2008年06月17日
ちょっとサボってる間にワールドグランプリの開幕が迫ってきてしまいました(汗)まぁ本来ゴールデンで放送するような大会じゃないので一応見はしますがスルー気味になると思います。ちょっと見てみたい強豪との対戦はほとんど深夜帯だった気がするし。
さて女子の戦術・技術的な振り返りです。正直そんなに書くこともないんですが、ない頭を使って思い出しながら書いてみたいと思います。女子もオフェンスとディフェンスに分けて考えてみます。
1、オフェンス
女子で明らかにみられたのが攻撃のスピードアップですね。特に木村のレフト平行と、木村・栗原のパイプは世界レベルと言っても過言でないくらいのスピードがつきました。両レフトのパイプは本数自体も増えて、特に高橋が前衛時には大会を通じて有効に機能していたと思います。しかしパイプはあくまで全体の組み立ての中でのスパイス。特に今の布陣ではバックアタックに依存した組み立ては危険です。まずバックアタックの威力の問題がありますね。タイ戦で見られたように、ディグのいいチームには簡単に拾われてしまう可能性があります。やはり諸外国に比べて身体能力が劣るのは事実ですからある程度仕方がない問題ではありますが。ディグのいいチームに多用するのは得策ではないですね。次にフォーメーションの問題。OQTではセッター横の表レフトに栗原、その対角の裏レフトに木村という布陣で戦いました。おそらく北京でも変わらないでしょう。バックアタックは基本的には前衛の攻撃を援護する攻撃で、特に前衛が攻撃2枚の時には欠かせない攻撃です。しかし今の布陣では前衛2枚のローテを2回担う表レフトが栗原です。基本的に日本のレセプションは高橋・佐野・木村の3人でとっています。その影響で前2枚のときに後衛の木村がサーブで狙われるとバックアタックが攻撃の選択肢として消えてしまいます。レセプション→バックアタックに入るのはなかなか難しいですから。そうなると相手は栗原のレフトオープンとセンター攻撃をマークすればいいわけでかなり楽にさせてしまいます。そのローテが2回あるのはなかなかきついんですよね。OQTでは木村をレセプションから外したり(実質2.5枚)木村がレセプションからも積極的に打ちにいったり栗原の頑張りで乗り切りましたが強豪相手にそれでは通用しないでしょう。何らかの対応が求められます。
2、ディフェンス面
今大会の日本のブロックはスプレッドぎみに構えるのを基本としていました。さらにコミットブロックを多用して高さ不足を補おうという考えでしょうか。これが結果としてアジア勢には裏目に出て、ヨーロッパや南米勢には吉と出ました。コミットブロックの弱点はアタッカー同士が交差する攻撃ですからね。また特にミドルブロッカーの個人技に左右されやすいシステムですが、それは両センターが実によく頑張っていたと思います。ポーランド戦やセルビア戦の善戦(セルビアには負けたので善戦と言っていいかはわかりませんが)はミドルブロッカーの働きが非常に大きかったと思います。
ディグの面では世界でもトップレベル。ブロックの上から叩き込まれるスパイクを上げるディグ力には脱帽です。今大会は栗原、杉山なども頑張っておりそこは非常に評価できると思います。
なんか当たり前のことしか書けませんでしたが、やはり竹下・高橋両選手依存した今の全日本では今の形が限界かなと思います。あらゆる面での精度不足がかなり見られたので、そこを詰めていけばこの四年間の中では一番いい形には仕上がるのでは?とりあえず北京まではいかに選手の個人技を生かして戦っていくか、そしていかに選手のコンディションを整えるか。それに懸かっていると思います。
posted by 近江牛 |19:47 |
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2008年05月25日
実は今日の試合、1,2セット目を見てないんです(汗)なので日本がいい展開で試合してた時間帯をまるまる見てないんですねぇ。家に帰ってきて、どうせもうボコボコにされてるかなぁと思ってテレビを見てみたら、予想外に2セット連取していてびっくり。これは勝てるかもと思って見ていたら結局は力の差を感じさせられる展開で逆転負け。喜んだり落ち込んだり忙しく見ていました。まぁセルビア相手によくやったかなぁとは思います。本音をいえば、セルビアは本調子ではなさそうだったし、あそこまでいったら勝ってほしかったですが。
今日の試合でよかったところはサーブですね。常にサーブで崩していてセルビアに早いバレーをさせませんでした。ただそこまでは良かったんですが、それでも打ち込んでくるのがセルビア。高さとパワーは今まで戦った相手と段違い。日本が2枚、3枚とブロックを揃えても、ことごとく弾き飛ばされました。この点は素直にセルビアのサイドアタッカー陣を褒めるしかしかないですね。
日本は真ん中からの攻撃が効いていた印象です。セルビアは基本はリードブロックですが、高橋、木村のレフト平行にはライトブロッカーが、荒木、杉山のブロードにはレフトブロッカーが、マンツーマンに近い形でとんできてました。なのでその分パイプやクイックは効いてましたね。ただレフト攻撃や二段、オープンになるとほとんど通用しませんでした。あの高いブロックは驚異的ですね。日本のサイドアタッカー陣ではなす術なしといった感じでした。
高さとパワーの差を感じさせられた今日の試合でしたが、今日の試合をバネにして高さへの対応をさらに考えてほしいと思います。ずっと言われ続けている永遠の課題ですしね。
posted by 近江牛 |21:40 |
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2008年05月24日
いくらタイのパフォーマンスが良かったとしてもフルセットはダメでしょ。こんなんじゃ明日のセルビア戦はボコボコにされてしまいます。
今日は日本の課題が全部出た試合でした。サーブは弱いし、ブロックはシステムも何もないセンターの個人技に依存したものだし、サイドアタッカー3人は波が激しいし。特にブロックに関してはもう少しどうにかならなかったんでしょうか。タイのコンビは確かにスピードはありますが、幅と高さはそんなにないので、バンチリードシステムがある程度成熟してるチームには通用しないと思いますが。それにあれだけやられる日本って一体・・・。最後は地力の差で勝ちましたが、タイのほうが遥かにいいバレーをしてました。内容にこだわるって言ってましたがそれどころじゃなかったですね。多治見がいい仕事をしたのが唯一の収穫でした。
タイは1セット目から思い切りのよさが目立ちました。日本のブロックをはじきまくり。1セット目はサーブも強かったですね。2セット目以降もそれが持続できれば今日は勝てたかもしれません。またヌットサラはさすがの実力。タイお得意のラリー中のクイックは今日も健在でした。それに加えバックアタックも絡めた立体的な攻撃もあり、日本のお粗末なブロックを翻弄してました。
高さがなく、ブロックがあまりに弱いのが残念。結局最終セットは高橋の超高速平行に対応できずにやられ放題でしたし。
今日の日本を見てるとセルビアに勝つにはただひとつ。サーブで崩しまくるしかないと思います。日本のブロック力ではセルビアの高さとスピードに対抗するのは容易じゃないですし。さらに明日は中途半端な攻撃は全部叩き落されます。ミスを恐れずに思い切った攻撃をすることが必要です。
セルビアはほぼ控えメンバーでポーランドとフルセットの激闘。一方日本はガチメンで挑んでタイとフルセットの戦い。この差は大きいですね。
posted by 近江牛 |21:23 |
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2008年05月23日
予想通り今日の韓国戦で北京行きが決定しました。とりあえずおめでとうございます。といっても今日の試合は反省点も多くある試合でした。では今日の韓国戦について簡単に考えてみましょう。
やはり第3セットを落とす悪い癖がでた今日の日本でした。いつも理由は同じ。サーブが弱くなるからです。そして自分たちのレセプションも乱れます。これは気の緩みから来るのか。はたまた相手に研究されてそうなっているのか。両方とも当てはまるとは思いますが前者の理由も大きいでしょう。まだ2試合残っているので徹底して改善を図ってほしいと思います。
今日良かったのがセンター線。トスをあげればほとんど決めてくれました。あのスピードと瞬時に相手ブロックを見る能力は世界にも十分通じます。特に荒木の活躍が光った今日の試合。今日のMVPは間違いなく荒木ですね。
また、バックライトやバックレフト(!)からの攻撃など今までになかった攻撃を見せたり、狩野や多治見をワンポイントではなく交代させるなどまだまだ見せていないオプションがあるのは好材料です。
ただ韓国のコンビに対してはほとんど対応できてなかったのは気になりました。途中から完全にバンチに構えて対抗していましたが、相手のスピードとバリエーションの多さに圧倒されてしまいました。やはりシステムとしてはお粗末なところを露呈してしまった感じです。
一方の韓国は可能性を感じさせる試合でした。高さとスピードとバリエーションは近年の一貫した強化が実を結びつつあることを証明してくれました。若い選手が多く、ミスが続いたり崩れたら建て直しがきかないなど経験のなさからくる荒さは目立ちましたが、レセプションが返ったときのコンビは素晴らしいですね。怪我人続出のなかよくやってると思います。
またキム・サニの成長も素晴らしい。代表に入った当初は下手糞もいいところだったんですが、今日の試合では立派にチームを操ってました。
センター線が強化されてキム・ヨンギュンが復帰すれば、まだまだ世界と戦えるチームだと思います。この方向性でロンドンに向けても強化していってほしいですね。
さて何はともあれ北京行きを決めた日本。会場は大盛り上がりでした。しかし選手や監督には浮かれた表情は見られませんでした。あくまで大事なのは北京五輪本番。竹下も言ってましたがまだスタートラインにたったばかりです。この大会もまだ2試合あります。全勝で勝ち上がって北京への弾みにしてほしいと思います。
次の相手はタイ。やはりレセプションが返ったときのコンビは一流です。今日の反省もふまえ、常に攻めのサーブで戦ってほしいと思います。
posted by 近江牛 |21:36 |
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2008年05月21日
今日の試合は可もなく不可もなく、結局はドミニカの荒さに助けられた試合でした。日本は1セットを落としたものの、そのほかのセットは危なげなく取りました。バルガスの加入でレベルアップしたと見ていたドミニカですが、根本的な欠陥が改善されない限りそんなに変わらないですね。
今日のタイトルは実は日本じゃなくてドミニカを指したもの。日本も長年同じ欠陥を抱えていますが、それはドミニカも同じ。高さとパワーは圧倒的なものの、あまりに不安定なレシーブとセッター、そしてミスの多さ。これらの欠陥が少しでも改善されない限りこれ以上のレベルアップは図れないでしょう。
今日の試合に関してはエチェニケはそんなに悪くなかったと思います。とんでもないトスもありましたが今日はそれ以前の問題。取られたセットではレセプションがガタガタでした。Bキャッチならドミニカは問題なし。ただあそこまでCキャッチ連発されるとセッターとしてはどうしようもない。それでもアタッカー陣が調子に乗ると格上も食う力はあると思いますが安定感がなさすぎです。個々の能力の高さから将来性を期待されるチームではありますが、実はこれ以上のレベルアップは日本以上に厳しいのではないかと思えてきました。木村レベルのレシーブ力をもった選手が1人でも現れれば変わるとは思いますが。
一方日本はいたっていつも通りのプレー。2セット目を落としたのはサーブが弱かったから。逆に日本のレセプションが数字以上に崩されてた印象です。また2セットは足も止まっていてつなぎのプレーも雑でした。
ブロックに関しては、あれだけ的がしぼりやすかったらどこのチームでもある程度機能するでしょう。案の定相手のセンター攻撃が増えた2セット目はロンドンとバルガスのブロードに全く対応できてませんでした。それでも荒木がクイックを2本きれいにワンタッチをとったり、大村が相変わらず出るたんびにブロックを決めてくれたりしたのは立派です。栗原を相手レフトにスイッチさせるなどの策を講じたのもプラス要素。(特別褒めるようなことではないんですけどね。)
何か日本のプレーが悪かったわけではないですが見所のない試合でした。
次は北京の切符をかけた韓国戦。4年前のように完勝といきたいですね。鍵となるプレーはいつも同じ、サーブとレセプションです。明後日はワクワクできる試合を期待しています。
posted by 近江牛 |22:26 |
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2008年05月20日
今日のカザフスタン戦はハラハラしましたねぇ。第2セットは本当にどうなるかと思いました。結果として今日のターニングポイントはあそこでしたね。あそこでセットをとって走った日本と、取れずに走られてしまったカザフスタン。これが結局は地力の差でしょう。今日は苦戦はしましたがよくやったと思います。
それでは今日の良かった点と苦戦した理由を振り返りましょう。
良かった点
1、脅威の粘り
特に第2セットのデュースに縺れ込んでからの粘りは驚異的でした。ボールが本当に落ちない。いつもあのくらい粘れるといいんですが。でも今日は本当によく足が動いていました。
2、未来のエースの躍動
今日は粘ったボールを決めてくれるエースが2人いました。ずばり栗原と荒木ですね。特に第2セット後半はものすごい決定率だったんじゃないでしょうか。荒木は高速Cワイドに加えラリー中のセンターセミでも活躍。まさにセンターエースの活躍でした。栗原はレフトからバックから打ちまくりでしたね。20点以降のスパイクは本当にほとんど決まっていたんじゃないでしょうか。勝負どころで決める。やはりこういう場面を見ると彼女のエースの才能を感じます。また高橋も今日は大事なところで決めていましたね。
今日はそのほかのメンバーも含め個々の動きがよかったですね。大村、多治見、櫻井ら控えのメンバーもいい活躍をしていました。
苦戦した理由
1、カザフスタンの予想以上の動きの良さ
正直あそこまで粘られるとは思いませんでした。先日のプエルトルコといい、最近はどこの国も粘り強くなってきてますね。またパブロワが切れなかったのも大きかった。今日は最後までよく頑張っていたと思います。
2、サーブでの前後のゆさぶりへの対応
日本はどうも前後のゆさぶりに弱い傾向があります。今日も木村がゆさぶられて2セット目の接戦へとつながってしまいました。木村が狙われるのはいつものことだし、前後のゆさぶりへの対応の悪さも昔からなので改善してほしいと思います。
3、サーブの弱さ
今の全日本メンバーはみんな効果のあるサーブをもってるんですが、どうもここ最近の国際大会では崩せていません。ミスしてはいけない場面はしっかり入れて、それ以外の場面ではもっと相手を崩すことを考えて強く打ってほしいと思います。
4、大事な場面でのミス
ミスはポーランド戦から多かったですが、今日は流れに乗れそうな場面でのミスが目立ちました。第2セットは特に連続ミスが続いた印象です。新しい取り組みを始めているのでミスはつきものですが、流れに乗れそうな場面でのミスは極力防ぎたいですね。
今日はもっと楽に勝ってほしかったんですが、選手が頑張っていたのでいいでしょう。戦術を越えたこういう戦いほど心に響く試合はありません。
明日は破壊力抜群のドミニカが相手です。サーブで攻めていい状態で打たせないことが大事ですね。逆に日本は多彩な攻撃でブロックを寸断していきたいところです。
posted by 近江牛 |21:09 |
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2008年05月18日
今日のプエルトルコ戦。かろうじて勝ちましたが、昨日褒めたことを全部撤回したくなるくらいグダグダな試合でしたね。フラストレーションたまりまくりです。一応日本が苦戦した理由を考えてみましょう。
1、見切られたトスワーク
今日のタイトルにもなってますが、今日は竹下の弱点がボロボロ出てきた印象です。
まず第一に完全にトスワークが見切られていました。これは竹下だけではなくチームのシステムの問題ですが。特に3セット目からはひどかったですね。栗原→杉山→木村とシャットされたときはため息しか出ませんでした。もともとあのローテは苦しいローテです。栗原の遅い平行、杉山のブロード、木村のパイプの三種類の攻撃パターンがありますが、栗原に関してはトスが遅いので特に警戒しなくても2枚揃います。木村のパイプは、サーブで木村を狙うことで攻撃発生率をかなり下げられます。あとは少しセンターブロッカーが相手ライトよりに構えておけば杉山のブロードにも2枚つくことは可能です。特に今日は栗原がシャットされたら杉山、前二枚がダメなら木村と、非常にわかりやすいトスワークがあったため相手ブロックが完全に揃っていました。プエルトルコはこちらがクイックを仕掛けた場面ではかなりの確立でコミットしてきていたので、あの場面では木村をレセプションから外して(その間は栗原が入る)、杉山にAのおとりでとばせて木村をバックライトから使うなど、とりあえず試してみる方法はあったと思います。(うまくいくかは別問題ですが)あそこで何の策もなくズルズルと6連続失点を許してしまったのは非常に情けなかったです。この場面のほかにもことごとくトスが読まれていた印象。今日は昨日よく見られた乱れたところからのパイプや縦のBも少なく、以前のバレーへ逆戻りしてしまった感じすらありました。トスの出所が低い部分や、バックライトへのトスのときにかなり反る癖もかなり影響していたでしょう。何だか今のチームの限界を見てしまった感じです。
またブロック面でも今日はかなり竹下のところを狙っていました。日本もブロックポジションをスイッチするなどするものの、相手セッターとアタッカーが意外によく日本を見ていて意味なしでした。
今日のような試合こそセッターのチェンジが有効だと思うんですが全くその気配はありませんでしたね。河合はやはりそこまで信用されてないということでしょう。竹下至上主義の限界を感じてしまいました。とんでもなくキャッチが乱れてもそれを強引に高橋の平行トスへもっていったプレーなんかは竹下にしかできないんですけどね。今日は悪い部分が上回ってしまいました。
2、プエルトルコの徹底した日本分析と粘り
プエルトルコのアタッカーの攻撃力は予想していましたが、あの粘りは予想外でした。かなり日本の組み立てやスパイクコースを研究していたようで、ことごとくコースに入っていました。この試合への意識の差も正直あったと思います。
3、精度不足
昨日も指摘した点ですが、全てのプレーに対して精度が低いです。スパイクもミスが多いし、レセプションの返球率もいまいち。ラリー中もなんだかコートのなかがバタバタしています。今日は試合内容が悪かったので昨日以上にその点が目立っていましたね。
今日は高橋が復調してきたのが唯一の収穫ですかね。もう少し控えの選手を起用する余裕があればよかったんですがそうはいきませんでした。
今日、明日とチームでもみっちりミーティングがされると思うので、出来る点から一つ一つ立て直してほしいと思います。
posted by 近江牛 |21:22 |
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2008年05月17日
やってくれました、柳本JAPAN。予想を遥かに超えるバレーを展開しポーランドを撃破しました。1番大事な試合をいい形で勝ったことで今後のはずみになりますね。このまま全勝を目指してほしいと思います。
さて今日のポーランド戦では、W杯とは別のチームのように変わった日本を見ることが出来ました。ほとんど同じメンツでこれだけの変化が見られるとは思いませんでした。できるなら最初からやれよという感じもなくはないですが。
今日はポーランド戦から見る日本の変化について3つのキーワードを軸に考えてみたいと思います。
1、スピード
やはりまず感じたのはスピードアップ。栗原、木村両選手へのトスが明らかに早くなっていました。
特に驚いたのが木村。レフト並行は高橋なみのスピード。四セット目あたりに一本完璧なレフト平行がありましたが、スピード、打点ともに世界トップクラスの素晴らしい平行でした。こういう攻撃をもっと頻繁に使えるようになると大きな武器になります。また、パイプも素晴らしかった。打点は低いもののあのスピードは女子では世界トップクラスでしょう。決定率も高かったですね。一本自分でレセプションして自分でパイプを打った場面も見られました。こういうプレーが増えていくと相手のサーブの狙いも分散されて木村自信も楽になります。是非ものにしてほしい。
栗原もパイプのスピードは明らかにあがっていました。レフト平行に関してはまだまだ早くできると思うでこれからの課題ですね。
さらに地味にスピードアップしていたのが荒木。速攻のテンポがまたワンテンポ早くなりました。
この3人のスピードアップはチーム全体に劇的な変化を与えていました。
2、柔軟性
自分が今日感心したのがこの点。柔軟性が感じられるプレーが随所に散りばめられていました。
まず栗原がアタックするフェイクを入れて荒木のセミにつなげたプレー。いままでは高橋のみが行っていたプレーですがバッチリ機能していました。こういうプレーが増えるとまたひとつバリエーションが増えます。またレセプションに関しても気になる場面が。相手のサーブがレセプション体系から外れていた栗原に向かったきた場面。いままではすぐさま逃げていた栗原ですが今日は取りにいっていました。結果として佐野と交錯しそうになり弾いてしまいましたが、そういう場面では無理に佐野が取りにいくより栗原が取ったほうが確実です。柔軟に栗原が取る場面があっても自分はいいと思います。
また柳本監督にも柔軟性が見られました。3セット目で木村を下げて狩野を入れた場面。結果としてそのセットは追い上げることはできませんでしたが、今までの監督では考えられない判断でした。調子が悪い選手はどんどん変えていく。全員バレーへの第一歩を踏み出した感じがしました。河合以外の選手は全員出場させるなど全員バレーへの意識は高まっているみたいですね。
3、変化
まずセッターが一本目に触ったあとの対応に変化が見られました。今までは高橋、または木村が上げるのが暗黙の了解でしたが、どうやらセンターがあげるシステムへの移行を図っているようですね。攻撃の枚数のことを考えるとそのほうがスムーズです。荒木あたりは結構きれいにあげていたのでシステムとして定着すればまた幅が広がりますね。杉山はつなぎが苦手なので果たしてどうするのか。今日は杉山が上げる場面は見られませんでした。今後見極めていこうと思います。
竹下の組み立てにも変化が見られました。Bキャッチやラリー中でも中央からの早い攻撃をできるだけ使おうという意識が高かったですね。木村、栗原のパイプや、荒木の縦のBなど、かなり意識して使っていることが読み取れました。今日はそれが良く機能していて、高いオープンをあげる機会が激減していました。いい方向に動いていると思います。
posted by 近江牛 |21:59 |
全日本女子 |
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2008年05月17日
いよいよ北京五輪世界最終予選が始まります。いろいろな不安はありますがやはりワクワクするものです。
今回の大会は北京の切符を取るのは当たり前。竹下が怪我をするなど、よっぽどのアクシデントがない限り切符は堅いです。自分としては全勝を目標として望んで欲しいと思っています。その目標の大きな壁となるのがポーランドとセルビア。特に初戦のポーランド戦は大事な試合になりますね。セルビアに対しても勝機は十分にあると思います。特番なんかを見てもセルビアは格上扱いされてるようですが、自分は必ずしもそうとは思いません。セルビアとポーランド、そして日本の実力は横一線だと思っています。今回の大会はかなりポーランド戦に焦点をあてているようですが、セルビアに対しても勝ちにいってほしいと思います。
さて、今日は最大の鍵となるポーランド戦です。特番でも触れられていたように、ポーランドと日本の試合はフルセットの激戦になることが多いです。それだけ実力が拮抗しているということでしょう。アタッカーの破壊力とブロック等の組織力という点では断然ポーランドのほうが上です。しかしレシーブ力とセッターに関しては日本が上回っています。それらを天秤にかけた場合ほぼ互角の実力となっているのが現状でしょう。
それでは勝敗を分ける鍵はというと、ずばり両監督の作戦でしょう。今回の戦いはボニッタ監督VS柳本監督といってもいいと思います。お互いに十分に作戦を練ってきてると思いますが、どこまで相手の裏をかけるか。逆に裏をかかれた方はどれだけ早く修正できるか。そういった意味でポーランド戦の要注意人物はボニッタ監督です。四年前のイタリア戦の再現となれば最高ですね。柳本監督には柔軟な対応が求められます。
今大会柳本監督が意識しているのは『一秒の壁』。堅いレシーブからの早くてバリエーション豊富な攻撃。これができれば一位通過も夢じゃありません。久しぶりにワクワクする試合を見れることを期待しています。
posted by 近江牛 |14:14 |
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2008年04月29日
やっと全日本メンバーが決まりましたね。候補メンバーから大山、庄司、西脇が落選した形で決定しました。自分としてはあの候補メンバーの中ではベストの選択だったのではと思います。他のブログを見てもそういう声は多いですね。
狩野はあのメンバー構成から見て100%残ると思いましたが、櫻井をレシーバーで残したのは意外でした。自分はてっきり西脇を選ぶかと。でもこの選択は良かったと思いますね。リーグ中でもレシーバーで出る機会もありましたが、守備固めという意味合いはもちろん、チームを鼓舞するあのムードは魅力的でした。ムードが悪くなるとお通夜モードに突入してしまう今の全日本には必要な要素だと思います。また、高橋、木村、佐野、狩野、櫻井と、歴代の全日本の中でのトップクラスのレシーバー陣となりました。世界トップクラスのレシーブで建て直しを図る形になりますね。
守備が固まれば当然攻撃が大事になってきます。そこでキーとなるのが、栗原、木村のスピードアップ、高橋のコンディション、狩野がどこまで世界で通用するかです。
栗原、木村については、トスがあがってから一秒以内にスパイクを打つ練習をしているそうです。これが実現できていればかなり期待はもてます。ただそう短時間でスピードアップが図れるとは思いません。ここは期待半分、不安半分といったところでしょうか。
高橋については何だかんだで調子を上げてくると思います。もともと国内の試合より国際試合の方が力を発揮するタイプですし。
狩野については、レシーブとサーブには大いに期待してるんですが、攻撃面では「?」です。高さはなく、スピードもそれほどない。コース打ちの巧さとキレのよさで勝負するタイプですが、この手のタイプは世界では厳しい気がします。世界にこのサイズで対抗するにはスピードと嫌らしさが足りないと思います。巧さはありますが、結構まともに勝負を挑むタイプだと思うんですよね。2005年に菅山が活躍しましたが、彼女は狩野よりも巧さはありませんが、跳躍力がありました。この跳躍力というのが国際試合ではかなり大事になってくると思います。その要素も持ち合わせていない狩野がどこまで通用するか。最近は高橋に代わってスタメンで練習試合にでることが多いそうですからそこそこ期待はもてるということでしょうか。今から悲観してても仕方がないのでとりあえず期待はしますけどね。やっと来てくれたWSの新戦力ですし。
センター線に関しては杉山、荒木の2人は心配なし。今までどおりの活躍を見せてくれるでしょう。ただ多治見が怪我したそうで、そこが心配。多治見が万全じゃないとなるとセンターの控えが実質無しになってしまう(大村はWSの練習しかしていない)ので。まぁメンバーに残したということは間に合うという計算なんでしょうけど。
あと気になるのはポジションですね。誰がライトで出場するのか。狩野以外はライトも出来るWSばかりなのでかなり選択肢は広がります。まぁそこは始まってからのお楽しみということにしておきましょう。
最終的に個人的にはまぁまぁのメンバーが集まったんじゃないかと思います。堅いレシーブからのセンター線を中心とした早いバレーができれば一位通過も夢ではないと思います。
posted by 近江牛 |10:15 |
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