2009年05月08日
ガンバ播戸とパクの交流原点。チェンマイの夜とは…
こんにちは。慎武宏です。 ゴールデンウィーク後半は、鹿島と名古屋に行ってきました。 記者席で見ているのがつらくなるほどの完敗でしたね。 Jリーグ勢の前に手も足も出ない哀れで惨めな姿。 Kリーグと韓国サッカーの行く末が、猛烈に不安な今日この頃ですが、 KFA公式サイトに昨日掲載された G大阪のチョ・ジェジン&パク・ドンヒョクインタビュー後編。 前編同様、好評をいただいています。ありがとうございます。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ http://kfa.or.kr/Japan_kfa/news/news/view.asp?g_gubun=2&g_conid=20095710731 そのインタビュー中に、パク・ドンヒョク選手が語った交流会について いろいろと問い合わせがあるので、ちょっと紹介したいと思います。 ちょっと長いですが、最後までお付き合いください(笑) パク・ドンヒョク選手とは、以前からよく連絡を取り合う仲でした。 彼がタイのチェンマイで行なわれた98年アジアユースに出場したとき、 当時若かった僕は、ひとり韓国ユース代表を追いかけ取材していました。 ユース・レベルなので韓国からやって来たメディアはおらず、 しかも、日本人のような風貌の記者が毎日取材しにくるので、 彼や韓国ユース代表の主力だったイ・ドングッ、 キム・ウンジュン(元仙台)らは僕のことを とても「不思議に思った」ようでしたが(笑) 毎日取材に行くことで大会期間中に仲良くなり、 日本の文化や韓国若手選手の心情などもよく話し合いました。 そうこうしているうちに大会は決勝を迎えます。 決勝の対戦カードは韓国対日本。 当時の日本は、小野伸二選手、稲本潤一選手、高原直泰選手、中田浩二選手といった、 いわゆる黄金世代が中心のチームでした。 その日本と韓国は激闘を繰り広げ、韓国が優勝するのですが、 決勝が終わった夜、ホテルで韓国のパク・チャンソン監督に 話を聞いたあと、フロアの廊下を歩いていると、 パク・ドンヒョク選手とイ・ドングッ選手が僕を呼び止めるのです。 「ちょっと僕らの部屋に来てくれますか?」 行って見ると、 そこには日本の播戸選手と小笠原選手がいるじゃないですか!! で、話を聞いて見ると、同じホテルに宿泊していた 日韓の若手選手たちは大会期間中に顔を合わせることで 仲良くなり、「一度部屋に遊びに来いよ」みたいなことになったとのこと。 ただ、言葉が通じず、うまくコミュニケーションできなかったところに、 日本語とハングル語がしゃべれる僕が通りかかったということで、 僕が急遽、日韓選手の通訳を務めることになったのです。 しかも、会話が盛り上がってくるうちに、 「あの選手も呼ぼう」、「アイツの話も聞いてみたい」ということなり、 気がつくと、日韓合わせて12人ぐらいの選手が ひとつの部屋(イ・ドングッ選手の部屋)に集まり、 その日の試合のことや、サッカーのこと、日韓の若者文化などに ついて、おもしろおかしく語り合いました。 誰がいたって?ほんと、たくさんいましたよ。 韓国は、イ・ドングッ選手、キム・ウンジュン選手、パク・ドンヒョク選手、 2002年でも活躍したソル・ギヒョン&ソン・ジョングッ選手もいました。 そして今季から岐阜FCに入団したソ・グァンス選手もいました。 今は亡きチョン・ヨンフン選手もいました。 日本のほうも、小野選手、播戸選手、小笠原選手、中田浩二選手はもろちん、 酒井選手、本山選手、金古選手の姿もありました。 途中で高原選手や稲本選手もちらっと顔を覗かせた記憶があります。 とにかく、日韓の若者たちが決勝を戦ったその日の夜に、 ちょっとした交流会を持ったわけです。 そして最後はユニホームも交換し、記念写真も撮りました。 そんな彼らの交流に参加しながら、僕は思いました。 「オレの仕事はこれだな」って。 日本と韓国の両方を知っているからこそ、 できることが自分にはある。 チェンマイでの夜は、今でも日韓サッカー報道に携わる 僕の原点になっています。 ちなみに、そのユニホーム交換で忘れられないのが、 播戸選手、中田選手、小野選手のやさしさでした。 サブメンバーで試合にベンチ入りできなかった ソ・グァンス選手だけユニホーム交換できず、 ちょっとさびしそうな顔をしているのを見た彼ら3人が 「それならば!」と、ほかの日本選手の部屋に行き、 日本代表のユニホームを手にして戻ってくると、 ソ・グァンス選手に手渡したのです。 ソ・グァンス選手、大会期間中はずっとサブで悔しい思いを していたのですが、そのときの3人の計らいにはとても感動していて、 ちょっぴり目を熱くしていました。 「大会期間中は悔しい思いをしたけど、今日のことを 励みに、日本の選手たちと戦えるように頑張る」みたいなこと、 言っていました。 あれから10年。ソ・グァンス選手は今、 J2の岐阜FCでプレーしています……。 長くなってしまいましたが、もう一度インフォメーションを。 KFA公式サイト日本語版に掲載されている パク・ドンヒョク&チョ・ジェジン選手インタビュー。 興味ある方、ぜひチェックしてみてください。 http://kfa.or.kr/Japan_kfa/news/news/view.asp?g_gubun=2&g_conid=20095710731
posted by pitch 慎武宏 |12:59 |
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ガンバ播戸とパクの交流原点。チェンマイの夜とは…
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いつも楽しみにさせていただいています。
交流会のお話ありがとうございます。
こういうお話は他からはなかなか聞くことができません。
posted by non | 2009-05-08 14:17
ガンバ播戸とパクの交流原点。チェンマイの夜とは…
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慎さん、こんにちは!
インタビュー前編&後編、
しっかり読ませていただきました♪
そしてそして、
慎さんの「原点」のお話もありがとうございます!
慎さんが日本と韓国の架け橋になってくださったから
こんなすてきなエピソードが生まれたんですね。
感激&尊敬です!
本当にすばらしいお仕事ですよね。
これからも応援しています!
posted by ハニーディップ | 2009-05-08 17:11
ガンバ播戸とパクの交流原点。チェンマイの夜とは…
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天国のチョン・ヨンフン選手に改めてご冥福申し上げたいと思います。
posted by 日韓友好 | 2009-05-08 20:47
ガンバ播戸とパクの交流原点。チェンマイの夜とは…
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日韓の選手達の集合写真、ネット上で見たことありますよ。
日韓対決の殺伐した感じが薄れてきたのが、この世代が代表に入ってきたあたりからかな、と感じてます。
私はガンバを応援してますが、播戸と朴は確かに仲が良さそうです。
某選手のブログには、2人が相撲をとってる写真が公開されてました。
posted by あ | 2009-05-09 00:06
ガンバ播戸とパクの交流原点。チェンマイの夜とは…
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こんばんは。
舞台裏を覗かせてもらったような・・・(^-^)
サッカーを通じて数え切れない出会いがあったのでしょうね。 個人競技では味わえない素晴らしいスポーツだと思っています。
素敵なお話をありがとうございます。
posted by 真吾まま | 2009-05-09 00:13
ガンバ播戸とパクの交流原点。チェンマイの夜とは…
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人の原点話ほど興味深いものはないですね~。
いい話聞いた。慎さんありがとう!
posted by 初コメ | 2009-05-09 11:49
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