2007年07月24日

アルゼンチン優勝 U20ワールドカップ

U20のワールドカップが終わりました。
優勝は決勝でチェコを2-1で下したアルゼンチン。

同じグループ・リーグだったチーム同士の決勝戦。
グループリーグ初戦であたったときには、0-0での引き分けでした。

決勝戦の主導権はアルゼンチンが握ります。
しかし、チェコもしっかりした守備から時折、アルゼンチンゴールを脅かします。
そして、先制したのはチェコ。
60分に右サイドをドリブルで持ち込み、中へパス。
ゴールに背を向けた、FWがワントラップして浮かしたボールを振り向きざまダイレクトシュート。
カーブのかかったボールが、GKの手の先をすり抜け、サイドネットに吸い込まれていきました。
アルゼンチンDFも一人付いていたのですが、為す術なしという素晴らしいプレーでした。

さすがのアルゼンチンも、引いたチェコ相手に得点するのは難しいので、ひょっとしてチェコが優勝?なんて考えた瞬間でした。

右サイドでボールを持つアルゼンチン。
チェコのDFライン中央の前に広大なスペースがあります。
すかさず、そこへ走り込むフリーのアルゼンチンの選手。
チェコのCBもそのフリーの選手をケアすべく、するすると上がります。
ところがその瞬間、CBが上がったスペースにアグエロが入り込み、そこへ素晴らしい縦パスが通ります。
落ち着いてトラップしたアグエロは、ゴール右サイドにシュート。
アルゼンチンの素晴らしい攻撃によるゴールです。
なんとチェコの得点から2分しか経っていません。

さらにアルゼンチンはたたみ込みます。
86分、左サイドから、サラテがドリブルでペナルティエリアに切り込み、相手DFが少し遅れた瞬間に、右脚を振り抜きます。
ゴールニアサイドに飛んだボールは、GKの前でバウンドし、パンチング出来なかったボールは、ゴールネットを揺らします。
アルゼンチン勝ち越し。

その後、チェコは高さを活かして攻め込もうとしますが、単発的です。
アルゼンチンがクリアボールを拾うと、高い技術でボールをキープされるのでなかなか攻めきれません。

そして、タイムアップの瞬間を向かえます。

アルゼンチンはさすがに素晴らしいチームでした。
現時点では、日本はチェコには勝てるかもしれませんが、アルゼンチンには勝てないでしょうね。
しかし、そのチェコにしても日本戦から大きく成長していました。
うらやましい限りです。
彼らは世界大会を勝ち抜いていくことで、自信をつけて素晴らしいプレーを見せてくれました。


アルゼンチンは攻撃のバリエーションが豊富です。
パスでも崩せるし、ドリブルでも崩せる。
多くの選手がこの両方を高いレベルでこなしていました。
パスのスピードがあるので、相手選手は飛び込めませんし、ボールを受けたアルゼンチンの選手は相手のマークが来るのに、一瞬間があるのでルックアップして、周りを見られます。

日本U20代表も、パスでも崩せますし、梅崎のようにドリブルで行く選手もいました。
そう言う意味で、本当に素晴らしいチームでした。
ただ、パスのスピードや精度、ドリブルのスピードやフェイントのバリエーションなどは、アルゼンチンが一枚も二枚も上手です。

大会全7試合で16得点、2失点の圧勝でした。
アルゼンチンは大会二連覇で、過去7大会で5度目の優勝となります。
年齢別の大会は、大会毎に選手が総入れ替えになるので、連覇するのは難しいのですが、選手層の厚さがわかります。
さすが、サビオラ、メッシ等々若手の素晴らしい選手を、続々と排出しているアルゼンチンです。
才能が枯渇することがありません。

うらやましい限りです。

posted by passion |06:01 | サッカー | トラックバック(0)
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