2007年11月19日
日本はベトナムに4-0で勝利し、北京オリンピックに大きく前進した。
しかも、幸運なことにカタールがサウジアラビアに負けた。
これにより日本は、最終戦のサウジアラビア戦に勝つか引き分ければ、オリンピック出場が決まる。
試合結果は日本とベトナムとの実力差がそのまま出ていたといえよう。
流れの中からの得点が一点だけというのも、今のチームの実力だろう。
本田が最後のPKを外したので心配したが、得失点差は関係なく、最終戦で勝った方がオリンピックへ出場する。
しかし、この引き分けでも大丈夫というのは、サッカーにおいては鬼門である。
過去に引き分けでいいというチームが敗れることは、珍しくはない。
勝ちに行って、結果的に引き分けるのはいいが、最初から引き分けねらいでは、やられてしまうだろう。
となると、反町監督が言うことはただ一つ。
勝ちに行くと選手にもメディアにも言い続けることである。
今の日本の実力であれば、サウジアラビアに負けることは考えづらい。
確かに、流れの中で得点できないなど問題点は多いが、守備力とセットプレーの精度は素晴らしい。
万が一、サウジアラビアに負けたとしても、それは致し方ない。
最終戦にホームで負けるチームに、五輪出場の資格はない。
ただ、最終戦で実力を出し切ることを望むだけである。
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2007年11月16日
浦和レッズが、アジアチャンピオンズリーグを制覇した。
本当にすばらしい偉業であると思うと同時に、この偉業は日本サッカーのレベルアップに多大なる貢献をするだろう。
レッズにとって、移動の過酷さという面では、ヨーロッパのチャンピオンズリーグすらしのぐだろう。
AFC内で、日本は東の果てに、中東の国々は西の果てに位置している。
レッズの選手はいったい何キロの移動を強いられたのだろうか。
しかも、リーグ戦を戦いながら、彼らは移動し戦ってきた。
疲労困憊で負けてもおかしくないが、そのリーグ戦でも現在、首位である。
資金力に恵まれ、選手層が厚いレッズとは言え、さすがであると言わざるを得ない。
しかも、Jリーグでは経験できない、完全なアウェーの環境。
これはワールドカップに出場したとしても、経験できない環境である。
これだけの経験をしてきた選手が、それ以前と同じであるはずがない。
レッズの選手は、一回りも二回りも成長している。
それはサッカー技術だけでなく、精神的にも大きく伸びている。
サッカーという、常に自分で考えて、決断して、動かざるを得ないスポーツの場合、この精神的な成長とは、技術的な成長よりも大きな意味を持つ場合もある。
特にこの試合、レッズは0-0でもいいという試合前の状況で、積極的に仕掛けていった。
なかなかできることではない。
失点を怖がり引いてしまい、敗れていったチームは決して少なくない。
Jリーグで、これだけの経験を積んだレッズを倒すのは、簡単ではない。
だが、このすごいレッズを倒すチームが出てきたときに、日本のサッカーはまた一歩前進する。
そして、敗れたレッズはまた、高見を目指して切磋琢磨する。
そうすれば、日本サッカーの未来は明るい。
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