2008年11月28日

最近の驚き、もしくは、喜び。

 フランス・リーグもぼちぼち折り返しです。今月から、リーグ2のチームがフランス・カップに登場。ヨーロッパのカップ戦に出場している、リヨン以外のチームも頑張っているところです。

 ところで、リヨン以外のチームは、どうもリーグ戦とカップ戦の掛け持ちが大変なようです。戦力的な問題もありますが、リーグがいいと、カップ戦で勝てず、カップ戦がいいとリーグ戦の成績が振るいません。何故なんでしょう?

 例えば、サンテティエンヌ。リーグ戦ではとうとう最下位になりました。しかし、UEFAカップでは、決勝リーグに進出を決めました。今期のマルセイユは、スタートから調子がよく、リヨンの連覇を阻む最右翼の一つですが、チャンピオンズ・リーグではさっぱりです。フランスのチームで唯一チャンピオンズ・リーグを勝ったチームであるのに、残念な限りです。そういう意味では、ボルドーは、中途半端なチームということになるのでしょうか?

 先日のフランス代表対ウルグアイ代表戦で、スティーヴ・サヴィダンが30歳にして初めてフランス代表の招集され、後半から出場を果たしました。ユーロからの、いや、それ以前からの覇気のないフランス代表の中で一人、楽しく、且つ、ダイナミックにプレイしていました。フランスでは、あらゆるところからシュートを狙っていると賞賛。何より、インタヴューに答える多くのフランス代表選手たちが陰気臭い?反面、彼はとてもにこやかで、楽しそうだったのが印象的です。今後、彼が代表に呼ばれるかどうか分かりませんが、個人的に、とても好きな選手ですので、活躍して欲しいものです。

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2008年05月24日

ハリロジッチの一言。

 ハリロジッチは、フランスのナントやPSGで活躍した、ボスニア・ヘルツェゴヴィナの人。監督としては、リールを1部に引き上げた功労者として有名。その手腕はフランスで大きく評価されている監督の一人。

 そのハリロジッチが、コート・ジボワールの監督として日本に行っています。 スポーツ・ナビの記事によると、ハリロジッチが日本についてのイメージに聞かれ、「松井ぐらいしか知らない」とおっしゃったそうな。ヨーロッパにおける日本が、どの程度の知名度か分かる発言だと思いました。

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2008年04月17日

備忘録。

 忘れそうなことをメモしておきます。

● 2009-2010年シーズンより3シーズン、リーグ1、リーグ2で使う公式球がプーマのものになります。(2008年2月12日)
 
 フランス・リーグでは、公式球は無く、ホーム・チームのスポンサーのボールを使用しています。リーグ・カップでは、リーグの契約しているアンブロのボールが使われ、フランス・カップでは、フランス・フットボール協会が契約しているアディダスのボールが使われています。

● フランス代表のユニフォームが、2011年から2018年まで、ナイキに変わります。(2008年2月22日)
 
 フランス代表は、1972年9月2日 対ギリシア戦でアディダスのユニフォームを使い始めました。試合には3対1で敗れています。今回の契約で、アディダスのユニフィームのフランス代表を見れるのは2010年12月31日までとなりました。南アフリカのワールド・カップに参加できれば、フランス代表はアディダスのユニフォームで戦います。

 さて、ナイキがいくらで契約を結んだかというと、7.5年で320Mユーロ、すなわち、3億2千万ユーロ(日本円で約500億円?)。これは、世界最高額の契約なのだそうです。流石に、アディダスはこれだけの金額に対抗することが出来なかったようで、契約延長を断念したそうです。ちなみに、アディダスとフランス・フットボール協会の現行の契約では、1シーズン1千50万ユーロ。それが、ナイキになると4千2百66万ユーロになります。

 フランス・フットボール誌の同様の記事の中で、ドイツ代表のユニフォーム契約に於いて、アディダスに敗れたナイキは、今回の契約でアディダスに復讐した、などと書いています。

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2008年01月30日

アフリカ・ネイションズ・カップに出場している人たち。

 アフリカ・ネーションズ・カップ、フランスでは、ラ・クップ・ダフリック・デ・ナシヨン (Coupe d'Afrique des Nations)と言います。略してCAN。フランスのチームからたくさんのアフリカ人選手が出場しています。

 始まってしばらくたってしまったので、あまり旬ではなくなってしまいましたが、フランス・フットボールのサイトにあった、フランスのチームからの出場選手を並べてみたいと思います。

<注!>
 このブログでは、フランス語の特殊文字が字化けしてしまいますので、分かる、もしくは想像できるものは、出来る限りカタカナ表記にしてみました。知っている名前なら大丈夫なのですが、聞いたことのない名前もありますので、正直自信がありません。ですから、さらっと流していただけるとありがたいです。また、発音もあくまでフランス語上でのものです。別の言語では、違った音になるかもしれません。

 まずはリーグアンから。

オセール : サミー・トラオレ (マリ)

ボルドー : マルアヌ・シャマック (モロッコ), スレイマヌ・ディアワラ (セネガル)

カーン : イサム・ジェンマ (チュニジア)

ル・マン : イブラヒマ・カマラ (ギニア), クリスティアン・コフィ・エヌドゥリ・ロマリック (コート・ジボワール), ゲルヴァイス・ヤオ・クウアシー Gervinho (コート・ジボワール), ステファン・セセニョン (ベナン)

ランス : アルナ・ディンダン (コート・ジボワール), アダム・クリバリ (マリ)

リール : スレイマヌ・ユラ (ギニア), ジャン2世・マクーン (カメルーン), トニー・シルヴァ (セネガル)

ロリアン : なし

リヨン : カデル・ケイタ (コート・ジボワール)

マルセイユ : アンドレ・Ayew? (ガーナ), Taye?・タイウォ (内示エリア), モデストゥ・エムバミ (カメルーン), ママドゥ・ニアング (セネガル)

メス : オマル・シソコ (マリ), ババカル・Gueye? (セネガル), ルイス・デルガド (アンゴラ)

モナコ : なし

ナンシー : ミカエル・クレティアン (モロッコ), ユセフ・ハッジ(モロッコ), モンセフ・ゼルカ (モロッコ), ランドゥリ・エヌゲモ (カメルーン)

ニース : Onyekachi? アパマ (ナイジェリア), バカリ・コネ (コート・ジボワール), セドリック・カンテ (マリ), ドゥリッサ・ディアキテ (マリ), ジョセフ-デジレ・ジョブ (カメルーン)

PSG : なし

レンヌ : ジョン・マンサ (ガーナ), アシル・ルガ (ベナン), ステファン・エムビア・エトウンディ (カメルーン)

サンテティエンヌ : パスカル・フェインドゥノ (ギニア), シアカ・ティエネ (コート・ジボワール), バイヤル・サル (セネガル)

ソショー : ラビウ・アフォラビ (ナイジェリア), ギラヌ・Ndaw? (セネガル)

ストラスブール : ママドゥ・バ (ギニア), ジャコブ・ムランガ (ザンビア)

トゥールーズ : ケヴィン・コンスタン (ギニア), フォデ・マンサレ (ギニア), アシル・エマナ (カメルーン), シルヴァ・ドス・サントス(チュニジア)

ヴァランシエンヌ : Abdeslem Ouaddou (モロッコ),

 リーグ1の20チームのうち、CANに選手を出していないのが、たったの3チーム。如何にフランス・リーグが多くのアフリカ人プレーヤーを抱えているかが良く分かります。特に、ナンシーはそのうちの多くが先発選手だったりするところは、この1ヶ月は大変なことになります。1月からフランス・カップも始まるし、リーグ・カップもある。日程が詰まってくるからです。選手のやりくりがさぞかし大変でしょう。

 逆に、普段、彼らに出場機会を奪われているほかの選手も力の見せ所です。この機会にポジションを奪おうと頑張っています。

 次はリーグ2。

バスティア : Austin Ejide (ナイジェリア), Chaouki Ben Saada (チュニジア), フレデリック・メンディ (セネガル)

シャトールー : ジブリル・シディベ (マリ)

グルノーブル : ブシャイブ・エル・ムバルキ (モロッコ)

ランス(Reims) : アビブ・ジャン・バルデ (ギニア)

トロワ : イブラヒマ・ファイエ (セネガル)


 ナシオナル。フランスの3部リーグに当たります。

シェーブルグ : ヴィクトル・コレア (ギニア)

クレテイユ : Anicet Adjamonsi (ベナン), アブー・マイガ (ベナン), Cheikh Tidane Ndiaye (セネガル)

ロデス : アスレニィ・カマラ (ギニア)

 CFA。フランスの4部リーグです。

レッド・スター93 : Yoann Djidonou (ベナン)

 フランス人監督も何人かいますので、追記しておきます。

コート・ジボワール : ジェラール・ジリ
ガーナ : Claude Le Roy
ギニア : Robert Nouzaret
マリ : ジャン-フランソワ・ジョダル
モロッコ : Henri Michel
セネガル : Henri Kasperczak
チュニジア : Roger Lemerre

 この中で、日本でも知られているとしたら、チュニジアのロジェ・ルメールでしょうか。彼は、ユーロ2000のフランス代表監督でした。

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2008年01月16日

リーグ1に思うこと。

 前の記事にコメントを頂きました。ピニョン氏としては、前からすごく書いてみたいと思うところを突いてこられたので、それについて、ピニョン氏なりの答えを書いてみます。

 マルセイユとPSGは、資金力があり、選手も潤沢なので、彼らが上位にいないのは、不思議でなりません。PSGはいい試合をしているのですが、何故か勝てない。マルセイユは、気分屋のチームですので、調子に乗れないだけだと・・・。
 何しろ、両チームともファンが多いですし、勝っても負けても話題になるチームたちですからね。彼らががんばってくれないとリーグも盛り上がりません。ここ数年、フランス・ダービーもいまひとつの盛り上がりを欠きます。

 シセ・・・。あえて言えば、シセはマルセイユ向きの性格!ではありますが、マルセイユのようなチームでプレイする選手ではないと思っています。シセは、自分がチームの王様で、自分にパスが来ないと不満な人です。マルセイユのような能力のある選手が集まっているチームでは、なかなか王様にはなれないでしょうし、彼以外にも得点能力の高い選手がいます。さらに言えば、シュート・ミスが多すぎる。あれだけ決定機を外しては、監督も使いづらいでしょう。いや、前から多かったのかもしれませんが、オセールの時は、彼しかシュートを打っていなかったからか?あまり気にならなかったのかもしれません。そんなことは無いはずですが・・・。最近は、単に下手なだけでは?と思っています。

 現状でのシセは、マルセイユから出ないそうです。会長のパッパ・ディウフが明言しています。

 ル・マンのUEFAカップ出場について。結論から言いますと、ル・マンがUEFAカップ圏内に残るとは思いません。何故なら、ル・マンが上位にいるのは、彼らが飛びぬけていいゲームをしているというより、リーグ1の力のあるチームが不甲斐ないからです。格下相手に対して、取りこぼしが多いのです。コンスタントに勝ち星をあげられない。よって、小さなチームたちが上位にあり、リヨンの独走を許す結果となっています。例年、最終的には、中堅のチームがそれなりに順位をあげてくるので、ル・マンのようなチームは、これからが踏ん張りどころでしょう。むしろ、ル・マンがUEFAカップに出場するためには、今日のリーグ・カップでリヨンを破る方が現実的かもしれません。


 前から、リヨンについて書いてみたかったことがあるので、いい機会です。多分に批判もあるでしょうが、一個人の意見として見ていただければと思います。

 人それぞれの見方、好み、楽しみ方がありますので、「リーグ1=リヨン」もありだと思います。実際、リーグ・チャンピオンですから、リーグを代表しているといっても過言ではないでしょう。しかし、一個人のリーグ1ファンとしては、ちょっと違います。「他と違う」という意味では、同意見ですが、ニュアンスが違うように思います。僕にとってリヨンは、リーグ内の「異端」です。

 今期のリヨンは1億ユーロの資金でやっています。こんなチームは、リーグ内にはありません。さらにリーグ1の優れた選手は、みんなリヨンに移籍してしまいます。いい給料がもらえ、チャンピオンズ・リーグに出場し、そこで活躍できれば、他のヨーロッパのビッグ・クラブへ行く事も夢ではありません。だから、強いのは当然かと思われます。

 そんな魅力的なチームであるはずのリヨンなのですが、試合はというと、あまり面白くないのです。リヨンの選手もきっちり仕事をします。試合運びもうまい。しかし、スポーツ特有のギャンブル性とでも言うのでしょうか?そんなことやるのか?!というような驚きがないのです。結果を予測できてしまう。つまり負けない。仮に勝てなくても負けない。そういうゲームを展開するのです。リヨン・ファンはそれでもいいのでしょうが、フットボールを単純に楽しんでいる者としては、あまり面白くありません。そう意味では、もっと面白い試合をするチームは、リーグ内にいくつもあります。むしろ、そういうチームの方がリーグ1には多く、また、チーム力に差があまりない所が、リーグ1の面白いところだと思っています。だから、「リーグ1=リヨン」というのには、賛成しかねます。むしろ、リヨンは、リーグ内では、異質な存在だと感じています。

 リヨンの話が出たので、もう少しリヨンについて書いてみます。

 今年のリヨンは、ベンゼマ、ジュニーニョ、ベン・アルファなどの攻撃面が強調されますが、今期のリヨンは守備面での問題を解決できず、安定していません。先週のトゥールーズ戦での2点目は、明らかなマーク・ミスです。以前のリヨンではほとんど見られなかったことです。リヨン・ファンには申し訳ないですが、ル・グエンが指揮を執っていた頃の様な、リーグ内での圧倒的な強さはもうないと考えています。ウリエの2年目からそう思っています。去年の1月のリヨンは、まさにそう思わせるに十分な出来でした。同時期に行われていた、チャンピオンズ・リーグでの戦い、成績がそれを裏付けているでしょう。

 余談ですが、強いといわれるリヨン、リーグ6連覇していますが、その間、何故かカップ戦のタイトルを取れません。国内のカップ戦を軽く見ているわけではないらしく、去年のリーグ・カップは決勝まで行きました。結果、ボルドーに敗れましたが。リヨンは一発勝負の弱いのか?と思えてしまいます。

 コメントの返事としては、あまり適当ではないかもしれませんが、ピニョン氏的には、普段から考えていることを書けたかなと思っています。

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posted by pignon |20:06 | 独り言 | コメント(2) | トラックバック(0)
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