2007年10月31日

キケ・フローレス、解任される。

キケ・フローレスがメスタージャのベンチから姿を消した。

ファンやマスコミに「つまらないサッカー」とけなされ続けたキケ。ここ最近の5試合で4敗という成績不振の責任を取られての「解任」だ。チェルシー・エスパニョール・ローゼンボリ・セビージャに敗れたわけだが、特に、勝利が義務の、格下・ローゼンボリ戦での敗戦が致命的だった。「守備だらけのサッカーはいらん」とファンの怒りが爆発したのは記憶に新しい。しかし、シニカルな目線で見てみれば、解任論は開幕前からうごめいていたし、リーガ・CLの戦いが重要な局面を迎えていたわけではないので、タイミングとしてはココしかなかったのかもしれない。

クビにしたのはいいが、後任監督の選考は難航しているようだ。「守備一辺倒のつまらないサッカーからの脱却」「勝てるサッカー」を目指すようだが、この2つの願いを叶える人材はごく少数かつビッグネームのはず。後任候補と噂される6人は以下のとおり↓

リッピ(元イタリア代表監督)
モウリーニョ(元チェルシー監督)
カペッロ(元レアル・マドリード監督)
スコラーリ(現ポルトガル代表監督)
デシャン(元ユベントス監督)
デル・ボスケ(元レアル・マドリード監督)

現時点では、「モウリーニョを監督に!」というファンの声が大多数をが占めているが、02-03シーズンの「無敵」と呼ばれたレアル・アドリードを率いていたデル・ボスケの実績も捨てがたいはずだ。心配すべき点といえば、どこか落ち着きがないバレンシアのフロントだろうか。キケ・フローレス時代が確立する前には、1シーズンで監督を何度も更迭・解任を繰り返したケースもある。ここでしっかりと品定めをしておかないと、同じ過ちを繰り返すことになるだろう。理想だけでなくある程度「結果」を出せるチームに仕上げられる人材が必要だ。

そういった意味では、デル・ボスケが適任ではないだろうか?彼の元でバレンシアがスペイン人化をさらに推進していけば、ギリギリの低空飛行を続けるスペイン代表を強化していけるというメリットも生まれるかもしれない。後任人事についての議論がしばらくは過熱しそうだ。

可哀想なのはキケ・フローレス。験かつぎのマフラーを最後まで忘れないほど真面目な性格なのに、最後まで「勝ってもつまらないサッカー」と揶揄され、結局は解任。お別れとなる記者会見で「孤独に苛まれた、難しい2年間だった」「監督の座は失ったが、人生を取り戻した」と語っている。まずは静養からスタートすることになるだろう。彼もウナイ・エメリ(アルメリア)と同じでリーガの中ではまだまだ若い監督だ。彼が最高の輝きを放つのは、真面目なサッカーを受け入れてくれる中堅チームしかないのでは?と思うのは私だけだろうか?

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posted by pishaaaa14_07-08 |02:19 | リーガ・エスパニョーラ | コメント(5) | トラックバック(0)
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