2008年08月26日

減り続けていたアクチュアル・タイム

 たしかに減少傾向であるように見えます。

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 17歳以下、20歳以下、両世界選手権の、平均実働時間の推移です。45分以下は切り取っています。数字が重なったりするので、アンダー17の平均時間数値は一列にX軸上、ワールドユースの方は棒の中間に並べました。


 「試合時間は10分延びていた!」
 http://www.plus-blog.sportsnavi.com/ports/article/209

 上記で触れた、マルチ・ボール・システムの境目が1995年で、導入したアンダー17は65分05秒なのに対し、ワールド・ユースは55分20秒。
 1991年のワールド・ユースから1995年までをながめると、このころの平均実働時間は、だいたい55分前後だったようです。
 アンダー17の1993年大会は47分ですが、これは一試合が80分でしたね。それが90分だったとして、延びる10分の、六、七割を足して考えてみれば、まあ、55分弱という線になりそうです。

 先行してマルチ・ボール・システムを導入したアンダー17では、二大会連続で、平均が65分台を記録しています。これと較べ、ワールド・ユースの方は、1997年のマルチ採用から、一時間前後という実働時間です。極端には増加しなかったんですね。ちなみにマレーシア開催の1997年ワールド・ユースは、リケルメ、アイマールのアルゼンチンが、オリベーラ、サラジェタ等のウルグアイを決勝で破った大会でした。

 そして1999年からは、両大会ともに、平均実働時間を減少させ始めているようです。2005年以降となると、マルチ導入直前期の水準も、下回っています。これはどうしたことなんでしょうね。

 当初、マルチを採用したばかりの急増は、なんとなく想像できそうです。それまで以上に、スローインなどにおける早いリスタートを、戦術的に組み込む国があったのだろう、と。そのため、平均実働時間は一気に10分も激増した…

● 世界的傾向を、まずまず反映しているのでは?

 アンダー17とワールド・ユースは、ワールドカップに較べてみると、欧州・南米以外が多いですね。だからワールドカップ以上に、全世界的な色合いが明らかに表れるのではないでしょうか。年齢制限大会の方が、大会ごとの選手の入れ替わりも激しいわけで、広い趨勢としては、こちらの方がいっそう顕著だろうと思えますね。二年に一度ですし。
 残念なのは、これよりも昔の両大会では、実働時間を計測していないか、公表していないらしいという点です。

● どうやって?

 しかし、なぜ、きれいな低下傾向になってきたのでしょうね。どの程度かは別として、マルチなら、そうでない試合よりも、外に出たボールが返ってくるまでの時間は短くなります。それでいて、マルチ導入以前よりも実働時間は短縮されてきている。外に出すクリアが、年々増加しているとも思いづらいものがあります。

 導入時の実働時間急増の試合と較べて、どこで無駄な時間を増やしてきたのでしょうかね。やはりスローイン?
 きっと誰かが調査・研究しているだろうと思いますが、広く公表されてはいないようです。
 謎です…

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 下記に続きます。  「下げ止まりで上昇してるかヨーロッパ。日本代表は?」  http://www.plus-blog.sportsnavi.com/ports/article/212


posted by ports |07:00 | コメント(0) | トラックバック(0)
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