ダービージョッキー大西直宏 騎手の視点

日本ダービーをはじめ通算512勝を挙げた元JRA騎手・大西直宏のオフィシャルブログです。

onishi-naohiro

元JRA騎手。1997年には、サニーブライアンに騎乗して皐月賞・日本ダービーの2冠を達成。通算512勝、重賞12勝。引退後は、騎手ならではの視点で競馬を表現するターフメディアクリエイターとして、レース解説などを発表。日刊スポーツを もっと見る
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チューリップ賞&弥生賞 人気2頭が本番へ視界が開ける内容に

3月に入り朝晩は冷えるものの日中は暖かい陽差しが増え、春の訪れを実感しています。 今年もクラシックシーズンがもうすぐ。いよいよ1冠目に向けて3歳馬たちのトライアルレースが始まりました。 先週土曜日は阪神競馬場でGⅢ第24回チューリップ賞が行われ、3戦3勝、単勝1.5倍の1番人気馬ソウルスターリングが圧勝。桜花賞の最有力候補として堂々たる走りを披露しました。 2馬身差をつけての勝利、それも着差以......続きを読む»

3月11・12日の注目馬情報

注目ランクB 大竹 厩舎 ヒラボクビューン ※中山6-5R・3歳未勝利・芝2200mに出走予定 直線で内にこだわり過ぎて狭くなってしまい、追えなくなる不利が再三あり完全に脚を余してしまった前走。最後まだ伸びていただけに残念な競馬、結果は参考外と見ていいだろう。「間隔は開きましたが順調です。今週は格上馬と併せて互角の動き。コース替わりも問題ないし、スムーズな競馬ができれば勝てるはず」と陣営。 ちなみ......続きを読む»

クラシックトライアル2戦を終えて 勝った2頭は素直に強い!

今週は土日でクラシックを占う重要なトライアルが行われました。 土曜日の阪神では桜花賞トライアルのチューリップ賞。阪神JFの1・2着馬が早くから参戦を表明していて2頭の再戦に注目が集まっていましたね。 結果はやはりソウルスターリングの圧勝。 以前にもどこかで言ったことがあるのですが、久しぶりに身震いするほどのスーパーホースです。 距離が延びての課題はあるものの、気性の勝ったタイプでありながら抑......続きを読む»

阪急杯 すべての状況を味方につけたベテラン幸騎手の的確な手綱捌き

1回阪神競馬日曜のメインレース、GⅢ第61回阪急杯は7番人気トーキングドラムが優勝。 スタートから半マイル通過が45.5秒と速いペースになり、前を行く馬には厳しい展開でした。ジョッキー達は全員それを当然わかっているので、前につけていた場合はゴールまで脚がもたないだろうと感じていたし、逆に中団から後方でレースを進めている騎手にはお誂え向きの流れになったと、心の中でほくそ笑んでいたことでしょう。 ......続きを読む»

3月4・5日の注目馬情報

注目ランクMM 南井 厩舎 ミキノグランプリ ※中山3-12R・4歳上1000万下・ダ1200mに出走予定 3戦連続4着と、あとワンパンチ欠く印象もある馬だが、西のブレーンに聞くところによると、「ずっと脚質転換を図っていたのですが、最近はようやくそれが実になったんです」と、厩舎サイドは確かな進境を感じているそうだ。今週でも使えたところ、武幸四郎騎手の引退レースとなったメイショウオオカゼを何とか出走......続きを読む»

荒れた開幕週を終え、次週からは3歳クラシックのトライアルが始まります!

東西で春の大舞台の前哨戦が行われましたが、東西どちらも波乱の決着になりましたね。 近年では高松宮記念の重要なステップレースとなっている阪急杯。 ただ今年は戦前からレベルに『?』が付くメンバー構成、シュウジが凡走したら何が来るのだろうか…と思えるレースでした。結果もそれを象徴するような、上手く折り合えてロスなく競馬できた2頭で1・2着でしたね。3着には大外で展開の嵌った初芝のナガラオリオンが入線し......続きを読む»

フェブラリーS デムーロ騎手だから持たせることのできたゴールドドリーム

今年初めてのGⅠレース、第34回フェブラリーステークスが東京競馬場で行われました。お馴染みのダートの猛者がずらりと並ぶ何とも豪華なメンバー構成。オッズを見ると本命馬をどれにしようか、連軸なら何が…と迷う競馬ファンの気持ちが反映されているようでいわゆる“抜けた1頭、2頭”というのがいないレースでした。 何が勝ってもおかしくない今年のフェブラリーS、僕が注目していた一頭は2番人気ゴールドドリームです。......続きを読む»

2月25・26日の注目馬情報

注目ランクB 田島俊 厩舎 フェニックスマーク ※中山1-3R・3歳未勝利・ダ1800mに出走予定 デビュー戦でエピカリスの2着。そのエピカリスにはかなり離されてしまったが、同レースで戦った3、4、9、10着馬は既にもう未勝利は卒業しているというレベルの高さ。その新馬戦以来休養していたが、いよいよ来週復帰となる。今週の追い切りでは横山典騎手が跨って迫力満点の動きを見せていた。大型馬だが促されれば前......続きを読む»

スタートの重要性が詰まっていたGⅠ そして次週の重賞も楽しみです!

勝ったゴールドドリームは、想定通り前走とは違いスタートもまずまず決まり、無理せず理想の位置が取れましたね。やはりスタートは大切です。 スポーツ新聞のコラムでも触れたのですが、芝のスタートとダートのスタートは大きく違います。ダートでのスタートは、一歩目が砂の上で空転しやすいため、前方につんのめるような格好になるリスクがあります。 スタートの一歩目で前方につまずき、騎手が転がり落ちて競走中止…とい......続きを読む»

共同通信杯 ウオッカでの初制覇から10年、四位騎手のダービーV3に期待

先週日曜日に東京競馬場で行われたGⅢ、第51回共同通信杯。牡馬クラシックを見据え、今年期待の有力馬が揃いました。 共同通信杯といえば、過去の勝ち馬を見るとアイネスフウジンにナリタブライアン、エルコンドルパサー、ジャングルポケットやゴールドシップ…競馬好きであれば知らない者はいないビッグネームがずらりと並びます。のちの活躍はもちろんのこと、本格的に名が売れる前の(しかし能力の高さを感じさせる)これら......続きを読む»

2月18・19日の注目馬情報

注目ランクMM 武市 厩舎 マイネルトゥラン ※東京7-10R・金蹄S・ダ2100mに出走予定 ココに来て2連勝と完全に軌道に乗ったようだ。乗っている津村によれば、「馬が自信を付けています」という答え。どうやら精神的な本格化が大きく、勝つことによってさらにパフォーマンスを上げられるという好循環にあるようだ。昔から『格が馬を造る』という言葉もある。勢いに乗った今なら、一気に準オープン突破というシーン......続きを読む»

マカヒキは納得の敗戦 そして、いよいよ2017年のGⅠが始まります!

先週の京都記念と共同通信杯、ともに少頭数で堅く収まりそうな雰囲気がありましたが、意外と高配当で決着しました。 京都記念はマカヒキの凡走により3連単の配当が高くなりましたね。 ハイレベル世代のダービー馬、そこにムーア騎手騎乗ですからより人気になりますよね。ただ、この敗戦は戦前から「馬場が合わない」と懸念していた方は多かったと思います。また、大阪杯ではルメール騎手にスイッチするのならば、 『......続きを読む»

東京新聞杯 デムーロ騎手が演出した超スローペースに幻惑された他陣営

先週の東京競馬メイン、GⅢ第67回東京新聞杯は3番人気の4歳馬ブラックスピネルが逃げ切って優勝、初重賞制覇を果たしました。 12月に520キロ台まで増えた馬体が前走から締まってきて、その前走・京都金杯では前目の競馬をし勝ち馬にタイム差なしの2着に好走。今回はさらに調子を上げていたようですね。 ポンとスタートを切ると、鞍上のM.デムーロ騎手はサッとハナに立ってマイペースに持ち込みましたが、そのペ......続きを読む»

2月11・12日の注目馬情報

注目ランクMM 梅田智 厩舎 ブレッシングテレサ ※小倉1-7R・4歳上500万下牝・芝2000mに出走予定 アドマイヤラクティの下という良血馬で、新馬戦を危なげない内容で勝利。間違いなく素質はあるのだが、いかんせん虚弱体質。その後は伸び悩んでしまった。しかし、今回の休養は上手く行ったようで、「気配が抜群。今まで一番イイかもしれない」と、かなり良化した姿が見られそう。中間の本数が少なめな点も厩舎の......続きを読む»

次週は共同通信杯はじめ豪華3重賞 今から本当にワクワクします!

今日の競馬、お疲れ様でした。 クラシックへ向けて注目の一戦となったきさらぎ賞、勝ったのはアメリカズカップでした。 単勝1.4倍の圧倒的支持を受けていたサトノアーサーは2着に敗れてしまいました。 ただ重心が低くストライドの大きい走りをするので、緩い馬場を気にしたのでしょう。新馬戦もそんな感じでしたしね。3着も危ないかと思ったところを2着まで押し上げたのは地力だと思います。 ただ、本当に強い馬なら......続きを読む»

根岸S 初騎乗でも落ち着いていた福永騎手

東京競馬開幕週の先週日曜日はGⅠフェブラリーステークスの前哨戦であるダートGⅢレース、第31回根岸ステークスが行われ、カフジテイクが1番人気の期待に応える見事な走りで初重賞勝利を果たしました。 レースは逃げ馬のコーリンベリーがスタート後に躓き、その2番手に続くであろうと思われていたノボバカラもスタートが今ひとつ。 騎乗するジョッキー達はあらかじめ出走メンバーを見て逃げ馬・先行馬の顔ぶれを確認、そ......続きを読む»

2月4・5日の注目馬情報

注目ランクB 武井 厩舎 ブランエクラ ※東京3-7R・3歳500万下・ダ1400mに出走予定 デビュー戦では、『たとえ100頭立てでも負けないでしょう』と超強気な話もあったこの馬。そこで順当に勝ち上がった後、鞍上にムーアを迎えて連勝を狙った前走は3着も、まだ真剣に走っておらず成長の余地を十分に感じる競馬だった。その後は一息入れて成長促進、先週の追い切りでは松田騎手がわざわざ美浦に駆けつけるなど、......続きを読む»

次週は東京新聞杯ですね

本日の競馬お疲れ様でした! フェブラリーSの前哨戦、根岸Sはカフジテイクが優勝しました。 豪快な決め手を披露し本番でも人気になんりそうですね。 ただ1400mは差せてもマイル戦は意外にさせない事があるんですよね。 スタートが芝であることに加え、しばらく直線なのでポジション争いが激しくならずテンのペースが上がりにくいんです。 昨年のノンコノユメのイメージ、前に何かいそうですよねぇ… それがモーニ......続きを読む»

アメリカJCC 蛯名騎手の腹の据わった騎乗が導いた鮮やかな勝利

先週日曜日、1回中山開催を締めくくるGⅡレース第58回アメリカジョッキーズクラブカップが行われ、7番人気タンタアレグリアが優勝しました。 昨年は3戦のみの出走でしたがその3走はGⅢ・GⅡ・GⅠレースをそれぞれ4・2・4着とじつに安定感のある内容。 今回は昨春の天皇賞から9カ月ぶりの出走ということでそれほど人気にはならず、しかし終わってみれば実力があることをあらためて感じさせる勝ち方でしたね。 ......続きを読む»

1月28・29日の注目馬情報

注目ランクB 加藤征 厩舎 クインズコースト ※東京1-7R・3歳500万下・ダ1600mに出走予定 2戦目の前走は、心配していたゲートもクリアし、中団で流れに乗って直線抜け出す正攻法の競馬。見事な勝ちっぷりだった。その後は成長を促すために放牧へ。年明けから本格的に調教を開始している。「プールを併用しながらジックリと乗り込みました。前走のレースぶりが良かったし、時計もまだまだ詰まると思います。東京......続きを読む»

いよいよ東京競馬が開幕します!

本日の競馬お疲れ様でした! 東海Sは期待通りグレンツェントが快勝しました! これでフェブラリーSの有力候補にのし上がりましたね。 鞍上の横山典騎手はは今回だけの騎乗になるのでしょうが ここ一発でキッチリ勝ち切るところが流石です! 仕掛けのタイミングや捌き方、有力馬のマークの仕方など絶妙ですね! そういえば土曜のメインのナックビーナスも 狭いスペースを抜け出す芸術的な騎乗、お見事でしたね! 円熟......続きを読む»

日経新春杯 ベテランの深み感じさせる和田騎手会心の騎乗

降雪により2日間の延期となった京都競馬。 レース当日に向けて調整してきた馬の体調変化が懸念されましたが火曜日、無事レースが実施されました。 この日のメインはGⅡレース第64回日経新春杯、結果は1,2番人気のワンツーと戦前に予想していた通りの固い決着となりました。 その注目の2頭のうち、まずは1番人気ミッキーロケットについて。 レースはゲートを出ると4・5番手の好位につけて折り合いは完璧、鞍上......続きを読む»

1月21・22日の注目馬情報

注目ランクB 手塚 厩舎 セイウンチャーム ※中山7-1R・3歳未勝利・ダ1200mに出走予定 東京ダ1300mの新馬戦で3着とメドを立てた後、続く2走目は何と芝1200mへ挑戦。表向きは「芝でもヤレる」と語っていた陣営だが、実はその裏には予定していたダ1200mのレースに同じオーナーの別馬がいたため、この馬の方が譲ったという事情があった。「断然ダート馬だよ」とは当時の陣営が語った本音であり、いわ......続きを読む»

1月14・15日の注目馬情報

注目ランクB 梅田智 厩舎 アドマイヤリアル ※京都4-6R・4歳上500万下・ダ1800mに出走予定 昨年3月の新馬戦を勝って以来となる今回。久々、昇級と大きなハンデはあるものの、「モノが違う」と話す厩舎スタッフは少なくないそうだ。時間をかけてジックリと乗り込んでおり、中間の動きも抜群にイイらしい。かつてファインモーションなど名馬を手掛けた腕利きが担当しているように、厩舎の期待は大きい馬。復帰緒......続きを読む»

中山金杯 ツクバアズマオーのリズムを守りきった吉田豊騎手

2017年の競馬が始まりました。毎年恒例1月5日に行われるレース、東西の金杯。 中山競馬場で行われた第66回中山金杯は1番人気馬ツクバアズマオーが優勝し、重賞に挑戦して3度目の今回、見事初重賞勝利を果たしました。 これまで重賞を2戦し、いずれも好走しているこの馬が1番人気なのは当然でしょう。 昨年1年間の成績を見ても[3.0.4.2]と掲示板を外すことがなく、じつに安定感のある走りをする印象が......続きを読む»

今日は高配当が出そうなWIN5買ってみました!

新年、おめでとうございます! 本年も何卒宜しくお願い致します。 昨年に続き今年も暖かかった三が日、しかし一転して週末は寒くなっていますね。 特に日曜日は朝から凄い寒さ、僕の牧場ではマイナス5度でした。厳しい寒さがやってきましたね。 ただそんな中でも競馬は開催されますし、調教は毎日行われます。その状態を見極めるのが競馬の醍醐味ですしね。 今日はWIN5を少し買ってみました。初日が堅かったので......続きを読む»

有馬記念 サトノダイヤモンドを勝利に導いた決定的な判断

2016年最後の大一番、第61回有馬記念が中山競馬場で行われました。 優勝は僕の大本命馬である1番人気サトノダイヤモンド。 菊花賞に続くGⅠ勝利を果たし見事グランプリホースに輝きました。 史上最高と言えるくらいハイレベルなメンバーが揃った皐月賞や日本ダービー…おそらく今年はこの3歳牡馬が出走するたびに本命印を打ってきたと思います。 それほど惚れ込んでいる、というか“競走馬としての強さ・力”を......続きを読む»

1月5・7・8日の注目馬情報

注目ランクM 武市 厩舎 タケデンタイガー ※中山1-12R・4歳上1000万下・芝1600mに出走予定 「元々1000万で走っていた馬。体重を減らしていなければ面白いよ」と色気を持っていた前走。プラス14キロとパワーアップした体で出走してきたが、内枠だったこともあり、馬込みを捌ききれずに11着に終わった。近走は短距離志向だったが、年齢と共にズブい面が出てきたので今回は1600mを予定。折り合って......続きを読む»

朝日杯FS 四位騎手のベテランらしい冷静な手綱さばき

今年の競馬も残すところあと1週となりました。 先週日曜日のメインレースは阪神競馬場で行われたGⅠ第68回朝日杯フューチュリティS。 この2歳のGⅠレースで最も注目を集めたのは、前週の阪神JFを制したソウルスターリングと同じフランケルを父にもつミスエルテ。 通常は牡馬ばかりが出走する朝日杯FSでの牝馬の参戦に、現在の馬の調子の良さと陣営の自信のほどがうかがえ、またソウルスターリングの衝撃がいまだ......続きを読む»

12月23・24・25日の注目馬情報

注目ランクB 木村 厩舎 ブルビネラ ※中山8-2R・2歳未勝利牝・ダ1800mに出走予定 デビュー戦はまだ息遣いが一息で、騎乗した石川もそう気はなかったようだが、走らせてみると目立つ脚を使って3着と健闘。「エンジンが掛かるまでに時間が掛かるタイプですが、良いモノは持っていますね」と、確かな手応えを掴んだ一戦だった。今回が2戦目、まだ若さも残っていて磐石とは言いづらいが、タイプ的に力のいる中山コー......続きを読む»

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  10. 次週のGIは国内最高賞金レースのジャパンカップです。

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