2008年03月31日
日本に戻ってきた慎武宏です。
実は中国・上海での南北戦取材後、そのまま韓国に向かって現地のサッカー取材をしてきました。
8月にJリーグとオールスター戦をすることになったKリーグの事務総長のキム・ウォンドンさんや現在はKリーグのクラブでコーチとして第2のサッカー人生を歩み出した、元大物Jリーガーたちなどなど……。懐かしい顔たちに、久々に会ってきた次第です。
彼らとの再会で共通するのは、現役時代には明かしてくれなかったマル秘エピソードが実に多いこと。2月に取材したホン・ミョンボコーチも、日本時代には教えてくれなかった話をたくさんしてくれましたし、柏レイソルへの強い愛着を示してくれました。コーチとしての指導哲学についてもタップリと語ってくれて、とても有意義でした。
http://kfa.or.kr/Japan_kfa/news/news/view.asp?g_gubun=2&g_conid=2008331154537
また、今回の滞在中には水原(スウォン)にも足を運び、Kリーグの試合も取材してきました。Kリーグ屈指の人気クラブである水原三星(スウォン・サムスン)とKリーグでもっとも歴史が浅い慶南(キョンナム)FCの一戦。降りしきる雨の中で行なわれた試合に、水原所属で北朝鮮代表でもあるアン・ヨンハッの姿はありませんでしたが(ベンチでした)、試合後のミックスゾーンでいろいろと話すことができました。
アン・ヨンハッ選手とは上海の空港でも偶然会っていろいろと話したのですが、とりあえず韓国相手に勝ち点1を獲得できたことに満足しているとのこと。ただ、「前半は良かったけど、後半は疲れもあってチームとして足が止まってしまいましたね」と、チームの課題を冷静に振り返っていました。ここらへんの詳しい話は、近日中にどこかで紹介したいと思います。
ちなみに、韓国滞在中、蔚山(ウルサン)では『第1回韓日ユース親善フェスティバル』も行なわれていました。同大会は、2002年ワールドカップの共同開催の成功を記念して、両国のサッカー交流をさらに活性化させるために、大韓サッカー協会と日本サッカー協会が共同で主催するもの。第1回となる今回は(来年の第2回は日本で開かれることになっています)、U-12、U-15、U-18と各年代別に韓日両国を代表する2チームずつが参加してリーグ戦が行なわれ、すべての年代で日本のチームが優勝して幕を閉じました。
特にガンバ大阪は、U-15部門とU-18部門で優勝。日本のJクラブからは東京ヴェルディU-12も参加していましたが、ガンバ大阪ユースの強さは際立っていました。
KFA公式サイト日本語版には、そんなガンバ大阪U-18を率いた松波正信監督のインタビューも掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。
第1回韓日ユース親善フェスティバルで優勝したガンバ大阪U-18
http://kfa.or.kr/Japan_kfa/news/news/view.asp?g_gubun=2&g_conid=2008331125159
ちなみに、ガンバ大阪U-15には、ふたりの在日コリアンプレーヤーが在籍しています。
長身の守備的MFのチェ・ファギ選手と小柄なMFイ・チャンス。ふたりの明るい笑顔を見たとき、韓国と日本、そして両国の狭間に立つ在日という3つのサッカー交流がこれからさらに活性化することを期待せずにはいられませんでした。
左はチェ・ファギ選手、右はイ・チャンギ選手
posted by 慎武宏 |16:30 |
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2008年03月27日
慎武宏@中国・上海です。
北朝鮮対韓国のワールドカップ3次予選。結果は0-0のドローで終わりました。
試合前はチケットが入手困難で一昨日からダフ屋も出ていたことから、韓国記者たちの間では「北朝鮮が買い占めているかもしれない」という噂が流れ、「無観客試合のような雰囲気になるのでは?」と心配されていましたが、実際には多くの観客でスタジアムは埋まり、キックオフ前から韓国サポーターや北朝鮮応援団(白で統一)は盛り上がっていました。
そんな中で行われた南北戦の詳細リポートは、KFA公式サイト日本語版http://kfa.or.kr/japan_kfa/main/main.aspに掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。
個人的に印象的だったのは、試合後の出来事です。
戦い終えた両チームの選手たちはセンターサークル付近で固い握手を交わしたあと、北朝鮮の選手たちが韓国ベンチに向かって整列し挨拶。2月の東アジア選手権でも見られた光景でしたが、とても清々しいシーンでした。
北朝鮮がピョンヤンでの韓国の国旗掲揚と国歌吹奏を拒否したため、上海開催となった試合ですが、試合後は政治的理念の違いを超えて、韓国に歩み寄る姿が印象的でした。
韓国イレブンたちも北朝鮮応援団のもとに足を運び、挨拶していましたね。
ちなみに試合前、上海市内にある北朝鮮レストランに行ってきました。
そういえば、レストラン・スタッフも、「今日はスタジアムに応援に行くんです」と言っていましたが、彼女たちは今日の試合をどう見たんだろう。
それもちょっぴり気になります。
posted by 慎武宏 |01:12 |
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2008年03月25日
慎武宏@中国・上海です。
明日26日に行なわれるワールドカップ3次予選・北朝鮮対韓国戦の前日練習が、
上海の虹口足球場で行なわれました。
最初に練習をしたのは、北朝鮮。午後6時からの開始予定だと聞いていたので
5時30分過ぎにスタジアムに行ったのですが、すでに北朝鮮は到着しており、
5時40分頃から練習がスタート。
ただし、開始15分ほどでメディアはスタジアムの外に締め出され、非公開練習に。
それでも韓国記者たちはあきらめず、柵の外から撮影したり、玄関口で待ち伏せしたりと、熱心な取材を続けていました。
そんな韓国取材陣のお目当てとなっているが、FWチョン・テセ。
川崎フロンターレでプレーする在日Jリーガーは、先の東アジア選手権での活躍もあって、韓国では“人民ルーニー”と称されるほどの人気者で、昨日の中国入国時も韓国メディアからの取材攻勢を受けていました。
その光景を横で見守るアン・ヨンハッも、「あまりにも韓国記者の数が多いのでパク・チソン選手が到着するのだろうと思っていました」とジョークを飛ばしたほど。
この日の非公開練習後も、チョン・テセの周りには記者の輪が出来ていました。
そんな北朝鮮代表の練習のあとに行われた韓国代表のトレーニングも、開始15分だけメディアに公開し、あとは非公開。
今回はパク・チソン、イ・ヨンピョ、ソル・ギヒョン、キム・ドゥヒョン、オ・ボムソクら欧州組も合流して、ほぼベストメンバーに近い布陣が揃っただけに、明日の先発ラインナップが気になるところですが……。
ちなみに、上海には10万人近くの韓国人が暮らしているそうで、明日の試合には1万人近い数の韓国サポーターがスタジアムに駆けつけるとか。一方の北朝鮮サポーターの数は予想できませんが、なんでも上海には9から11の北朝鮮の国営レストランがあるそうです。
明日の昼は、そこでピョンヤン冷麺でも食べようかなぁ。
posted by 慎武宏 |23:21 |
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2008年03月24日
ピッチ・コミュニケーションズのスタッフプログをご覧の皆さん、はじめまして。そして、こんにちは。慎武宏です。ブログ初体験ですが、これからこの空間を使って取材こぼれ話や日常の出来事などを気軽に(!)お届けしたいと思います。
さっそくですが、昨日、東京・国立競技場で行なわれたデンソーカップを取材してきました。日韓の大学選抜が激突する大学版日韓定期戦です。かつては、あのアン・ジョンファンも韓国大学選抜の一員として来日し、大会最優秀MFに選ばれてました。ただ、試合後の彼は目が真っ赤。涙の理由を尋ねると、「日本に負けたから。韓国に戻って先輩たちにどんな顔を見せようかと思うと、悔しくて情けなくて……」と語ってくれた言葉が印象的でした。
いずれにしても、現在はヴィッセル神戸でプレーするキム・ナミルも、韓国大学選抜の一員として参加した、歴史あるデンソーカップ。今年の韓国大学選抜に大物選手はいなかったものの、ビッグなゲストが韓国から駆けつけました。
元韓国代表で現在は韓国五輪代表コーチを務めるホン・ミョンボです。日本五輪代表コーチを務める井原正巳氏と大学日韓定期戦親善大使の役目を買って出たのです。
ふたりが当日、どんなことをし、何を語ったかについては、大韓サッカー協会公式サイト日本語版(http://kfa.or.kr/japan_kfa/main/main.asp)に掲載されているので、詳しくは書きませんが、ふたりの取り組みは日韓サッカー交流のこれからと活性化にも大きく役立つことでしょう。私たちピッチ・コミュニケーションズも、日韓サッカー交流の一助になれるよう頑張らねばと、決意を新たにした一日でした。
そして、本日月曜日からは中国・上海へ。今度は南北交流ならぬ、南北対決を取材するために上海に向かっています。と現在進行形なのは、この原稿も乗り継ぎ先のインチョンで書いているため。ワールドカップ予選としては15年ぶり、しかも開催場所を巡っていろいろとあった韓国と北朝鮮の対決。果てして、どんな試合になるのでしょうか――。バーレーン対日本戦も気になりますが、その裏カードとして上海で行なわれる「コリアン・ダービー」からも、目が離せません。
posted by 慎武宏 |18:53 |
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