2007年09月25日
リヨン-リール(1-1)
ここ数シーズン、リーグ戦で好成績を残す両チームの対戦。
Vercoutre
Clerc/Squillaci/Anderson/Grosso
Bodmer(-Baros66)/Toulalan/Juninho
Keita(-BenArfa72)/Benzema/Govou(-Kallstrom80)
良い試合だったと言えるでしょうが、リヨンファンにはフラストレーションのたまる試合でした。
リールは前半が良かったです。ゴールを決めた8番のBastosがかなり脅威になっていました。
リヨンは前半も試合を支配してはいましたが、ゴール前でのプレーに精彩を欠きます。逆にリールに攻め込まれる場面も少なくなく、セットプレーに持ち込まれるたびに恐さを感じました。失点もCKからです。
後半になると相手のペースも落ちたからか、段々良くなってきます。Govouの同点弾は、Keitaからのパスを上手くコントロールしてキャプテンのTafforeauをかわし、つま先(?)シュートでSylvaのゴールを破りました(59分)。七節のLeMans戦といい、肝心なところで決めてくれます。数年前は肝心なところでミスするという感じだったのに、今では彼がボールを持つと何かしてくれそうな気がします。その後は終始リヨンペース。リールも危険なシーンを作りますが、今度はリールがゴール前で精彩を欠きます。両チームともボールを奪われてから危険にさらされるシーンが多く、スペースも空いていました。
リヨンはBodmerに代えてBarosを投入。Bodmerの位置にGovou、Benzemaは左へ。Barosはなかなかチームにフィットしませんね。フランスじゃちょっと体が当たっただけですぐファールを取られる、と昨シーズンはよく言っていたようです。今年は慣れてきているでしょうから、上手くディフェンダーをかわして欲しいのですが、足元におさまってもすぐにボールを取られるように思います。いただけなかったのは87分。エリア左横からのFK。Juninhoのキックにあわせてゴール!かと思いきや、本人もカードもらいながら苦笑いするくらい、思い切り手で入れてました。しかも全然届かないところならともかく、頭でもいけたのでは?という感じだったので非常に残念でした。
前後しますが、84分にはClercがキーパーと一対一になり、シュートを打ちますが、僅かに左に逸れ、Barosが押し込むもオフサイド。一対一だったので、Clercには枠に飛ばして欲しかったんですが。彼にはもう一皮むけてほしいです。スピード、試合の流れを読んでの上がりは良いと思うのですが、一対一で抜けないのでクロスも遠目からになりがちで(それはそれで良いんですが、ディフェンスをかわしてクロスというシーンも見たい)、技術面でおぼつかない感じです。今日は一本素晴らしいインターセプトを見せてはくれました。
Juninhoは時に他を圧倒するプレーをしてくれるのですが、その回数はぐんと減りました。直接狙えるFKは二本ありましたが、どちらもバルサの時のように壁に当てました。特に二本目は94分のラストプレーで位置も良かったので非常に残念です。
Keitaも相変わらず。ドリブルで持ち込むと良いんですが、なかなかチームとして機能しません。身体能力はGovou以上かもしれないので頑張ってほしいです。
Toulalanはいつもどおりボール奪取がすごかったです。
Bodmerは前線への飛び出しも多く、また足元の技術もしっかりしてそうな上に体も大きいので足のリーチが長く見えます。シュートも4本打って、うち一本は枠を捉えた豪快なヘディングだったんですが、キーパーにはじかれました(48分)。BenArfaと共にチャンスを与えてあげて欲しい選手の一人です。
Andersonは及第点でしょう。高い位置で相手の攻撃の芽を摘み、Grossoのカバーも無難にこなしていました。後はもっと厳しい相手になっても同じパフォーマンスができることを期待したいです。
Aulas会長の口は相変わらずらしく、Lequipe誌を名指しで激しく非難したようです。開幕以来の不調や新スタジアム建設について同誌が書いたことに不満だそうです。とかく今年はどこからもあまり良いことを聞かないので、それがチームに悪影響を及ぼさない事を祈るばかりです。パリもマルセイユも往年の輝きを失っていますが、そうならないで欲しいです。
次は第三節のLens戦。その次はRangersを挟んで好調ボルドー。Lensは今は18位ですが侮れません。ボルドーはアウェーで、しかも去年は嫌な思い出を残してくれたクラブですが(特にリーグカップ決勝)、ここで叩かれると痛いので勝ちに行って欲しいです。
posted by olinfo |05:33 |
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2007年09月20日
うーん、全然ダメでしたね。
力の差が歴然と出てしまいました。
これでスペイン勢との対戦は4勝5敗2分。バルサには3連敗。レアルとは2勝2分。バレンシアに2敗。レアルソシエダに2勝。
確かにリヨンの選手はVercoutreとSquillaci以外は、いつものプレーとは程遠い出来でした。とはいえ、それ以前の問題でもあるように思います。
まずコーチング。スタメンを見たとき、Perrin監督は結構面白いな、と思いました。これまでリヨンは相手に関わらずリヨンのスタイルと貫いてきたように思いますが、今回は相手に合わせて特に左サイドに手を加えていました。
左SBに右利きのReveillere、左SHにも守備も出来るBelhadjを持ってきてMessiを押えようとします。これはリーグ戦でも一度試していた形(ただしその時はBelhadjではなくGrosso)で、またこれ自体は結構評価されているようです。個人的には今回もBelhadjではなくGrossoを使ってほしかったです。
ただ両サイドのGovouとBelhadjがかなり低い位置でプレーし、中盤の三人も守備に振り回されました。ほとんどリヨン陣内でプレーされていたような感じです。
今回は中盤にあまり連動性がなかったように思います。誰がどこをカバーしているのかあまり良く分かりませんでした。前線の三人に気を取られすぎたのでしょうか。XaviとDecoにも結構スペースを与えていたように思います。Toulalanに中盤の底を一人で任すほうが良いように思いますが、どうでしょうか。リヨンも本来バルサのようにボールを持つのが好きなチームなので、相手(しかもバルサ)に持たせてしまう不慣れな状況になってしまった結果が、この試合内容とスコアに直結したんでしょうね。Clercの自殺点も、Bodmerのタックル空振りもこの試合内容では責められる要素ではないないかもしれませんね。(Clercはその後1点守りましたしね。)
リヨンは自滅した、という専門家の評もありました。今リヨンの守備は確かに不安定で、余計に監督も守備固めしたかったのかもしれません。前半が良くなかったので、後半てこ入れするかと思ったんですが、それもありませんでした。やっぱりMourinho監督のように一躍ヨーロッパの舞台でヒーローに、とはならないですね。(チェルシー辞めたみたいですね。)まぁ、Perrin監督には今までの監督と違う雰囲気はあるので、これからも期待したいと思います。
posted by olinfo |16:09 |
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2007年09月17日
第八節(9月15日) Metz-Lyon(1-5)
Vercoutre
Reveillere→Clerc(46分)/Squillaci→Anderson(80分)/Bodmer/Grosso
Kallstrom/Toulalan/Juninho/Govou
BenArfa/Benzema→Keita(70分)
4-4-2でスタート。Kallstromが右、Govouが左サイド。BenArfaが2トップの一角に入るのは珍しいですね。
出だしから飛ばすリヨンは早速ディフェンスのマークを上手く外したBenzemaがGovouのパスを受けてゴール(4分)。一旦試合が膠着するも35分にToulalanのロングパスで2対2の状況ができ、BenArfaが粘ってBenzemaにパスを出したところを落ち着いてゴール。三点目もBenArfaからのパスをBenzemaが見事に決めました(37分)。とにかくBenzemaにはゴール前での自信を感じます。7試合で8点。文句のつけようがありません。
前半で0-3。ところが後半開始1分で一点を返されます。相手のパスもシュートもよかったのですが、右サイドの完全フリーの選手にパスが通り、そこからのクロスに合わせられました。ReveillereからClercに代わったところでマークのズレが出来たのでしょうか、Clercは中央にいる相手についていました。そのすぐあと、BenArfaが素晴らしい中央突破。センターサークル付近から3人ほどディフェンダーを引き付けたままPA内に切り込み、ファウルを誘ってPKかと思いましたが笛は鳴らず。明らかにBenArfaの膝にタックルが入り両足で挟まれもしましたが、ちょっと審判が試合を作った感あり。
それにしてもこのBenArfa-Benzemaのコンビは良かったです。前からこの二人の相性の良さは分かっていましたが、改めて証明されました。BenArfaのキープ力と個人技はこの世代(NasriやBenzemaの世代)では群を抜いているように思います。その彼がBenzemaのパスを受けて四点目(59分)。
最後にはJuninhoの半年以上ぶりのFKが炸裂して5点目(87分)。への字型にゴール右隅に落ちました。
最後10分ほどAndersonが出場しましたが、いま一つどのような選手か掴み切れませんでした。無難だった、ということでしょうか。Vercoutreは良かったと思います。
とにかく相手が最下位のMetzという事もあり、至る所でマークを外す動きや素早いパス交換が出来ていました。これが来週のBarcelonaでも出ることを祈るばかりです。4-4-2も前回よりは上手く機能しているように思いました。ToulalanとJuninhoの横並びは、時々バランスが崩れるように見えるのは気のせいでしょうか。二人とも他の選手に合わせるのが上手だと思うので、もっと良くなるとは思います。
ナンシーがようやく初黒星。ボルドーも引き分け、Valenciennesも黒星。首位まで1ポイント差の2位に浮上しました。
早速気の早い話ですが、Lequipe誌がBenzemaが今年の得点王になると思うか、というアンケートをしており、70%の人が「そう思う」と答えています。まだ時期が時期だけになんとも言えませんが、彼のこのペースだと大いに可能性があるでしょうね。去年はL1全体が低調だったこともあり、Pauletaが15得点で得点王でした。同誌の採点でBenzemaは9、BenArfaは8点の高得点でした。
posted by olinfo |00:07 |
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2007年09月13日
9月8日、12日とフランス代表のイタリア戦とスコットランド戦がありました。
この二試合で出場したリヨンの選手は二人。ToulalanとBenzema。調子から言って妥当なところでしょう。どちらも終盤のわずかなプレー時間でしたが。
Toulalanは、VieiraとMakeleleに割って入らなければならず、BenzemaもHenryをはじめ多くの大物FWと競争しなければなりません。素人目にも難しそうなミッションです。Toulalanはリヨンに来てそのプレーが一回り大きくなったのか、代表常連になりました。新聞などでの評価も高く、まだ若いので将来のフランス代表を担ってほしいものです。Bodmerがリヨンに来たとき、誰の言葉だったか忘れましたが、リヨン移籍から代表入りへ、という希望があると例に出されたのがToulalanでした。マルセイユにいたBeyeだったと思いますが、Toulalanが既に長年リヨンでプレーしているようで、リヨンへ行った選手は急にレベルアップするようにすら思えるとリヨンのチームとしての力を褒めていました。Benzemaもリヨンで着実にプレー時間を伸ばし、実績を積めば十分スタメンに食い込める可能性はあると思います。
それにしても、Coupetが怪我、AbidalとMaloudaもリヨンを離れ、代表戦も寂しくなりました。今回召集されたのはClerc、Toulalan、Benzema、Govouの四人です。
直前のスロバキアとの親善試合ではSquillaciがA代表先発と見られていたのに控えのA'戦に起用され、A代表では本来左SBのAbidalがCBで出場。しかもこのA'の試合が良くなかったせいか、今回の予選には選ばれませんでした。イタリア戦でもClercが右SBだろうと見られていたら本職ではないL.Diarraが出場。しかも大活躍だったらしく(イタリア戦は見れませんでした)、Clercの代表戦はさらに遠のきました。まぁまずリヨンでしっかり試合に出てもらわないといけないということでしょうね。
リヨンの右SBはReveillereとClercの競争ですが、どちらも一長一短、決定打がない感じです。安定感のあるReveillereの方が監督もやはり安心感があるのかよく使います。Clercのスピードと攻撃力も魅力ですが、もう一息という感じです。Reveillereは去年ローマのManciniにまたぎフェイントを面白いように決められ、ClercはACミランとのCL第二戦で不用意なパスをChevtchenkoに読まれダメ押しの三点目を献上したのが脳裏に焼きついています。
リヨンの調子が上がれば、もっとリヨンから代表に呼ばれる選手が増えると思います。一時は代表に8人を数えたLyonnais、がんばってほしいです。
posted by olinfo |18:36 |
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2007年09月07日
第六節(8月29日)
Sochaux-Lyon(1-2)、見ごたえのある試合でした。
先発は
Vercoutre
Grosso/Bodmer/Squillaci/Reveillere
Kallstrom/DosSantos(→Keita61分)/Toulalan
Benzema(→Clerc78分)/Baros(→Remy90分)/Govou
どっちも負けたくない気持ちが出ていて、攻守の入れ替わりが激しく、ゴール前まで持ち込むシーンも多くて、いい試合でした。Lyonの二点はゴール前でこぼれたボールをBenzemaとBodmerがどちらも足で決めました。Sochauxは一点取られた直後に縦パス一本のカウンター。BodmerがPA付近でユニフォームを引っつかんで得たPKをきっちり決めました。ユニホームをつかんだ位置はPAの外で、ぎりぎりのところで手を離したように見えましたが、審判はPKにしましたね。
今回は中盤が非常に安定していたように思います。特に後半は一対一では殆ど負けなかったのではないでしょうか。FabioSantosが下がった後、今日のキャプテンGovouが珍しく中盤トライアングルの一角に入りましたが違和感なかったです。Grosso、今までにも二、三本ありましたがこの日も素晴らしいクロスをBarosに出してました。低くて速めのパスでしたが、Barosの足にピッタリと合いました。残念ながらミートせずにゴール上にそれていきました。数はまだ少ないですが、あの精度のクロスをバンバン出してくれれば得点が増えると思います。
このCBが足りない状況で、移籍してしまったAbidalがフランス代表でCBでプレーしているのはなんとも皮肉です。しかもLequipeのインタビューで、むしろこっちの方がいいかも、みたいな自信ありの発言していました。自分の長所であるスピードを活かして早めに危険の芽を摘み取れると思う、みたいなことを言ってました。話それますが、この生粋のリヨン人でさえ、Wiltordと同じくAulas会長には辟易しているようでしたね。(Wiltordは辟易をゆうに越えている感じでしたが。)
posted by olinfo |06:06 |
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