ダービージョッキー大西直宏 騎手の視点

月別アーカイブ :2016年08月

キーンランドC 大外枠を活かし不利を最小限に抑えた戦略

8月最後の日曜日、札幌競馬場でサマースプリントシリーズ、第11回キーンランドカップが行われ2番人気ブランボヌールが優勝。 初コンビを組んだ鞍上・戸崎騎手は8月だけで重賞3勝をあげる大活躍です。 ブランボヌールは14頭立ての大外枠から好スタートを決めて、好位追走。 戸崎騎手は内側から前に出ていく馬を行かせたあとに、それを見ながら自分のペースを守りつつスムーズな追走をしました。 内側と外側、真ん......続きを読む»

9月3・4日の注目馬情報

注目ランクB 矢野英 厩舎 プリンシアコメータ ※新潟11-8R・3歳上500万下牝・ダ1800mに出走予定 レース後、すぐに石川のクビが決定したところを見ても、やはり納得行かなかったのだろう。休み明けでもキッチリ仕上がっていた前走。陣営も勝ち上がりを狙っていたそうだが、レースに行って砂を被ると難しい面を出してしまい、結果、仕掛けが大きく遅れてしまうことに。盛り返して3着にはなったものの、「チグハ......続きを読む»

札幌記念 ネオリアリズムの癖とレースを読みきったルメール騎手

お盆の頃には涼しくなった昨年とは違い、今年はまだ30度を超える暑い日が続きますが、そろそろ夏競馬の日程も終わりに近づいてきました。 先週日曜日の札幌競馬メインはGⅡレース、第52回札幌記念。 GⅠ戦線で活躍が期待される馬たちが夏の休養後の秋初戦として選ぶことも多いこのレース、秋競馬に向けて絶対に見逃せません。 今年最も注目を集めたのが昨年の年度代表馬モーリス。 もちろん、僕もこの馬にも注目は......続きを読む»

8月27・28日の注目馬情報

注目ランクB 宮本 厩舎 ウインフルブルーム ※小倉10-11R・小倉日経OP・芝1800mに出走予定 約1年半ぶりの実戦復帰となった前走。さすがに無事に回ってくるだけかと見ていたが、持ち前の先行力をフルに発揮すると、後続を寄せ付けることなく勝ち切ってしまった。頭数と展開に恵まれた面は否定できないが、さすがに力がある。あれだけ走れば反動が気になるところだが、栗東ブレーンからの報告によれば「『順調ど......続きを読む»

関屋記念 不利を承知で外を選んだ戸崎騎手

国民の祝日として8月11日が山の日と制定され今年から施行。 その山の日からお盆期間に夏季休暇をとる人も多いのでしょう。 スタンドを見渡して感じるのは、お盆休みに開催される競馬は他の週に較べ、ファミリー層が多いということ。 通常の土日であれば1人または友人数人で気軽に来る人も、やはりまとまった休暇となると親族や子どもを連れてレジャーとして競馬を楽しんでいる気がします。 あと、お盆は競馬場駐車場......続きを読む»

8月20・21日の注目馬情報

注目ランクMM 野中 厩舎 ビリオネア ※新潟8-11R・NST賞・ダ1200mに出走予定 母タフネススターという、当社お馴染みのドル箱血統とあってデビュー当時から注目していたが、ココに来てようやく素質が開花した印象。2歳時以来、久々のオープン挑戦となる。牝馬らしく、今、物凄く調子がイイという報告が入ってきており、ここ昇級戦でも楽しみにしたい1頭。ちなみに、前走時にはミルコが継続騎乗を志願したとい......続きを読む»

頭一つ抜けた2頭の戦いとなったレパードS

先週の新潟競馬メインは3歳馬によるダート重賞、第8回レパードS。 まだ歴史は浅いものの、のちにGⅠで活躍するなどダート界でメジャーになった馬が3歳時に多数出走してきたおかげで、競馬関係者・ファンの間でも注目されるレースとなりました。 今年の優勝馬であるグレンツェントも、春からの伏竜S→青竜S→ユニコーンSというダート適性の高い3歳馬にとっては理想的ともいえるローテーションでここまでやってきました......続きを読む»

8月13・14日の注目馬情報

注目ランクB 小島茂 厩舎 ファイアクリスタル ※新潟6-7R・3歳上500万下牝・芝1800mに出走予定 厩舎期待の素質馬の復帰戦。約4ヶ月ぶりの実戦で、中間もビッシリ追ってはいないが、動きは滑らかでやはり能力の高さを感じさせるもの。これで当週に追い切ればキッチリ態勢は整うだろう。自己条件の牝馬限定戦なら互角以上の走りができるはず。タイプ的に広い新潟もプラスに働くことだろう。鞍上は石川騎手を予定......続きを読む»

アイビスSDに見たM.デムーロ騎手のさすがの騎乗

真夏の新潟競馬が始まりました。 開幕週のメインレースは日本で唯一の直線コースで行われる重賞、第16回アイビスサマーダッシュ。 直線のレースは、当然ですがコーナーがないため普通のコースに比べると不利を受けることが少ないのが最大の特徴でしょうか。 その代わり必要不可欠なのがスピードの絶対値で、速さについていけない馬では競馬に参加すらできず後方ままで終わることが多いかと思います。 そして勝利するた......続きを読む»

ブロガープロフィール

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元JRA騎手。1997年には、サニーブライアンに騎乗して皐月賞・日本ダービーの2冠を達成。通算512勝、重賞12勝。引退後は、騎手ならではの視点で競馬を表現するターフメディアクリエイターとして、レース解説などを発表。日刊スポーツをはじめ、各種メディアにて連載中。また、自らの名を冠した育成牧場「N.Oレーシングステーブル」を経営。ターフに活躍馬を送り出すべく、代表として手腕を発揮している。
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(07月23日現在)

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