ダービージョッキー大西直宏 騎手の視点

月別アーカイブ :2017年03月

高松宮記念 「少しかかり気味」の騎乗が奏功したセイウンコウセイ

3月もそろそろ終わりです。 進級・進学や就職など4月の年度替わりに慣れた日本人として1月1日、新年を迎えるかのように新たな決意をもって過ごす人も多いのではないでしょうか。 定年を迎えた調教師が2月末で引退し、新人ジョッキー・新規開業の調教師が3月1日(実際のお披露目は以降の直近の競馬開催日)にデビューすることからもわかるとおりJRAの年度替わりは3月1日なので、4月は何が変わるわけではありませんが......続きを読む»

4月1・2日の注目馬情報

注目ランクB 鈴木伸 厩舎 アシャカダイキ ※中山3-7R・3歳500万下・ダ1200mに出走予定 前走がチョッとビックリの強さ。引き上げてきた鞍上も「合うとは思っていましたが、想像以上の適性ですね」と目を丸くしていたそうだ。陣営もすっかり気を良くしており、「徐々に短距離型にシフトしている感じはあったが、ようやく本物になった。これなら昇級でも勝ち負けできる」と、この中間、かなりトーンの高い話をして......続きを読む»

高松宮記念、そしてマジック・マンにも酔いしれた週末でした

高松宮記念のセイウンコウセイも見事な勝利、2着レッツゴードンキの岩田騎手も、あの最内の本当に微妙なグリーンベルトを通す見事な騎乗でしたが、 何と言ってもドバイターフのヴィブロス! やはりマジック・マンですねぇ!しびれました。 もちろん、マークする馬を決めているからこその芸当だと思いますが まるで忍者の様な騎乗ぶりでしたね! そういえば香港ヴァーズのサトノクラウンでも似たようなことをしていました......続きを読む»

阪神大賞典 サトノダイヤモンドの試運転が無事完了!

伝統のGⅡレース、第65回阪神大賞典が日曜日に阪神競馬場で行われ、単勝1.1倍の断然人気に支持されたサトノダイヤモンドが優勝。 有馬記念制覇から3カ月が経ちプラス4キロで出走した今年の初戦、春の天皇賞に照準をあわせているため当然ながら100パーセントの仕上げではありませんが、昨年の最強世代3強の一角としてクラシックを盛り上げたこの菊花賞馬が、今回のレースで負けるわけにはいきません。 9頭から多......続きを読む»

3月25・26日の注目馬情報

注目ランクB 手塚 厩舎 ルヴォワール ※中山1-9R・ミモザ賞・芝2000mに出走予定 これはデビュー前から「今年の世代一番馬」と厩舎が高く評価していた好素材。鞍上もその才能に惚れ込んでおり、前走も相当緊張して乗っていたそうだ。その前走を期待通りの走りで快勝、「コレは本物!」と大いに盛り上がったレース後。すぐに目標をココに設定し、調整は順調。「勝ってフローラSに行きます」と、既に視線の先には大舞......続きを読む»

次週は高松宮記念含む4重賞 ドバイは「マジックマン」に注目しています

次週はいよいよ高松宮記念ですね。 しかも次週はその他にも、 ゴールドアクターやディーマジェスティと言ったトップホースが出走予定の日経賞、 皐月賞への最終切符となる毎日杯、さらに荒れるダートのハンデ重賞マーチSとJRAだけで4重賞行われます。 さらにさらに、土曜の深夜には多くの日本馬が参戦するドバイワールドカップデー、いやぁ楽しみです! そのドバイでは、ターフに出走のヴィブロスと、WCに......続きを読む»

フィリーズレビュー 騎手の心理が大きく分かれた1・2着

日曜日に阪神競馬場で行われた桜花賞トライアル、GⅡ第51回報知杯フィリーズレビュー。3枚の切符を賭けて18頭の3歳牝馬が集いました。 まずは1番人気レーヌミノルについて。 浜中騎手は好スタートを切り前に出ると、後ろから上がってくる馬を先に行かせるだけ行かせ自らは控えて中団に位置、順調な出だしで馬の手応えも大変に良く、勝ちパターンといえる流れになりました。 しかしその後、4コーナー手前からアクセル......続きを読む»

3月18・19・20日の注目馬情報

注目ランクB 武井 厩舎 デコラス ※中山8-5R・3歳未勝利・芝1600mに出走予定 1番人気に推された前走、促して前に行くが折り合いを欠いて掛かりっぱなし。ようやく3角過ぎで落ち着いたが、序盤で余計な力を使ったのが影響して直線で伸びを欠いてしまい、ゴール前の接戦で遅れをとって4着と馬券の対象外になってしまった。そんなこともあり今回から蛯名騎手から戸崎騎手にスイッチ。中間はプールを併用しての調整......続きを読む»

まだまだ続くトライアル戦線 次週の3日間も見逃せません!

今週は東西裏で重賞が4鞍行われました。 注目度合いは低いかもしれませんが、阪神スプリングジャンプのオジュウチョウサン、そしてアップトゥデイトとのマッチレース、見応えありましたね! ああいうレースが多くなれば障害戦も盛り上がっていくかも知れませんね。 金鯱賞はヤマカツエースが連覇しましたが、LINE等でお伝えしていた注目馬・ナスノセイカンとルミナスウォリアー。 いやいや惜しかったですね…。 特......続きを読む»

チューリップ賞&弥生賞 人気2頭が本番へ視界が開ける内容に

3月に入り朝晩は冷えるものの日中は暖かい陽差しが増え、春の訪れを実感しています。 今年もクラシックシーズンがもうすぐ。いよいよ1冠目に向けて3歳馬たちのトライアルレースが始まりました。 先週土曜日は阪神競馬場でGⅢ第24回チューリップ賞が行われ、3戦3勝、単勝1.5倍の1番人気馬ソウルスターリングが圧勝。桜花賞の最有力候補として堂々たる走りを披露しました。 2馬身差をつけての勝利、それも着差以......続きを読む»

3月11・12日の注目馬情報

注目ランクB 大竹 厩舎 ヒラボクビューン ※中山6-5R・3歳未勝利・芝2200mに出走予定 直線で内にこだわり過ぎて狭くなってしまい、追えなくなる不利が再三あり完全に脚を余してしまった前走。最後まだ伸びていただけに残念な競馬、結果は参考外と見ていいだろう。「間隔は開きましたが順調です。今週は格上馬と併せて互角の動き。コース替わりも問題ないし、スムーズな競馬ができれば勝てるはず」と陣営。 ちなみ......続きを読む»

クラシックトライアル2戦を終えて 勝った2頭は素直に強い!

今週は土日でクラシックを占う重要なトライアルが行われました。 土曜日の阪神では桜花賞トライアルのチューリップ賞。阪神JFの1・2着馬が早くから参戦を表明していて2頭の再戦に注目が集まっていましたね。 結果はやはりソウルスターリングの圧勝。 以前にもどこかで言ったことがあるのですが、久しぶりに身震いするほどのスーパーホースです。 距離が延びての課題はあるものの、気性の勝ったタイプでありながら抑......続きを読む»

阪急杯 すべての状況を味方につけたベテラン幸騎手の的確な手綱捌き

1回阪神競馬日曜のメインレース、GⅢ第61回阪急杯は7番人気トーキングドラムが優勝。 スタートから半マイル通過が45.5秒と速いペースになり、前を行く馬には厳しい展開でした。ジョッキー達は全員それを当然わかっているので、前につけていた場合はゴールまで脚がもたないだろうと感じていたし、逆に中団から後方でレースを進めている騎手にはお誂え向きの流れになったと、心の中でほくそ笑んでいたことでしょう。 ......続きを読む»

ブロガープロフィール

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元JRA騎手。1997年には、サニーブライアンに騎乗して皐月賞・日本ダービーの2冠を達成。通算512勝、重賞12勝。引退後は、騎手ならではの視点で競馬を表現するターフメディアクリエイターとして、レース解説などを発表。日刊スポーツをはじめ、各種メディアにて連載中。また、自らの名を冠した育成牧場「N.Oレーシングステーブル」を経営。ターフに活躍馬を送り出すべく、代表として手腕を発揮している。
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(12月17日現在)

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