ダービージョッキー大西直宏 騎手の視点

日本ダービーをはじめ通算512勝を挙げた元JRA騎手・大西直宏のオフィシャルブログです。

onishi-naohiro

元JRA騎手。1997年には、サニーブライアンに騎乗して皐月賞・日本ダービーの2冠を達成。通算512勝、重賞12勝。引退後は、騎手ならではの視点で競馬を表現するターフメディアクリエイターとして、レース解説などを発表。日刊スポーツを もっと見る
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最新の記事

1月14・15日の注目馬情報

注目ランクB 梅田智 厩舎 アドマイヤリアル ※京都4-6R・4歳上500万下・ダ1800mに出走予定 昨年3月の新馬戦を勝って以来となる今回。久々、昇級と大きなハンデはあるものの、「モノが違う」と話す厩舎スタッフは少なくないそうだ。時間をかけてジックリと乗り込んでおり、中間の動きも抜群にイイらしい。かつてファインモーションなど名馬を手掛けた腕利きが担当しているように、厩舎の期待は大きい馬。復帰緒......続きを読む»

中山金杯 ツクバアズマオーのリズムを守りきった吉田豊騎手

2017年の競馬が始まりました。毎年恒例1月5日に行われるレース、東西の金杯。 中山競馬場で行われた第66回中山金杯は1番人気馬ツクバアズマオーが優勝し、重賞に挑戦して3度目の今回、見事初重賞勝利を果たしました。 これまで重賞を2戦し、いずれも好走しているこの馬が1番人気なのは当然でしょう。 昨年1年間の成績を見ても[3.0.4.2]と掲示板を外すことがなく、じつに安定感のある走りをする印象が......続きを読む»

今日は高配当が出そうなWIN5買ってみました!

新年、おめでとうございます! 本年も何卒宜しくお願い致します。 昨年に続き今年も暖かかった三が日、しかし一転して週末は寒くなっていますね。 特に日曜日は朝から凄い寒さ、僕の牧場ではマイナス5度でした。厳しい寒さがやってきましたね。 ただそんな中でも競馬は開催されますし、調教は毎日行われます。その状態を見極めるのが競馬の醍醐味ですしね。 今日はWIN5を少し買ってみました。初日が堅かったので......続きを読む»

有馬記念 サトノダイヤモンドを勝利に導いた決定的な判断

2016年最後の大一番、第61回有馬記念が中山競馬場で行われました。 優勝は僕の大本命馬である1番人気サトノダイヤモンド。 菊花賞に続くGⅠ勝利を果たし見事グランプリホースに輝きました。 史上最高と言えるくらいハイレベルなメンバーが揃った皐月賞や日本ダービー…おそらく今年はこの3歳牡馬が出走するたびに本命印を打ってきたと思います。 それほど惚れ込んでいる、というか“競走馬としての強さ・力”を......続きを読む»

1月5・7・8日の注目馬情報

注目ランクM 武市 厩舎 タケデンタイガー ※中山1-12R・4歳上1000万下・芝1600mに出走予定 「元々1000万で走っていた馬。体重を減らしていなければ面白いよ」と色気を持っていた前走。プラス14キロとパワーアップした体で出走してきたが、内枠だったこともあり、馬込みを捌ききれずに11着に終わった。近走は短距離志向だったが、年齢と共にズブい面が出てきたので今回は1600mを予定。折り合って......続きを読む»

朝日杯FS 四位騎手のベテランらしい冷静な手綱さばき

今年の競馬も残すところあと1週となりました。 先週日曜日のメインレースは阪神競馬場で行われたGⅠ第68回朝日杯フューチュリティS。 この2歳のGⅠレースで最も注目を集めたのは、前週の阪神JFを制したソウルスターリングと同じフランケルを父にもつミスエルテ。 通常は牡馬ばかりが出走する朝日杯FSでの牝馬の参戦に、現在の馬の調子の良さと陣営の自信のほどがうかがえ、またソウルスターリングの衝撃がいまだ......続きを読む»

12月23・24・25日の注目馬情報

注目ランクB 木村 厩舎 ブルビネラ ※中山8-2R・2歳未勝利牝・ダ1800mに出走予定 デビュー戦はまだ息遣いが一息で、騎乗した石川もそう気はなかったようだが、走らせてみると目立つ脚を使って3着と健闘。「エンジンが掛かるまでに時間が掛かるタイプですが、良いモノは持っていますね」と、確かな手応えを掴んだ一戦だった。今回が2戦目、まだ若さも残っていて磐石とは言いづらいが、タイプ的に力のいる中山コー......続きを読む»

阪神JF 騎乗をはじめ一切が完璧だったソウルスターリング

12月も半ばに入り、今年のGⅠレースはジャンプレースを除きあと2つを残すのみとなりました。 先週は2歳女王決定戦、第68回阪神ジュベナイルフィリーズが行われ、将来性も含み僕が最も注目していたソウルスターリングが優勝。 これまで2戦2勝、重賞未勝利ながら1番人気に支持されたこの馬は怪物フランケルの初年度産駒ということもあり注目を集め、結果、その期待に見事な走りで応えてくれました。 母スタセリタも......続きを読む»

12月17・18日の注目馬情報

注目ランクMM 藤原辰 厩舎 トブガゴトク ※中山6-8R・3歳上500万下・ダ1200mに出走予定 手掛けるのは少し変わっているが腕は確かな仕事人。未勝利戦の勝ち方が良く、昇級でも期待していた前走。3番手につけてスムーズに流れに乗っていたが、結果は8着も流れに乗れていたし、内容としては悪くなかった。「一息入りましたが乗り込んで順調です。来週も1本やればちょうど良くなりそうです。中山も良いし、でき......続きを読む»

次週の朝日杯フューチュリティSについて

阪神ジュベナイルフィリーズは、ソウルスターリングが見立て通り「1強」の競馬をしてくれました。ただ、後続で唯一差を詰めて来たリスグラシューもかなりのモノですね。 但し、伸びシロの余裕は前者ソウルスターリングに分がありそうです。来年の春には大きな差が付いているかも知れませんね。とにかく先々が本当に楽しみです。 次週のGⅠは朝日杯フューチュリティS。再びフランケル産駒の牝馬が登場します。 「今年は牝馬の......続きを読む»

チャンピオンズC 鞍上もオーナーも辛抱で獲ったGⅠ

中京競馬場で先週日曜日に行われた第17回チャンピオンシップは6番人気サウンドトゥルーが後方2番手から鮮やかに差し切り、初のJRA GⅠ制覇を果たしました。 昨年の同レースは1枠2番ながら3~4コーナーで外を回って直線でも進路を定めるのに戸惑い3着。 その次走、東京大賞典でホッコータルマエら強豪を破り大レースを制して自信がついたのか、昨年のチャンピオンCでのレース運びを思い返してのことなのか、とに......続きを読む»

12月10・11日の注目馬情報

注目ランクMM 宗像 厩舎 アクート ※中山3-12R・3歳上500万下・芝1800mに出走予定 10番人気の低評価を覆して初勝利を挙げた前走が味な内容。しかも、骨瘤を気にして出走を延ばさざるを得なくなるという誤算があった中での走りだから、なおさら価値は高かった。この厩舎ゆえに歩みは遅いが、もっと上のクラスでやれるくらいの能力は秘めている。昇級戦で楽な戦いにはならないだろうが、最終追い切り次第で脈......続きを読む»

ジャパンカップ 武豊騎手の騎乗技術の高さが際立っていましたね

11月の終わり、今年の東京競馬開催見納めとなる先週は、今年36回目を迎えるジャパンカップが行われました。 優勝賞金3億円の大レース、制したのは1番人気キタサンブラック。 オーナーが北島三郎氏であるため、GⅠレースでも普段はあまり競馬の話題がないニュース番組やワイドショーでも大きく取り上げられて、注目度の高い華やかな勝利となりました。 キタサンブラックは逃げてこそ力を発揮する馬ですが、今回は1枠......続きを読む»

12月3・4日の注目馬情報

注目ランクB 大竹 厩舎 ダノンバウンド ※中山1-7R・3歳上500万下・ダ1800mに出走予定 デビュー戦が余裕残しの状態でアッサリ楽勝。前走は出遅れて道中も力んでいては、能力を発揮し切れなかった。それでも3着ならやはり素質は高い。その後は十分に間隔を取り再調整。今週の追い切りではJCに出走するルージュバックの併せ馬のパートナーを務めた。初の右回り、コーナー4回の競馬となるが、叩き2戦目の今回......続きを読む»

次週はチャンピオンズCです

ジャパンカップ、恐れていた展開になってしまいましたねぇ…1000m通過が61秒7、トップホースが集う花形GⅠ、賞金も高額なんですがね。 ただこれで有馬記念も1番人気はキタサンブラックになりそうです。 逆に狙いますよ! 楽しみにしていて下さい!! 次週のGⅠはチャンピオンズC、今年はタイトルを持っている馬が多く粒揃い、近年では最も面白いメンバーではないでしょうか。 本当に能力比較の難しい構成ですが......続きを読む»

マイルCS ジョッキーに求められる瞬時の判断、対応力

先週は京都競馬場でGⅠ第33回マイルチャンピオンシップが行われ、3番人気のミッキーアイルが制して2年前のNHKマイルC以来2度目のGⅠ勝利をあげました。 もちろん僕も注目していた一頭です。抜群のスタートを切るとハナを主張、想定通り、他の出走メンバーを見ても何が何でも逃げたいという馬がいないため自分のペースでレースが進められました。 前半の半マイルが46.1秒、後半が47.0秒とGⅠレースにしては......続きを読む»

11月26・27日の注目馬情報

注目ランクB 加藤征 厩舎 ストロボフラッシュ ※東京7-8R・3歳上1000万下・ダ1400mに出走予定 勝負話とともに本命推奨、的中もお届けしたお馴染みの1頭。その前走、好位で脚を溜めて、直線で馬込みを捌いて鋭く抜け出して突き放すという鮮やかな競馬で順当勝ちを収めた。「中1週で使ったので、レース前に少し気負っていました。今回は十分に間隔を開けて調整しました。前走の勝ち方から、上でも通用すると思......続きを読む»

次週のGIは国内最高賞金レースのジャパンカップです。

第1回が行われたのは昭和56年、1着賞金は6500万円でした。 僕はまだデビュー2年目の△騎手だったのですが騎乗チャンスを頂きました。 初めての国際招待競走、人が凄く多かったのを憶えています。あと、外国人騎手、特に勝ったメアジードーツに騎乗していたキャッシュ・アスムッセン、年は同じぐらいなのですが、騎乗スタイルはカッコよかったですねぇ…手足が長くてホントに格好よかったです。 僕が騎乗したのは天皇賞(......続きを読む»

エリザベス女王杯 馬を諦めさせず勝利に導いたデムーロ騎手

先週京都競馬場で行われた第41回エリザベス女王杯。 僕がまず注目した、2番人気ミッキークイーンは最内枠から好位のポジションを取り、且つレースの流れはスローと、この馬にとってはうってつけの展開でスムーズにレースを進め、直線で外に持ち出すと最大の特長である鋭い末脚を駆使しぐんぐんと前に迫ってきました。 先に前へ出た2頭を捕らえきれず3着に敗れはしましたが、鞍上の浜中騎手の乗り方は申し分ないものでした......続きを読む»

11月19・20日の注目馬情報

注目ランクB 中内田 厩舎 エルメネジル ※京都5-7R・3歳上500万下・ダ1800mに出走予定 コレは個人的に復帰を楽しみにしていた1頭。前走が思わぬ大凡走に終わったが、「馬がヤメていました」とは厩舎サイド。しかも、「最終レースだったので余計にイレ込んでしまいました」と、待たされたことで馬がプッツンしてしまっていたようだ。敗因が明白なら一安心。新馬勝ちの頃から出世を見込んでいた馬であり、まして......続きを読む»

来週はマイルチャンピオンシップですね

次週のGIはマイルCSです。 特別登録は18頭ですが、外国馬の参戦もなくなりましたし、エリ女に続きフルゲート割れの可能性もありそうですね。 出走予定のGI馬は、マイルのGI馬ながら短距離で実績を挙げて来たミッキーアイル、逆に短距離GI馬のスノードラゴン、そしてイスラボニータと2年前のこのレースの勝ち馬ダノンシャークの4頭のみ、またメンバーレベルは低くなりそうですが、そのぶん馬券的には面白くなって......続きを読む»

アルゼンチン共和国杯 GIタイトルも狙えるシュヴァルグラン

年末の有馬記念まで続くGⅠシーズンの真っ最中ですが、先週はGⅠレースがなく東京競馬場でGⅡレースの第54回アルゼンチン共和国杯が行われました。 GⅡとはいえ、このレースの勝利馬がのちにGⅠ制覇など活躍しているおかげで注目度は抜群。 僕は2番人気シュヴァルグランに期待しつつ観戦しました。 レース序盤は中団につけ、位置取りはとても良かったと思います。 宝塚記念以来4か月ぶりの出走だったせいか前半......続きを読む»

11月12・13日の注目馬情報

注目ランクA 大久保龍 厩舎 ブルミラコロ ※東京3-12R・3歳上1000万下・ダ1300mに出走予定 「次は大丈夫です、負けようがありません」と鞍上の秋山騎手。力の違いを見せつる予定だった復帰戦でまさかの取りこぼしで3着。ダートスタートが初めてだったこともあり、スタートで躓いたのも影響した。前走後も反動なく順調に調整されている様だ。鞍上をチェンジするという意向もあったが、オーナーの好意でもう一......続きを読む»

天皇賞・秋 並外れたモーリスのパワーを御すR.ムーア騎手の腕

秋深まる東京競馬場で先週、第154回天皇賞・秋が行われました。 まず僕が注目したのは4番人気だったアンビシャス。 スタートが五分なら絶対的に内枠有利の府中2000mコースで内側の2枠3番を引き当て、しかも鞍上は位置取りの上手さは天下一品、決め打ちができる=肝が据わってる横山典騎手とあっては期待せざるを得ません。 1番枠に入った逃げ馬を見る形でインにもぐり込み、好位でレースが進められる、という横......続きを読む»

11月5・6日の注目馬情報

注目ランクMM 梅田智 厩舎 アドマイヤツヨシ ※京都1-9R・近江特別・芝1800m外に出走予定 夏以来の実戦となるが、放牧先での調整が上手く行ったらしく、帰厩してからの気配がすこぶるイイという報告。厩舎サイドも手応えを感じているようで、「好勝負になると思う」と、前向きな話をしていたそうだ(近しい関係者には「狙うなら今回だぞ」とも)。鞍上の幸も2度乗って馬のクセは把握しているはず。人気的にも見逃......続きを読む»

菊花賞 サトノダイヤモンドを圧勝に導いたルメール騎手の騎乗

京都競馬場で牡馬クラシック最終戦、第77回菊花賞が行われました。 今年の3歳は史上稀にみるハイレベルな世代、その中でも傑出した3頭がクラシック戦線を盛り上げてきましたが、この菊花賞はダービー馬マカヒキが不出走のため、サトノダイヤモンドと皐月賞馬ディーマジェスティの2強対決となりました。 サトノダイヤモンドは皐月賞3着ダービー2着と春を無冠で終えながら、今回はディーマジェスティを僅差おさえ単勝2.......続きを読む»

10月29・30日の注目馬情報

注目ランクB 奥平 厩舎 スターオービット ※東京8-2R・2歳未勝利・芝1600mに出走予定 距離の2000mを意識してジックリと乗った前走だったが、終い伸びるも4着まで。実は、中間に馬房の都合で一度函館に移動しており、そのせいか当日テンションが上がってしまった。鞍上も折り合いに苦労してしまい、馬群に入れる形で少し仕掛けが遅れた感もあった。「前走の感じだと距離は1600mくらいが良さそうです」と......続きを読む»

秋華賞 春の成績が嘘のようなヴィブロスの成長ぶり

先週は京都競馬場で3歳牝馬の3冠レース最終戦、第21回秋華賞が行われました。 オークス馬シンハライトが屈腱炎による長期休養のため不出走、桜花賞馬ジュエラーは前走・ローズSの内容が骨折休養明けだったことを考慮してもちょっと負け過ぎの印象が強く、これといった主役不在の予想が難しいレースでしたが、僕が最も注目していた3番人気ヴィブロスが優勝。 4年前の牝馬3冠レース全てでジェンティルドンナの2着に泣......続きを読む»

10月22・23日の注目馬情報

注目ランクA 栗田徹 厩舎 ゴールドフォレスト ※新潟3-3R・3歳上500万下牝・ダ1200mに出走予定 本命公開の前走で2万1900円の的中馬券をお届けした馬。裏目千両とはこのこと、といったオイシイ馬券だったが、やはりこの馬が勝ち切れなかったことは残念だった。厩舎サイドも「まさか負けるとは……」と話しており、昇級緒戦で2着でも大いに不満が残ったようだ。それだけに、ローカルに回って確実に勝ちに......続きを読む»

毎日王冠 23年ぶりの牝馬勝利が示すルージュバックの強さ

10月に入って一気に涼しくなり、秋の深まりを感じます。 競馬でも夏の間休養していた古馬の強豪たちが続々と出走してくるようになって、GⅠシーズンならではの活気が漂ってきました。 先週は第67回毎日王冠が行われ、古馬の王道路線を行く馬たちが東京競馬場に集結しました。 僕が注目したのは3番人気のアンビシャス。 前走の宝塚記念では対抗に挙げて結果は16着大敗でしたが、その時アンビシャスの手綱をとっ......続きを読む»

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  2. 桜花賞で明暗を分けた2人の騎乗
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  4. セントウルS 逃げ切ったビッグアーサーが抱える不安点
  5. ジャパンカップ 武豊騎手の騎乗技術の高さが際立っていましたね
  6. ダービー1・2着馬に騎乗した騎手2人の戦い
  7. 皐月賞3強を負かした蛯名騎手の好騎乗
  8. 次週のGIは国内最高賞金レースのジャパンカップです。
  9. 来週はマイルチャンピオンシップですね
  10. 荒れた開幕週を終え、次週からは3歳クラシックのトライアルが始まります!

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