2008年05月16日

● アーセナルに似て、でも少しゆったり?

 似てるかなというのは2007年末のアーセナルのことで、ここで話題にしていた1930年代黄金期の方ではありません。
 寄せ集めだとはいっても、五人プラスひとり・ふたりのポジション・チェンジ型らしい前回触れたFIFA選抜チームを想像すると、五十年以上も昔のサッカーだとはいえ、案外07アーセナルを遅くさせた感じだったのかもしれないなと思えてもきます。昔のエポ○ク社のサッカー・ゲームのような決まりきった上り下がりにこだわるのでなく、横へ流れていく動きを多く混ぜるやり方。

 グンナー・ノルダールは、伝説的なACミランでグレ・ノ・リと賞賛されたスウェーデン三人衆のひとりですね。なんとなく想像するノルダールは、強くて確実な点取り屋の感じでしたが、かなりうまくて自在なプレーをできたのかもしれません。
 そのノルダールが左右に流れるだけでなく、多くはいったん上がっておいて後方に下がり、トップの位置を空けてしまうわけですね。

 FIFAカタカナ


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2008年05月15日

◆ 0トップ変奏曲を

 クバラ大
 上の写真は伝説的なバルセロナの大スター、クバラが、対イングランド戦で早々にPKを決める場面です。

 0トップは昨年のトップ・モードだという話を拝見しました。これ以外にも二、三。この耳慣れない言葉を教えてもらった最初には、話の内容からヨハン・クライフを連想したものです。
 昔の人はクライフを見て、ディ・ステファノ風に感じられるといい、そしてまた伝説的なハンガリーの流動スタイルのセンターフォワード、ヒデクチと共通してもいるとの話もありました。

 最新のトップ・モードには昔と違うさまざまな特徴が備わっているでしょうが、ある種のポジション・チェンジ類型としては、すべてに通底するものがありそうです。
 元祖は驚異のチームのマティアス・シンデラーかという憶測もあり、しかしもっと古い可能性もかなり高いと思えます。はっきりしたことは不明ですが、十九世紀の英国ではすでにその系統のプレーをしていたのではないか、と。イングランドでも世紀末から二十世紀初めに、ニューカッスルなどがそうしたスタイルだったかと想像します。

 ポジション・チェンジを多用する攻撃は、サッカーのやり方が固定ポジション概念化したときに、天啓のように出没しては消えていくものだったかもしれません。
 五十何年か前にもロンドンで大きく話題になったようです。


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2008年05月14日

オシムらくはトータル ・フットボール旧式?

ポジションうんぬんというよりも、コンビネーションによるトータル・フットボールを目指したい
		  — 2003年7月12日 ジェフ市原 オシム監督 —

気になって調べたらこんな談話もあったとはね、っていうのが去年のはなしです
なんかニュースも雑誌も見なくなってたんで当時の論調がわかんないですが、こんなこと常識なんでしょうね
ってかジェフ見りゃぁわかんだろーってなもんでしょうけどね
それ、寂しくときどき疑ってたっていうのが「テレビジョン ビジョン」ですよ
情けないですね

代表監督になったあともそっちの方角みたいだなと思いましたけど、違うよって見方もありましたね
なんかオシム監督は欧州最先端主流のサッカーだって噂もあったそうですよ
ちかごろのアーセナルなんかはポジション・チェンジがボンボコのサッカーを見せてくれてましたけど、ああいうのは珍しい方かなって気がします
ぶっちゃけあんまテレビも見てませんが、最先端は分業システマチックで、3−4−12とかのニュアンスをキワだたせるやつだって話聞いてましたからね

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2008年05月13日

■ 異端ものの問題

 かつては英国のみがプロ・サッカーの大きく発達したところだったようです。三人オフサイドを二名に変えて客足を戻し、第二次大戦前にはさらにいっそう発展したらしい。
 悪循環を断ち切った感のあるプロ・リーグですが、次のような課題もあった模様です。

————以下、引用————

 もう不必要だ。チームがうまくプレーするためには。
 選手たちは得点を挙げなければならず、どんなことがあろうとも勝ち点である。彼らの技量水準はほんとうにリーグ戦成績表の順位で判定される。・・・三十年前は芸と技巧を発揮する免許皆伝を携えて試合に向かったものだ。今はシステムに貢献しなければならず、個性はチーム・ワークに従属せねばならない。・・・戦いが厳しいため、抱けるかもしれない夢の断念を余儀なくされる。これがわれわれにとっての得点勝ち点問題だ。ときには何ら問題はないと信じている者もいるのだが。
 … 飛ぶ? …
 試合の結果が最重要でなくなるなら、プレーの平均的水準が目立って向上するだろう。敗北や勝ち点を落とすことへの怖れが選手の信念を蝕んでいる。
 状況がよければ、プロ選手は考えられているよりももっと遥かに有能だということであり、優れたフットボールをするためには勝利の重要度と勝ち点の値打ちを極小化する、そんな道を探し出さねばならないようだ。リーグ戦機構のたいへんな成功に連れて環境も変わっており、そして状況も改善されるとの見通しを持てる。

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2008年05月12日

● オシム後のユーゴ

ちょっとファッションを変えてみましたよ
才能を惜しむのもわかるけどの話からジェフとかオシムさんとかアーセナルが出てきましたね。んじゃ、あのユーゴってなるわけですよ、1974年の

オシムさんは四十年前、1968年欧州選手権の選手だったそうです
準決勝が始まってすぐ蹴り出されちゃったとか
それからフランスのクラブに。共産圏でも自主独立でプロもあって、たしか28歳からは外国クラブと契約できたんですよね

68年に決勝までいったユーゴはメキシコ・ワールドカップに出れなくて、1972年の欧州選手権に残ったのがジャイッチさん、アチモビッチさんくらい? それは準々決勝でソ連に負け。その二年後のワールドカップでブレークしかけ…
サッカーマガジンバックナンバー無料閲覧がありますね
ここで見れるユーゴスラビアに見る攻撃的サッカーですよ^^
といいつつ、ぶっちゃけユーゴのことばっかじゃありません
ってか全体の半分ないですよ!これじゃ
日本語の題にいつわり?
でも重要です^^^^^^

「ミルヤニッチは実際、ことしがユーゴスラビアの年になることもありうると信じており、また、それを実現するためには、彼らが攻めなければならないことを知っている。『ことしは、ダニューブ・フットボールの年だろう』と、彼は私に語っていた。
 彼がいっているのはもちろん、ウィーン、ブダペスト、ベルグラードと経て、」

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2008年05月10日

テレビジョン ビジョン

高品位テレビが欲しかったのでした。

テレビ番組に品位があるかどうかは関係ないでしょう。この場合品位を持ってるのはテレビ受像機の方ですからね。
でも渡る世間にムズカしい人はむずかります。テレビ自体に品位があってはおかしいので、それでハイビジョンになりました、ってほんとでしょうか。たしかにそれもそうです。

あ、いや、高品位なのは受像機でなくその映像のことですな。限りなく細やかに立体的で、まるでほんものがいるかのように、なんてことはテレビにあるんでしょうか。そうなったらホラーですね。ま、長岡先生とかご存命であれば、もしやもしやですが飛び出す画像も…

しかし十畳以上の画面がなければとおっしゃりそうでこわいのです。
長岡先生といえば、そういえば。音だとまるで実物っていうのもありますね。高品位ハイファイ・セットだと、ひょっとしたときに、実際にそこで鳴ってるような感じがあったりもします。でもそれも努力と工夫とおカネのシコたまもののようですから、関係のないことではありますよ。

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2008年05月09日

● しかし、しかし、

HalfPressing中


 このせっかくのハーフコート・プレスですが、優勝できなかったわけですね、たぶん駆使しただろうニューカッスルは。失点の少なさ競争で一位になりはしましたが。ノッツ・カウンティも同種のことを始めていたとして、結局は二部と一部を行き来しています。
 おそらくこのころのニューカッスルは、繊細優美に織りなすパターンを失っていたものと想像します。いくら失点を減らしても得点を増やさないことには無理だったんですね。


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2008年05月08日

● ハーフコート古風派

 三人オフサイド規定であっても、単なるオフサイド・トラップの流行だけでゴール数がどっと減るのは、そりゃーないっていう妄想が渦巻いてしまいました、素人の雑念ですが。それにオフサイド・トラップみたいなのは、もとよりルール自体に入っちゃってるのにと思ってしまうわけですよ。
 微妙ですけどね。でもオーストリアではもどかしさに耐えかねた選手が、ねずみ男を夢判断できた博士を訪ねたそうです。博士によればエックスに支配されているのだとのこと。さすがの博士も深層心理に潜むエックスを、オフサイド・トラップに到達したがっている夢だとまでは診断できなかったようです(嘘です)

 さらに、2バックといっても4バック的になっていたはずなのに、サード・バック・ゲームにいたって初めて2から3へ増加するという進化論を守るため、英国では4バックが2バックに退行していったことにしないとなと、なんとなくそう思ったわけですよ。
 でも結局は三人オフサイドだから、最終バックス二名はそろったままガクンとは下がれないはず。

 そこで、ハーフコート・プレスです。これが2バック的にさせたのだとすると、説明のための説明ができあがります。下図は前回冒頭の絵の逆さまもどきです。

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2008年05月07日

● ハーフコートプレス の スレプトコフは?

 ハーフコート・プレス、それはもはや失われてしまったと思われていた破壊的な超絶戦術。その想像復元模型の図がこれらしい。

HalfPressing前

 ゴチャゴチャとしているだけにも見えるこれは、スレプトコフによって英国に導入されたとの憶測があり、しかしその内容を記した留園の書が何人かの手を経るうちに紛失し、今では明確な姿がわからないはず…
 長くなりそうで、二つに切ってアップします。


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2008年05月06日

● カロージ氏 知ろーか

 『日本人のストライキ参加者』という言葉がありました。
 で、益西都先生という方の業績に注目したわけですよ。即効性には花丸です。しかしどーも気が引けますな、これは。というか、外国的な思考についていけないもんで、恥ずかしながら意味がよくわからなかったりしちゃいます。
 統治はルールで美術は方法でしょうが、塩基性条件がベーシックとはね。そうはいっても恥ずかしながら英語の方がもっとわからないので、この際…

 このイカレブログを読まれるような、度量の大きい紳士淑女の皆様であれば、益西都先生を愛でるゆとりがおありですね。で、先生の師匠筋にあたるらしい李上出来さんに敬意を表しつつ、ゴールデン週間ということでインスタントに手を抜くのですぞ。
 でも益西都先生に困惑する、英語パワーの大きい紳士淑女の皆様には、こちらのオフサイドの歴史を。

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