ダービージョッキー大西直宏 騎手の視点

月別アーカイブ :2016年11月

ジャパンカップ 武豊騎手の騎乗技術の高さが際立っていましたね

11月の終わり、今年の東京競馬開催見納めとなる先週は、今年36回目を迎えるジャパンカップが行われました。 優勝賞金3億円の大レース、制したのは1番人気キタサンブラック。 オーナーが北島三郎氏であるため、GⅠレースでも普段はあまり競馬の話題がないニュース番組やワイドショーでも大きく取り上げられて、注目度の高い華やかな勝利となりました。 キタサンブラックは逃げてこそ力を発揮する馬ですが、今回は1枠......続きを読む»

12月3・4日の注目馬情報

注目ランクB 大竹 厩舎 ダノンバウンド ※中山1-7R・3歳上500万下・ダ1800mに出走予定 デビュー戦が余裕残しの状態でアッサリ楽勝。前走は出遅れて道中も力んでいては、能力を発揮し切れなかった。それでも3着ならやはり素質は高い。その後は十分に間隔を取り再調整。今週の追い切りではJCに出走するルージュバックの併せ馬のパートナーを務めた。初の右回り、コーナー4回の競馬となるが、叩き2戦目の今回......続きを読む»

次週はチャンピオンズCです

ジャパンカップ、恐れていた展開になってしまいましたねぇ…1000m通過が61秒7、トップホースが集う花形GⅠ、賞金も高額なんですがね。 ただこれで有馬記念も1番人気はキタサンブラックになりそうです。 逆に狙いますよ! 楽しみにしていて下さい!! 次週のGⅠはチャンピオンズC、今年はタイトルを持っている馬が多く粒揃い、近年では最も面白いメンバーではないでしょうか。 本当に能力比較の難しい構成ですが......続きを読む»

マイルCS ジョッキーに求められる瞬時の判断、対応力

先週は京都競馬場でGⅠ第33回マイルチャンピオンシップが行われ、3番人気のミッキーアイルが制して2年前のNHKマイルC以来2度目のGⅠ勝利をあげました。 もちろん僕も注目していた一頭です。抜群のスタートを切るとハナを主張、想定通り、他の出走メンバーを見ても何が何でも逃げたいという馬がいないため自分のペースでレースが進められました。 前半の半マイルが46.1秒、後半が47.0秒とGⅠレースにしては......続きを読む»

11月26・27日の注目馬情報

注目ランクB 加藤征 厩舎 ストロボフラッシュ ※東京7-8R・3歳上1000万下・ダ1400mに出走予定 勝負話とともに本命推奨、的中もお届けしたお馴染みの1頭。その前走、好位で脚を溜めて、直線で馬込みを捌いて鋭く抜け出して突き放すという鮮やかな競馬で順当勝ちを収めた。「中1週で使ったので、レース前に少し気負っていました。今回は十分に間隔を開けて調整しました。前走の勝ち方から、上でも通用すると思......続きを読む»

次週のGIは国内最高賞金レースのジャパンカップです。

第1回が行われたのは昭和56年、1着賞金は6500万円でした。 僕はまだデビュー2年目の△騎手だったのですが騎乗チャンスを頂きました。 初めての国際招待競走、人が凄く多かったのを憶えています。あと、外国人騎手、特に勝ったメアジードーツに騎乗していたキャッシュ・アスムッセン、年は同じぐらいなのですが、騎乗スタイルはカッコよかったですねぇ…手足が長くてホントに格好よかったです。 僕が騎乗したのは天皇賞(......続きを読む»

エリザベス女王杯 馬を諦めさせず勝利に導いたデムーロ騎手

先週京都競馬場で行われた第41回エリザベス女王杯。 僕がまず注目した、2番人気ミッキークイーンは最内枠から好位のポジションを取り、且つレースの流れはスローと、この馬にとってはうってつけの展開でスムーズにレースを進め、直線で外に持ち出すと最大の特長である鋭い末脚を駆使しぐんぐんと前に迫ってきました。 先に前へ出た2頭を捕らえきれず3着に敗れはしましたが、鞍上の浜中騎手の乗り方は申し分ないものでした......続きを読む»

11月19・20日の注目馬情報

注目ランクB 中内田 厩舎 エルメネジル ※京都5-7R・3歳上500万下・ダ1800mに出走予定 コレは個人的に復帰を楽しみにしていた1頭。前走が思わぬ大凡走に終わったが、「馬がヤメていました」とは厩舎サイド。しかも、「最終レースだったので余計にイレ込んでしまいました」と、待たされたことで馬がプッツンしてしまっていたようだ。敗因が明白なら一安心。新馬勝ちの頃から出世を見込んでいた馬であり、まして......続きを読む»

来週はマイルチャンピオンシップですね

次週のGIはマイルCSです。 特別登録は18頭ですが、外国馬の参戦もなくなりましたし、エリ女に続きフルゲート割れの可能性もありそうですね。 出走予定のGI馬は、マイルのGI馬ながら短距離で実績を挙げて来たミッキーアイル、逆に短距離GI馬のスノードラゴン、そしてイスラボニータと2年前のこのレースの勝ち馬ダノンシャークの4頭のみ、またメンバーレベルは低くなりそうですが、そのぶん馬券的には面白くなって......続きを読む»

アルゼンチン共和国杯 GIタイトルも狙えるシュヴァルグラン

年末の有馬記念まで続くGⅠシーズンの真っ最中ですが、先週はGⅠレースがなく東京競馬場でGⅡレースの第54回アルゼンチン共和国杯が行われました。 GⅡとはいえ、このレースの勝利馬がのちにGⅠ制覇など活躍しているおかげで注目度は抜群。 僕は2番人気シュヴァルグランに期待しつつ観戦しました。 レース序盤は中団につけ、位置取りはとても良かったと思います。 宝塚記念以来4か月ぶりの出走だったせいか前半......続きを読む»

11月12・13日の注目馬情報

注目ランクA 大久保龍 厩舎 ブルミラコロ ※東京3-12R・3歳上1000万下・ダ1300mに出走予定 「次は大丈夫です、負けようがありません」と鞍上の秋山騎手。力の違いを見せつる予定だった復帰戦でまさかの取りこぼしで3着。ダートスタートが初めてだったこともあり、スタートで躓いたのも影響した。前走後も反動なく順調に調整されている様だ。鞍上をチェンジするという意向もあったが、オーナーの好意でもう一......続きを読む»

天皇賞・秋 並外れたモーリスのパワーを御すR.ムーア騎手の腕

秋深まる東京競馬場で先週、第154回天皇賞・秋が行われました。 まず僕が注目したのは4番人気だったアンビシャス。 スタートが五分なら絶対的に内枠有利の府中2000mコースで内側の2枠3番を引き当て、しかも鞍上は位置取りの上手さは天下一品、決め打ちができる=肝が据わってる横山典騎手とあっては期待せざるを得ません。 1番枠に入った逃げ馬を見る形でインにもぐり込み、好位でレースが進められる、という横......続きを読む»

ブロガープロフィール

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元JRA騎手。1997年には、サニーブライアンに騎乗して皐月賞・日本ダービーの2冠を達成。通算512勝、重賞12勝。引退後は、騎手ならではの視点で競馬を表現するターフメディアクリエイターとして、レース解説などを発表。日刊スポーツをはじめ、各種メディアにて連載中。また、自らの名を冠した育成牧場「N.Oレーシングステーブル」を経営。ターフに活躍馬を送り出すべく、代表として手腕を発揮している。
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(11月18日現在)

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