2008年07月07日
● 日本の三つのB
やはりこの代表チームがあってこそ、日本でも…http://foot2010.exblog.jp/7188305/
ジミー・ホーガン以前から伝えられてきただろう三つのBは、おそらくハンガリー代表チームの名高さによって、極東の地にあっても喧伝されるにいたったと思われます。今では三つのBを耳にしたことがない人の方が多いでしょうね。 ———— 以下引用 ———— 「ゲームとは要するに三つのB、つまり、頭脳、ボール・コントロール、ボディ・バランスである」 — ジミー・ホーガン — 「イギリスのある解説書に … 中略 … また別の解説書では、サッカーが世界中で最も普及し、また技能もすぐれているハンガリーの事情を伝えているが、ハンガリーで重要視されていることとして三つのBをあげている。第一に Brain (頭の働き)、第二に Body balance (身体のこなし)、第三に Ball control(ボール扱い)の頭文字の三つのBである」 — 「サッカー」(竹腰重丸) — 「ハンガリーでいわれる、サッカー選手に必要な基本三要素を思い出してほしい。 BRAIN BODY-BALANCE BALL-CONTROL の三つだ。しかし、この三つはおのおのが独立して存在しているものではない」 —「今月のプレー/ボール・コントロール」(岡野俊一郎)— ———— 以上、引用終わり ———— 竹腰さんは、視線を落とさずにボールをコントロールできるよう、消灯後の廊下でドリブルの練習をしたといわれる人ですね。引用した「サッカー」は古典的名著で、初版は1956年らしい。ハンガリー動乱、あるいはハンガリー革命挫折の年です。三つのBについては、巻頭の著者はしがきに記されていました。 岡野さんの文はサッカーマガジンに掲載されたものです。1969年から「レベルアップ講座」と銘打ったシリーズが始まっていて、その一回目に付随するコラムで三つのBに触れていました。 どちらも三つのうち二つ目をボディ・バランスにしています。参照する書籍によって異なっているのでしょう。しかし、岡野さんがテレビなどでも強調していたように、最初のBに「考える力・判断力」がくることは、どこでも共通のようです。 七夕、1974年の場合は選挙の日だったと思います。でもあまり関心が向きませんでした。どうせ投票権がないからというより、ワールドカップの決勝戦が、深夜に生中継されることになっていたためです。金子さんがアナウンサー、ゲストに二宮さんがいて、解説はやはり岡野さんでした。 岡野さんは1953年に西ドイツへ行ってますから、ハンガリーのプレーぶりをフィルムでご覧になったかもしれませんね。その後に実物を観戦する機会もあったのではないかと思いますが、どうなんでしょうか。 サッカーマガジン創刊後の十年くらいは、岡野さんの寄稿が多いみたいですね。翻訳でも、「フリッツ・ワルターかく戦えり」や、1974年にはビル・ワトソンの「サッカー・フィットネス」の連載もありました。その後はほとんど載らず、1982年のスペイン・ワールドカップ総評があるだけでしょうか。 一連の論考は、今でも価値があるなという気がします。古いものは初めて目にしましたが、なかなか新鮮です。とても全部は読めていませんが、そのうちに一通りと思って、すぐに開ける目次をつくっておきました。 レベルアップ講座、私のサッカー・コーチ 目次 図解 技術・戦評 目次 さらに、エリック・バッティのディテール・シリーズ 抜粋目次
posted by ports |22:20 |
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