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持ち味を出したスペインと出せなかったドイツ スペイン対ドイツ

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非常にソリッドで見応えのある試合だった。
もちろん、両チームとも攻撃的でないという批判はあるだろう。
しかし、4年に一度のワールドカップの準決勝。
共に負けたくないと思うのは当然である。
こういう人生を賭けた試合でナイーブに攻めていくのは、あまりにも馬鹿げている。

試合序盤から、両チームとも守備のバランスを崩さない。
スペインのボール支配率が高かったが、ドイツも守備を固めて危なげなく跳ね返していた。
ただこの前半を退屈とは思わなかった。
両チームとも相手が少しでも隙を見せれば、ゴールを狙う姿勢があり、非常に緊張感あふれる前半だった。

後半は、徐々にスペインがドイツの守備を切り崩していく。
そんな中、プジョルのヘッドでスペインが先制してから、試合は大きく動いた。
それにしてもプジョルは全くのフリーであった。
全くドイツらしくないプレーだった。

先制されたドイツは当然、攻め上がる。
ロング・ボールを入れていくが、スペインはそれを跳ね返す。
スペインボールになった時、彼らは簡単にクリアするのではなく、ボールを繋いで時には追加点を狙い、時にはCKを取りに行って、うまく時間を作り、守備陣の負担を減らして、危なげなく試合を進めていく。
終盤のボール支配率はドイツが高かったが、最後までスペインのペースだった。

ドイツ側から見れば、前半からもう少し積極的に攻めていればと後悔する気持ちはあるだろう。
しかしそれを責めることはできない。
ドイツには若い選手が多い。
彼らはまだまだ多くのことを学んでいかなければならない。
ここから多くの経験を学んで、彼らは成長していく。

決して、スペクタクルな試合ではなかったが、興味深い試合だったと思う。
打ち合うばかりがサッカーではない。
いろいろな楽しみ方ができるのが、サッカーの良いところ。

守備と攻撃、個人と組織のバランスもそうだし、自分たちの持ち味を出すか、相手の持ち味を消すか等、いろいろと考えさせられる試合だった。

技術だけではこういうビッグゲームは勝てない。
サッカーとはつくづく難しいスポーツである。



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