2006年10月13日
AIGオープン決勝 フェデラー対ヘンマン
今年も行ってきましたAIGオープン決勝。 今年はフェデラー初来日で注目度も高く、平日でも1万人近く入る大盛況。 当然、日曜日は大入り満員でした。 フェデラーは金曜日の準々決勝で鈴木貴男にフルセットのタイブレークまで持ち込まれましたが、それ以外は危なげない試合運びでした。 コーチや、専任のストリンガーも連れてこない。 どう考えても半分観光のために来ているとは言え、それでも勝ってしまうところがフェデラーのすごいところ。 随所に素晴らしいプレーを見せてくれました。 ヘンマンも決して、悪い出来ではなかったと思います。 第一セットにダブルフォールト三連発でゲームを落とした以外は、健闘していたと思います。 フェデラー以外が相手なら勝つこともできたのではないでしょうか。 実際、ヘンマンは今大会、1セットも落とすことなく決勝まで上がってきました。 ゲームカウントは6-3、6-3でヘンマンは各セットで一回づつサービスゲームを落としたにすぎません。 しかし、内容はフェデラーが余裕のある試合運びを見せてくれました。 ヘンマンは自身のサービスゲームを何度もドュースに持ち込まれ、何とかサービスキープをしている状態。 一方のフェデラーはサービスゲームで一度だけ、ドュースになりましたが、それ以外ではラブゲームも多く、ヘンマンを圧倒していました。 0-30の場面で、ヘンマンは積極的にリターンダッシュを狙いますが、フェデラーはそこでエースやパッシングショットを決め、隙を見せません。 さすが、世界N.o.1のプレーヤーです。 全盛期を過ぎたヘンマンでは少々荷が重い相手でした。 それでヘンマンは最後まで、闘志あふれるプレーを見せてくれ、ゲーム自体はフェデラーの圧勝でしたが、最後まで飽きの来ないゲームになりました。 ヘンマンありがとう。 フェデラーのすごさはいろいろなところで語られていますが、本当に基本に忠実なプレーを見せてくれます。 ボールを最後まで見て打つのは、初心者相手のレッスンでも語られますが、本当にボールがラケットに当たるまで見ているのはプロでもフェデラーだけです。 だから、イージーなミスが本当に少ないプレーヤーです。 我々はロディックのような弾丸サーブに魅了されますが、レベルの高いプロの試合でもほとんどの場合、ミスの少ない方が勝ちます。 もちろん、テニスのミスは単に自分のミスだけでなく、相手もボールに押されてミスを強いられることもありますが、それでもミスが少ない方が勝つのです。 フェデラーはそこに素晴らしいサービスやライジングからのスーパーショットが加わるのであるから、無敵なのもわかります。 サービスのスピード自体はフェデラーより速い選手が何人もいます。 パワーとスピードだけでは勝てないことを、フェデラーは教えてくれます。 試合後のインタビューでは、リップサービスでまた日本に来たいと言ってくれましたがもう少し、AIGオープン自体のレベルを引き上げないとフェデラーが来ても、単なる見せ物興行になりそうなので、他にもいい選手を連れてきて欲しいですね。 そしてフェデラーを本気にさせて欲しいです。 できれば、マスターズ・カップを上海から日本へ持ってくるくらいの気持ちでやって欲しいと思いますが、今のテニス協会にそれを求めるのは酷なのでしょうか。
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posted by passion |22:38 |
テニス |
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