2008年04月04日

ピクシー大宮初上陸!【vs大宮アルディージャ】

■4月02日(水)大宮アルディージャ-名古屋グランパス(NACK5スタジアム大宮)
前半1-0 得点:冨田(大宮:26分)
後半0-2 得点:増川(名古屋:56分)マギヌン(名古屋:57分)
結果1-2

■名古屋スタメン

     玉田  ヨンセン
   
 マギヌン 吉村 直志 小川

阿部  増川  バヤリツァ  竹内

        楢崎

■交代
名古屋:吉村→杉本(76分)マギヌン→山口(82分)玉田→巻(84分)


厳しい日程の中、疲労を考慮しながらも連勝を伸ばしたい名古屋はDFの麻也君を温存。代わりは前節怪我から復帰して途中出場の増川。俺は、三木で来るかな?と思ってたのだが、ピクシーは計算出来る三木をベンチに控えさせた上で、増川にチャンスを与えた。しかも、温存した麻也君もベンチに座らせて増川に危機感も同時に与えていた。

相手も4-4-2で守備に重点を置くチームなので、今までよりはパス回しもサイドからの攻撃も容易ではなかった。前線からのプレスの意識も高く、中盤での競り合いも五分で、お互いボールロストが目立ち落ち着きのない立ち上がりだった。だが、それでも要所要所で名古屋は何時も通りのサイドチェンジを交えた攻撃でチャンスを作ろうとしていた。

その矢先、大宮CKのこぼれ玉がゾーンの隙間に入ってしまい、良い位置に居た冨田がボレーで名古屋ゴールに突き刺した。名古屋はCK時などは伝統的にゾーンで守るが、この日はなんだかそのゾーンでの守り方がずれていた。試合後のインタビューで阿部が「CK時に左右のポストに2人が入って守る事になった」と言っていたが、その影響で微妙なズレが生じていたのだろう。その後も前半だけで2度、同じようにゾーンのズレからシュートを打たれる場面があったが、その時はポストで守っていた阿部、小川の両者が体を張って防いだ。「後半は修正出来たが、試合中に出来ればもっと良かった」と楢崎が反省したように、今後はその辺の対応の柔軟さが必要になるだろう。

CK、FK時は不安な場面がありはしたが、失点してからは徐々に相手を圧倒する時間帯が増えてきた。それでもゴールが遠い。GK江角が鬼のように当たっていて、打つシュート打つシュートが悉く江角の手に吸い込まれていく。攻めはしていても抉じ開けられない。嫌な雰囲気がゴール裏サポにも充満したまま前半が終了。試合中はリプレイがビジョンに映されなかったが、ハーフタイム中のハイライトシーンを見て、名古屋サポは溜息。あれだけ枠内に良いシュートが行っていてゴール出来ないのでは、今日は何時もの負けパターンか?と誰もが思ったはずだ。

だが、今年の名古屋はここからが違う。

「集中して、自分たちを信じてプレーして欲しい。考えを変える必要はない」そうピクシーに送り出された選手たちに迷いは無かった。チャンスは作れている。それを続ければ、自ずとゴールは生まれるはずだ。そういう意思がサポにも伝わってきた。そう、何故か観てる自分らも信じる事が出来た。1点、1点どんな形でも取れたら勝てる。その想いが応援に一段と熱を入れさせた。

そして56分、CKのチャンス。ファーサイドにバキが流れてフリーになっているのが目の前で分かっていた。狙い目だな、と思ったらマギヌンの美しい弾道が、スーっとバキの頭に吸い込まれて行った。大宮DFは完全にバキを見失っていて、簡単にバキはそれを中のヨンセンに送る。ヨンセンがそれを丁寧に再度戻すと、そこに飛び込んできたのは増川だった。ヘッドが苦手な増川らしく、その長い足をこれでもかと伸ばして捻じ込んだゴールは、これまでなかなかCKでチャンスを作れなかった名古屋に新たな形を誕生させた。

さて、こうなるとゴール裏はお祭り騒ぎだ。目に見えてガックリと来ていた大宮の選手達を尻目に、大声援を繰り返す。すると、1分後だった。自陣で吉村がパスカットしたボールを、シンプルに前線にロングフィード。ヨンセンがスルスルっとそれに反応してあっという間にゴール前でキープ。そこに後ろから物凄い勢いのマギヌンが走り込んで来て、優しく出されたパスを鬼のような弾丸シュート。その時、俺はベンゲル時代の「ピクシーの溜めに走りこんだデュリックス」がオーバーラップ。なんだか目頭が熱くなった。

目の前でマギヌンのカニダンスに満面の笑みで合わせる玉田を見て、さらに感動。今の名古屋の一体感は本物だ。「ハーフタイムもみんな考えていることは一緒だった。それを監督が口にしてくれただけ」そんな玉田のコメントや「先に取られたけど、負ける気持ちなんて全くなかった」という直志が本当に頼もしかった。

ピクシーの「メンバーが代わった場合でも、我々の戦術は決して変えない」というコメントが名古屋の現在の躍進の全てだろう。「スーパーハードワーク」「ネバーギブアップ」「ビリーブ(信じる)」が加わった名古屋に、簡単に崩れるような死角は見当たらない。


明日はホームで横浜FMと2位3位直接対決。向こうも好調を維持し、山瀬が絶好調な上、CKからの得点も得意としている。大宮戦での反省を生かすには絶好の相手だ。去年も開幕4連勝後にホームで広島に惨敗してリズムが狂った。二の舞にならない為にも、さらなる躍進の為にも、早くも前半戦の山場と言って良いだろう。

やはりポイントはサイド攻撃。3バックに絶対の自信を誇る横浜だが、高い位置に居る両翼を下げさせる事が出来れば、名古屋の得意の形に持っていけるだろう。阿部・竹内の出来が勝敗の決め手になる。

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posted by po_chan |18:38 | 名古屋グランパス | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年03月30日

ピクシー瑞穂初勝利!【vs大分トリニータ】

■3月30日(日)名古屋グランパス-大分トリニータ(瑞穂陸上競技場)
前半1-1 得点:玉田(名古屋:3分)金崎(大分:39分)
後半1-0 得点:マギヌン(名古屋:70分)
結果2-1

■名古屋スタメン

     玉田  ヨンセン
   
 マギヌン 吉村 直志 小川

阿部  麻也  バヤリツァ  竹内

        楢崎

■交代
名古屋:吉村→杉本(69分)マギヌン→山口(82分)玉田→増川(88分)
大分:前田→松橋(67分)エジミウソン→市原(81分)上本→西山(87分)


ピクシー瑞穂での初勝利、そしてリーグ戦負けなしで3位という素晴らしい順位。しかも、今日は好調大分を雨の中、ガチンコで捻じ伏せて勝った。選手は勿論のこと、サポも自信を深められ、ピクシーは本物の監督だという確信にまた一歩近づいた。まだ、映像で試合内容を観れていないので詳しく流れや個人の出来不出来は分からないが、試合後のデータを見るだけでもこの試合の素晴らしさは表現されていると思う。

名古屋は開幕戦以来のベストメンバーを並べられ、磐石の態勢。大分も、高松という強さと高さのあるFWを欠くも19歳の金崎夢生が絶好調な上、古巣キラーのピチブーも居る。勝負は監督力に掛かっていると言っても良い、この試合。まさに監督の采配合戦となったようだ。

前半開始早々、絶好調玉田が復活の直志からのクロスに飛び込み先制。後は得点だけ、と言われていた玉田が結果を残しイケイケドンドンかと思われたが、その後に追加点が取れなかった所に、これまた絶好調のムウ君に決められた。流石、若き黄金聖闘士。というか、この夢生君とウチのDF麻也君は一昨年の高円宮杯決勝で対戦している。名古屋黄金世代と言われた当時のU-18は怒涛の快進撃で決勝まで進出、さあ後は滝川二高を破って優勝だと息巻いていたが、その夢を砕いたのが滝二の夢生君だった。ある意味、今日は麻也君にとってもリベンジだった。

のだが、やられちゃったね。。良いシュートだった。

勝負の分かれ目は後半20分過ぎから。まずシャムスカが動いた。FW前田に代えて、同じFWの松橋を投入。すると、それに続いてピクシーも動く。なんと守備の要の吉村を下げて杉本を投入、3TOP気味にして勝負に出た。「ストライカーを増やし、より攻撃的に行く必要があると感じました」と振り返るピクシー。攻撃のテコ入れをしようと動いたシャムスカの上を行く攻撃意識の植え付けにより、その3分後にマギヌンの勝ち越しゴールが生まれる。

突き放されたシャムスカは、その10分後に次の手を打つ。ピクシー同様にボランチのエジミウソンを外しFWの市原を投入して、再勝負。だが、ピクシーも黙ってはいない。1分後、追加点を決めた攻撃の要であるマギヌンをあっさりと守備専の山口と交代させ中盤の守りを落ち着かせる。なかなかこの交代は新米監督には出来ないと思う。全く無駄がない上に、合理的だ。シャムスカも苦々しく思ったに違いない。先手先手を打っているはずが、簡単に修正されてしまっては、いかにシャムスカの神通力を持ってしても状況打破は難しいだろう。

40分が過ぎ、さらにシャムスカがDFを削って中盤を厚くしてボールを奪いに来る。だが、またしてもピクシーはそれを簡単に攻略。先制ゴールの玉田に代えて、怪我から復帰し試合に飢えている増川を投入。「今まで彼も一所懸命やってきましたし、グループとしてこの雰囲気を味わって欲しかった」と憎らしい演出で、緊迫した試合を増川のモチベーション維持にも利用。怪我やコンディション不良で出られない選手のケアの重要性がよく分かっている、まさしく名将の風格だ。

シャムスカの素晴らしさは、今更言う必要もないし今日も苦しい台所事情の中で最大限の力を出させようとしていた。だが、ピクシーはその上を行った。決め手は交代して下がった選手の人選。吉村、マギヌン、玉田。全て攻守の要、名古屋の軸になっている選手だ。その彼らを敢えて下げ、代わって入る選手にもピッチに居る選手にも、ビッと緊張感を植え付け無言のメッセージを伝える事に成功した。状況に応じつつも、自論を曲げない不屈の采配がこの難しい試合を勝利出来た要因だったと思える。

と、試合を観てもいないのに書いたけど、言いたい事は一つだけ。
「ピクシー最高!」

次節の大宮戦は、現地で勝利の喜びを味わいたい。


その前に、J-SPORTS1での今節の録画放送予定。

■3月31日 (月) 23:00 - 25:00
名古屋グランパス vs. 大分トリニータ

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posted by po_chan |23:56 | 名古屋グランパス | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年03月27日

岡田監督と弱気という名のラビリンス

弱気な気持ちが見事に現れたスタメン発表の時点で、半ば既定路線化していた今日の結果。TVで観ていてずっと半笑い、というか苦笑い、失笑していた。岡田監督は何がしたかったんだろうか?

■突然のシステム変更

スタメンを見て、まず「何で?」と疑問符。今更3バックにするメリットはなんだったのか?また、3バックをするのなら、何故その面子しか居ないのか?そして、左WBの位置に安田を置いてしまう愚行。

今の時代、3バックを敷くなら屈強なCBが3人並んだ山脈を築かなければ自ずとラインが引き篭もり、両翼が引き摺られて5バックになってしまうのは当然の成り行きだろう。中澤が3人居れば、3バックでも良いかもしれんが、阿部・中澤・今野で3バック?もう、それは選手選考の時点から間違いだらけだろう。コンセプトが瞬間的に理解出来ないような布陣は、出場選手達も混乱する素だ。シンプルイズベスト。ピクシーを見習った方が良いと思うよ、岡田さんは。

で、安田の良さって何かと言ったら、サッカー好きなら誰しもが「思い切りの良い攻撃参加」と答えるはずだ。WBで安田が活きるかどうか、なんてのは五輪代表やG大阪観てれば素人でも即答出来るだろう。なのに、バーレーンの右サイドからの攻撃を警戒してのこのシステムだとしたら、なんともチグハグだ。そして案の定、前半から安田サイドを押し込まれる始末。

更には、後ろの今野との連携もグダグダで、中澤がその対応で全く落ち着けられない。DFが落ち着かなければ良い攻撃なんて生まれる訳もなく、散々な有様だった。また、今日は川口が酷かった。ネット上で再度GK論争必至の酷さに、名古屋サポである俺は…まあ、多くは言うまい。しかし、GKが1試合で3度も安易なミスを犯せば失点する事は自明の理だ。そして、今日の川口の酷さは、まあこれも何時もの事だが、バーレーンが積極的にミドルレンジ、ロングレンジからシュートを打って来る度に、(大した事ないのに)打たれた方を怒鳴っていた。精神的にも余裕が感じられないのは切ない。

集中力に欠けた守備を象徴するように、後半一番集中しなければいけない時間で、なんとも脱力するような失点をしてしまう。テレ朝の解説である松木は、しきりに「ハンド!ハンド!」と叫んでいたが、そもそもハンドか微妙な体勢だし、もしそうだったとしてもセルフジャッジで動きを止めてしまうのは、代表のベテランとして如何なものか?

■弱気な選手交代

それでも、バーレーンもフィニッシュワークが雑で、個人頼みの単発な攻撃に終始していたので、落ち着いて対応すれば十分に攻略可能だった。失点直前なんて、バーレーンの方が息切れし始めて中盤が間延びし出し、日本がポゼッションできるシーンが増えていた。しかし、悲しいかな、そういう状態での攻撃時の共通意識も希薄だったようだ。松木が「サイド!サイドに開いて!」としきりに言っていた。これには同意。どう観ても中盤がルーズで、ボールサイドにしか意識が行っていないバーレーンを崩すには、積極的なサイドチェンジによるワイドな攻撃が有効だ。なのに……ボールを持った時の意識が、「まず中央」になってしまっている。練習からサイド攻撃を植えつけておけば、こういう場面で選手達がどういうプレーを選択するかは、今年の名古屋グランパスを見て貰えれば一目瞭然だろう。攻撃時のコンセプトも無策では、いかに質の良い選手が居ても宝の持ち腐れになる。

その点で、山瀬に代えて遠藤を投入したのは理解出来る。トップ付近で溜めを作り、サイドの上がる時間を稼ぐ為だ。足が止まりかけているバーレーンDFは、分かり易いくらい素直に自陣に下がり、省エネディフェンスをし出した。こうなると日本のペースだ。ここで、強気な監督だったら即、玉田を入れる。スタメンに玉田が居なかったのは、残念ではあったが、こういう時の切り札として残しておきたかったんだと俺は思った。そして、今がその絶好のタイミングだった。なのに……山岸を安田と代えてしまう。なんとも肩透かしだ。

あの時間帯、安田サイドはそれほど脅威ではなかった。疲れが見えて、攻撃を自重しがちだったバーレーンに対して、安田も少しは余裕を持って対応できていた。むしろ、ここから安田が本来の攻撃力を発揮出来るチャンスだった。ここは消えてしまっている大久保を素直に玉田に交代して、右の駒野をDFラインまで下げて、4-4-2にするくらいの柔軟さが欲しかった。

    玉田  巻

安田 鈴木 遠藤 中村

今野 中澤 阿部 駒野

      川口

ね?なんか得点が期待できそうな布陣じゃないかい?

その辺、山岸を入れる事で伝わるメッセージは物凄く漠然としすぎた。攻撃に重きを置いたのか、守備を整えたいのか、その両方なのか、あの時間の交代は分かり易くないと選手達の意識にズレが出来てしまう。2006年のドイツW杯オーストラリア戦が良い例だ。小野を入れた事で、攻撃陣と守備陣に微妙なズレが出来、結果失点に繋がってしまった。そして今回も、また同じ轍を踏んでしまった。明確に、強い気持ちを持って玉田を送り出し、「さあ、点取って来い!」とするべきだった。

結局、玉田投入は無様な失点後の事。

その時点では最早、バーレーンは逃げ切る事しか考えていなく、完全に貝の様に口を閉ざしてしまっていた。その状態で玉田を入れても、何が出来るというのだろうか?しかも、だ。前には大久保も巻も居て、スペースが全く無くなっているのだ。スペースが無いのにFWだけ増やしても、なんの解決にもならない事は、つい先日、オジェックが身を持って教えてくれたばかりだ。

案の定、玉田は中盤まで下がらざるを得なく、無為に時間だけが過ぎていった。それでも、瞬間で期待が持てるような攻撃が出来たのは凄い事だが、ならば尚更、もっと早く手を打つべきだったと歯がゆいばかりだ。

今回は負けるべくして負けた。

まだ、先はあるので、これで悲観するつもりはないが、ただこのまま岡田監督で良いの?と思う。オシムが倒れるという緊急事態だったという言い訳は、もう今は通用しない。3次予選は通過出来るだろうが、最終予選の事を考えると、ため息が零れる今日この頃だ。

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posted by po_chan |12:13 | 日本代表 | コメント(25) | トラックバック(2)
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2008年03月09日

ピクシー名古屋の船出。

■3月8日(土)名古屋グランパス-京都サンガFC(豊田スタジアム)
前半0-1 得点:パウリーニョ(京都)
後半1-0 得点:ヨンセン(名古屋)
結果1-1

■名古屋スタメン

     玉田  ヨンセン
   
 マギヌン 山口 直志 小川

阿部  麻也  バヤリツァ  竹内

        楢崎

交代:直志→藤田(66分)小川→片山(71分)玉田→杉本(81分)


ピクシーが監督となって、待ちに待った開幕戦。期待と不安の入り混じる、何時もとは何か違う雰囲気、心構えでドキドキした。出来ることなら豊田スタジアムに行って、生観戦したかったがBSの生中継で我慢。

さて、数日前から新聞等で右SBの人選について、突然竹内が台頭してきた事を知る。どうも先日の横浜との練習試合で青ちゃんに迷いが生じてしまったようで、代わりに入った竹内のがフィットした模様。そのままその後は右SBの位置に竹内が定着したらしい。正直、今年の青ちゃんには多大なる期待を寄せていたので、心底ガッカリしてしまった。

スタメンは上記の通り。竹内がどれだけ出来るかが心配だった。他は、深井がベンチにも入っていない事に驚く。ちょっとベンチ入りメンバーの人選が微妙な気がしながら試合開始を待つ。

前半早々にバキがPKを献上。ちょっと厳しい判定だと思ったが、パウリーニョに対して軽率なプレーだった事は確か。まだJリーグの判定基準やプレースピードには慣れが必要だと思ってたから、良い勉強になったんじゃないかな。事実、その後はワンプレー毎に質が上がって行き、バキの選手としての資質の高さを証明してくれた。

前半10分で、まさかの失点。去年までの名古屋なら、ここで浮き足立っていたけれど、今年の名古屋は違った。ピクシーの掲げる「Never give up!」の精神そのままに京都を崩しにかかる。その攻撃の様は、まさにピクシーが日頃から言っていた「美しいサッカー」。サイドを効果的に使い、フラットな中盤は流動的かつ有機的に動き、玉田が躍動する。ベンゲル率いるアーセナル、とまでは行かないが、プチ・アーセナルな美しさ。俺は点も入ってないのに感動してしまったよ。

特に右SBの竹内の覚醒には驚いた。これだけ迷い無くオーバーラップを繰り返せれたら、青ちゃんは出られなくても仕方ないわ。後半早々の同点シーン、山口の落としにダイレクトであの弾道のクロスをヨンセンに入れられたら、誰も防げない。一級品の美しいゴールだった。

苦しみはした。なかなか思うように点が取れないのは、今後の課題だと思う。だが、可能性は無限大に感じられた。開幕戦だから、と精度の低い戦いをするチームが多々ある中、初戦からこれだけピクシーのイメージするサッカーが体現出来たら及第点だろう。選手たちは全員同じ方向を向けているのがよく分かったし、それがTV画面からこちらまで伝わってきたのが凄い。後は個人の問題。小川が決定機を1本でも決めていれば、もっと楽だった。そこの精度を上げていく事が出来れば、上位進出は机上の空論ではなく、現実的な目標として見えてくる。

次節はアウェー浦和戦。開幕を良い所なくこぼした浦和は死に物狂いで勝ちにくるだろう。だが、そこに付け入る隙があると思う。言ってしまえば、今が叩き時だ。ピクシー名古屋の初勝利の瞬間をこの目に焼き付けたい。俺を含め、関東組サポは週末燃え尽きるほどヒート!だ。

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posted by po_chan |01:24 | 名古屋グランパス | コメント(3) | トラックバック(1)
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2008年02月28日

ピクシーが名古屋市長を表敬訪問

■ピクシー名古屋に市長から“愛のムチ”(日刊名古屋)

問題抱えている名古屋市だが、松原市長はなかなか面白い人のようだ。「点を取るのが遅い」という名古屋の問題点を的確に突っ込む辺り、サッカーの事もちゃんと目を掛けてくれている感じにはなる。まあ、誰かの入れ知恵かもしれんけど、だとしても「楢崎さんが守ってばかりじゃ…」というような粋(?)なコメントを用意させるのは良い事だと思う。

ただ、今年からグランパスが「エイト」を外した件に関しては、なんか含む所あるみたいで、チクチクと攻撃していたようだが、ま、それも名古屋市愛の裏返しと捉えれば、良い市長さんだと言えるのかな?確かに今年は2008年で、開幕も8日で、五輪も8月8日に始まる、と8尽くしだから、こだわりたくなる気持ちも分からなくはないw

■DF増川、センタバック争いに参戦へ(日刊名古屋)

懸念されてた怪我人も続々と復帰している。手術する大森と、吉村以外はなんとか開幕までには合流出来そう?吉村の復帰が一番待たれるのだが、今日の練習では直志もマギヌンも居たようで、一安心だ。藤田も復帰間際みたいだから、開幕スタメンは無理だろうけど、バックアップとして心強い面子が揃いつつある。

増川は中でも待ちに待ってた素材。怪我さえなければ、おそらく麻也君ではなくCB1番手は増川だったと思っている。あのダイナミックなオーバーラップを早くまた観たいものだ。

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posted by po_chan |18:56 | 名古屋グランパス | コメント(0) | トラックバック(1)
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