2008年08月13日
さらにスペインを分解して、何か見えるか
こうすると、シャビからシャビへのパス、4回がめだちます…
前回に続き、欧州選手権のスペイン対ロシア、2008年6月10日の第一戦のパス図解です。今度は4回以上のパスだけを残しました。紫色の矢印が8回以上。最多は、シャビからシルバへの11回でした。 選手ごとのパス回数一覧や、図解できないロング・パス、ショート・パスの内訳などは、下記をご覧ください。 スペイン優勝の出発点 「パスの構造解析」 http://www.plus-blog.sportsnavi.com/ports/article/191 裏を狙いがちなフェルナンド・トーレスには、4回以上のパスをくれるチーム・メートがいなかったんですね。途中で引っ込んだということもありますし。対してビジャの方が、幅広く組み立てにも顔を出したイメージが、なんだかよみがえってくる感じです。 全体的に、ポジションを大きく入れ替えることはほとんどなかったので、この図からも、左を多用気味だった感じを見てとっていいのかなと思います。 しかし…、やはりこれでは、色合いが寒々しいというものです。2、3回のパスはどうなっていたか。今度は、当然ながらシャビが仲間はずれになりますね。トーレスへの流れが見えてきました。 おもしろかったシーンがいくつか浮かんできますが、個人的には、ベスト・パス賞をカプデビラにあげたい気がします。トーレスへの二度のパスのうちの一つ、それが先制点につながったものですね。ロシアの最終ラインから出たグラウンダーの長い縦パスを、ダイレクトで蹴り返してトーレスに、そこからビジャのゴールへ。 どうせだから、一度しかなかったパス・コースの図も。
黄色と赤と、両方から、ビジャとトーレスの関係がうかがえる気もします。 さらに、一度だけのパスを除いた図も提示します。 あらためてセルヒオ・ラモスから中盤経由で左へのラインと、マルチェナ、カプデビラから前方へと、真ん中よりはやや左側に流れる感じが強いなと思います。それに抗して、セルヒオ・ラモスはイニエスタへも太いパイプを持っていますが、右へは、トップがそう頻繁に流れてもこなかった感じです。あまり縦への突破をせずに中へ入るイニエスタから、また、どちらかというと中央、そして左に展開していくのがベースだという印象。
これに対抗していたロシアの骨格も。
こちらはループの多さがめだちます。自動認識の失敗例なんでしょうか。 このあとは下記へ… 「♫ サッカーの芸術化」 http://www.plus-blog.sportsnavi.com/ports/article/193
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さらにスペインを分解して、何か見えるか
コメント投稿者ID :
ロシアはサイドを使ってというのがよくわかりますね。
左サイドの偏りも。
それとバックで球を持たされてたって感じですか・・。
やっぱり、管理人さんはデータの処理の仕方が上手いですよ。知識がないからでしょうが、自分はこんな分析みたことないです(笑)
posted by ブランク | 2008-08-13 19:41
さらにスペインを分解して、何か見えるか
コメント投稿者ID :
この試合のロシアは、スペインよりも見透かしづらいですね。
ちょっと一筋縄ではいかないようなって、そういっては大げさすぎですけど。でも、ちょっと決めつけ難い感じはあると思います。
なにかをとりだして、断定的にお考えいただければ…
posted by コリバノフ | 2008-08-13 23:42
さらにスペインを分解して、何か見えるか
コメント投稿者ID :
いやー、すみません・・・強引でしたか。
よければまた解説を。
posted by ブランク | 2008-08-14 01:01
さらにスペインを分解して、何か見えるか
コメント投稿者ID :
あ、いえ、いえ、もっと詳しく、かつ端的に論じていただければ、と。
posted by コリバノフ | 2008-08-14 01:08
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こうすると、シャビからシャビへのパス、4回がめだちます…
今度は、当然ながらシャビが仲間はずれになりますね。トーレスへの流れが見えてきました。
おもしろかったシーンがいくつか浮かんできますが、個人的には、ベスト・パス賞をカプデビラにあげたい気がします。トーレスへの二度のパスのうちの一つ、それが先制点につながったものですね。ロシアの最終ラインから出たグラウンダーの長い縦パスを、ダイレクトで蹴り返してトーレスに、そこからビジャのゴールへ。
どうせだから、一度しかなかったパス・コースの図も。
黄色と赤と、両方から、ビジャとトーレスの関係がうかがえる気もします。
さらに、一度だけのパスを除いた図も提示します。
あらためてセルヒオ・ラモスから中盤経由で左へのラインと、マルチェナ、カプデビラから前方へと、真ん中よりはやや左側に流れる感じが強いなと思います。それに抗して、セルヒオ・ラモスはイニエスタへも太いパイプを持っていますが、右へは、トップがそう頻繁に流れてもこなかった感じです。あまり縦への突破をせずに中へ入るイニエスタから、また、どちらかというと中央、そして左に展開していくのがベースだという印象。
これに対抗していたロシアの骨格も。
こちらはループの多さがめだちます。自動認識の失敗例なんでしょうか。
このあとは下記へ…
「♫ サッカーの芸術化」


