2008年06月19日
OQT女子まとめ まだまだ君らは夢の途中
女子の今大会の大きな問題が魔の3セット目です。相手が格下だろうと何だろうとほとんど3セット目は落としてしまいました。これには理由がいくつか考えられますね。ひとつは相手が戦術的な対応を見せてきてそれに日本が対応できないという考え。もうひとつは無意識に起こる気の緩み。おそらく両方の理由が組み合わさって魔の3セット目になったと思います。 戦術的なことは監督やベンチ陣の責任。たとえ1,2セットを圧倒していても相手の戦術変更に備えて入念に準備しておくべきです。特にブロックシステムとサーブの狙い目。これは細かく修正しながら徹底的に指示していくべきところ。今大会ではコミットが多用されていましたが、タイのようなコンビ中心の相手にはバンチリードで対応するべき。柔軟にブロックシステムもシフトしていけるような事前準備も必要です。両センター陣にはベンチからの指示がしっかり出ていて選手も実行に移していたように見えますが、それをチーム全体で行わないといけないと思います。 そして気の緩みですが、これには男子のまとめで述べた牛馬の働きができる選手がいないことがひとつ影響していると思います。4年前はその役割を担っていた栗原ですが今はもう中堅。経験も積み試合の流れを読むようになってきました。それは木村もしかり。するとチーム全体でずるずると足が止まってきてしまいます。これは勝てると思ったときも勝てないと思ったときも同じ。ひとつのベテランでまとめたチームの弱点ですね。大崩もしないんですが劇的に流れを変えることもできない。本来は河合にその役割を担ってほしいんですがポジション的にそれは望めません。そこで期待したいのが桜井。彼女は戦術的には絶対に必要という選手ではないと思います。というか有効な使い方がされてませんでした。しかしいるだけで影響力があるのが彼女の魅力。ベテランですが決して試合の流れを悪い意味で先読みせずアホの子になりきります。コートがお通夜モードになったときこそ彼女の出番だと思います。監督はそういう使い方をしたくて桜井を呼んだんだと思うんですが。 またセルビア戦で勝ちきれなかったのも大問題。最後はエースの打ち合いになりましたがここで日本は負けました。高橋は世界でも有数のアタッカーだと思うし栗原も随分と成長しました。でもやっぱりニコリッチのように勝負どころで3枚ブロックを打ち破るようなエースは日本にはいません。これをコンビで切り抜けようというのが日本の方向性だと思いますが、そこで単調になってしまいがちなのは残念ですね。今大会はパイプを絡めてWCのときよりは随分よくなったと思いますがもっと徹底してほしいと思います。 でもWCのときより全然面白いバレーが見れたし切符はとれた。まずは成功といっていい大会だったでしょう。これから北京に向けてどれだけ精度が上げられるかが本当の勝負だと思います。 それでは監督と選手について一言ずつ。 柳本監督→攻撃面では随分進化が見られましたしデータを活用するようにもなってきていると思います。しかしブロックシステムと控えメンバーの起用法には不満が残りました。本当の意味での全員バレーを北京では見せてほしいと思います。何だかんだで自分は柳本監督を尊敬していますから。よろしくお願いしますよ。 竹下主将→とりあえずここまでお疲れ様でした。セッターでキャプテンという立場。非常に大変だったと思います。これから北京に向けてが本当の勝負です。団結がテーマの今期。本当に団結した全日本をつくりあげてください。 高橋→直前までスタメン落ちということで心配していましたが最低限の働きは見せてくれました。北京ではできる限りコンディションを整えて常に本気で挑んでください。入れてけサーブやおさぼりブロックは見たくありません。北京では今までで最高のシンが見れるように期待しています。 栗原→随分とたくましくなりました。カザフスタン戦の活躍は久しぶりに痺れました。平行のスピードアップとサーブの復調。これが北京への課題ですかね。 木村→スピードアップには驚かされました。しかし大会を通じての決定率は40%にも満たず。常にサーブで狙われてきついと思いますが安定感をそろそろ求められると思います。 荒木→もう日本のセンターの中心ですね。1本あった縦のBには驚かされました。ブロック面でかなり両センターの個人技に依存した形をとっているので大変だと思いますが頑張ってください。 杉山→やっぱり柳本JAPANに必要な存在だと思います。あのスピードは本当に世界トップレベルだと思います。レシーブにも意欲が見られました。自分に自信を持ってブロックを統括してほしいと思います。 佐野→レセプション・ディグに関しては世界一だと思います。四年前の悔しさをバネにしてよくぞここまで成長してくれました。北京でも期待しています。 大村→まさに必殺仕事人。ワンポイントブロッカーであそこまでブロックを決める人を見たことがありません。竹下の支えとしてもワンポイントブロッカーとしても、そして栗原の控えとしても大いに期待されていると思います。ぜひスパイクを打つ姿を見たい。 狩野→短いプレーでしたが重要な役割を果たしていました。木村を下げれるのは非常に大きい。思ったより攻撃のバリエーションも多くてもっと見ていたいと思わされました。北京に必要な存在だと思います。 多治見→やはりいつ出てもいい動きをしてくれる選手ですね。高さはないですが基本に忠実なプレーができる選手です。オリンピック経験もある選手ですから北京でも期待できるでしょう。 河合→河合を出せるような展開にならなかったのは残念。一セットでいいから試合を組み立てる姿を見てみたいです。自分に自信をもって堂々としていればいいと思います。これからにつながる貴重な経験をしてきてください。 桜井→プレーよりも声での貢献が多い選手。今のチームには必要な存在だということは前述したとおり。ピンチレシーバーとして十分な実力もあります。チームのピンチを救う役割に期待しています。 何回も言いますが女子はこれからが勝負。オリンピックは予選敗退もありえる厳しい組み合わせとなりました。WGPでどのように戦うのにかも注目が集まります。四年前の忘れ物を取り戻せるか。竹下中心にチームが団結して望んでほしいと思います。
posted by 近江牛 |20:58 |
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OQT女子まとめ まだまだ君らは夢の途中
ようするに高橋がスタメン落ちしてたらうまくかみ合って、セットを落とさなかったっと言う事でしょう。そもそも全日本に選ばれた事事体いおかしい。Vリーグでも常に決定率20%以下。みなさんどう思います?
posted by omi | 2008-06-20 12:08
OQT女子まとめ まだまだ君らは夢の途中
高橋批判のコメがありますね~
今の状況では北京まで竹下、高橋がスタメンから外れる事はもうないんでしょうね~前の大会が4年間でたった一度の「高橋スタメン落ちの可能性」のある大会だったんですが(スポーツ新聞、テレビも予想スタメンは狩野だったし)柳本氏はブレませんでしたね~いい意味でも悪い意味でも・・・
Vリーグで結果を残した選手を集めて全日本のメンバーを作るのは概ね賛成です。しかし過去に私もomiさんと同じ様な事を書いたのですが(もうちょっと柔らかくですが^^)、プレミアで結果を残している選手が必ずしも世界に通用する選手だとは限らないとの意見をもらいました。バレーというスポーツはそんな一面もあるようです。
栗原の移籍、大山の怪我、大友結婚、木村のコンバート拒否によって柳本氏の構想も大きく変わっていった中での竹下、高橋中心のチーム。踏み込んで言ってしまえば北京前に竹下、高橋が木村、狩野のコンビとなる構想だったのではと妄想してしまいます。
今の状況では竹下、高橋コンビのスタメンには賛成の立場なんですが、多くの人が書き込んでいる意見「調子が悪かったら外せ」は同意します。
どんなに調子が悪くてもスタメンにこだわる采配が非難されるべきかも知れんな~
posted by 夕焼け | 2008-06-20 23:57
OQT女子まとめ まだまだ君らは夢の途中
>omiさん
高橋は怠慢なプレーは目に付きますけどやっぱりすごいと思わせてくれるプレーもたくさんありますよ。調子が悪くない限り今の全日本には必要な選手だと思います。まぁ「今の全日本には」という限定はつきますけど。
>夕焼けさん
国内で通用しても世界を相手にするとわからないというのはありますね。でもとりあえず試してみることは必要だとは思いますが。今はもうそんなことをしている時期じゃないですから。今やってることは間違ってないと思います。
ただ「調子が悪かったら外せ」は自分もそのとおりだと思います。
posted by 近江牛 | 2008-06-21 21:31
Re:OQT女子まとめ まだまだ君らは夢の途中
オプションのないガンバレバレーでは天井が見えて正直面白くない‥
みんな体調がよくないのか身体が重そうだし‥
選手の中にもこれ以上どう頑張れば?みたいな不安がチームに漂ってるように見え、チーム状態がよくないのが伺えました。
木村選手はレセプションは狙われるし、バックアタックにトスなど比重が大き過ぎる気がしました。
栗原選手の調子が悪いというか、レセプションが乱れると高い確率でシャットされるのであれば、栗原選手→守備的WSとして狩野選手にレセプションを任せ、木村選手は攻撃に専念するオプションはどうなんでしょうか?
このメンバーで戦っていくのは決まっているわけですし、竹下選手、高橋選手はケガのない限りは計算できますが、他の4人にはとにかくガンバレでは選手が可哀相な気もします。
個人的には大村選手の試合への意気込みが一番日本らしく、あの雰囲気でまとまらないのかな〜?と思います。
トルコ戦での唯一の光はラリー中の無駄なセンターオトリはせずにライト攻撃をした多治見選手。コートを広く使うのはラリー中はアリだと思いました。
荒木選手もライト攻撃ができますし、意味のないラリー中のセンターオトリはレフトに絞れるだけに試合状況でライトに開く戦術は使ってもらいたいです。
昔、宝来選手が出ていた時にはあった戦術だったなと思い出しました。
posted by すばらしい日々 | 2008-06-22 00:01
OQT女子まとめ まだまだ君らは夢の途中
>すばらしい日々さん
自分は今までの戦いを見てそこまで悲観はしていませんよ。色々試しているのは伝わってきますし。確かに天井を突き破るような強さへの期待はわきませんが。
栗原→狩野へのチェンジはブロックの面でなかなか難しいんじゃないでしょうか。自分はもう少し大村を試してみてほしいと思います。この大会で試してみてどうしてもダメなようなら栗原→狩野のチェンジを考えるべきだと思いますが。
ムードをつくるという点では大村と櫻井が非常に頑張ってると思います。こういう選手は貴重ですよね。
ラリー中でクイックに入れないような場合はライトに開いて攻撃するのは有効な手段ですね。実際多治見のライト攻撃はかなり決定率が高いですし。ただライト攻撃は要するにブロードと同じようなものですから使いどころが大事ですね。
宝来はクイックよりライト攻撃が得意で、さらにあの時は3人センターでしたからね。たまに宝来が恋しくなります。なんか人を惹きつける魅力のある人なんですよねぇ。個人的には好きな選手です。
posted by 近江牛 | 2008-06-22 21:54


