2008年07月02日
日本サッカーの前の険しい道 EURO2008総論
私は、欧州選手権が大好きである。 ワールドカップよりも大好きである。 昔の日本代表は弱かった。 よって、ワールドカップ出場など夢ですらなかった。 でなくて当然の世界。 だから、ワールドカップでも欧州選手権も、日本が参加しないという意味ではどちらも同じだった。 ワールドカップよりも、コンディションのいい欧州選手権は、良いサッカーが見られる可能性が高く、開催期間もワールドカップよりも短いため、小国が波乱を起こすことも多い。 単純に見てて楽しいのだ。 そんな、私にとって今回のEURO2008は、少々気が重いものになった。 それは、彼らのフットボールのレベルがさらに向上していることを思い知らされたからだ。 速く強いパスに、それを受け止める正確なトラップ。 技術のある選手ですら、ボールを追いかけ回す守備意識の高さ。 全員攻撃、全員守備を実現する運動量の多さ。 正直言って、縮まったと思っていた世界との差は大きく開いていた。 ドイツワールドカップで共に惨敗したクロアチアは、今大会大きく躍進した。 果たして日本は、この二年間でどの程度進歩したのだろうか。 組織力と個人の技が高いレベルで、ミックスさせたこの大会を見るにつけ、日本で繰り広げられている、個人の力か組織力かという、議論がむなしく思える。 どちらを取るかではなく、どのように高いレベルで融合させるかが問題なのである。 日本は組織力に磨きをかけるだけではなく、個人の技術をより高めていかなければならない。 相手ゴール前で、仕掛ける技術と勇気を磨き、それを賞賛しなければならない。 トップスピードでのボールコントロールや、相手のプレッシャーを感じたときのキープ力など、まだまだ日本が身につけなければならないことは多い。 そして、基本戦術の徹底的な理解度を上げて、どんな状況でも監督の指示など聞かなくても、戦術を柔軟に変更できるようにならなければならない。 日本サッカーの前には、まだまだ長く険しい道が続いているようである。
posted by passion |05:40 |
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