2007年07月26日

イラク PKで韓国に勝ち 初の決勝へ アジアカップ

日本対サウジアラビアの試合の前におこなわれていた準決勝のもう一試合 イラク対韓国戦です。

イラクは個人技をベースに、攻撃を仕掛けます。
一方の韓国は、サイドからボール入れて中で勝負するいつものスタイル。
共に決め手を欠き、延長戦に突入します。

韓国は二試合連続の延長戦と言うこともあり、動きが鈍くなります。
イラクは延長後半に一人交替させるまで、交替なし。
それでもイラクの選手は動きます。
韓国は単発的にゴール前に高いボールを入れる単調な攻撃で、得点の糸口が見つかりません。

一方のイラクは個人の力で突破を仕掛けて、二度のビッグチャンスをつかみますが、決めきれません。
それにしてもイラクの個人技はうまいですね。
彼らはサッカーのセオリーである、スペースを使うことを拒否していました。

スペースのあるところに味方の選手が走り込んでいるのに、パスを頑なに拒み、ドリブルや短いパスをつないで、相手選手のいるサイドを突破していきます。
それで突破してしまうところが素晴らしい。
韓国選手も疲れから、一発のフェイントで振り切られる場面が目に付きました。
イラクの個人技には目を見張るモノがありました。

韓国が勝つにはPK戦しかない状況になりました。
そして、韓国はポストに助けられながらも、なんとか延長戦も無失点で切り抜け、二試合連続のPK戦に臨みます。
しかし、勝利の女神は二試合続けて韓国に微笑みませんでした。
四人目と五人目が失敗した韓国のアジアカップは終わりました。

ただ、正直言うと韓国はよく準決勝まで来たなという感じです。
グループリーグでも最後の一試合を残して、最下位。
最後のゲームに勝利して、かろうじて決勝トーナメントへ行きましたが、初戦のイラン戦では0-0。
この試合も0-0と得点力不足が露呈しました。
攻撃のバリエーションに乏しかったですね。
その代わり、フィジカルを活かした激しい守備で、決勝トーナメント二試合を無得点に抑えました。
しかし、点が取れないのでは勝てません。

いつも思うのですが、韓国はアジアカップでは成績が悪いのですが、W杯予選では強いです。
韓国はアジアカップを重視していないようです。
3位決定戦では日本相手にアグレッシブに来るのでしょうね。
一方の日本はメンバーの大幅入れ替えするそうです。
俊輔や高原は先発から外れるでしょう。

イラクの個人技とスペースないところを突破する力には驚きました。
セオリーを無視した、強引な突破。
日本も少しくらいは、こういう点を学ばなければならないと思いました。
そうでなければ、得点を取ることはできません。

さて、サウジとイラクの決勝ですが、やはり決定力でサウジが上でしょう。
心情的には戦時下のイラクを応援してあげたいのですが、サウジアラビアの優勝と予想しておきます。

最後に残念な話題をひとつ。
イラクは国が内戦状態にもかかわらずアジアカップの決勝に来ました。
これは信じられないような快挙ですし、素晴らしいことです。
国民も初の決勝進出に狂喜乱舞です。
しかし、外に出て決勝進出を祝っていたイラク国民を狙ったテロが発生し、多くの方がなくなりました。
残念でなりません。
早く平和になり、スポーツが楽しめる時代が来ることを願います。
亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

posted by passion |06:18 | サッカー | トラックバック(0)
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