2008年06月19日

アウェーの戦い方 日本代表 WCアジア三次予選

▽オマーン代表対日本代表

結果から言うと1-1の引き分けは、受け入れなければならない。
楢崎がPKを止めていなければ、負けていた可能性もあるのだから。
アウェーで勝ち点1が取れれば、満足とは言わないが最低限の仕事はできたと言えよう。

それ以前に、日本代表のアウェーでの戦い方が、気になる。
Jリーグのチームもそうなのだが、ホームでもアウェーでの戦い方に変化がない。
つまり、ホームでもアウェーでも、普通に攻めて普通に守るのだ。

えっ、それのどこが悪いのかだって?
力の差があるのだから、攻めても良いだろうという方も多いのであろうが、私の見方は少し違う。

アウェーでは何が起こっても、不思議ではない。
特にアジアではなおさらである。
審判のレベルは高いとは言えないし、変な判定も多い。

死ぬほど暑い国もあれば、蒸し暑い国も多く、体調を崩しやすい。
長時間の移動に、時差。
芝のコンディションも、日本ほど良くはない。

であるならば、日本はできるだけリスクを少なくして、試合に臨まなければならない。
試合前の現地の視察や、泊まるホテルのチェック。

そして、試合では相手に隙を与えない戦い方が必要になる。
簡単に言うと、相手にカウンター攻撃をさせないと言うことにつきる。
三次予選レベルであれば、日本は主導権を取れる場合が多い。
その場合、最も気をつけなければならないのは、カウンター攻撃。
これこそが、相手が狙っていることである。

そうであれば、日本代表はそのカウンター攻撃のリスクをできるだけ低くしなければならない。
それには、パスを確実につなぎ相手ペナルティ・エリアまではボールを失わず持って行き、そこから攻めるというのがもっともリスクが少ない。
最後は、シュートで終わらせると言うことが重要であるのは、言うまでもない。
そうして、ゆっくりと押し上げることで、体力の消耗を防ぐことができるし、こぼれ球を拾い波状攻撃を繰り広げられる。

そして、相手ペナルティ・エリア近くでファールをもらえば、得意のフリーキックで得点の確率を高められる。
最悪、日本が無得点でも相手に得点を与えなければ、勝ち点1を取れる可能性はかなり高くなる。

中盤において無理なパスやドリブルで、不用意にボールを奪われることが一番よくない。
失点のリスクが高くなるし、守備に全力で戻らなければならないから、体力の消耗も激しくなる。

そころが、私の意見は日本では少数派のようである。
0-0で引き分けた翌日には、「日本格下相手に引き分け」などという文字が紙面に躍ることになる。
アウェーで終盤0-0で、日本代表がボールをキープし、回しているともっと攻めろという声も多い。

ただ、残念ながらサッカーは得点が入りにくいスポーツなので、無理して得点を狙いに行けば、失点する確率もまた高くなる。
アウェーでそんなリスクを冒す必要があるのだろうか。
私はないと思う。

日本代表のワールドカップ予選での目的は、ワールドカップへの出場権を獲得することである。
日本代表の強化は、強い国を呼んで親善試合でやればいい。

アウェーの戦い方を、身につけなければ日本代表のアジア最終予選は苦しい戦いとなるだろう。

posted by passion |05:21 | サッカー | トラックバック(1)
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