2008年08月04日

EUROの環境はワールドカップに勝った?

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  紫色=2006年ワールドカップ 水色=2008年欧州選手権


 90分の試合で、どれだけ実際のプレー時間があるのか。ワールドカップと欧州選手権を較べると、欧州選手権の方がやや長い!
 このグラフは、縦が試合数の多さです。横に、実働時間が何分台かをとっています。秒部分は切り捨てました。

 背が高く伸びた紫のワールドカップよりも、小ぶりながら右へずれて見える欧州選手権の勝ち…

 前回「EUROに劣らぬ日本! ワールドカップでNo.1」で、2006年ワールドカップと2008年欧州選手権の試合を、実働時間の長い順に列記しました。でも数字だけでは把握しづらい。そこで、両大会を区別、色分けしたグラフにしてみました。おもしろいかたちですが、少々わかりづらいですね。
 横軸は1分おきに並べてありますが、目盛り数字が重なって、2分ごとになってしまいました。数字を傾けたのも、ちょっと見づらくさせたかもしれません。

 紫の尖塔のように屹立する部分は、56分の試合が11回あったことを示します。そこから右側に落ち、平らになって水色の突起と重なる部分が、57分、58分、59分で、それぞれ4試合ずつありました。
 欧州選手権では、一番上に尖っている(5回)のは、58分台です。59分が4回、60分が3回、61分は1回と落ちていきます。

 紫のワールドカップが、水色の欧州選手権よりも左に寄っているのは、気候条件が悪かったせいかもしれません。
 2006年ワールドカップ時、記録的に暑いといわれた日もあったと思います。この気候による消耗を避けようと、選手たちが試合の中断時間を微妙に延ばす行動をとり、その結果として欧州選手権よりも実働時間が短い試合が多いとか? そうでもなかったようですが。
 ワールドカップ各試合の気温・湿度の数値がわからず、気候条件が不明です。数値をご存じの方はいらっしゃいませんか?

● 実働時間は気候に左右される?

  気温の低い順
  ports-41199.jpg

 これは欧州選手権の全試合。ただし、延長戦があった三試合は除きました。グラフで、右に長いほど実働時間が長いことになります。
(これは「分」で計算したままなので、小数点以下は「秒」ではあり
 ません。たとえば .85は、60をかけて51秒と思ってください)

 さらに、湿度との関係でも見てみましょう。

  湿度の低い順
  ports-41200.jpg

  気温×湿度の低い順
  ports-41201.jpg

 気温も湿度も高いと、徐々に実働時間が減ってくる感じも、…ないか。
 試合の実働時間は、気候よりもプレー内容に大きく影響されるのかと思えてきますね。そのためか、同一の大会でも、長い試合と短い試合には、20分以上も開きがありました。

● 日本とオーストラリアの2006年ワールドカップの試合

 この試合、個々の選手の走行距離は、公表されたのでしょうか。ワールドカップのほかの試合はどうでしょうか。
 暑くて、そして実働時間が長い試合では、実際の走行距離が抑え気味になったか、そうではなかったか。数値があれば見たいですね。ご存じでしたら教えてください。

 ワールドカップの64試合のうち、15:00キック・オフだったのは10試合しかなく、そのうちの二つは、日本代表のオーストラリア戦、クロアチア戦です。
 特にオーストラリア戦の、実働 69分というのは突出していますね。ほかの15:00キック・オフ 9試合は、実働時間が50分から59分に収まっています。日本対クロアチアも、52分でした。でも、オーストラリア戦が、なにか特別な試合だったかなと考えても、今ひとつ「これだ」というものを想起できませんでした。単にロス・タイムのとりすぎで10分増量?


 このあとは、もう少し見やすくしたグラフや、ワールドカップのキック・オフ時間ごとのものも提示しようと思います…

 「ワールドカップ最高値の 日本代表は特別…」
 http://www.plus-blog.sportsnavi.com/ports/article/185



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