ダービージョッキー大西直宏 騎手の視点

月別アーカイブ :2016年12月

有馬記念 サトノダイヤモンドを勝利に導いた決定的な判断

2016年最後の大一番、第61回有馬記念が中山競馬場で行われました。 優勝は僕の大本命馬である1番人気サトノダイヤモンド。 菊花賞に続くGⅠ勝利を果たし見事グランプリホースに輝きました。 史上最高と言えるくらいハイレベルなメンバーが揃った皐月賞や日本ダービー…おそらく今年はこの3歳牡馬が出走するたびに本命印を打ってきたと思います。 それほど惚れ込んでいる、というか“競走馬としての強さ・力”を......続きを読む»

1月5・7・8日の注目馬情報

注目ランクM 武市 厩舎 タケデンタイガー ※中山1-12R・4歳上1000万下・芝1600mに出走予定 「元々1000万で走っていた馬。体重を減らしていなければ面白いよ」と色気を持っていた前走。プラス14キロとパワーアップした体で出走してきたが、内枠だったこともあり、馬込みを捌ききれずに11着に終わった。近走は短距離志向だったが、年齢と共にズブい面が出てきたので今回は1600mを予定。折り合って......続きを読む»

朝日杯FS 四位騎手のベテランらしい冷静な手綱さばき

今年の競馬も残すところあと1週となりました。 先週日曜日のメインレースは阪神競馬場で行われたGⅠ第68回朝日杯フューチュリティS。 この2歳のGⅠレースで最も注目を集めたのは、前週の阪神JFを制したソウルスターリングと同じフランケルを父にもつミスエルテ。 通常は牡馬ばかりが出走する朝日杯FSでの牝馬の参戦に、現在の馬の調子の良さと陣営の自信のほどがうかがえ、またソウルスターリングの衝撃がいまだ......続きを読む»

12月23・24・25日の注目馬情報

注目ランクB 木村 厩舎 ブルビネラ ※中山8-2R・2歳未勝利牝・ダ1800mに出走予定 デビュー戦はまだ息遣いが一息で、騎乗した石川もそう気はなかったようだが、走らせてみると目立つ脚を使って3着と健闘。「エンジンが掛かるまでに時間が掛かるタイプですが、良いモノは持っていますね」と、確かな手応えを掴んだ一戦だった。今回が2戦目、まだ若さも残っていて磐石とは言いづらいが、タイプ的に力のいる中山コー......続きを読む»

阪神JF 騎乗をはじめ一切が完璧だったソウルスターリング

12月も半ばに入り、今年のGⅠレースはジャンプレースを除きあと2つを残すのみとなりました。 先週は2歳女王決定戦、第68回阪神ジュベナイルフィリーズが行われ、将来性も含み僕が最も注目していたソウルスターリングが優勝。 これまで2戦2勝、重賞未勝利ながら1番人気に支持されたこの馬は怪物フランケルの初年度産駒ということもあり注目を集め、結果、その期待に見事な走りで応えてくれました。 母スタセリタも......続きを読む»

12月17・18日の注目馬情報

注目ランクMM 藤原辰 厩舎 トブガゴトク ※中山6-8R・3歳上500万下・ダ1200mに出走予定 手掛けるのは少し変わっているが腕は確かな仕事人。未勝利戦の勝ち方が良く、昇級でも期待していた前走。3番手につけてスムーズに流れに乗っていたが、結果は8着も流れに乗れていたし、内容としては悪くなかった。「一息入りましたが乗り込んで順調です。来週も1本やればちょうど良くなりそうです。中山も良いし、でき......続きを読む»

次週の朝日杯フューチュリティSについて

阪神ジュベナイルフィリーズは、ソウルスターリングが見立て通り「1強」の競馬をしてくれました。ただ、後続で唯一差を詰めて来たリスグラシューもかなりのモノですね。 但し、伸びシロの余裕は前者ソウルスターリングに分がありそうです。来年の春には大きな差が付いているかも知れませんね。とにかく先々が本当に楽しみです。 次週のGⅠは朝日杯フューチュリティS。再びフランケル産駒の牝馬が登場します。 「今年は牝馬の......続きを読む»

チャンピオンズC 鞍上もオーナーも辛抱で獲ったGⅠ

中京競馬場で先週日曜日に行われた第17回チャンピオンシップは6番人気サウンドトゥルーが後方2番手から鮮やかに差し切り、初のJRA GⅠ制覇を果たしました。 昨年の同レースは1枠2番ながら3~4コーナーで外を回って直線でも進路を定めるのに戸惑い3着。 その次走、東京大賞典でホッコータルマエら強豪を破り大レースを制して自信がついたのか、昨年のチャンピオンCでのレース運びを思い返してのことなのか、とに......続きを読む»

12月10・11日の注目馬情報

注目ランクMM 宗像 厩舎 アクート ※中山3-12R・3歳上500万下・芝1800mに出走予定 10番人気の低評価を覆して初勝利を挙げた前走が味な内容。しかも、骨瘤を気にして出走を延ばさざるを得なくなるという誤算があった中での走りだから、なおさら価値は高かった。この厩舎ゆえに歩みは遅いが、もっと上のクラスでやれるくらいの能力は秘めている。昇級戦で楽な戦いにはならないだろうが、最終追い切り次第で脈......続きを読む»

ブロガープロフィール

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元JRA騎手。1997年には、サニーブライアンに騎乗して皐月賞・日本ダービーの2冠を達成。通算512勝、重賞12勝。引退後は、騎手ならではの視点で競馬を表現するターフメディアクリエイターとして、レース解説などを発表。日刊スポーツをはじめ、各種メディアにて連載中。また、自らの名を冠した育成牧場「N.Oレーシングステーブル」を経営。ターフに活躍馬を送り出すべく、代表として手腕を発揮している。
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(10月19日現在)

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