2008年10月16日

44年前の東京オリンピックと

44年前の1964年10月10日、東京オリンピックが開幕し、それを記念して体育の日ができました。
最初にオリンピックをリアルタイムで見た記憶は1972年の札幌冬季大会で、64年の東京大会は本や映像を通して知るだけですが、それでも体育の日を迎えるたび、この日に東京オリンピックが開催されたんだと思ったりします。会期は2週間なので、44年前の今も競技開催中ですね。

当時の様子に興味のある方は、JOCのサイトの東京1964のページをご覧になってみては。
招致までのいきさつや聖火リレーのコース、競技会場、アスリートたちのコメントなどあって楽しめます。また、東京オリンピックをきっかけに東京や日本がどう変わったのか、鉄道などのインフラ整備はもちろん、スポーツの草の根運動のはじまりもここにあったのだとわかります。オリンピック開催後、サッカーやバレーボール、バスケットボールなど実業団レベルの強化がはじまった一方で、水泳など地域レベルのスポーツの裾野も広がりました。振り返ってみれば、日本の生涯スポーツの原点はここからはじまったのかもしれません。

1964年東京オリンピックに関する個人的な思い出が一つだけあります。社会人になって数年目、東京オリンピックのポスターをデザインした亀倉雄策氏にイベントでお目にかかる機会がありました。ポスターを収集していた私にとって、東京オリンピックはお気に入りの作品だったので、ほんの少しでも話ができて大感激でした。

現在、招致活動をすすめている2016年東京オリンピック・パラリンピックのロゴマークもすごくいいですね。東京の地下鉄で初めて見た瞬間、足が止まりました。人の流れも気にせず、立ち止まって見つめてしまいました。オリンピックのコンセプトと日本らしさを見事に表していると思います。

どなたがデザインされたのだろうとTokyo2016のサイトを見たら納得。デザイナーの榮久庵氏が代表を務める会社とは、企業のCI(コーポレート・アイデンティティ)戦略が盛んだった時代にお仕事を一緒にさせていただいたことがありますが(若造だったのでマーケット分析のアシスタント程度でしたが)、当時も本当にいいものを作られる会社だと思ってました。心の琴線に触れるデザインは言葉や数字を超えるパワーがありますが、スポーツの感動も似たものがあります。

先週読んだ英文記事に、招致活動のスポンサーに名乗りを上げたJALとANAが、この「Musubi」ロゴをつけて日本国内の空を飛ぶと書かれていました(Sport Business International: Tokyo 2016’s bid takes to the air)。記事にはちゃんとロゴの説明もあり。日本語の説明は、招致サイトのページを見てみてください。

44年前の東京オリンピックで、日本は経済的にもスポーツ文化的にも大きく変わりました。ソウル大会・北京大会も同様の効果があったと思います。2016年の開催が実現したら今度は日本はどう変わるでしょうか。オリンピック開催を機に、良い方向に変化を起こすチャンスがあると期待しています。

posted by olympic-study |07:47 | 2016東京招致 | トラックバック(0)
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