ダービージョッキー大西直宏 騎手の視点

日本ダービーをはじめ通算512勝を挙げた元JRA騎手・大西直宏のオフィシャルブログです。

onishi-naohiro

元JRA騎手。1997年には、サニーブライアンに騎乗して皐月賞・日本ダービーの2冠を達成。通算512勝、重賞12勝。引退後は、騎手ならではの視点で競馬を表現するターフメディアクリエイターとして、レース解説などを発表。日刊スポーツを もっと見る
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最新の記事

8月19・20日の注目馬情報

注目ランクB 二ノ宮 厩舎 クレッシェンドラヴ ※新潟7-9R・出雲崎特別・芝2400mに出走予定 2走前にようやく未勝利を勝ったこの馬だが、そもそもデビュー時から蛯名や戸崎といった名手が口を揃えて乗り味を高く評価していたという背景。当時はハミを取らない気難しさが祟って結果を出せなかったが、時間が経つにつれそんな面も解消してきた様子。それに伴ってキッチリ結果を出せるようになったということだろう。そ......続きを読む»

GI馬は不在でも……札幌記念は面白くなる!

夏競馬も早くも佳境を迎えますね。 次週は夏競馬のGIとも言える札幌記念です。 ただ今年の札幌記念は、残念ながらスターホースの参戦がありません。 せっかくの札幌記念なんですけどね。 GI馬はおらず、GI連対があるのが ・サウンズオブアース ・エアスピネル  の2頭。 ただ、そのぶん馬券的には面白いかも知れませんね。 1番人気はヤマカツエースか… 鞍上でエアスピネルか… それとも実......続きを読む»

8月12・13日の注目馬情報

注目ランクB 岡田 厩舎 ルナーランダー ※札幌6-9R・3歳上500万下・芝1800mに出走予定 「下手に乗ってもったいないことをしました」とはレース後の菱田騎手。この夏は各所を飛び回り活躍している彼だが、あの一戦は相当悔しかったことだろう。何しろ、確勝級の話も現地で盛り上がっていた中、中団でソツなく流れに乗っていたものの、直線で狙った内が開かずに手綱を引っ張る痛恨の不利でゲームセット。まともな......続きを読む»

アイビスサマーダッシュ 千直の舞台ならではの明暗が出た一戦

夏の新潟競馬が開幕しました。 メインは芝の直線1000mコースで行われるGⅢレース、第17回アイビスサマーダッシュ。 今年の優勝馬の勝ちタイムは54.2秒でした。 優勝はラインミーティア。 一昨年の夏から新潟開催のたびに参戦し、1000m直線のレースばかり走ってきました。出走回数は2年間でなんと12回。おそらく最も能力が発揮できるコースなのでしょう。 過去にも数回出している上がりタイム31.6秒......続きを読む»

8月5・6日の注目馬情報

注目ランクB 相沢 厩舎 リリカルホワイト ※新潟3-8R・3歳上500万下牝・ダ1800mに出走予定 ハナを叩いた前走が、馬なりのまま大差勝ち。騎乗した石川も「ビックリするくらい強かった」と舌を巻いていたようだが、確かに、ココまで変わるかと目を疑う圧勝劇だった。そんなこの馬が降級で再度500万クラスに出走。しかも牝馬同士。「前の止まらない新潟なら負けられません」と強気な話が持ち上がるのも当然だろ......続きを読む»

今年もレコードは破られませんでしたね

アイビスサマーダッシュ、それにしても勝ったラインミーティアの斬れ味、もの凄かったです。 邁進特別の時も凄い脚を見せましたが、重賞でも同じ脚を使いましたね。鞍上の西田騎手は2010年のアイビスサマーダッシュ以来の重賞制覇のようですね。 勝ち時計は54秒2でした。また1年レコードを破られずに済みそうです。 素直にカルストンライトオの記録が残る事は嬉しいですね。 札幌で行われたクイーンSは、ア......続きを読む»

新潟・小倉・札幌開幕! 7月29・30日の注目馬情報

注目ランクB 藤原英 厩舎 メジェールスー ※札幌1-5R・2歳新馬・芝1500mに出走予定 新種牡馬父ロードカナロア、質の良い牝馬との配合で抜群の好スタートを切っている。そして札幌開催でもデビュー向けて順調に調整されている馬がいる。母エイジアンウインズと言えば第3回ヴィクトリアマイルでウオッカを押さえて勝利した名牝。その母と同じ藤原英厩舎が管理、6月の下旬から函館で入念に乗り込み、良好な仕上がり......続きを読む»

今週末は思い出深いアイビスサマーダッシュ!

次週から夏の新潟・小倉開催が開幕し、いよいよ夏競馬も佳境に入りますね。 その開幕重賞はサマースプリントシリーズの第3戦となるアイビスサマーダッシュ、ご存知直線コースで行われる国内唯一の重賞競走です。 この新潟芝直線1000m、俗に「千直」と言われるコースですが、僕が現役時代、非常に相性が良く得意なコースのひとつでした。 と言うのも、大規模な改造工事が完了した2001年の夏、その最初の第1Rが「......続きを読む»

函館記念 向正面の時点でルミナスウォリアーの勝利が確定的に

梅雨が明けた関東、ここ茨城でもずっと30度以上の暑い日が続いています。夏は涼しい北海道に行きたくなりますが、今年は札幌なども暑いと聞きます。 馬はもちろん自分自身の体調にも気を配り、夏を乗り越えたいと思います。 先週は、函館競馬場でGⅢレース第53回函館記念が行われました。 優勝は5番人気ルミナスウォリアー。 馬場発表は重、時計がかかりスタミナ勝負のレースとなりました。 先に行く馬が揃ってい......続きを読む»

7月22・23日の注目馬情報

注目ランクB 菊沢隆 厩舎 ミッキースワロー ※福島7-10R・いわき特別・芝1800mに出走予定 これは鞍上としても楽しみにしている馬。しかし、それだけの能力を秘めている馬だけあって、いくらオヤジの厩舎とはいえそう何度もチャンスは与えてくれないもの。一部筋からの報告によれば、何やら今回負ければ次走は別のジョッキーを探すという話も出ているらしい。その意味で、鞍上としては何としても決めたいところだろ......続きを読む»

七夕賞 思惑あっての騎乗は否定こそできませんが……

七夕の時季にお馴染みのGⅢレース、第53回七夕賞が福島競馬場で行われました。 優勝は1番人気ゼーヴィント。 1年前のラジオNIKKEI賞を勝った福島で2度目の重賞勝利を飾りました。 このレースでは、2番人気マルターズアポジーが逃げることを全てのジョッキーが承知していました。マルターズアポジーは昨秋、七夕賞と同じ福島芝2000mで行われるGⅢ福島記念でゼーヴィントを2着に下し優勝している、今回の......続きを読む»

注目の新馬が登場! 7月15・16日の注目馬情報

注目ランクB 角居 厩舎 ヘンリーバローズ ※中京6-5R・2歳新馬・芝2000mに出走予定 コレは角居厩舎にあって「バケモノ級かもしれない」という評判が立っている馬。先週、川田が乗った追い切りでも格上馬を全く問題にしない動きを披露しており、どうやら本物のようだ。早くもクラシックの声が漏れ聞こえるほどの大器。果たしてどんな競馬を見せるのか、楽しみは尽きない。 なお、このレースは他にも池江寿厩舎のイ......続きを読む»

夏の福島、久々に物凄い競馬を見ました……

先週からお伝えしていたゼーヴィントが勝利を挙げましたね。 それにしてもスタート直後のフェイマスエンドの動き、久しぶりに凄い競馬を見ました。 マルターズアポジーに競りかけ、自らは勝ち馬から6秒近く遅れて最下位、勝ち馬と同じクラブの馬ですからね。福島の重賞だったこともあると思いますが衝撃的でした。 ゼーヴィントの鞍上戸崎騎手、絶好調ですね。今年も全国リーディングを獲りそうな雰囲気ですね。 次週......続きを読む»

ラジオNIKKEI賞 若手ジョッキーが初の重賞制覇を飾ることの意味

夏競馬が始まりました。 僕が現役時代に最も得意とし大好きだった福島競馬、先週はG3・第66回ラジオNIKKEI賞が行われ、2戦2勝で2番人気の支持を集めたセダブリランテスが優勝。鞍上のデビュー4年目の若手・石川裕紀人騎手と、人馬ともに重賞初制覇となりました。 レースは3番手を追走。この位置取りが良かったですね。 福島芝1800mコースのスタート地点は1コーナーまで距離がないのですが、あの位置を取......続きを読む»

七夕賞ウィーク 7月8・9日の注目馬情報

注目ランクMM 小島茂 厩舎 レッドジェノヴァ ※函館2-9R・3歳上500万下牝・芝2000mに出走予定 まだ体と気持ちが連動しないところがあり成長途上。そんな理由で前走後は放牧で成長を促した。その後は牧場から直接函館に入っている。実は、本来なら先週使う予定だったところ、軽い熱発があって1週スライドしたという経緯がある。気になる話ではあるが、「だいぶ回復して、来週追えば仕上がりそうです。休ませ......続きを読む»

福島名物・七夕賞 短冊に記す馬の名前は……

夏の福島開幕週、オープニング重賞のラジオNIKKEI賞を制したのは、僕もLINE等で注目とお伝えしていたセダブリランテスでした。 新馬戦はダートで勝利。ゆったりした競馬で勝ち上がって、2戦目は一転して速い馬場の新潟芝コース、しかしここでも抜群の決め手を繰り出し勝利、この時点でこの馬の高い性能を感じていました。 そして今回、重賞のメンバーに加え小回りコースというまた違う競馬だったわけですが、これ......続きを読む»

宝塚記念 キタサンを負かしたデムーロの手綱 横山典の騎乗にも拍手

春のグランプリ、第58回宝塚記念が行われました。 注目はやはりGIレース3連勝がかかるキタサンブラック。単勝1.4倍の圧倒的人気に支持されました。 春の天皇賞で3200mをレコードタイムで勝ってから約1か月半の間に、GI大阪杯からのレース疲れや目に見えない肉体的・精神的な消耗を取り除き、それからまた調教の日々で勝つために鍛える。芯からリフレッシュできている状態であればよいのですが、もしも前走まで......続きを読む»

7月1・2日の注目馬情報

注目ランクB 角田 厩舎 キョウワゼノビア ※福島2-10R・さくらんぼ特別・芝1200mに出走予定 前走後、すぐに降級するココを目標に設定し、計算通りの調整過程を踏んでいるという西のブレーンからの報告。不利を受けやすいキャラクターではあるが、能力は以前から秋山も惚れ込んでいるほどで、かなりのものがある。ましてや勝って同条件、さすがに人気にはなるだろうが、臨戦過程を含めて信頼の置ける存在になりそう......続きを読む»

本格的な夏競馬モードに突入します!

宝塚記念が終わりました。 勝ったのはサトノクラウン。春天を使わず大阪杯から直行してきた馬です。3着ミッキークイーンも春天以外からの参戦、やはり古馬とは言え3200mの競馬はタフで厳しいのでしょう。 そしてそこから2ヶ月弱、疲れを取るのは大変なんでしょうねぇ。 過去の傾向通り、春天組以外の好走が目立つレースとなりました。 さて、次週から夏の福島も開幕し、本格的な夏競馬モードに突入します! 夏......続きを読む»

ユニコーンS JDDは私も現地へ観に行くつもりです

3歳のダートGⅢマイル戦、第22回ユニコーンSが東京競馬場で行われ2番人気サンライズノヴァが優勝。初重賞勝利を飾りました。 当日の馬場は良の発表ながら、雨の影響で脚抜きは良く競走馬には走りやすいコンディションだったようで、こういう状態のときは必然的にレースのペースが上がります。 終わってみるとやはり前半3F34.1秒、いくら走りやすい馬場とはいえ少し速すぎかなと思います。先行馬には苦しい展開になっ......続きを読む»

宝塚記念ウィーク 6月24・25日の注目馬情報

注目ランクB 音無 厩舎 トリプライト ※函館4-7R・3歳上500万下牝・ダ1700mに出走予定 昨年の北海道シリーズで再三勝負情報をお伝えした馬。未勝利脱出が11番人気と全くのノーマークには驚いたものだ。今回は降級で再度500万条件。放牧を挟んで早めに函館入りして調整を進めている。さすがに今回は実績から人気になりそうだが、牝馬同士なら力は上位。勝ち負けになるだろう。ちなみに、音無厩舎は、今年、......続きを読む»

次週は上半期の総決算・宝塚記念 気になる穴馬は……

次週はいよいよ、上半期を締め括る『宝塚記念』ですね! 1週前の特別登録で11頭、最終的には9頭立てくらいになりそうですが、逆に馬券的には勝負のしがいがありそうです。 何か競馬ではなく、カジノみたいな雰囲気のレースですね! さすがにこのメンバーならキタサンブラックが絶対的存在。100%勝つとまでは言えませんが、3着以内ならほぼ100%と言えるのではないでしょうか? ゆえに、相手をどの馬に......続きを読む»

夏競馬開幕 暑さが苦手な競走馬をケアする関係者に最敬礼

来週の宝塚記念を終えたら上半期のGIシーズンは終了、夏のローカル競馬に入ります。 夏はすぐそこ、とはいえまだ梅雨入りして間もないこの時季は、暑いと思えば肌寒い日があったり、人間にとっても馬にとっても体調を崩しやすくとても神経を遣います。 馬は暑さが苦手なのでトレセンや近隣の牧場でひと夏を過ごすのは大変なことですが、全ての馬が涼しい北海道で滞在するわけにもいきません。ミストシャワーを取りつけ空気を冷......続きを読む»

函館開催がスタート!6月17・18日の注目馬情報

注目ランクB 小西 厩舎 ピンクブーケ ※東京6-10R・芦ノ湖特別・芝2400mに出走予定 別の意味で有名になってしまったこの馬だが、能力も確か。休み休みにしか使えない弱さはネックでも、前走でも見せてくれた終いの切れ味は一級品。「大事に育てていきたい」という調教師の言葉からも、かなり期待していることが伝わってくる。今回は初の1000万クラスに加えて、距離も2400m。新潟での強さから左回りは得意......続きを読む»

次週は乗り替わりがカギを握りそうです…!

新馬戦も開幕して2週目、早い時期とは言え東京と阪神でデビューさせるだけあって なかなか楽しみな馬が早くも現れていますね。 次週の重賞は東京では3歳限定のダート戦 『ユニコーンS』 そして待望の開幕となる北海道シリーズ函館では 『函館スプリントS』 ともに秋を見据えて注目の重賞ですね! 暮れの川崎の全日本2歳優駿の勝ち馬でNHKマイルCでも2着と、中央のGI、しかも芝でも勝負になる......続きを読む»

安田記念 力を出し切れた馬、出し切れなかった馬

5週連続で実施されたGIレースも先週の第67回安田記念でひと休み、あとは宝塚記念を残すところとなりました。 1番人気イスラボニータは、スタート後ハイペースで進んだレースで中団に位置し、鞍上ルメール騎手との折り合いも道中の手応えも良いように見えました。ところが4コーナーを回り、馬群が一気に固まったところで抜けるスペースを見つけられず、追い出すことができないまま。前がずっと壁になっていたのが辛いとこ......続きを読む»

初ダートのアノ馬に要チェック 6月10・11日の注目馬情報

注目ランクMM 上原 厩舎 クラリティシチー ※東京3-11R・アハルテケS・ダ1600mに出走予定 以前からどこかでダートを使うのではないかと見ていた馬だが、芝の前走で2着した後のこのタイミングとは少々驚いた。ただ、今回の舞台である東京ダ1600mは芝スタートでもあり、また、直線で決め手のある馬が有利になりやすいコース。その意味ではこの馬にはピッタリの舞台という可能性はある。そして、試すなら好走......続きを読む»

夏競馬 GIシーズンが終わっても是非ご覧になって下さい!

安田記念が終わり上半期のGIは残すところ宝塚記念だけになりました。 GIは終わりますが、逆にこの時期の競馬はクラス再編成で、特に条件戦は予想ファクターが増えると同時に読み応えがあるので本当に面白いですよね! 1週目の先週も東西で3歳馬や降級馬が入り混じったレースが行われました 比較的降級馬の活躍が目立ちましたが、やはり昨年の世代、サトノダイヤモンドの世代は全体的にもレベルが高いのでしょうか? ......続きを読む»

日本ダービー 腹の据わっていた横山典騎手、神業のルメール騎手

今年もこの日がやってきました。第84回日本ダービー。 大混戦と言われた今年は、どの馬の組み合わせでも好配当がつくことからもわかるように、予想する者にとっては本当に頭を悩ませるレースでした。 そして、今年のダービーは超がつくほどのスローペースとなってしまいました。 皐月賞組とは別路線組となるサトノアーサーも注目の一頭でしたが、この馬は末脚を武器とするためスタート後は後方に下げての追走、こういう追い込......続きを読む»

新馬戦もスタート 6月3・4日の注目馬情報

注目ランクB 藤沢和 厩舎 ファストアプローチ ※東京1-5R・2歳新馬・芝1400mに出走予定 オークスのソウルスターリング、ダービーのレオデオロと、この春のクラシックを盛り上げた藤沢和厩舎。層の厚い3歳馬が大活躍だったが、早くも2歳の新馬もスタンバイしている。母の弟(この馬にとっては叔父)が香港ヴァーズ勝ちのサトノクラウンという血統馬。順調に乗り込んで稽古でも良い動きを見せて仕上がり良好。鞍上......続きを読む»

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