2007年10月30日
パリ-リヨン 2-3
先発
Vercoutre
Clerc/Anderson/Squillaci/Belhadj
Juninho(-Kallstrom80)/Santos/Bodmer
Govou/Benzema(-Fred85)/BenArfa(-Reveillere72)
いろいろと問題を抱えるパリとの一戦。不調もさることながら、突然の若返りにメディアも騒然とした前節のパリ。この試合もPauleta、Armand、Luyindula、Frau、Mendyら経験豊富な選手がベンチに。キャプテンマークも前節同様17歳のSakhoがつけるという不思議な陣容。
でも手に汗握るいい勝負でしたね。相変わらずのCKからの失点はどうしたものでしょうか。Pauletaの2ゴールですが、ヨーロッパや世界ではいま一つの彼もL1では抜群の決定力です。特に彼の一点目。この試合で一番素晴らしいゴールだったのではないでしょうか。CKをVercoutreが弾き、ファーサイドにいたPauletaへ。上手くワンバウンドさせて、恐らくタイミングが狂って高く飛びきれなかったBodmerの頭上を綺麗に越えました。もちろん上手く蹴れたんだとは思いますが、これを狙ってできるなんて本当にスゴイですね。
開始早々にBodmerの頭が枠を捉えますが、前半はやや互角。41分にJuniのセンタリングのこぼれだまをBenArfaが左足でシュート。ゴール右に決まり先制。その二分後にはBenzemaがセンターラインの手前のリヨン陣内からドリブル開始。左サイドから中央よりに切り込みながらエリア左サイドよりシュート。LandreauがクリアしたボールにBenArfaが詰めて右足でダイレクトに打ち、すぐに反応したLandreauのゴール左隅を破りました(43分)。Benzemaは左から中に入ってくるのが多いですが得意なんでしょうね。何度かその形でゴールも決めていますし、利き足が右というのもあるのでしょうね。とにかく解説者が「ロナウドみたい」と言ったドリブルは、スピードに乗ってPSGのディフェンスをかいくぐり、まさにスラロームという感じでした。
2-0でもう勝負あったかなと思いましたが、後半に大きく試合が動きました。開始早々、BenArfaがBodmerのロングパスでディフェンスの裏へ抜けます。しかしフェイントを一つ多く入れすぎたのか、かわしきれずDFの足がボールを弾き出しました(51分)。これが決まれば試合も決まっていたかもしれませんが、その後PSGがボールを奪い、カウンター。今度はPSGのFWがリヨンディフェンスの裏へ。最終DFだったAndersonがレイトタックル。そのままレッドで一発退場(52分)。LacombeはAndersonはFWと接触していないから、あれでファウルは厳しい、と言っていました。ついでにこの日の審判のDuhamel氏は結構フランス国内の大事な試合で笛を吹いていますが、Lacombe曰く必ずリヨンに不利な判定を1試合に1、2回するそうです。それにしても、この最後のDFがファウルをしたら一発退場というのはかなり厳しいようにも思いますが、ユニークなルールですね。いずれにせよ、この退場が試合の全てを変えました。退場はBenArfaがボールを失ったところが起点になっていますから、チャンスをミスで逃すと恐いということですね。
Anderson退場の直後、Pauletaが出場。これ以降、完全にPSGペース。コーナーからPauletaが一点取ると(61分)、PSGが押しに押します。CKからのYepesの強烈なヘディングは何とかVercoutreがキャッチしましたが(77分)、非常にまずい雰囲気の時間帯が続きます。しかし85分、Juniに変わったKallstromが右サイドに走ってきたClercにパス。ClercのグラウンダーのセンタリングにGovouが合わせて三点目をもぎ取りました。もう勝ったと思いました。が、PSG粘ります。再び右からも左からも蹴るRothenのCKで、Pauletaにボールが渡り、一旦後ろへ下がりながらのシュートが誰かに当たってゴールへ吸い込まれました(92分)。まだパリの猛攻が続き、さらにCKからPauletaのシュートが僅かにそれるなど、11人対10人だったとはいえ最後の最後まで気の抜けない好勝負でした。
Anderson退場後はやはりBodmerがCBに。その穴をGovouが埋めて、BenArfaがReveillereと交代するとBelhadjが中盤に入りました。Grossoは怪我しているようですが、Belhadjもなかなか良かったです。スピードもあるし、コンビネーションであがることもあれば、ドリブルを一人で仕掛けることもでき、左サイドならどこでも出来そうです。
明日はCaenとのリーグカップ初戦。Andersonが出れないので、SandyPaillotに出場機会があるかもしれないそうです。カップ戦も頑張ってくれ!
posted by olinfo |21:35 |
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2007年10月24日
シュツットガルト-リヨン 0-2
Vercoutre
Reveillere/Squilacci/Anderson/Grosso
Juninho/FabioSantos/Kallstrom
Govou(Clerc-86)/Benzema(-Bodmer84)/BenArfa(-Keita74)
やりました。ほぼ一年ぶりにCL勝利。今後も期待が持てる戦いぶりだったと思います。特に前半終わりごろから後半は攻撃陣のコンビネーションが良かったように思います。
BenArfa、FabioSantosはレギュラーポジション獲得に向けてさらに一歩進みましたね。Santosはボール奪取だけでなく攻撃参加も魅力ですので、Toulalanはケガしてしまいましたが(そんなに長引かない模様)、彼の代わりではなく、併用してほしいところ。となるとKallstromが弾き出されてしまいます。彼もこの試合はいいミドルを打ったり、Santosの得点のCKに繋がるいいパスをGovouに出したりして良かったと思いますので、監督も嬉しい悲鳴でしょうね。
Juninhoのフリーキックはあまり入りそうになくなってきましたが、プレー自体は良いと思います。良い形のワンツーで抜け出したり、抜け出させたり、Squillaciの頭にどんぴしゃでクロスを合わせたりしていました。
BenArfaはもうスリートップのサイドに固定してもいいんじゃないでしょうか。前半終わりごろの二本の決定的なラストパスは非常に良かったです。BenzemaとのワンツーでDFの裏を取り、一対一を演出。残念ながら、Benzemaは一回フェイントをいれた後、打ち損じました(39分)。続いてGovouにはこれもDFの裏へキラーパスでキーパーと一対一。これはドリブルでかわしても良かったのではと思いましたが、ノートラップでシュートしてキーパーに弾かれました(43分)。
FabioSantosの得点シーンの動き方やBenzemaの得点の際のGovouのヒールなどに代表されるように、各選手の連携や次の動作への持って行きかたなど細かい動きが際立っていたように思います。
また無失点というのが良かったですね。最後にSquillaciがクリアミスで空振りしたせいで、Vercoutreが飛び出しFWの足を引っ掛けたように見えました(92分)。リヨン寄りの解説者もPKじゃないかと言ったくらい、ファールを取られても文句の言えないシーンでした。レフェリングの細かい基準はあまり知りませんが、Vercoutreの足がボールに当たってからFWと交錯したように私には見えました。まぁ何にせよ無失点です。
ボルドー、モナコ、シュツットガルトといい感じで勝っていますので、この調子を維持したいところ。Coupetは最終節のRangers戦復帰を目指しているそうです。上手く行けば、それがGL突破の決戦になりますね。盛り上がりそうです。期待しています。
posted by olinfo |17:25 |
CL |
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2007年10月22日
Lyon-Monaco 3-1
先発は
Vercoutre
Reveillere/Squilacci/Anderson/Grosso
Juninho/FabioSantos/Kallstrom(-Bodmer78)
Govou(-Keita68)/Benzema(-Fred55)/BenArfa
リヨンもリーグ戦では強さを発揮しています。
必ず失点するのだけが心配の種ですが。相手に調子のいいFWや格段に能力の高い選手がいれば2,3点は軽く取られそうです。これからの試合もリヨンが点を取れない時間帯が続くと苦しいでしょう。前節のボルドー戦もこのモナコ戦も早い段階で点が取れたので、試合を優位に進めることが出来たように思います。
JuninhoのPKはともかく、二点目のゴールはJuniが中央でDFをひきつけて右サイドに走りこんできたReveillereにパス、落ち着いてシュート。良い形でした。
三点目のBenzemaも、彼がボールを奪取し、Govouとのワンツーでディフェンダー二人をかわしてシュート。素晴らしいの一言です。あとはCLでのブレイクを期待するのみ。
今回ようやくFredが出場しました。シュートは一本も打たなかったと思いますが、全体的に動きはよかったと思います。BenArfaに一本決定的なパスをだしましたし(BenArfaがキーパーをかわしきれず)、エリア内で良い位置に走り込んでくるシーンもいくつかありました。
Keitaが非常に悪いですね。いつになれば本来の姿を現してくれるのでしょうか。これだけチャンスをもらっていながら活かしきれないので、他の選手にチャンスを譲ってもいいのではないかと思うほどです。特にこの試合ではキーパーと一対一の絶好のチャンスをシュートにすら持ち込めず、あたふたとゴールラインを割ってしまいました。かなり重症に映りました。チームになじまないのか、個人的に本調子じゃないのか、自信を失っているのかもしれません。ドリブルする姿を見ると、フィジカルコンディションは良さそうな気はするんですが。
あと気になるのはKallstrom。彼も今季いまいち良くないですね。別に浮いてるわけでもないんですが、決定的な仕事をしている姿をあまり見ません。Rennes時代はもっと怖さのある選手だったように記憶しているのですが。
とにかく火曜日はシュツットガルト。相手は調子よくなさそうなので、何とか勝ってほしいところ。あとはレンジャースが躓いてくれるといいんですが、調子良さそうですね。しかもバルサがリーガで負けたそうで、なんだかこちらもちょっと心配です。もしレンジャースがバルサに勝つようなことがあると、リヨンはもうUEFA行き目指してまっしぐらになるでしょうね。。。
posted by olinfo |16:10 |
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2007年10月11日
Sahaがケガで代表を離れ、新たに召集されたのはBenArfaでした。
これでリヨンから四人が代表入りですが、早速Perrin監督は「A代表でベンチを温めるよりEspoirで試合にでてリズムを作ってくれるほうがいいのに」と小言。
確かに今度の予選の二試合に出るのは難しいでしょうね。ちょっとでも出れたらいいんですが。
さて、こないだのRangers戦のあと、ラジオを聞いていたら解説者たちの議論が沸騰、喧々諤々でした。マルセイユがリバプール相手に番狂わせを演じる前だったので、挙句にはフランスのサッカー自体が悪くなってきたと、同じ場にいたおそらくサッカー協会関係者らしき人が槍玉に挙げられていました。
さてその場である人がこんなことを言いました。「わたしにとってリヨンが良いチームだったことは一度もない。特にCLでは一度も強烈な印象を残さなかった。」と。ブレーメンとの試合を引き合いに出して反論した人もいました。しかし、私は確かに一理あるなと思いました。その人が例に挙げたはモナコ。Deschampsが率い、Giuly、Rothen、Morientes、Evra、Prsoを擁し(Squillaciも!)、RealやChelseaといった並みいる強豪を破り、CL決勝であのMourinho率いるポルトに敗れたチームです。あの時のモナコには華がありました。大一番で何かをしてくれる力を感じました。マルセイユも同じで、ここぞという試合、場面でドラマを見せてくれます。CL制覇やリバプール戦は言うに及ばず、少し前ではBarthezがまだいたときだったと思いますが、UEFAカップで劇的な勝利を何度か挙げた記憶があります。
大げさにいうと感動する試合をしてくれるんです。そして、それはしばしばカップ戦なんです。勝者と敗者という天と地ほどの違い。一か八かのノックアウトステージの博打性がそうさせるのでしょうね。
その感動がリヨンには確かにない。華がない。ここ数年リヨンはカップ戦に弱いんです。73年のフランスカップ以来、唯一のカップが2001年のリーグカップ。リーグ戦王者になってからはピースカップとTropheeDesChampions(トロフェデシャンピオン、リーグ戦と仏カップ勝者との間で行われるプレシーズンマッチ)以外、カップと名のつくものには縁がありません。去年、初の二冠をかけてリーグカップに望みましたが、ボルドーに試合終了間際に決勝点を挙げられる始末。CLでPSVとACミランに準決勝行きを阻まれたときも、もう一息が踏ん張れず、ただただ残念という感情しか残りませんでした。
リヨンはまだまだ強いと思います。今年は弱くなりましたが、それでもフランスではまだまだ飛びぬけています。でも相手を、それが強豪だったとしても、ただ倒すだけでは物足りなくなってきたのも事実です。勝ち点計算のできない伸るか反るかの大一番で、プレッシャーや劣勢を跳ね除け、強烈で清々しいインパクトを残す華のあるチームへとなってほしいです。そうなったとき本当の意味でヨーロッパのビッグクラブになれるような気がします。
posted by olinfo |04:54 |
OL雑話 |
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2007年10月09日
ボルドー-リヨン 1-3
VERCOUTRE
REVEILLERE/ANDERSON CLEBER/SQUILLACI/GROSSO
F.DOS SANTOS
GOVOU(-BODMER63)/JUNINHO(-BELHADJ84)/KALLSTROM/BEN ARFA(-KEITA77)
BENZEMA
今回は4-5-1と言い切れるくらい、GovouとBenArfaが低い位置でJuni、Kimと並んでいました。
前半が特に良かったです。Benzemaが取ったFKをJuninhoが蹴り、ファーにいたAndersonがフリーでヘディングを決めます(5分)。10分にはCKからBenzemaがヘディングをバーに当て、ボールが線を越えましたが、審判はゴール認めず。ビデオでははっきり越えていたので、ビデオ判定があったらなぁとつくづく。でもラグビーでビデオ判定に時間がかかってるのを見るとどうかなぁとも思ったり。
24分にはBenArfaからの縦パスを受けたBenzemaが右よりの位置から一閃。10試合で10点目。33分にはGovouがJuniのパスを受けてキーパーと一対一に。これを外して…。まぁ彼は点取屋じゃないようだから…。
0-2で後半開始。Chamakhを入れて2トップにしたボルドーは攻めにかかって徐々に押してきます。しかしBenArfaが得たFKをJuniが蹴り、Kallstromが上手くディフェンダーをすり抜けてヘッドで押し込みます(61分)。
もうほぼ勝負ありでしたが、ボルドーも粘ります。74分にはSquillaciが思い切りハンド。でも審判見逃します。多いですね、誤審。
85分、Andersonがスライディングでクリアしようとしましたがこれが甘くなり、ボールを奪われVercoutreが引き付けられた所で中央にいた選手にパスを出され押し込まれて失点。ボルドーも最後まで諦めませんでした。
今回はボルドーという事で負けるかもと思っていましたが、リヨンの選手の方が動きが良かったです。逆にボルドーはMicoudはどこにいたの?というくらい消えていましたし、他の選手もいつものような鋭くずる賢い感じがなかったです。CLとUEFA、二日のインターバルの差が疲れに出たのかもしれません。
FabioSantos、フィジカルが強い。今のリヨンの中盤にはいないタイプでは?DiarraやEssienの代わりになれる選手かもしれません。
あ、そう言えば出場しませんでしたがFredが控えに入りました。Andersonのゴールの祝福に飛び出してきましたね。契約書の金額から税金が引かれるのは聞いてなかった、とかいろいろ不満もあると思いますが頑張って。
代表戦が入るので、しばらくクラブは休みですね。今回は悲しいかな休める選手が多そうなので20日のモナコ戦、そしてその後のシュツットガルト戦にしっかりと備えて欲しいです。
Perrin監督曰く「CLはCLでしか報われない」(こんな感じの発言だったと思う)。その通りだと思います。ボルドーに快勝して安心感と多少の慰めはあっても、レンジャースの惨敗の悔しさは別物です。シュツットガルトにも快勝してほしいです。
posted by olinfo |06:32 |
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