小市民のホークス応援日記

涙を飲んで厳格な処分を【バドミントン】

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こんな裏切りはない。

日本バドミントン界の新旧エース2人が違法カジノに出入りしていたことが明らかになりました。 中学~大学までバドミントン一筋だった私としては、こんなに残念なニュースはちょっとないです。

日本バドミントン界は長らく不遇の時代を過ごしてきました。 中国選手の国際大会出場解禁以降、その圧倒的な強さに太刀打ちできない日々が数十年単位で続いたのです。 私がバドミントンを始めた2000年代前半ごろは、国際大会ベスト8が「快挙」と呼ばれる時代でした。

田児賢一は全日本総合6連覇の実績を持ち、21世紀の日本バドミントン界における元祖・天才。 日本のバドミントンが少しずつ、しかし確実に力を付けてきた2000年代後半に代表デビューし、一気に日本のエースへの道を駆け上がりました。 彼を一躍有名にしたのが2010年の全英オープン。 バオ・チュンライ(一時は世界ランク1位に達したこともある中国の元No.2)ら強豪を相手に、相手の虚を突く鮮やかで巧みなトリックショットの数々を駆使して勝利をもぎ取り、準優勝に輝いたのです。 私はこの時、日本バドミントン界がついに夜明けを迎えたのだと確信しました。

桃田賢斗はそんな田児に憧れた天才選手。 高校時代から将来を嘱望され、そのプレースタイルは変幻自在。 左腕から放たれる切れ味鋭いスマッシュとカット、相手の裏をかくフェイント、そしてトップ選手でも簡単には真似できないネットインの狙い打ち。 何種類もの攻撃バリエーションを見事に使い分け、現在国内では無敵の存在。 昨年末のスーパーシリーズファイナル(世界ランク上位者しか出場できない大会)で優勝を勝ち取るなど、リオ五輪のメダル候補として高い期待を背負っていた選手でした。

2014年、2年に1度の国別対抗戦「トマス杯」で日本男子が悲願の優勝を果たした際も、2人は代表チームの中心選手でした。 一気に成長した日本バドミントンの高いレベルを象徴する存在だったのです。

そんな彼らがどうして、どうして違法カジノなどに手を染めてしまったのか。 言葉になりません。

近年、田児は精細を欠き、かつてのプレーが全くできなくなっていました。 そんな自分への不甲斐なさが、彼をカジノへと駆り立てたのでしょうか。 私には想像することしかできませんが、仮にそうだとしても同情なんて絶対しません。

人間みんな辛い時はあります。 仕事がうまくいかなくて、叱責を受けて、自分が情けなくなって、それでも大多数の人たちは歯を食いしばって頑張っているんです。 「なんとかやり遂げよう」とその一心で努力しているんです。 皆さんも同じだと思います。

桃田は世間からの人気でなにか勘違いしてしまったのでしょうか。 「バドミントンをメジャーにするため、(髪型など)身だしなみにも気をつかっています」とインタビューで語っていた彼。 事の是非は別にして、私はこの発言がうれしかった。 日本のバドミントンの将来を考えてくれているんだと、頼もしかった。 しかし、身だしなみよりも気をつかうべき事があった。

桃田がリオに出場することはおそらく叶いません。 出場すれば確実にメダル候補ですが、絶対に出すべきではない。

これまで他の競技では、違法な賭博に手を染めた選手が永久失格になった例があります。 個人的には、私はもう一度2人のプレーが見たい。 田児はプレーを真似したり、同じラケットやシューズを使ってみたり、私にとって高校時代から憧れの存在でした。 桃田は今後のバドミントン界を牽引する存在として大きな期待を寄せていました。

でも、それでも。 過ちを犯し、応援するファンを裏切った彼らに、甘さを見せてはいけない。 何より、彼らに憧れて今努力している子どもたちに示しが付かない。 もし日本バドミントン協会が彼らを追放するのなら、私は反対しません。 自分の行動に責任を持つということは、人間誰しもに求められる事なのですから。

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20代の男性会社員。小学生のころ自宅近くに某スーパーがあって「無敵の若鷹軍団が勝てば安くなるのか!」と妙な動機でホークスを意識。某スーパーはほどなく撤退したが、気がつくとすっかりホークスファンになってました。このブログでは詳細なデータ分析はせず(できず)、等身大の感情をまったり書いていきます。学生時代やっていたバドミントンも好きなので、時折話してしまうかも。
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