2007年07月30日

日本 悔しくないPK負け アジアカップ

韓国の選手が退場になった後半11分の時点で、この試合は引き分けてPK戦になるだろう事は、半ば予想されました。

引いた韓国に対して流れの中で得点することは容易ではありません。
オーストラリア戦と全く同じ展開で、ボールは持てて横パスはつながるが、縦にパスは入らないし、ドリブルで突破を計る選手もほとんどいない。
羽生や佐藤などの惜しいシュートはあったが、全般的には引いて守る韓国のペース。
韓国は単調にボールを放り込むだけの攻撃が多かったので、失点しなかったが、どっちが一人多いのか分からない場面が、何回もありました。

結局、韓国は激しい守備で日本を零封。
なんと決勝トーナメント三試合を、全て0-0の引き分けという珍記録を打ち立てました。
素晴らしい守備でした。
一方、攻撃は単調なボールを前戦に放り込むだけで、全然機能していません。
これでは、三試合連続0-0に終わったのも必然的です。

PK戦での勝ち負けは、くじ引きみたいなものだから羽生を責められません。
今大会の羽生選手はゴールに嫌われていたので、致し方ないでしょう。
長くやっていれば、こういう大会もあります。
得点こそできませんでしたが、交替選手の中では唯一機能していたので今後に期待しましょう。

まるでオーストラリア戦をプレーバックしているような試合を見せられて、がっかりでした。
誰もリスクを負って、攻撃しようとしません。
危険な位置でボールを奪われるのは、避けなければいけませんが、ペナルティエリア近くで勝負しなければ、チャンスは決して生まれません。
このような試合であれば、韓国に負けても全く悔しくありません。
それは今回の日本代表が、受け身のプレーが多く積極的に個人で局面を打開していこうというプレーが見られなかったからです。

個人で仕掛けていけば、当然相手にボールを取られることが多くなります。
それでも、何回も仕掛ければ突破できる事もありますし、突破できなくても相手DFの注意を引きつけて、味方をフリーにすることできます。
相手DFに当たったボールが味方の前にこぼれることもあります。
そういう予測不可能なプレーが、チャンスを生むのです。
パスしか来ないと分かっていれば、守備は楽です。

サッカーとはミスするのが当たり前のスポーツです。
ボールを取られることを嫌うために、勝負しないなどと言うことは本末転倒もいいところ。

中東系のチームみたいに何でも、個人で勝負しろなどと言いませんが、時にはパスでなく個人で仕掛けないと得点は生まれません。

先発のメンバーにも失望させられました。
初戦とほぼ同じメンバーではないですか。
そんなにこのメンバーとこの布陣に自信があったのでしょうか。

オシム曰く「もう一度、このメンバーにチャンスを与えて、見てみたかった」そうなのですが、ワントップが機能することはありませんでした。
特に山岸選手にはかなり厳しい試合となったでしょう。
他の選手にチャンスを与えて、どういうプレーができるか見てもよかったかなと思います。
やはり三位決定戦とはいえ、公式大会に出ることは経験になりますし、そこでのプレーは今後の選考あたり参考になるでしょう。

試合の勝ち負け以上に、失望させられた試合でした。
そして、その思いはイラク対サウジの決勝を見てますます強くなりました.....。

posted by passion |05:52 | サッカー | トラックバック(0)
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