ダービージョッキー大西直宏 騎手の視点

日本ダービーをはじめ通算512勝を挙げた元JRA騎手・大西直宏のオフィシャルブログです。

onishi-naohiro

元JRA騎手。1997年には、サニーブライアンに騎乗して皐月賞・日本ダービーの2冠を達成。通算512勝、重賞12勝。引退後は、騎手ならではの視点で競馬を表現するターフメディアクリエイターとして、レース解説などを発表。日刊スポーツを もっと見る
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最新の記事

12月3・4日の注目馬情報

注目ランクB 大竹 厩舎 ダノンバウンド ※中山1-7R・3歳上500万下・ダ1800mに出走予定 デビュー戦が余裕残しの状態でアッサリ楽勝。前走は出遅れて道中も力んでいては、能力を発揮し切れなかった。それでも3着ならやはり素質は高い。その後は十分に間隔を取り再調整。今週の追い切りではJCに出走するルージュバックの併せ馬のパートナーを務めた。初の右回り、コーナー4回の競馬となるが、叩き2戦目の今回......続きを読む»

次週はチャンピオンズCです

ジャパンカップ、恐れていた展開になってしまいましたねぇ…1000m通過が61秒7、トップホースが集う花形GⅠ、賞金も高額なんですがね。 ただこれで有馬記念も1番人気はキタサンブラックになりそうです。 逆に狙いますよ! 楽しみにしていて下さい!! 次週のGⅠはチャンピオンズC、今年はタイトルを持っている馬が多く粒揃い、近年では最も面白いメンバーではないでしょうか。 本当に能力比較の難しい構成ですが......続きを読む»

マイルCS ジョッキーに求められる瞬時の判断、対応力

先週は京都競馬場でGⅠ第33回マイルチャンピオンシップが行われ、3番人気のミッキーアイルが制して2年前のNHKマイルC以来2度目のGⅠ勝利をあげました。 もちろん僕も注目していた一頭です。抜群のスタートを切るとハナを主張、想定通り、他の出走メンバーを見ても何が何でも逃げたいという馬がいないため自分のペースでレースが進められました。 前半の半マイルが46.1秒、後半が47.0秒とGⅠレースにしては......続きを読む»

11月26・27日の注目馬情報

注目ランクB 加藤征 厩舎 ストロボフラッシュ ※東京7-8R・3歳上1000万下・ダ1400mに出走予定 勝負話とともに本命推奨、的中もお届けしたお馴染みの1頭。その前走、好位で脚を溜めて、直線で馬込みを捌いて鋭く抜け出して突き放すという鮮やかな競馬で順当勝ちを収めた。「中1週で使ったので、レース前に少し気負っていました。今回は十分に間隔を開けて調整しました。前走の勝ち方から、上でも通用すると思......続きを読む»

次週のGIは国内最高賞金レースのジャパンカップです。

第1回が行われたのは昭和56年、1着賞金は6500万円でした。 僕はまだデビュー2年目の△騎手だったのですが騎乗チャンスを頂きました。 初めての国際招待競走、人が凄く多かったのを憶えています。あと、外国人騎手、特に勝ったメアジードーツに騎乗していたキャッシュ・アスムッセン、年は同じぐらいなのですが、騎乗スタイルはカッコよかったですねぇ…手足が長くてホントに格好よかったです。 僕が騎乗したのは天皇賞(......続きを読む»

エリザベス女王杯 馬を諦めさせず勝利に導いたデムーロ騎手

先週京都競馬場で行われた第41回エリザベス女王杯。 僕がまず注目した、2番人気ミッキークイーンは最内枠から好位のポジションを取り、且つレースの流れはスローと、この馬にとってはうってつけの展開でスムーズにレースを進め、直線で外に持ち出すと最大の特長である鋭い末脚を駆使しぐんぐんと前に迫ってきました。 先に前へ出た2頭を捕らえきれず3着に敗れはしましたが、鞍上の浜中騎手の乗り方は申し分ないものでした......続きを読む»

11月19・20日の注目馬情報

注目ランクB 中内田 厩舎 エルメネジル ※京都5-7R・3歳上500万下・ダ1800mに出走予定 コレは個人的に復帰を楽しみにしていた1頭。前走が思わぬ大凡走に終わったが、「馬がヤメていました」とは厩舎サイド。しかも、「最終レースだったので余計にイレ込んでしまいました」と、待たされたことで馬がプッツンしてしまっていたようだ。敗因が明白なら一安心。新馬勝ちの頃から出世を見込んでいた馬であり、まして......続きを読む»

来週はマイルチャンピオンシップですね

次週のGIはマイルCSです。 特別登録は18頭ですが、外国馬の参戦もなくなりましたし、エリ女に続きフルゲート割れの可能性もありそうですね。 出走予定のGI馬は、マイルのGI馬ながら短距離で実績を挙げて来たミッキーアイル、逆に短距離GI馬のスノードラゴン、そしてイスラボニータと2年前のこのレースの勝ち馬ダノンシャークの4頭のみ、またメンバーレベルは低くなりそうですが、そのぶん馬券的には面白くなって......続きを読む»

アルゼンチン共和国杯 GIタイトルも狙えるシュヴァルグラン

年末の有馬記念まで続くGⅠシーズンの真っ最中ですが、先週はGⅠレースがなく東京競馬場でGⅡレースの第54回アルゼンチン共和国杯が行われました。 GⅡとはいえ、このレースの勝利馬がのちにGⅠ制覇など活躍しているおかげで注目度は抜群。 僕は2番人気シュヴァルグランに期待しつつ観戦しました。 レース序盤は中団につけ、位置取りはとても良かったと思います。 宝塚記念以来4か月ぶりの出走だったせいか前半......続きを読む»

11月12・13日の注目馬情報

注目ランクA 大久保龍 厩舎 ブルミラコロ ※東京3-12R・3歳上1000万下・ダ1300mに出走予定 「次は大丈夫です、負けようがありません」と鞍上の秋山騎手。力の違いを見せつる予定だった復帰戦でまさかの取りこぼしで3着。ダートスタートが初めてだったこともあり、スタートで躓いたのも影響した。前走後も反動なく順調に調整されている様だ。鞍上をチェンジするという意向もあったが、オーナーの好意でもう一......続きを読む»

天皇賞・秋 並外れたモーリスのパワーを御すR.ムーア騎手の腕

秋深まる東京競馬場で先週、第154回天皇賞・秋が行われました。 まず僕が注目したのは4番人気だったアンビシャス。 スタートが五分なら絶対的に内枠有利の府中2000mコースで内側の2枠3番を引き当て、しかも鞍上は位置取りの上手さは天下一品、決め打ちができる=肝が据わってる横山典騎手とあっては期待せざるを得ません。 1番枠に入った逃げ馬を見る形でインにもぐり込み、好位でレースが進められる、という横......続きを読む»

11月5・6日の注目馬情報

注目ランクMM 梅田智 厩舎 アドマイヤツヨシ ※京都1-9R・近江特別・芝1800m外に出走予定 夏以来の実戦となるが、放牧先での調整が上手く行ったらしく、帰厩してからの気配がすこぶるイイという報告。厩舎サイドも手応えを感じているようで、「好勝負になると思う」と、前向きな話をしていたそうだ(近しい関係者には「狙うなら今回だぞ」とも)。鞍上の幸も2度乗って馬のクセは把握しているはず。人気的にも見逃......続きを読む»

菊花賞 サトノダイヤモンドを圧勝に導いたルメール騎手の騎乗

京都競馬場で牡馬クラシック最終戦、第77回菊花賞が行われました。 今年の3歳は史上稀にみるハイレベルな世代、その中でも傑出した3頭がクラシック戦線を盛り上げてきましたが、この菊花賞はダービー馬マカヒキが不出走のため、サトノダイヤモンドと皐月賞馬ディーマジェスティの2強対決となりました。 サトノダイヤモンドは皐月賞3着ダービー2着と春を無冠で終えながら、今回はディーマジェスティを僅差おさえ単勝2.......続きを読む»

10月29・30日の注目馬情報

注目ランクB 奥平 厩舎 スターオービット ※東京8-2R・2歳未勝利・芝1600mに出走予定 距離の2000mを意識してジックリと乗った前走だったが、終い伸びるも4着まで。実は、中間に馬房の都合で一度函館に移動しており、そのせいか当日テンションが上がってしまった。鞍上も折り合いに苦労してしまい、馬群に入れる形で少し仕掛けが遅れた感もあった。「前走の感じだと距離は1600mくらいが良さそうです」と......続きを読む»

秋華賞 春の成績が嘘のようなヴィブロスの成長ぶり

先週は京都競馬場で3歳牝馬の3冠レース最終戦、第21回秋華賞が行われました。 オークス馬シンハライトが屈腱炎による長期休養のため不出走、桜花賞馬ジュエラーは前走・ローズSの内容が骨折休養明けだったことを考慮してもちょっと負け過ぎの印象が強く、これといった主役不在の予想が難しいレースでしたが、僕が最も注目していた3番人気ヴィブロスが優勝。 4年前の牝馬3冠レース全てでジェンティルドンナの2着に泣......続きを読む»

10月22・23日の注目馬情報

注目ランクA 栗田徹 厩舎 ゴールドフォレスト ※新潟3-3R・3歳上500万下牝・ダ1200mに出走予定 本命公開の前走で2万1900円の的中馬券をお届けした馬。裏目千両とはこのこと、といったオイシイ馬券だったが、やはりこの馬が勝ち切れなかったことは残念だった。厩舎サイドも「まさか負けるとは……」と話しており、昇級緒戦で2着でも大いに不満が残ったようだ。それだけに、ローカルに回って確実に勝ちに......続きを読む»

毎日王冠 23年ぶりの牝馬勝利が示すルージュバックの強さ

10月に入って一気に涼しくなり、秋の深まりを感じます。 競馬でも夏の間休養していた古馬の強豪たちが続々と出走してくるようになって、GⅠシーズンならではの活気が漂ってきました。 先週は第67回毎日王冠が行われ、古馬の王道路線を行く馬たちが東京競馬場に集結しました。 僕が注目したのは3番人気のアンビシャス。 前走の宝塚記念では対抗に挙げて結果は16着大敗でしたが、その時アンビシャスの手綱をとっ......続きを読む»

10月15・16日の注目馬情報

注目ランクMM 藤原辰 厩舎 ディーエスフェイム ※新潟2-9R・3歳上500万下・ダ1200mに出走予定 体調上向きと陣営も期待していた前走がまさかのシンガリ負け。しかし、好位でレースを進めていたところに4角で2着の馬にブツけられ、ラチに接触してしまう大きな不利。敗因は明白であり、完全に度外視でいいだろう。その後は心身ともに立て直すため放牧へ。9月のはじめには帰厩して、順調な調教をこなしている。......続きを読む»

スプリンターズS ビッグアーサーを飲み込んだ悪い流れ

秋のGⅠシーズン到来。 先週は中山競馬場で第50回スプリンターズSが行われ、短距離のスペシャリストたちが集まりました。 まず僕が注目したのは1番人気馬ビッグアーサー。 3歳時は1戦1勝、4歳の昨年1年間で一気にオープンまで駆け上がり今年の高松宮記念を重賞未勝利馬ながら1番人気で迎え、制した素質馬です。 デビュー戦以外、現在まで全ての出走レースで1番人気に支持され、また実際、今まで掲示板を外し......続きを読む»

10月8・9・10日の注目馬情報

注目ランクB 堀 厩舎 アドヴェントス ※東京3-12R・3歳上500万下牝・芝1800mに出走予定 既走馬相手のデビュー戦を楽勝、続く昇級戦は惜しくも2着に敗れたが、上手く乗った勝ち馬に出し抜けを喰らった格好で、クビ差ならやはり能力は高いと見るべき。本気で目指していたGⅠの舞台は遠のいてしまったが、「まだ先がある馬ですから」と、陣営に悲観の色は見られなかった。今回は牝馬限定戦。鞍上には福永。必勝......続きを読む»

神戸新聞杯 力の違いを見せつけたサトノダイヤモンド

前週のセントライト記念に続いて、菊花賞トライアルのGⅡレース・第64回神戸新聞杯が阪神競馬場で行われました。 僕がまず注目したのは断然人気に推されていましたが、やはりサトノダイヤモンド。 ダービー2着以来の出走となる今回、中間の追い切りが6Fから2本というのはちょっと少ない気がしますが、今きっちりと仕上げてしまうと次走に響いてくるので、これほどの馬であればここで無理する必要はなく、先々のことを考......続きを読む»

10月1・2日の注目馬情報

注目ランクB 矢野英 厩舎 ウォリアーズソウル ※中山8-8R・3歳上1000万下・ダ1200mに出走予定 勝って同条件だった前走の阪神戦は、久々の影響か道中の行きっぷりが悪く中団からの追走。直線で外に出してから伸びてはいるが、既に態勢が決した後だった。その後、すぐに使おうとしたところ調整がつかず、ココまで延びてしまった。「坂路とコースを併用して乗り込んでいます。中山の1200mは走り慣れているし......続きを読む»

セントライト記念 蛯名騎手に見たディーマジェスティへの信頼

先週日曜日、中山では菊花賞トライアルのGⅡレース第70回朝日セントライト記念、阪神で秋華賞トライアルのGⅡ・第34回関西TVローズSと東西で牡牝のトライアル戦が行われ、レースはそれぞれ断然の1番人気に支持された馬が優勝。 本番に向けて仕上がり上々と思わせる勝ちっぷりを見せてくれました。 セントライト記念で僕が期待していたのもやはり単勝1.4倍の1番人気馬ディーマジェスティで、おそらく勝つのはこの......続きを読む»

9月24・25日の注目馬情報

注目ランクB 加藤征 厩舎 オーダードリブン ※中山5-12R・3歳上500万下・芝2000mに出走予定 デビュー時から評価が高く、未勝利勝ちの際は的中馬券もお届けしたお馴染みの馬。その直後の山吹賞が1番人気に推されるも4着。ダービー出走のラストチャンスに賭けた前走のプリンシパルSではゲート内で座り込んでしまい出遅れて全く流れに乗れず9着。その後3歳馬同士でもう一度使うつもりが、骨瘤が出てしまい休......続きを読む»

セントウルS 逃げ切ったビッグアーサーが抱える不安点

9月に入りようやく暑さが和らいできました。 秋の開催が始まった阪神競馬場ではサマースプリントシリーズ最終戦のGⅡレース、第30回セントウルSが行われました。 まず僕が注目したのは1番人気ビッグアーサー。 3月の高松宮記念を優勝して以来5か月半ぶりの出走ですがやはり実績が抜けていますからね、どんなレースをするか注目していました。 結果は想定通りの逃げ切り勝ちで、それも2着馬に1馬身差をつける......続きを読む»

9月17・18日の注目馬情報

注目ランクB 堀 厩舎 シャインプラチナム ※中山3-3R・3歳未勝利牝・ダ1800mに出走予定 これは北海道出張組からの報告。「体調さえ大丈夫なら、次は負けようがないでしょう」と、現地で見ていた人間もこぞって楽しみにしているそうだ。肝心のその体調だが、美浦の精通筋に言わせれば「狂いはありません」とのこと。崖っぷちに立たされた名門厩舎の3歳未勝利馬。意地の一撃が見られそうだ。 注目ランクB 宮本......続きを読む»

新潟記念 ジョッキーとして乗り応えのあるコース

夏競馬最終週となった先週日曜日、新潟競馬場ではサマー2000mシリーズ最終戦、第52回新潟記念が行われました。 優勝は2番人気アデイインザライフ、2着に1番人気アルバートドック、3着は9番人気ロンギングダンサー。 それと4着ベルーフを加えた上位組は3~4コーナーを回るときには最後方から数えて4番以内に位置という、いかにも差し有利な結果となりました。 新潟競馬場の芝コースの特徴は、水はけがかなり......続きを読む»

9月10・11日の注目馬情報

注目ランクB 池上弘 厩舎 タケルラグーン ※中山1-12R・3歳上500万下・ダ1200mに出走予定 降級緒戦の前走は、後方待機から上がり最速の脚を使いながら5着まで。ただ、戦前の段階で「新潟向きじゃない。地力に期待」と評価がイマイチだったことを思えば、上々の始動戦だったと言っていいだろう。今回はひと叩きした良化に加え、得意の中山ダ1200m。「上がりの掛かる条件でこそ。今度は大丈夫でしょう」と......続きを読む»

キーンランドC 大外枠を活かし不利を最小限に抑えた戦略

8月最後の日曜日、札幌競馬場でサマースプリントシリーズ、第11回キーンランドカップが行われ2番人気ブランボヌールが優勝。 初コンビを組んだ鞍上・戸崎騎手は8月だけで重賞3勝をあげる大活躍です。 ブランボヌールは14頭立ての大外枠から好スタートを決めて、好位追走。 戸崎騎手は内側から前に出ていく馬を行かせたあとに、それを見ながら自分のペースを守りつつスムーズな追走をしました。 内側と外側、真ん......続きを読む»

9月3・4日の注目馬情報

注目ランクB 矢野英 厩舎 プリンシアコメータ ※新潟11-8R・3歳上500万下牝・ダ1800mに出走予定 レース後、すぐに石川のクビが決定したところを見ても、やはり納得行かなかったのだろう。休み明けでもキッチリ仕上がっていた前走。陣営も勝ち上がりを狙っていたそうだが、レースに行って砂を被ると難しい面を出してしまい、結果、仕掛けが大きく遅れてしまうことに。盛り返して3着にはなったものの、「チグハ......続きを読む»

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  8. 安田記念 力を出し切れた馬、出し切れなかった馬
  9. ダービー1・2着馬に騎乗した騎手2人の戦い
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