ダービージョッキー大西直宏 騎手の視点

月別アーカイブ :2016年06月

馬場を読みきった蛯名騎手の的確な判断

春競馬の総決算、第57回宝塚記念が先週日曜日に阪神競馬場で行われました。 世間の注目が集まった昨年の2冠馬ドゥラメンテ。 休養明けの中山記念を勝って前走ドバイシーマクラシックも落鉄しながら2着に好走、今回は単勝1.9倍の堂々1番人気を背負いレースに臨みました。 ところがスタートがひと息で出負けした感じになり、そのため予想していたよりも後ろのポジションから行くことに。鞍上のM.デムーロ騎手もしま......続きを読む»

7月2・3日の注目馬情報

注目ランクMM 西浦 厩舎 マインシャッツ ※中京1-10R・濃尾特別・ダ1800mに出走予定 500万勝ちの内容が圧巻。これは!と思わせる競馬だったにも関わらず、前走が案外の伸びあぐね。少々ガッカリさせられたが、このままでは終われない厩舎の期待馬、巻き返しに賭ける意気込みは強いことだろう。まともに走れば古馬相手でも十分通用。要注目だろう。 注目ランクB 角居 厩舎 クロコダイルロック ※函館6......続きを読む»

ダービー1・2着馬に騎乗した騎手2人の戦い

東京競馬場で先週日曜日に行われた3歳ダートGⅢレース、第21回ユニコーンステークスは単勝2番人気のゴールドドリームが優勝。 2番人気とは言っても1番人気ストロングバローズと人気を分け合う形で、終わってみればこの2頭のワンツーという固い決着でした。 まずは2着に敗れてしまったストロングバローズについて。 逃げ馬が不在のためか、鞍上ルメール騎手は先頭集団につけるレース運びをしました。 競馬におい......続きを読む»

6月25・26日の注目馬情報

注目ランクMM 今野 厩舎 エイシンヒアゴーズ ※函館4-2R・3歳未勝利牝・芝1200mに出走予定 一言、これまで掴みどころがない成績。ただ、調教の動きは常に良く、能力は秘めているのは間違いないという評価に変わりはない。そこで今回は芝の短距離に挑戦し、変わり身を狙う作戦になったようだ。「落ち着きがあり体調は安定しているし、ゲートから出した稽古の感じも良かったです。変わるなら今回でしょう」と、大変......続きを読む»

馬を信じ切った戸崎騎手と応えたルージュバック

梅雨らしい湿った空気に包まれ季節の移り変わりを意識するこの頃、競馬の世界もすでに2歳戦が始まり、春のGⅠレースは6月26日に阪神競馬場で行われる宝塚記念を残すのみとなって、いよいよ夏のローカル開催が近づいてきたことを実感する時期になりました。 競馬自体は毎週開催されているとはいえ、やはり区切りというか、気分が切り替わり、少し肩の力を抜いてレースを楽しめるようになりますね。 さて先週日曜日に行われ......続きを読む»

6月18・19日の注目馬情報

注目ランクMM 中竹 厩舎 ヨカグラ ※函館1-6R・3歳未勝利・芝2000mに出走予定 5戦連続4着と、ある意味で珍しい結果続きだった頃はまだ良かったが、その後に崩れしまい、いまだ未勝利の身。しかし、輸送前の栗東ではかなり気配の良さが目立っており、「コレは函館に行けば面白いですよ」と報告を受けている。デビュー戦3着が札幌の芝で、血統的にいかにも洋芝が向くタイプ。これは大変身があってもよさそうだ。......続きを読む»

安田記念で復活を遂げたロゴタイプ陣営の読み

先週は東京競馬場で春のマイル王決定戦、GⅠ第66回安田記念が行われました。 目下7連勝中、うち直近4つはGⅠレースという無敵のマイル王モーリスが断然の1番人気に支持され、僕も負ける要素が全く見当たらないこの馬には注目していました。 スタート直後に好位につけ、流れに乗れたかなと呑気にレースを眺めていると、前に壁を作れずグイグイとハミを取って鞍上との折り合いを欠くモーリスの姿。 鞍上のT.ベリー騎......続きを読む»

6月11・12日の注目馬情報

注目ランクB 萩原 厩舎 ミッキージョイ ※東京3-10R・江の島特別・芝1600mに出走予定 芝替わりで勝負話をお伝えした3走前に3連単1万5520円の的中をお届けし、その後も連続的中をもたらしてくれた当社ドル箱馬。前走の秩父特別を逃げ切って勝利。その後は一息入れて立て直し、降級となるココに照準を合わせて調整して来た。ここは他にも準オープンで好走実績のある馬も予定しているが、キャリアが浅く底を見......続きを読む»

日本ダービーを若い川田騎手が勝った意義

待ちに待ったこの日がやってきました。 先週日曜日に東京競馬場で行われた第83回日本ダービー。 騎手になる前の子供時代から何十年もこのレースを観てきましたが、これほどハイレベルなメンバー構成となったダービーは記憶にありません。 過去を振り返っても、時代を代表する圧倒的なスターホースがいたり、2強や3強と呼ばれるライバル同士の熱い戦いがあったりと記憶に残るものばかりですが、今年のダービーは圧倒的な......続きを読む»

ブロガープロフィール

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元JRA騎手。1997年には、サニーブライアンに騎乗して皐月賞・日本ダービーの2冠を達成。通算512勝、重賞12勝。引退後は、騎手ならではの視点で競馬を表現するターフメディアクリエイターとして、レース解説などを発表。日刊スポーツをはじめ、各種メディアにて連載中。また、自らの名を冠した育成牧場「N.Oレーシングステーブル」を経営。ターフに活躍馬を送り出すべく、代表として手腕を発揮している。
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(11月23日現在)

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