフがいてアルシャーヴィンかダニーミゲルのところにファティ・テッケかファイズリンが入る形だと思います。
美しいサッカーをしていましたが、このときからすでに一時代は終わりはじめていた気がします。

posted by cska352 | 2009-07-19 23:51

返.ゼニト vs ユーベ。 ベストメンバー同士の好勝負

コメント投稿者ID :

cska352 さんへ
 
> UEFAを制したベストメンバーだとDFに守備は劣るがゲームメイクのできるシロコフがいて
 
ありがとうございます。見てないんですが、なんとなく想像できます。ロシア代表の記憶からなんですけどね。
 
♫ サッカーの芸術化
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/ports/article/193

上記のパス解析で触れたように、欧州選手権初戦のロシアでは、シロコフが最後方から操作している面もありました。しかし。
 
> 守備は劣るが
 
そういう印象を受けました。

posted by コリバノフ | 2009-07-20 06:56

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