2008年02月29日

リヨン 第二十六節(Lyon-Metz、2-0)

Lyon-Metz(2-0)  得点:Fred(10,69)
先発
Coupet
Clerc/Squillaci/Boumsong/Reveillere
Bodmer/Toulalan/Kallstrom(-Juninho73)
Govou(-BenArfa73)/Fred/Benzema(-Keita70)
あまり興奮することのない試合でした。悪く言えば練習試合のような。。。

MetzもRenouardを中心に良い試合をしたとは思います。
前後半共にチャンスを作り、枠内に鋭いシュートも何本か飛ばしました。
Coupetが非常に良かったので得点ならずでしたが、FKを枠に飛ばしたり、CKからゴール前での混戦など特にセットプレーで危険なシーンが多かったです。前半には一度上手く守備陣を崩されてあわやのシーンもありました(36分)。

Lyonもまぁ良い形をいくつか作りました。
相手がMetzということもあり、結構ボールも回るし、一対一も勝つしで、相手にもチャンスがあったとはいえ余裕の試合運びだったように思います。
Fredが二得点だけでなく、いろいろと良いプレーを見せました。
得点シーンも含め、ワンツーがよく機能し、他の選手とのコンビネーションもよさそうです。
欲を言えば58分のキーパーとの一対一は決めてほしかったところ。
もしかしたらマンUもこの日のスリートップになるかもしれません。
あとはBenArfaの調子次第ですが、彼はこの日もいまひとつでした。

Juniはまたまたフリーキックを枠内に二本飛ばしました。マンU戦で炸裂期待。
中盤ではBodmerが良かったですね。ようやくチームに馴染んだ感あり。ポジションこそ安定しませんが、試合には出ているのでフィットしてきているのでしょう。
二点目のアシストも絶妙でした。

Clercはだんだん良くなってきましたね。クロスの精度も上がり、足元のテクニックも上手くなってきたように思います。
Boumsongも着々とポイントを稼いでいます。この日も競り合い、位置取り、球際の強さなど、ディフェンスで存在感を出していました。

Coupetはスーパーセーブを三度ほど。調子が戻ってきましたね。
PSGのLandreauが悲惨な状態ですから、死のグループに入ったユーロでは控えに頼らない安定したプレーを披露しなければなりませんね。

posted by olinfo |07:06 | リーグ1の試合 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年02月22日

リヨン CL Best16 第一戦(Lyon-ManU1-1)

Lyon-Manchester United 1-1
先発
Coupet	
Reveillere/Squillaci/Boumsong/Reveillere
Juninho(-Bodmer74)/Toulalan/Kallstrom
Clerc(-BenArfa78)/Benzema(-Fred83)/Govou

リヨンファンとしては複雑な心境ですね。
負ける可能性も大いにあったので引き分けは悪くないのかもしれませんが、87分まで1-0でしかもディフェンス陣の奮闘を考えると勝ててもおかしくない試合でした。
1-1ではアウェー戦が辛くなります。絶対にゴールを挙げなければいけません。

前半から飛ばす両チーム。
マンUはTevezの代わりにAndersonという選手を入れてシステムを4-3-3にしました。
Juniが「4-4-2で来ると思っていたけど4-3-3で、あまり好きじゃないけど少し前目でプレーする事になった。相手が我々に敬意を払っていたってことだろうけど」ということを言っていました。
確かにJuniはリヨンではこの試合最も消えていた選手かもしれません。
しかし、Lequipe誌の解説者によるとこのシステム変更はマンUには良くなくて、バランスを崩してしまったとのこと。
逆にリヨンは、守備力に劣るBenArfaをベンチにして、GovouとClercをサイドのMFに使う事でディフェンスに厚みがでて、中盤より後ろを安定させる事に成功しました。
GovouとClercは本当によくピストンしました。最後にClercの足が動かなくなって交代したのもうなずけます。

ただ、先発の戦略ではリヨンに分があったとしても選手交代はマンUが勝ちました。
途中で入ったNaniとTevezが得点に絡み、BenArfaは個人技に走りチャンスをつぶし、Fredは失点に絡みました。
Bodmerの投入は良かったと思います。Tevezらが入りマンUの攻撃が激しさを加える中、足の動かなくなっていたJuniに代わり、中盤の運動量を戻し一時的にプレーを落ち着かせました。残念ながら最後までは持ちませんでしたが。

Benzemaの得点は文句なしですね。後半、チャンスらしいチャンスがありませんでしたが、ワンチャンスをしかもあのプレーで決める。
いよいよ本当にビッグプレーヤーの仲間入りかも、と思わせる重要な一点でした。
彼はどちらでも蹴れますが一応右利きなのに、左足であのシュートを打てるんですからすごいです。

何にせよ、この試合のMVPはBenzemaと守備陣でしょう。
Boumsongが特に良かった。何本シュートブロックしたか。
CoupetもRooneyとの一対一に勝ち、C.Ronaldのフリーキックを弾きだすなど、決定的な働きをしました。
Grossoのプレーの質は試合の重要さに比例しています。大事な試合ほどいいプレーをします。この日のプレーをリーグ戦でもときどきはして欲しいところ。開始早々からいいクロスを挙げたり、守備でも一対一で負けていませんでした。

マンUをよく知る人は、この日はマンUは良くなかったと言うでしょうね。
確かにGiggsやScholesは目立ちませんでした。
RooneyもC.Ronaldもボールを持ったときの恐さを感じませんでした。
が、リヨンが良かった、マンUの良さを消そうとしてラインの高さと距離を保ち、中盤の競り合いに持ち込んで前線で好きにさせなかった点も強調しても良いかと思います。

第2戦はReveillereが累積で出れません。ですので、Clercが定位置の右SBに入り、BenArfaが先発になるでしょう。
CBはこの日のプレー振りから行くと、もしかしたらCrisとBoumsongになるかもしれません。Squillaciも好きですが、Boumsongのプレーには、少なくともこの日は、花がありました。

この試合、特にマンUの守備陣の不安定さをみて希望が持てたような、でもやはりマンUの方が役者が一枚上手だったような、そういう複雑な感想を持った試合でした。

posted by olinfo |06:37 | CL | コメント(4) | トラックバック(0)
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2008年02月18日

リヨン 第二十五節(LeMans-Lyon、1-0)

LeMans-Lyon 1-0
先発
Coupet	
Clerc/Squillaci/Boumsong/Reveillere53
Juninho(-Keita75)/Kallstrom/Bodmer(-Toulalan75)
Delgado(-Benzema65)/Govou/Ben Arfa

さぁ、敢えて希望を持てるように書きましょう!

後半の失点シーンは仕方ないですね。
クロスを相手の選手が上手く頭で中に流して、ゴール前にすっと入ったDeMeloのところにボールが来てボレー。
Boumsongが寄せ切れなかったのが痛いですが、相手を褒めるべきでしょう。
大きなミスがあって、というわけではないので心配はいらないでしょう。こんな時もあります。
試合の流れから言っても妥当でしょう。

攻撃面ではリヨンはスピードに乗ったプレーが無かったというか、前に向かう気持ちが感じられず、Delgadoも機能せず、CFに入ったGovouもなれないポジションで苦しみました。
前半はBenArfaがいくつか興味深いプレーをしました。特に42分に上手くDelgadoに送ったパスはキーパーにとられてしまいましたが、インスピレーションは良かったです。

LeMansはSessegnon、Gervinhoが良かったと思いますが、調子のいいLeMans相手に、リヨン選手の気持ちの乗り具合からいけば良い試合をしたと言えるほうでしょうか。
むしろこの出来でも一失点で抑えることができる、というところにリヨンの力が表れていると言えましょうか。
この試合は確かにCL前で大事ですが、報道もリヨンに関してはマンU戦ばかり取り上げる状況では選手も試合に入りきれなかったんでしょう。
来週の水曜はもっと気持ちも入るでしょうから、大丈夫だと思います。

マンU戦はとにかく素晴しい試合を二試合しなければ勝ち目は無い。これは前々から分かっていた事です。
LeMans戦の敗北で何かが変わるわけではありません。大したことではないです。むしろボルドーが迫ってきてL1としては喜ばしい展開になりました。
次はリヨンもきっと気合の入った良い試合を見せてくれるでしょう。





いくら強がってもムナシサが。。。

posted by olinfo |22:47 | リーグ1の試合 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年02月12日

リヨン 第二十四節(Lyon-Sochaux、4-1)

先発
Coupet	
Clerc/Squillaci/Boumsong/Grosso(-Reveillere53)
Juninho(-Kallstrom77)/Toulalan/Bodmer
Govou/Benzema/Ben Arfa(-Fred73)

この試合を観戦に来ていたマンUのファーガソン監督はどういう印象を持ったでしょうね。
少なくともリヨンは恐いな、とは思わなかっただろうなぁ。
4-1というスコアは試合内容を全く反映しないものとなりました。

いきなりリヨンがCKからBodmerのヘッドで先制。今日は楽かな、と思いきや、何とも動きの少ない試合になりました。
後半はSochauxペースで試合が進み、52分になんとも不思議な光景が。。。

Perrin監督は少し前からReveillere投入の準備を進めていました。Grossoが交代の予定。
52分、リヨン陣内で相手のスローイン。審判が交代の合図。Grossoがポジションを離れ、ベンチへ向かう。
監督は慌てて交代は今じゃないと合図し、Grossoを返す。審判がプレー続行を指示。スローイン、センタリングがGrossoのカバーすべきポジションにいたDalmatへ。
間に合うはずのないGrossoを尻目に、フリーのDalmatが強烈なボレーを決めて同点になりました。
誰のせい?多分ベンチの采配ミスだと思いますが、アナウンサーですら「ギャグ」と言ってしまうほどばかげた失点でした。
前監督のHoullierは守っている時は絶対に交代しない、と良く言っていたそうです。Perrin監督もそういう意図で交代を遅らせようとしたんでしょうか?試合後のコメントではその辺りの話は出てなかったので分かりませんでした。

この変な失点のせいか、リズムが完全に崩れました。まずい雰囲気になったところで、76分、最近FKがほとんど枠に飛ぶようになったJuniのキックがポストに当たり、詰めたBodmerがプロになって初の一試合二得点でリヨンを救いました。
Juniは前半にも強烈に落下するFKを打ち、キーパーも正面でしたが必死のパンチングを強いられ、CKを獲得しました(27分)。

直前にFredが入っていましたが、彼が最後の2ゴールに絡みました。
ちょうどゴール正面で右のGovou、左のBenzemaへとラストパス。
この位置でBenzemaが待ち構えている事はあまりないので、FredがCFで楔に入る良いパターンが見れて非常に良かったと思います。
GovouはFredとのワンツーで相手DFを三人かわし、見事なアウトサイドシュートがゴール右隅へ。Govouは本当に素晴しい選手になりました。まだ同点にされる可能性もあっただけに、試合を決めた一撃でした。
さらに93分にはReveillereのクロスをFredが胸で落としてBenzemaへ。ゴール前に抜け出してキーパーと一対一。この状況では彼はほとんど外しませんね。
最近彼のゴールパフォーマンスがヒットマンのようにライフルを撃つ仕草なんですが、本当に冷酷に的を射抜く、Benzemaらしいゴール前の落ち着きを感じさせた一点でした。

プロの監督の視点は分かりませんが、ファーガソン監督はこの最後の二つのプレーはちょっとは気になったんではないでしょうか。

Coupet、またやりました。バックパスを受けて、詰めて来た相手FWをフェイントでかわそうとしてボールを奪われました(86分)。
幸い大事には至りませんでしたが、2-1の時だったので、あれで同点にされていたら目も当てられないシーンでした。

ファーガソン監督を心配させる試合ではありませんでしたが、マンUもホームで38年ぶりにシティに負けたそうですね。
あと10日。リヨンはその前にルマンとの試合。いい形でCL初戦を迎えて欲しいですね。

posted by olinfo |07:30 | リーグ1の試合 | コメント(7) | トラックバック(0)
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2008年02月04日

リヨン 仏カップ-16ファイナル(Best32)

Croix de Savoie-Lyon 0‐1
先発
Coupet
Clerc/Squillaci/Boumsong/Grosso
Govou/Kallstrom/Bodmer/Ben Arfa(-Delgado70)	
Benzema(Crosas-84)/Fred
はぁ、典型的な下部リーグとのカップ戦になりました。大苦戦の末に勝利。
少し前にNancyがCFA2(5部)のチームに敗れる波乱があっただけに、延長、PKとなれば、そういったことが脳裏をかすめたでしょう。
そもそもの失敗は待ちに待ったFredとBenzemaを2トップに据えた4-4-2だったかもしれません。
中盤の二人、KallstromとBodmerが機能しない。前の二人と両ウィングは4-4-2ではベストに思えるので、次に試す時はToulalan、Juninhoを入れた4-1-3-2でしてみてほしいです。

グラウンドの状態もかなり悪かったようで、そうなると自分達のグラウンドでしかもカウンターまたは放り込み狙いの相手より、やはり細かいパスを繋ぐリヨンの方が辛い面もあったでしょうが、それにしてもCLを戦おうかという面子で。。。

前半、リヨンが支配、相手は定石通りカウンター狙い。19分にBenzemaが左からポストに当たるシュート、27分にはBenzemaが左から相手DFを崩してKallstromにラストパスを送るもシュートがバーの上を越えていきました。
このプレーがこの試合唯一リヨンが相手DFを崩したシーン。後はまるで沈黙。枠内にまともに飛んだシュートもFredのゴールだけ。CK、FK共にかなり獲得しましたが、まったくゴールのにおいがせず。
逆に相手のカウンターは二本に一本くらいは危険なシーンが。ひどいのになると、前半と後半に一回ずつ細かいパスでDFのズレを作られてラインを崩されるシーンまでありました。

後半は60分くらいまではリヨンも押しますが、その後75分くらいまではまずい雰囲気。相手も疲れてきたところで80分にFredがFKを決めてようやく一息。
Coupetが幸いあたっていたので良かったですが、試合を通して4、5回はゴールされてもおかしくないシーンがありました。
相手もゴール前まで攻めますが、いかんせんプレーの精度が低い。恐さ、迫力に欠け、流れから行けば相手の得点もありでしたが、結果的に無失点は妥当のような気もします。

相手がアマチュアでもカウンターで危ないシーンがあるのはフランスカップではもう当然。アマチュアといってもプロ寸前の選手、サッカーしかしていない選手、L1経験済みの選手などもいますので隙あらば好プレーを披露します。
当然彼らにとってはアピールの場でもあり、モチベーションも高い。毎年何チームかは大番狂わせをします。
最近ではRiberyやValbuenaが3部から突然1部で大活躍したりと、人材が埋もれている事も確か。

フィジカル、テクニック、プレー精度は当たり前ですが、全然違いました。前半で一点も取れなかったのが痛いですね。
下部リーグとする時は、やはり早い目に得点を取って、相手に多少は攻めさせないと引かれて数でスペースを消されます。この試合も何度相手の選手にパスやシュートが当たったことか。
引いて時間を延ばされるとプレッシャーは負けられない上位リーグのチームに確実にかかってきます。一点でも取られたら守りきられる、PKまで行くとどうなるか分からないという恐さが出てきます。それがカップ戦の面白いところでもあるんですけど。

試合後にPerrin監督が次は下部リーグのチームよりL1のチームの方がいい、と言っていましたが、同感です。こういう勝って当然と思われる試合をフランス語で「罠」という単語を使って表現しますが、日本語で言えば「落とし穴」という感じでしょうか。モチベーションが上がらない、相手は上がる、試合はアウェーでコンディションは悪い、落とし穴だらけでかえって難しい、ということでしょうね。
でもパリやマルセイユはこういう試合も強いんですよね。勝てる試合は落とさないからカップ戦に強いと言えるのかもしれませんね。
Nancyを倒したCFA2のチームは次はマルセイユと。マルセイユとパリはフランスカップでは非常に恐いので、番狂わせしてくれないかな。マルセイユには去年やられてますしね。
リヨンは希望通りL1のSochauxと。監督の古巣です。

posted by olinfo |21:26 | Coupe de France(仏カップ) | コメント(0) | トラックバック(0)
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