2009年07月01日
コンフェデ雑感
1年後にW杯が開催される南アフリカで開催されたコンフェデレーションズ・カップでブラジルの優勝で幕を閉じた。 決勝は、アメリカが二点先取する意外な展開。 ブラジルが後半に自力を発揮し、大逆転しての勝利だった。 アメリカにとっての不運は、前半に2点リードしてしまったことだろう。 彼らのゲームプランに前半2-0の状況は考えられていなかった。 今回のコンフェデレーションズ・カップを見て強く感じたことは、世界のサッカーは進歩していると言うことである。 例えば、エジプト。 初戦でブラジルと対戦したエジプトは惨敗すると思いや、強豪ブラジルと強烈な撃ち合いを演じてみせた。 結果的に3-4で敗れたとはいえ、その戦いぶりには強い感銘を受けた。
特に中盤の選手の技術は、素晴らしかった。 ブラジルが数人でプレスをかけてボールを取りに行くにもかかわらず、ダイレクトでパスを2~3本つないで、プレスをかわして裏のスペースにボールを出す様を見ていると、どちらがブラジルなのかわからなくなるほどであった。 セットプレーでのマーキングのミスから失点を重ねて破れたものの、このチームがワールドカップに出てきたら、怖い存在になりそうである。 決勝で敗れたアメリカも、連勝を続けていたスペインを破り決勝でもブラジルを追い込んで見せた。 彼らはボール支配率は劣るものの、一転攻撃に転じたときの迫力はすごい。 点が取れない場合も、危険で相手ディフェンスを脅かすに十分な攻撃だった。 彼らは決してサッカー大国ではない。 その彼らですら、ブラジルやスペインと互角にやり合う様を見ていると、日本代表のワールドカップでの行く末が案じられる。 ベスト4を目指すといいながら、対戦相手はランキングが同じかそれよりも劣るチームとの対戦が多く、ホームでの試合が多い。 オーストラリアにはアウェーとはいえ、1点リードしながら逆転されるという試合をしてしまった。 3年前とほとんど進歩していないと言われても仕方がない。 確かにこの3年間で日本の実力は進歩した。 だが、世界はもっと進んでいる。 その現実をサッカー協会はわかっているのであろうか。 ワールドカップ本大会まであと1年。 あまりにも短い時間である。 この1年で飛躍的に、実力を上昇させることは難しい。 ベスト4などという絵空事を念仏のように唱えることは止めて、現実を見据えて5年後を目指した強化プランを考えるべきなのではないだろうか。
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posted by passion |22:31 |
サッカー |
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