2007年09月11日
アウェーの戦い方 U22日本代表 サウジ戦 五輪最終予選
この試合は見方の別れる試合となりました。 10人になったサウジに対して、勝ち点3を取りに行くべきだという声もあるでしょう。 そう言う意味では、0-0の引き分けは不満です。 一方、アウェーで勝ち点1を拾ったのだから満足すべきだという声もあります。 私の立場は後者です。 高温多湿でのアウェーゲームは選手にとって過酷です。 相手は10人だし、ここで勝てばサウジアラビアの息の根を止められ、日本は北京への大きな一歩になったでしょう。 ただ、攻撃的に行って守備が手薄になると、それこそがサウジの狙うべきカウンターアタックのスペースになります。 そのリスクを考えると、日本が慎重に戦ったのも理解できます。
日本はリスクを冒すことなく、チャンスでは人数をかけ、そうでないときには確実にボールをキープしようとしていました。 後半の終了間際には、疲れからかミスパスからボールを奪われてピンチも招きましたが、全般的にはアウェーの試合としては満足すべき内容だったのではないでしょうか。 これがアジアカップのようなトーナメントであれば、10人の相手に対して攻め込むのは良いと思います。 ただ、このアジア最終予選はホーム&アウェーの総当たり戦です。 全六試合をトータルで考えて、六試合終了後にトップでいればいいのです。 リードしながらまずい試合運びで逆転負けを喰らってしまったU17、U20のワールドカップでの教訓を生かさなければなりません。 アウェーにはアウェーの戦い方があります。 Jリーグでは完全なるアウェーの状況を作るのは難しく、アウェーでの戦い方を学ぶ機会も少ないのですが、アウェーではリスクを冒さない試合運びを目指すべきだと思います。 そんな状況でも、決定的なチャンスは日本の方が多かったですし、そこを評価したいと思います。 日本が決めきれなかったとも言えますし、サウジのGKが良かったとも言えるでしょう。 問題は、次のカタールとのホーム・ゲームです。 この引き分けを生かすも殺すもこの試合次第です。 ベトナムから移動してきたオマーンは時差が少なくてすみます。 一方の日本は移動時間、時差共に不利な条件です。 コンディションの良い選手を中心に、何人かの選手を入れ替えて戦うのも一つの方法でしょう。 こういう真剣勝負を通して、選手も監督も成長します。 そして、私はこのサウジ戦で成長の兆しを感じました。 果たして、反町監督はどういう手を打ってくるのか、注目したいと思います。
posted by passion |06:51 |
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