2010年02月11日
『真下投げ』で子供たちの投げる力を高める
埼玉県教育委員会主催の『子どもの体力向上フォーラム』に出席しました。なんでも埼玉県は全国体力・運動能力・運動習慣等のテストにおいて、ソフトボール投げは、男子は47位と最下位、女子は45位だとか。 子供たちの基礎体力低下の傾向は、総合型地域スポーツクラブや学校イベントなどを見ていて感じます。『投げる、跳ぶ、走る』がかぎこちない子どもがとても多いのです。これは競技スポーツをする際の課題にもなってきます。 例えばバスケットボールや野球をするにしても、基本的な体の動きづくりを学ぶ場やそれを反復する場がないままだと、きちんとした種目のスキル習得ができないし、基本的な体の動きのベースなしでやり続ければ、伸びないばかりでなく、体の故障・障害にもつながります。 ただ、それをどうしていくかが大切なわけで、今回のフォーラムでは地域行政の取り組みや大学と総合型地域スポーツクラブの連携による調査報告などがされていました。 そして興味深かったのは、「真下投げ」について、伊藤博一氏(東京大学大学院 身体運動科学研究室 助教授 体育科学博士)が基調講演でされたお話です。 自分はこれを知らなかったのですが、肩や肘の故障・障害の対策としても有効であり、投力向上にもつながるとのことでした。『真下投げ』のイメージは、昔なつかしい『メンコ』をする動きづくりのようです。 現在は特にバスケットボールを専門としているものの、中学校時代までは野球をしていて、ボール投げは得意な方である自分も小学低学年時期にはよくメンコをやりました。確かにそういったことが教えられずとも知らず知らずに投球動作ができることにつながっていたんでしょうネ。 そういうことから、なんとなくできていた自分たちのような世代とは異なる子どもたちへの指導は自分たちの世代と同じではいけない(基本はキャッチボールだ。といきなり動きづくりなしで投げさせるなど)という言葉には納得。 まぁ自分がみている子供たちの現場では、まともなキャッチボールやパス(片手のショルダーパス)なんかもできない子供たちが多くいるので、常に動きづくりを意識していますが、投げる動作の動きづくりとして真下投げも取り入れてみようかなと思いました。 子どもの外遊びの減少により、それ代わる学ぶ場は、やはり必要です。調査報告にもあった、学校体育だけでは不十分という話は、自分も感じます。そして、前述したように競技スポーツをする際にその種目以前の課題であり、そもそもこの『投げ方を知らない、投げる場がない』をどうしていくのかは、もう少し真剣に『学校、家庭、地域』で考え、連携した場づくりを当たり前のものとしアプローチするべきだと感じます。
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posted by old-rookie |01:28 |
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