ダービージョッキー大西直宏 騎手の視点

日本ダービーをはじめ通算512勝を挙げた元JRA騎手・大西直宏のオフィシャルブログです。

onishi-naohiro

元JRA騎手。1997年には、サニーブライアンに騎乗して皐月賞・日本ダービーの2冠を達成。通算512勝、重賞12勝。引退後は、騎手ならではの視点で競馬を表現するターフメディアクリエイターとして、レース解説などを発表。日刊スポーツを もっと見る
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AJCCはベテランのお手並み拝見&ブログ移転のお知らせ

1回中山開催も早くも最終週です。 開催が1日短く3週間ですから早く感じるのは当然ですが、正月競馬はアッという間に終わってしまうんですよね。 その中山の重賞はアメリカジョッキークラブカップ。 通称AJCC。昔はAJC杯とも言いましたね。 厳寒時期のG2ですが、別定戦なぶん日経新春杯よりもいいメンバーが揃うことがあります。 今年はゴールドアクターがここから始動するようですね。 報道によると武......続きを読む»

謹賀新年 今年も素晴らしいレースが数多く見られますよう

2018年の競馬が始まりました。 今年も人馬とも無事に、1つでも多くの素晴らしいレースが見られるよう願っています。 3日間開催の初日である先週土曜日は年明け最初の重賞レース、中山金杯が行われました。 今年も骨っぽいメンバーが多く出走し本命をどの馬にするか悩んだ末、最終的にはセダブリランテスに落ち着きました。 デビューから3連勝でG3ラジオNIKKEI賞を勝ち、秋初戦のG2アルゼンチン共和国杯は3......続きを読む»

次週(もう今週末?)が待ち遠しくて仕方ありません!

正月3日間開催が終わり次週から通常開催。 第3場の中京も始まりいよいよ2018年の競馬も本格的に動き出しますね。 各開催場とも楽しみな馬の登録が多く、次週(もう今週末?)が待ち遠しくて仕方ありません。 本当に楽しみな週末になりそうです! 重賞は、中山で京成杯、京都では日経新春杯が行われます。 皐月賞と同じ舞台で行われる3歳重賞の京成杯ですが、例年あまり皐月賞とは関係ない結果になっています。 ま......続きを読む»

来年も競馬を楽しみましょう!

2018年の金杯は1月6日 例年5日から始まる中央競馬ですが、1日遅くなるだけでトレセンのカレンダーも若干変化があります。 5日に行われるより余裕があること、そして3日間開催で番組数が多い事で除外も例年よりは少ないでしょうから、比較的平穏な年明けになるかもしれませんね。 あくまで状況的にはですが…。 幕開け重賞の中山・京都両金杯。 珍しくどちらもフルゲートにならない特別登録ですね。 また......続きを読む»

楽しみなホープフルS! しかし一番の注目馬が……(汗)

有馬記念が終わりましたが、今年はまだ中央競馬が行われます。 28日木曜日……今年の中央競馬最終日。 そして今年最後のJRAGIが行われます。 昔は有馬記念当日に行われる2歳オープン、4年前から重賞に格上げされ今年はGIとして行われるホープフルS。 10日前に朝日杯FSが行われているためメンバーは分散していると思いますが、それでもまずまずの好メンバーが揃いました。 話題の中心はモーリスの全......続きを読む»

朝日杯FS “賢い馬”は騎手にとって本当に心強いもの!

12月も半ば過ぎ、もうすぐ2017年の競馬もフィナーレを迎えようとしています。 先週のメインは2歳馬のGⅠレース、第69回朝日杯フューチュリティステークス。僕が本命に挙げたのはもちろん、1番人気ダノンプレミアムです。レコード勝ちした前走GⅢサウジアラビアロイヤルカップを見てしまったら逆らえません。 強い、そのひと言しか出てきません。 パートナーの川田騎手は戦前この馬の特長について、『非常に賢い......続きを読む»

今年の中央競馬もあと3日。いざ、有馬記念!

今年の中央競馬もあと3日。 今年は有馬記念のあとにもう一日あるので、心置きなく有馬記念で勝負できますね! もしそこで終わりだと、外れて年を越すのは嫌なのでどうしても当たりを最優先に考えてしまいます。ようするにどうしてもタテマエの馬券も考えてしまうんですよね。 勝負事では、これは結果的にマイナスに作用する考え方だと思います。 それが今年はもう一日あると言うことで、「当てて年を越す」という別の......続きを読む»

12月16・17日の注目馬情報

注目ランクB 堀 厩舎 レジーナドーロ ※中山6-6R・2歳新馬牝・芝1600mに出走予定 当社お馴染みのドル箱厩舎から、楽しみな馬が出走する。母は桜花賞馬のレジネッタ。その母譲りの鋭い決め手を持った馬らしく、入厩当初からかなり高い期待を寄せられていたと聞いている。追い切りの動きも良く、イキナリから能力全開の態勢。鞍上の石橋脩もこの騎乗は楽しみにしているそうだ。 注目ランクMM 萱野 厩舎 ニ......続きを読む»

朝日杯FSはこの3頭に注目!

次週のGIは朝日杯FS。 暮れに新設GIホープフルSがあるので、どちらが格上なのか…微妙な立ち位置になりましたね。連闘では無いでの両方使う馬も出てくるかもしれませんね。 特別登録は丁度フルゲートの18頭、このあたりもレベルに?が付く要因ですよねぇ。 来年のクラシックに出走してくるかは別として、 タワーオブロンドン ダノンプレミアム ステルヴィオ この3頭のレース振りは注目しています。 ......続きを読む»

チャンピオンズC 日本人騎手と外国人騎手の差は何処に?

先週は中京競馬場でダートGIレース、第18回チャンピオンズカップが行われました。 8番人気ゴールドドリームが2月以来の勝利をあげ、2度目のGI制覇を果たしました。 今年のフェブラリーSを優勝した後はパッとしない結果が続きましたが、今回、年に2つしかないJRAダートGIを制したことにより、ダート王者の名にふさわしい実力を有することが見事に証明されました。 この馬はもともと、ゲートの出があまり良く......続きを読む»

12月9・10日の注目馬情報

注目ランクB 斉藤崇 厩舎 サンタフェチーフ ※阪神3-10R・オリオンS・芝2400mに出走予定 実は、夏場に一度放牧先から帰厩したのだが、夏負けのような症状が出てしまったとのことで、無理せず再度放牧に出したという経緯があるこの馬。その慎重な判断が功を奏し、「使わなくて大正解でした」と、ココに来てグンと具合が良くなっているそうだ。転厩を契機にココまで変わる馬も珍しいと言えるくらい、この厩舎に来て......続きを読む»

阪神JF 重賞勝ち馬ではないのですが気になる1頭が居ます!

次週のGIは2歳牝馬による阪神ジュベナイルフィリーズです。 昔は「小学生の運動会」のような風情で、何が来るか判らない競馬も多かったのですが、近年では2歳新馬戦が前倒しされ、各陣営の仕上がりが早くなってきたことで、強い馬が強い競馬で勝つことも多くなりました。 昨年は後のオークス馬ソウルスターリングが、一昨年は後のNHKマイルC勝ち馬メジャーエンブレムが優勝しましたね。今年もなかなか粒揃いのメンバ......続きを読む»

ジャパンC 実にムダのなかったシュヴァルグラン&ボウマン騎手

今年最後となる東京競馬開催の最終日、第37回ジャパンカップが行われました。 僕が騎乗したゴールドスペンサーが5着に好走してくれた第1回ジャパンカップが1981年。あれから36年も経っているわけですが、やはり初めて外国馬と一緒に走った記念のレースだからか今になっても当時の空気や心情は憶えているもので、その記憶の中でも強く残ったのは「外国の馬って強いなぁ」でした。 それともう一つ、衝撃を受けたのはア......続きを読む»

暮れの中山・阪神も始まります 12月2・3日の注目馬情報

注目ランクB 中内田 厩舎 フォンターナリーリ ※阪神2-7R・3歳上500万下牝・ダ1800mに出走予定 前走はスタートで後手を踏んでしまい、そこで脚を使った分が、最後の伸びを欠く要因になったそうだ。しかし、その当時から厩務員は「6、7分のデキ」と語っており、それでも500万なら……の思いもありながら、やはり完調ではなかったというのが本当の敗因だろう。この中間、西のブレーンに取材させたところ、「......続きを読む»

”読み”甲斐のある師走競馬がやってきます!

秋の東京開催が終わり次週からは中山・阪神・中京、師走競馬に突入です。 リーディング争いは騎手も厩舎も熾烈ですね。残り4週と1日、どんな決着になるのか… ただ毎年の事ですが、リーディング争いをしている厩舎は比較的無理使いも散見されます。 特に終盤は目立ちますよね。 リーディング争いしているだけあって人気になる馬が多いのですが、そこの見極めが重要になってきますよね。 ある意味読み甲斐があって楽し......続きを読む»

マイルCS またしてもミルコ旋風、大外枠も何のその!

先週日曜日に京都競馬場で行われたGI・第34回マイルチャンピオンシップは4番人気ペルシアンナイトが優勝。 マイルCSで優勝した3歳馬は、以前より3歳の斤量が1キロ増えたことも影響したのか2000年のアグネスデジタル以来おらず、じつに17年ぶりとなります。今年の皐月賞2着馬が秋にマイル路線へと進み、見事才能を開花させました。 鞍上のM.デムーロ騎手は今回の勝利で今年GIレース6勝、さらにはオーク......続きを読む»

ジャパンCウィーク 11月25・26日の注目馬情報

注目ランクB 宗像 厩舎 アクート ※東京8-10R・ウェルカムS・芝1800mに出走予定 相変わらず歩様の硬さはあるものの、ココに来て着実に地力を強化しており、京都遠征となった前走でも落鉄の不利がありながら勝ち馬に次ぐ2着と健闘。昇級緒戦だったことを考えれば、及第点以上の結果だった。新潟で2連勝したことからも、左回りの東京に替わる点はプラス材料。長い直線を活かした差し切り勝ちが期待できる。 ......続きを読む»

賞金3億円のジャパンC 僕が乗った第1回は……(笑)

次週はいよいよジャパンカップです。 秋の東京を締め括るビッグレース、1着賞金は3億円ですからね。 僕が乗った第1回の時は6千5百万円でしたから5倍近くですねぇ。 近年は日本馬のレベルアップでアウェーの外国馬には厳しいことと、香港カップに向かう陣営が増えたことで外国馬の参戦が少なく、まさに『日本カップ』になりつつありますね(もうなってるのかな?)。 今年も外国馬が4頭参戦予定。海外の競馬は......続きを読む»

エリザベス女王杯 大一番での読みは流石だと思います

先週は京都競馬場でGI第42回エリザベス女王杯が行われました。 秋華賞馬3頭をはじめとして、古馬牝馬の強豪に3歳の勢いある馬が加わり大変見応えのあるメンバー構成となったので当日がとても楽しみでした。 優勝は5番人気モズカッチャン。 春にオークストライアルのフローラSを勝ってオークス2着、そして前走・秋華賞は3着好走と大舞台で力を発揮している馬がとうとう大きなタイトルを手に入れました。 鞍上のM......続きを読む»

11月18・19日の注目馬情報

注目ランクMM 国枝 厩舎 レッドオルバース ※東京6-10R・錦秋S・ダ1600mに出走予定 前走が秀逸な内容。先行馬総崩れのハイペースを番手で追い駆け、最後は差し馬の殺到に屈したものの、掲示板を確保。まともならもっと下位に沈んでいてもおかしくなかった競馬であり、早々にクラス突破のメドが立ったと見て良いだろう。前走後も落ち着きがあり、カイ食いも落ちていないとのこと。まだそこまで人気にならないであ......続きを読む»

マイルCSは雨が降れば分かりやすくなるかも?

次週のGIはマイルチャンピオンシップ、そして土曜の東京では後のクラシック候補生を数多く輩出している出世レース、東京スポーツ杯2歳Sが行われます。 その東スポ杯は特別登録で9頭のみと少頭数となりそうですが、現時点でデビューしている2歳の中では抜けたパフォーマンスを魅せているワグネリアンが出走とあって、注目の一戦に他ありません。 小柄ながら推進力ある力強いあの走りは、父ディープインパクトを彷彿させる......続きを読む»

11月11・12日の注目馬情報

注目ランクB 中内田 厩舎 フォンターナリーリ ※京都4-6R・3歳上500万下牝・ダ1800mに出走予定 今後の活躍が期待される大器がようやく復帰の時を迎える。帰厩してからの乗り込みも入念で、イキナリからの態勢を敷いてきているようだ。1000万でも即通用した馬が、今回は降級して500万クラスの牝馬限定戦に出走。一言、反則のようなものだろう。ココは勝ちっぷりが焦点。ちなみに、鞍上はアッゼニの予定。......続きを読む»

次週は福島にも注目してみてくださいネ!

次週はエリザベス女王杯を始め豪華重賞5本の週末です。 なかでもGIであるエリザベス女王杯はもちろん注目ですが、同じ日曜日に行われる福島記念も“今年の福島の最後の重賞”とあってフィナーレ的な雰囲気を醸し出す注目の一戦です。 GI同日の開催なのでジョッキーも駆け引きがあって面白いですよね。 普通ならGIで乗っていそうなのは… 戸崎騎手 北村宏騎手 そして外国人のシュタルケでしょうか また......続きを読む»

天皇賞(秋)  馬に対して全く無理をさせない“神騎乗”

先週日曜日はGⅠレース、第156回天皇賞・秋が東京競馬場で行われました。 豪華なメンバーが揃ったこの伝統の一戦を心待ちにし、ようやく迎えた週末。 またまた雨、それも前週ほど激しくはないにせよ2週続けての台風襲来により大雨に見舞われ馬場は芝ダートともに不良、天皇賞史上最悪と言ってよいほどの状況でのレースは大波乱になるのではないかと思いましたが、結果は1番人気キタサンブラックが優勝。3度目の天皇賞制......続きを読む»

3日間開催 11月3・4・5日の注目馬情報

注目ランクB 堀 厩舎 サトノティターン ※東京1-12R・3歳上1000万下・ダ2100mに出走予定 いかにもこの厩舎、得意の東京開催に照準を合わせて続々と計算できる馬を送り込んできている。この馬もそんな1頭。調教再審査明けという事実が示す通り、まだまだ馬が子供。精神的にもう少し大人になってもらいたいところはあるが、それで2連勝はなかなかできる芸当ではない。この中間も相変わらず右に左にフラフラす......続きを読む»

3日間競馬、来週こそは秋晴れの中で競馬が行われるといいですねぇ

JRAのGIはひと息つきますが、地方交流JpnI・JBCが行われます。 クラシック スプリント レディスクラシック それぞれにそれぞれの面白さがあって、またJRA開催日に開催されるというのも盛り上がりそうですね。 昔ジャパンCとダートを同日に開催した事がありましたが、あの時の東京は盛り上がりましたよねぇ~。 来年のJBCは京都で行われるようですし、楽しみですね。 JRAの重賞は2歳戦2......続きを読む»

菊花賞 キセキが勝利を収めた決め手は『度胸』

日曜日メインは京都競馬場で行われた牡馬クラシック最終戦、第78回菊花賞。 本来ならば秋晴れの快い日が多い時季であるはずが今年は雨天が目立ち、特に先週末は秋雨前線に大型台風が重なり日本列島は悪天候に見舞われました。 競馬開催において台風が直撃しそうな場合、交通機関や安全上の問題で早めにその日の競馬を延期するかどうかを決定し公表しますが、今回は幸い全ての競馬場で競馬が開催されました。とはいえ3競馬場......続きを読む»

天皇賞ウィーク 10月28・29日の注目馬情報

注目ランクA 堀 厩舎 イーグルバローズ ※東京8-12R・3歳上500万下・ダ1600mに出走予定 前走が圧巻の好内容。当時の情報的にも勝つだろうとは思っていたが、ここまで強いとはさすがに想像していなかった。他馬とは明らかにスピードを含めた絶対能力が違いすぎたという内容。これは昇級で古馬相手となっても何ら不安はないだろう。この厩舎らしく、無理せず東京開催まで待った判断にも好感。上手く育てば相当な......続きを読む»

ドゥラメンテ世代トップ3vs女傑候補3歳vs個性派4歳……に隠れたアノ馬に注目!

菊花賞、それにしても凄い馬場での競馬でしたねぇ… あんなに悪い馬場で競馬が行われているのを見るのは久しぶりです。 ましてGIともなると……ジャスタウェイの勝った安田記念でももう少しマシだった気がしますね。 そんな中でも勝ったキセキは、やはりレイデオロに迫る現3歳世代の横綱だったという事ですね。 あの馬場であの脚を使えるのですから、来年は凱旋門賞に使って欲しい気もしますね。 次週は秋の......続きを読む»

秋華賞 ルメール・武豊・デムーロ 名手3人の競演は見事!

3歳牝馬の3冠レース最後の一戦、第22回秋華賞が京都競馬場で行われました。 結果は1・2番人気が掲示板に載れず、3・4・5番人気馬がワンツースリー。上位3頭のジョッキーは、ルメール騎手に武豊騎手、そしてデムーロ騎手と名手がズラリと並び、それぞれが、さすがと思わせる騎乗をしてくれました。 まずは優勝した3番人気ディアドラ。 3冠レース皆勤賞(6・4・1着)、オークスから一息入れて3連勝での秋華賞制......続きを読む»

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